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オリオン核心部

オリオン核心部

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    B

    11月は1度だけ、20日の晩に撮りに行くことが出来ました。 それからもう2週間。 まあ試合や忘年会でバタバタはしてましたが、でもずっと処理はしてました。 しかし今回の画像はもうこれまで経験したこと無いくらい難しく、どれだけやり直してもこれでいいのかどうか分からないので自信は無いながら一応完成ということで上げてみます(^_^;) 難しかった理由は幾つもあり、まず今回は6Dにこのレンズを使ってみたかったのと、今まで何度もこのあたりを撮る度になんかあるなと気になってたこの写真中央右側の青いモヤモヤを撮っ

    コメント17件

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    takuro.n

    てみたかったのでこの写野を選んだんですが、おそらく相当淡いだろうと16枚セットして連写を始め、その後知り合いが来られたのでそちらにいって喋ってたら・・・ なんと途中でスカイメモの電池が切れてました_| ̄|○ 実はつい先日ここで同じスカイメモを使っておられる方のところで今まで電池切れになるまでほっといたことはないなどと偉そうなこと書いた直後に(>_<) カイヤン二世さん、すみませんでしたm(__)m おかげで9枚しか撮れておらず、ほんとなら撮り足しておくべきところでしたが、例によってもっと撮りたいものがあって断念。 おかげでここまで色を強調するとカラーノイズも浮いてしまってわけ分からんことに(・_・、) そしてこの画像よく見て貰えると分かるようにこの中でガス雲がかからずバックグラウンドが素通しで見えてそうなのは上辺の極々一部のみ。 こんなのカブリ補正が客観的に出来るわけもなく、ほとんど最後まで処理してみてはやはりちょっと違う気がすると、何度も何度もカブリ補正からやり直してたんですが、どうも4辺共にちょっと明るくなるんです。 それをカブリ補正で何とかしようとしてたんですがどうにもならず、もしかしたらこれはAPS-Cと違ってフルだとセンサーがミラーボックスいっぱいの広さなのでボックス内で何らかの反射があって辺の部分が明るくなるのかもしれないと思い、この焦点距離のレンズでは初めてフラットを撮ってみたらいっぺんに解決_| ̄|○ そこまで一週間近い苦労はいったい・・・・ しかし色ムラが浮いてる上にバックグラウンドが見えないのではカラーバランスも取りようがなく、その後もやってみては微調整のためにカブリ補正からやり直すことを続けたんですが、元画像のクオリティとしては今までカメラレンズで撮った中では最も綺麗な星像が得られ、フルサイズの恩恵か色乗りも素晴らしかったのでどうしても諦められずになんとかここまで(^◇^;) おかげで懸案の薄青いモヤモヤもこうなってたかというくらいは浮かび上がりましたし、これからのためのファインディングチャートくらいにはなったかと(^_^;) 主なところだけでもバーナードループにウルトラの星雲M78、馬頭星雲に燃える木星雲、オリオンの大星雲に魔女の横顔星雲、それにそれらの間を流れ漂う微妙に色味の違うガス雲の重なり。 ほんといろんな焦点距離で切り撮って飽きないところですね(^^ゞ スカイメモにEF135F2Lを付けたseo6Dを載せ、2014/11/20の23時22分からISO1600F5.6の8分露出で撮った9枚をRAP2、CameraRaw6、StellaImage7、PhotoshopCS6と通して処理。

    2014年12月07日17時11分

    はな子

    はな子

    すごいですねー。 大きな画面で見てもノイズがなくつるつるですね。すごい。 三ツ星と魔女の間に、あんなもやもやがあったんですね。 やはりこういのは、改造カメラじゃないと難しいですよね。 もちろん、画像処理の腕も。。 またすばらしい写真みせてください。楽しみにしております。^^

    2014年12月07日17時47分

    HUQ

    HUQ

    紅と蒼の対比が、なんとも美しいですね~ 蒼の中にも紅が、紅の中にも蒼があるのが、またいいアクセントですね。 特に右半分、蒼の領域。苦労の甲斐ありましたね。 しかしこれを見て、局所的に望遠で撮るとき「グレー取る場所無いじゃん!!」と思ったのは私だけでは無い筈。(笑)

    2014年12月07日18時16分

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    かづき

    こんにちは。 seo6DとEF135/2.0Lの組み合わせ、良いですね~!星像が小さいし、魔女の背景の赤いガスが妖しさ醸し出してますね。 某ブログでこのレンズとx2で4枚モザイクの素晴らしい作品を拝見させめもらってから、この画角はあこがれでした。古いとはいえ、やはり素晴らしいレンズですね。勿論、ウデがあってのものですが(^_^ゞ

    2014年12月07日18時28分

    toshi_k

    toshi_k

    バーナーの赤と青の対比が素晴らしいですね。まるで戦国合戦の様相です。目指すショットです。

    2014年12月07日19時29分

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    takuro.n

    はな子さん、ありがとうございます(^^ゞ まあこれをツルツルとは言わないと思います(^_^;) 予定どおり16枚撮れてれば単純にノイズはこの半分くらいまで落とせてたのでもう少し何とかなったんですが(>_<) このあたりの赤い部分は確かに改造カメラであればそう難しくないですが、青い部分は改造かどうかよりも空です。 勿論光害が強ければどちらも難しくなりますが、波長の短い青い光は赤に比べてより埃や水蒸気など障害物に弱く、空の綺麗な所に行けば改造機でなくても写ります(^。^) しかしこのモヤモヤは結構淡く、存在そのものは写っても青い色を綺麗に出すのは相当大変ですが、そちらの空なら可能性あるかもです(^^ゞ まあそのためには露出時間と枚数たっぷり必要ですが(^○^)

    2014年12月07日19時27分

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    takuro.n

    HUQさん、ありがとうございます(^^ゞ 青い星雲そのものが少ない中でもこのようにモヤモヤ区切りがないというか手がかりのないものは他にあまり知らず、カラーバランスとカブリ補正がこれほど難しかったのは初めてです(^_^;) ほんとにバックグラウンド無いですからね(^◇^;) ちょっと黄緑がかって一見カラーノイズかと思うようなところもほんとはごく淡いガス雲があるせいでそう見えるんだと思います。 カブリ補正が合うとでてくる淡いところ、あるんですが、カブリ補正に使ってるStellaImageは彩度の表現弱いのでどんなにレベル切り詰めて強調してやっても最終的にPhotoshopでやってみないと分からないのが辛いところで、その度にStellaImageに戻ってカラーバランス取り直してはカブリ補正やり直し_| ̄|○ これではもういくら時間あってもキリありません(^_^;) でも私は遠征して撮ってますのでその空の良さを活かすためにもこのくらいがんばらないとなと(^◇^;)

    2014年12月07日19時39分

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    takuro.n

    かづきさん、ありがとうございます(^^ゞ このレンズ、6Dにして改めて良さを見直しました(^。^) 一般的にはポートレート系に使われることが多く、開放での柔らかさが評価されることが多いと思いますが、ここまで絞り込むとフルサイズでこの全面の平坦性は相当なものです。 シャープさや色収差の少なさはZeissには敵わないと思いますが、色乗りのコッテリ具合なども天体写真ではありがたいですね(^^ゞ かづきさんもついに護摩段にも行かれたとのこと、南天低くは撮れませんが、あそこの東天の開け具合と光害の無さは関西随一と思います。 ほんとは冬の星座の昇ってくるこの時期、もっと行きたいところですが、確かもうそろそろチェーン規制になるはずで、ほんとならふたご群はあそこで見たいところですが行けるかどうかですね(^_^;)

    2014年12月07日19時47分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.nさん、こんばんは。いつもながらため息の出るような美しい写真、圧倒されます。 これだけのものに仕上げるには、空のキレイな所で撮影し、takuro.nさんの処理技術をもってしても、かなりのご苦労があるのですね。135mmの8分できっちり星が点像ですものね。それをスカイメモでやっておられるなんて驚異的です。私など、4分でもキツイです。 私の方は満月撮りの呪縛から解き放たれましたので、来週の流星群撮りを楽しみにしているところです。新品の電池で臨みます(笑)。 これからもご指導、よろしくお願いします。

    2014年12月07日19時56分

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    takuro.n

    toshi_kさん、ありがとうございます(^^ゞ ここが赤だけでなく青も結構あるんではないかと以前から思ってたんですがAPS-Cではなかなか苦しく、かつ南の相当綺麗なところでないと青が出てこないのは分かってたので機会もなかなかなかったんですが、今回ついに撮ってみて思ってたとおり青も相当あると、弱いモヤモヤながらもおそらくこれに写ってる以上に右の方にも弱く続いてるんではないかと、反対の三ッ星あたりでは入り交じってすごい綺麗なことになってるとはっきり分かりました(^。^) この青を意識してないとこの画角で撮ってもコッテリ赤のある左半分に対して右側はスカスカな仕上げにしてしまいそうですが、あると意識すればものすごくやりがいのある画角と思います、っというかでした(^◇^;) 南が綺麗な所ならこの青そのものは無改造機でも撮れますし、露出をかけられる機材を持ってる方にはすごい綺麗な領域と思いますのでtoshi_kさんも是非(^^ゞ

    2014年12月07日19時56分

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    takuro.n

    カイヤン二世さん、ありがとうございます(^^ゞ 電池の件、私もだいぶたくさんのエネループ使い回してますが当然何年も経ってるものも混じってますので劣化してるということ考えてませんでした_| ̄|○ これからは私ももう1回使ったら交換が必要かもです(^_^;) しかし焦点距離的にはフルサイズでの135ミリですから、APS-Cに換算すればほぼ85ミリ。 もうカイヤン二世さんのシステムでも余裕で8分くらい追尾出来ます(^。^) 天の河が見えてるときはその周辺に超望遠でないと面白味に欠ける系外銀河ではないこの天の河銀河系内の対象がたっぷりあり、カメラレンズでもいろんな焦点距離で切り撮れる画角がたくさんあります。 それは特に南天に多いですので、山に上がるのが危なくなるこの時期峰山に拘らず、是非近場で南が撮れるところでがんばってみて下さい(^^ゞ それは光害カブリ補正の練習にもすごくなると思います(^○^)

    2014年12月07日20時05分

    yoshimpc

    yoshimpc

    いやーこれをフラットにするのは大変だったと思います。まずはそこですが、それと、最外層に至るまでの星像の素晴らしさと、なによりここにこれほど広い空間にHa領域があったとは驚きです。バーナードループとM42あたりと馬頭辺りなんか完全にくっついてしまっていて、ここに大きなガス雲の領域があることが良くわかります。おっしゃるとおり、これでここら辺を撮るときにカブリなのか分子雲なのかの判断の目安になると思います。  オリオン座は冬に一番目立つし肉眼でも良く見えて派手な場所ですが、見えないところにこれほどの物があるということが見せられても信じられないような気がします。

    2014年12月07日21時39分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ フラットになってるのかどうか分かりません(^◇^;) カブリ補正やり直してはPhotoshopでほとんど仕上げ、ガス雲が何処まで現れてるかを見てはまた少し方向を変えてカブリ補正やり直しとやってきましたので、とにかく時間だけは異常にかかった割には客観的にこれで正しいという判断が付かず、もう疲れました_| ̄|○ 簡単な対象ならStellaImageだけでほとんど追い込めるのに、こんな難しかったのは初めてかもです(^_^;) それでもまあ大きくは外してないと思いますので、何かのおりにでも参考にしてもらえれば幸いです(^_^;)

    2014年12月07日22時42分

    Marshall

    Marshall

    こんばんは。 この付近はこんな写野で撮影したこともなければ画像も見たことはないですが、雰囲気としては良くわかります。それをいかに表現するかがカギとなるでしょうが、見せたいものを全部表現したと言ったところでしょうか。 パッと見、Bが強いんじゃないか?いやGが・・いいやRが・・何が何だか分からなくなりそうな場所ですね。(笑)でもとても素晴らしいです。電池は充電式エネループのようなものをお使いかと思いますが、6Vのシールドバッテリーを使えば長持ちするしいいと思いますよ。今の私には無縁ですが以前ラジコンで使ってたのでどっかに新品も転がってるはず。(笑) 本命のほうはどこに向けたのか気にもなりますが、それはお楽しみとして期待してます。<(_ _)>

    2014年12月07日23時04分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 私が見てもRGBどれもが強いように見えます(^◇^;) ほんとは全体の彩度を少し下げればよかったんでしょうが、一番気になってる淡い青いモヤモヤに輝度差が無く、これの青い色が落ちてしまうとほんとになんかモヤモヤしたものがあるなみたいなことになってしまうんです(^_^;) これを基準にしたために他が結構きついことになってしまいました(^_^;) それでもどぎつい色にはならないよう注意したんですが、まあちょっとべったり感は免れませんね(^_^;) 普通はこの青に注目する人は少なく、たいてい左半分か、ちょっとマニアックな人でも魔女にいってしまいますからね~ 私もこういうのは見たことなく、だから尚更気になってた次第で(^^ゞ これを綺麗と見て貰えるかどうかは微妙ですが、まあ天体写真やる人なら物珍しさで見て貰えるかなと(^◇^;) この夜撮ってきたのはあと3枚あるんですが、これにかかりっきりで2枚はまだフラットも撮ってません(>_<) そうこうしてるうちに14日はふたご群やし・・・ でも今夜はもうちょっと疲れてしまったのでお休みします(^_^;)

    2014年12月07日23時45分

    nshinchan

    nshinchan

    ニュートンとかの科学雑誌でしか見た事無い写真を個人で撮られてるとは。。。と、感動してるのに、撮られた御本人は納得してないとは。。。 奥深い。。。

    2015年01月30日10時13分

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    takuro.n

    nshinchanさん、ありがとうございます(^^ゞ この日本で天体写真を撮るということは光害で埋もれてしまった中で星を撮るということですし、この地球上から星を撮るということは分厚い大気を通して、例えていえば川の流れの底の石を撮るようなものなんです。 その上現在のデジカメは星や星雲を撮るにはまだまったく性能が足りていません。 そんな中で少しでも美しくとは思ってるんですがなかなか難しいです(^_^;)

    2015年01月30日15時08分

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