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天体写真にも僅かながら流行というものがあります。 撮る機材もある程度そうですが、それ以上に年によってよく撮られる対象というものがあるわけです。 それはたいてい天文誌掲載常連さんといった国内トップクラスの方たちがネット上で新しい作品など公開されたとき、ちょうどいい指針が示されたとばかり多くの方が自分にはどのくらい撮れるんだろうと挑戦するからと思われます。 もうおそらく2年以上前、そうやって多くの方がこの周辺、オリオン座のバーナードループの一番濃いあたりを挟んで右下にウルトラの星がある設定で有名な青白い
takuro.nさん、こんばんは。 うわ~っ!これはまた鮮やかで、キレイですねぇ。見ているだけでワクワクしてきます。 この右下の青いのが、私の世代では誰もが名前は知っているけれど、場所を知らないというM78星雲なのですね。天体をやっていない友人から「今度はウルトラマンの故郷M78星雲を撮ってみてよ」と言われて、「そのうちね」と答えていたのですが、330mmでもこんなに小さいのでは、ちょっと私の手にはおえそうもありません。良いものを見せていただきました。それにしてもバーナードループもこんなに鮮やかなのですね。 先日教えていただいた光害アプリで近所を調査中です。いつも行ってる場所(自宅から10分弱の所)は南は結構いいみたいです。 これからもよろしくお願いします。
2014年11月13日18時06分
カイヤン二世さん、ありがとうございます(^^ゞ 今回はマイナス面全て無視して意図的にコッテリ仕上げてみましたので(^◇^;) M78星雲とウルトラマンの関係は微妙ですね(^_^;) 昔は系外銀河のことも星雲と呼んでいて、その名残は未だにアンドロメダ大銀河のことを大星雲と付けて呼ぶ人が多いところなどにも残ってますが、その時代の人達はM78星雲と聞くとまるで銀河系からはるか離れた別の系外銀河から来たかのように錯覚してしまうと思います(^_^;) ところが実際のM78星雲は御覧の通り銀河系の中どころではなく地球から結構ご近所さんで、しかも星の集まりではなくガス雲が近くにある星の光で輝いてる反射星雲と呼ばれる散光星雲の一種なわけです(^◇^;) まあこんなこと当時知ってる人などほとんどいなかったに違いありませんが、知ってしまうとちょっとがっかり感と違和感が(^_^;) そのM78星雲は単体で撮るとなると面白いのはやはり500ミリくらい以上でしょうね~ でもそれだけ撮ると白っぽい反射星雲を割くように走る暗黒帯だけですから見せ方は結構難しく、こういう画角で撮るのが賑やかでいいかもしれませんが(^◇^;) 南の撮影地はせっかく南に特化するわけですから出来ればそこから海の間には街灯も無いというような所が理想です。 こういうこと含めやはり一度夜も昼も下見に行くのが肝心ですが、近所であればそういうこともしやすいと思いますのでがんばってみて下さい(^^ゞ
2014年11月13日19時22分
怒涛のアップで本当にたくさん撮っていたのですね。これもまたカラフルで、不思議なことに前回の分はちょっと好みより彩度が高すぎると思ったのに、こちらは気になりません。しかし彩度だけ見たらこちらの方が上だと思うので、理由は不明です。それにしても、一画面の中に色々な色があり、対象も輝線星雲あり、反射星雲あり、分子雲あり、名前は忘れましたが散開星団みたいなやつあり、星の色もいろいろで素晴らしいです。 カブリ補正は、こういうところはうちからだとほとんど不可能な領域ですから、逆にここまでできているのがすごいと思います。 こちらは今日と明日は晴れそうなので、例の鏡筒でスバルでも、、と思って撮っていますが、月の影響か空が明るいですね。1600の4分で真っ白です。しかし星の存在はかろうじてわかるので、そのまま撮っちゃっていますが、難しいかも?
2014年11月13日21時12分
yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 久しぶりに9月に行ったときはほんとリハビリって感じでぼちぼちやってたんですが、今回はやる気になってしまっていつもより早めに出発し、撮影そのものもちょっと早いめから薄明ぎりぎりまで(^◇^;) ほんと撮れるだけ撮った感じです(^_^;) そして気が付けば今はもう満月も過ぎ、もう次の計画立てないといけない時期になって焦って処理してますが、実はまだもう一つ残ってたり(^◇^;) 今回のは色彩強調マスク相当試行錯誤しました。 StellaImage上では色がアッサリしてて分からないのでいちいちTIFFにしてCSで確認したり。 その過程でこの設定だと輝星は肥大するし輪っかも付くことも分かったんですが、今回はあえてこれで(^^ゞ 思ったよりどぎつくないのは補色が強い、つまり感じとしては原色より渋い色で表現してあるからだと思います。 しかしそれもこの画像落としてヒストグラム見て貰えれば分かりますがカラーバランスがまったく普段と違い、崩さずにこういう色調に持って行くのはだいぶ試行錯誤してます。 一箇所がよければそれでいいわけではないですからね(^_^;) カブリ補正も3種類のソフトとブラウザで開き、遠くから見たり近くから見たり、相当微調整はしましたがもうこれ以上は分かりません_| ̄|○ ここで見ると右上の方が明るいかなとも見えますが、そちら方向はガスが薄くなってるのでこれで正しいのかもしれず、もうほんとこれ以上は無理って感じです(^_^;) でもおかげで雰囲気だけは私の記憶にある達人方のものに少しは近づけたかなと(^◇^;) それにしてもやはり撮ってましたか(^○^) 天気は良さそうですしおそらくそうではないかなと(^。^) しかしさすがにまだ月が大きく、処理しても厳しいと思いますが、撮ってみることで分かってくるその鏡筒の癖やコツもありますし、新月期までにそういう部分をものにしてしまいたいところでしょうか(^^ゞ
2014年11月13日22時21分
takuro.nさん、お返事、ありがとうございます。 M78星雲、私も地球から遠く離れた所だと思っていました。そんなに近かったとは…。確かに少しガッカリですね(笑)でも、天体写真を始めたお陰で、そういうこともわかるようになり、何か嬉しい気もします。宇宙戦艦ヤマトの「バラン星」も「アルデバラン」のことだったのかなぁなんて思いながら、星空を眺めています。 近所の調査も実際に足を運んで頑張ってみます。
2014年11月14日00時36分
こんばんは。 昨日はPCの電源も入れる時間がなかったです。でも雲の合間の超綺麗な星空は夜中に見に行きましたけどね。(笑)風は半端じゃなかったです。今日は出張で東京ですが先月末にはたくさん撮影されてたんですね。ちょっと色味が濃いようにも見えますしM78に関してはやはり枚数がもっとほしくなるかな?と言う感じで見てますが、バーナードループはこれだけ色が出てると素晴らしいですね。ただこれは別のPCで見てみないことには何とも言えないところでもあります。ここの所自分が撮影できてないこともあって皆さんの画像を拝見して楽しんでるわけですが、画像処理に関しては見てるだけでとても勉強になってます。なんか処理は一番苦手なところなんですが、見てるだけで苦労してる感じとか伝わってくる感じです。結局は枚数なんだな?と思ってみてますが、私は次回撮影できるようになったらとにかく枚数を稼いでみたいです。 今後も期待してます。<(_ _)>
2014年11月14日22時10分
Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ こちらでは冬になると偏西風強くなっててきめんに風強くなりますが、そちらでも冬になると風が強くなるんでしょうか。 だとするとやはり偏西風の影響からは逃れられてないんですね~ そういえば以前風で海から白い泡が飛んでくるとかって話でしたっけ。 厳しい(^_^;) この画像は普段の私よりはるかに彩度上げてます。 今回はもうここを撮ったときからの予定でした(^^ゞ M78のトーンジャンプもこれだけ上げたら当然出ますがこれはもうラチチュードの限界越えてますから枚数でも救済出来ないと思います(^_^;) 本来ならやはりモノクロ冷却CCDの16bitデータでやるべきことを無茶なの承知の上で(^◇^;) でも全体の透明感はやはり枚数撮れば出てくるでしょうね~ この夜は久しぶりにモチベーション上がってまたまたたくさん撮ってしまい、普段ここではしょっちゅう一晩1対象などという話してるくせに恥ずかしいことです(^_^;)
2014年11月15日01時28分
天候だけは明日も晴れるという保証がないだけにアッチコッチ向けたくなるのは私も同じで、またそのようねメリットもあってデジ一で踏ん張ってるんですが、上で書いた枚数を稼ぐというのもはたしてできるのか?ちょっと不安です。特に今シーズン撮影できてないだけにアッチコッチ向けちゃうんじゃないか?とも思ってますが、風さえなければ2台体制で踏ん張りますよ。風はそちらに比べたらこっちのほうが強いかと思ってますが、そちらも山の上に行けば強いんでしょうね~!こっちは高い山こそないけど太平洋のど真ん中にぽっかり浮かんでるような島なのでどこに行っても吹きっさらしです。何とか建物の影とか利用しながら踏ん張ってる状態で、気温以上に体感温度が低いという過酷な条件です。でも氷点下になることはまずないし皆さんそれぞれ苦労してるのはわかりますよ。マジでドームとかほしいです。<(_ _)>
2014年11月15日12時12分
Marshallさん、まあ趣味のことですから枚数稼げるときは稼ぎ、対象たくさん撮りたいときは撮ればいいわけですが、いざ処理しはじめるとやはりもっと枚数あればと思うのは毎度のことですね(^_^;) そういえば以前買われてたテント型ドームみたいなのは試されたんでしょうか。 ちょうどそのあたりから私ここ来てなかったので(^_^;) さすがにあれでも駄目だったでしょうかね~(^_^;)
2014年11月15日21時39分
こんばんは。TOMITAさんの星幕ですね。実は一度も使ってないんですよ。鏡筒がテントの上に出てしまうので意味がなさそうに思えるのと、風対策用のテントですが、テントが飛ばされないようにする対策のほうが困難でまだ使ってないんです。もちろん内部下面にも一体シートが張ってるので機材を入れちゃえばテントが飛ぶことはありませんが、上部の開口部周辺を動かないようにロープ等で固定するんですが、撮影地がアスファルト上と言うこともあってアンカーピンも打てないし何か錘でも持って行かないとなんです。バッテリーを錘にしてロープを張るつもりですが、早い時間帯から出かけられたら使ってみます。中はかなり広いので人間の風よけには最高です。(笑)
2014年11月16日02時09分
Marshallさん、なるほど、どんな道具でも一つ増やせばそれだけ手間がかかって面倒にもなりますが、テントは思った以上におおごとみたいですね(‥;) 底があるんでは雨のこと考えると張りっぱなし出しっぱなしにも出来ないですし、毎回となると(^_^;) そちらの天候考えるとチャンスに手間取らずにすぐ準備出来ることも大事なようですし、良い場所があればしばらく借地してプレハブのスライディングルーフでも置いてしまったりとか(^_^;)
2014年11月16日17時52分
takuro.n
反射星雲M78と、左上には顕著な暗黒帯があるLDN1622という散光星雲のあたりを撮っていた時期があります。 かくいう私もそういう流れに乗って一度200ミリのカメラレンズで挑戦してみましたが、その頃はカメラレンズに使ってるスカイメモもひ弱な純正三脚と微動部だったために長時間露出をかけられず、おまけに南は撮れると信じて行った撮影地が遠くに風力発電の風車が10基ほども立ち並び、なんとそれのてっぺんに全部明るい航空認識灯らしきものがピカピカ光ってるなどという状況。 それ対策に急遽光害カットフィルター付けたこともあって露出は足りず色は出ず、今から思えば箸にも棒にも引っかからないような写真になってしまった悲しい思い出があります。 そもそも指標になるような人達はモノクロ冷却CCDという天体専用のカメラで暗い空の下、一晩1対象など限定してトータル4時間も5時間もかけて撮ってるわけですからこれはもう端から比較にもなってませんでした。 それ以来ここはずっと気になってたんですが、その後長焦点鏡手に入れてそちらに気を取られてしまったこともあり、いつの間にか2年も経ってしまったわけです。 しかし今回久しぶりに短焦点鏡を使ってみる気になり、しかも行ったところは南東がきれいで時期的にも最適。 これはもう撮るしかないと4~5時間には敵いませんが一応8分×16枚、トータル2時間8分露出してみました。 ところが・・・ この日はもう何回も書いたように相当な強風。 帰って見てみると16枚中6枚が風でガイドが飛んでしまって使い物にならず_| ̄|○ この鏡筒のレデューサ焦点330ミリで、ピラーにする前は三脚から、ガイド鏡も以前はより大きく風の抵抗にもなるものから使ってきてこれほどガイドが飛んでしまったのは記憶にありません(>_<) ここは見ての通り淡いところまであぶり出してこそですからこれは致命傷かなと思いましたが、せっかく撮ってきたしこれはもうノイズでボロボロになるのには目をつぶって記憶にある画像に挑戦してみました(^_^;) デジタル現像と色彩強調マスクをいつもより強くかけたので輝星は肥大したうえ輪っかも付いてしまいましたし、M78星雲もだいぶ飛んでつぶれてしまいました。 拡大して見ればもうザラザラです。 そのうえここまで全面に赤い星雲が広がってるとカブリ補正が正しいのかどうかも分かりませんし、カラーバランスもいつもとはだいぶ様相が違い、そこらへんはもう今回は自分の感と作為混じった仕上げになってしまってます。 でも記憶にある画像はこんな感じだったんですよね(^_^;) もしかするとだいぶ美化され大げさになってるかもしれませんが(^◇^;) そのくらい私にとっては魅力的なところでもあるわけですね(^^ゞ FSQ-85EDレデューサ焦点330ミリF3.9にAstro60Dをつけ、ISO800で2014/10/29の01時42分から撮った8分露出10枚を、RAP2、CameraRaw7、StellaImage7、CS6と通して処理。
2014年11月13日17時45分