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勾玉星雲と髑髏星雲からアリクイ星雲

勾玉星雲と髑髏星雲からアリクイ星雲

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    もう1年近く前にこのあたりをカメラレンズで写し、色々納得いかずに標題を試写としたものを上げ、それ以来今度はもう少し広い画角で、とか、逆に望遠鏡で撮ってもう少し良い星像で、とか考えてて、今回また南が撮れるいつもの所に行くに当たりそこでは毎度強風で長焦点では厳しいのでこれは一番短い鏡筒でこれやるしかないとばかりに勇んで行ってみたら・・・ 無風・・・・ なんか毎年このパターン繰り返してる気がする_| ̄|○ まあ自然相手やからこんなこともあると気を取り直してシステム組み始め、最近ではこの鏡筒をガイド鏡に使う

    コメント12件

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    takuro.n

    ので仕舞い込んでた古いガイド鏡を久々に持ち出し、まだそれには付けたこと無かった新しいガイドカメラ付けてみたら・・・ ピントが出ない(;゜゜) 正直この時点で終わったと・・・・ 超焦って持って行ってる道具全部思い出し引っかき回し、ほんと偶然接眼部光学系入れてるトランクに入れっぱなしになってる安いバローのレンズ部分をとっぱずしたら数センチバックフォーカス稼げることに気が付き試したらぎりぎりなんとか(^_^;) もう体から力が抜ける思いで準備続行(^◇^;) しかしトラブルはこれでは終わらず、この鏡筒を撮影に使うのは久しぶりなので色々忘れててカメラ回転させるにはどのネジ緩めるんやっけとこれかと思ったのを緩めてみたら、スルスルスル~~~カタン・・・・???? ああああああああ~~~~っ!!!!ッ この鏡筒に使ってるレデューサー、汎用性のある焦点距離によって長さを調節するタイプのものなんですが、何度か調整してぴったり合わせてあったそれが緩んで一番長いところまで出てしまった_| ̄|○ 当然何処がジャスピンやったかなんて覚えてない(・_・、) たんにカメラのピントを合わせては試写するのではなく、この調整のためにはカメラを外し、レデューサーを外して長さを調節し、また組み直してという手間があるのでここでもまた終わったかと思いましたが、この日は鏡筒はこれしか持って行っておらず、晴れた星空の下泣く泣くこの作業繰り返し、現地で確認する限りではまあこのくらいならというところまで持っていったつもりだったんですが、帰って確認したらやはり元の精度までは戻っておらず、なんかハロが強くなって星像も気持ち片ボケ気味_| ̄|○ ただでさえちょっと輝星の滲みが大きくシャープさには欠ける光学系なのにより甘い描写になってしまいました(・_・、) それでもなんとかぎりぎり誤魔化しながら処理してみましたが、上下共にもう少し画角が欲しかったりLPS-P2使ったので青が弱かったり、今度もまた試写にしてしまおうかとも思いましたが、今回は一応8枚撮れたしここもとても興味深いところと思うので今回はこれで(^_^;) 右下が勾玉星雲、その左印象的な5個の輝星を挟んで髑髏星雲、中央からちょっと左に傾いて上に伸びてるのがアリクイ星雲、その鼻の先左が散開星団M38、その下の方にも二つほど小さい散光星雲等々、とても華やかな場所なのが分かります(^^ゞ しかしこのアリクイ星雲というのは結構淡く、空の綺麗な所で撮っても光害カットフィルターで赤のコントラストをよくしてやらないとなかなか全容が浮かび上がってこないのでこの画角で撮るときはLPS-P2使うわけですが、この場所の白眉とも言える赤い勾玉星雲の勾玉が曲がるあたりにある明るい星周辺に絡みついたような青白い反射星雲を出すためにはこれは逆効果で、そのうちもっと長焦点で赤と青の対比が美しい勾玉星雲だけも撮ってみたいものと(^。^) しかし・・・ 三つの散光星雲合わせると私の目にはハエの頭のようにしか見えないのは秘密にしたいところです_| ̄|○ BORG45EDⅡにマルチレデューサー焦点距離228ミリF5.1とAstro60D、LPS-P2を付け、ISO1600で2014/11/20の23時7分から撮った12分露出8枚を、RAP2、CameraRaw7、StellaImage7、CS6と通して処理。 ほんとは甘くなった分最後にちょっとシャープをかけたいと思ったんですが、ハロが出てしまってるところが汚くなるので断念しました(>_<)

    2014年12月11日17時33分

    yoshimpc

    yoshimpc

    この趣味はどうしても時間との戦いもあるし、セットアップも暗い中でやるわけですから似たようなことは何度もあります。ていうか昔落としましたしね。しかし片ボケもほとんど気にならないレベルで、全然大丈夫だと思いますし、ハロも大したことがない気がしますがどうでしょうか。それにしても○○星雲というのは、モンキーとか北アメリカみたいに大いにわかるものもありますが、大部分はなぜそう見えるのか良くわからない気がします。例えば未だにどこをどう見るとペリカンなのかもわかっていません。この中だと勾玉はまあいいとしても、髑髏とかアリクイはいったい何で??という気も。髑髏はバラの髑髏のほうがそれっぽいですね。  それにしても淡い赤が美しく、やはり赤の中の青もきれいに出ているから輝き感が出るのだと思います。

    2014年12月11日18時11分

    はな子

    はな子

    takuro.nさんて大阪の方?(^^; なんというかノリツッコミがそんな感じがして。(笑) それはさておき、相変わらずすばらしいです。 228mmということは、私が持ってるレンズでも狙えそうですね。同じように撮れるなんてこれっぽっちも思いませんが。。。 髑髏てなんて読むの?と調べました。わはは。 ああ、なんとなくドクロに見える~なんて、takuro.nさんが書いてるの見たら、それはアリクイ星雲でした。(^^; yoshi-tamさんがおっしゃるように、なぜそうみえるんだろう?というのは、とてもうなづいてしまいました。 ところでそろそろふたご座流星群ですね。 途中で月がのぼってきますが、毎年多く流れてくれるので楽しみです。^^

    2014年12月11日19時11分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ なんかまわりに人がいなくても薄暗い赤いヘッドライトで作業する癖が付いてしまってて、ただでさえ細かいところは見えないので眼鏡付けたり外したり、まあミスはこれから増える一方でしょうね(^_^;) これは勿論ハロも片ボケもある程度、画面いっぱいで見るくらいには目立たないよう修正してあります(^_^;) でもそういうのって等倍で見ると分かる人には絶対分かってしまうので、やるのは最低限ですが(^◇^;) 星雲の見え方、私は結構洗脳されやすい方なのか言われてるものはたいていそのように見えます(^◇^;) 中でもペリカンなんてものすごく分かりやすいと思うんですが(‥;) 赤の中の青、大事なんですよね~ 天体写真ではRGB中目立つGというのは流星や彗星でない限りほとんど無いので、赤ばかりの星雲だと難しいクッキリ感というかメリハリ感というか、そういうものが青があると表現しやすくてほんと貴重です。 でもLPS-P2使うと(^_^;) 最近のD1なんてのはその点どうなのか、気になるところではあるんですが、まあカットする帯域は同じわけで変わらんのでしょうね~(^_^;)

    2014年12月11日20時34分

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    takuro.n

    はな子さん、ありがとうございます(^^ゞ 長いこと離れてましたが生まれ育ちと現在は間違いなく大阪です(^○^) って、ここのトップページ紹介文の中にも書いてあります(^◇^;) ここは天体写真をされてる方もそんなにはおられず、そこでNGCナンタラカンタラとか、Shナンタラカンタラなんて書いたってますます興味持ってもらえんやろし、下手すると鼻につくかなと思ってこういう通称があるものは出来る限りそれで書いてます。 同好者内で話すときは番号の方が分かりやすかったりもするんですけどね(^_^;) でも私自身単純なので通称がどれもしっくり来るということもあるかもです(^◇^;) 日曜はふたご群ですね~ ペルセと並んで期待裏切らない群ですから、私もどこか晴れそうな所行きたいと思ってます(^^ゞ

    2014年12月11日20時41分

    Marshall

    Marshall

    こんばんは。 なんか最初に見た瞬間は、何の鏡筒だろう?が一番先でしたがよく読んでみると45EDⅡだったんですね。私も今使えと言われると同じようなことをしそうな?読んでおいてよかった~。と思ってるところです。 やはりフィルター使いと口径が小さい分ISO感度も高め、露出も長めと言うことで空が良くなければ難しいところですね。でも画像を拝見する限りLPS-P2独特の色味も感じさせず素晴らしい処理だなあ。と思います。これって少しハロが出てたのをマスクか何かで補正してないでしょうか?最近あまり撮ってないけど屈折系でハロで悩まされてるのと私の45EDⅡではハロと言うかフリンジみたいなのが出るんですよね。 色々ハプニングはあったものの確実に成果を残して戻るのには脱帽です。 次も期待してます。<(_ _)>

    2014年12月11日23時15分

    Marshall

    Marshall

    失礼・・ハロ、方ボケ、書いてましたね。よく読んでなかったです。<(_ _)>

    2014年12月11日23時16分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ なんか甘くなってしまったので鏡筒っぽくなく、一見カメラレンズかなとも思わされる雰囲気ですよね(^_^;) 私もまさかこんなことが起こるとは考えてもみませんでした(^◇^;) やはり使ってないと駄目ですね(^_^;) しかし45EDはやはりちょっと暗いですね。 今になってみるとなんでこれでLPS-P2使いやろうと思ったのか自分でもよく分かりません(-_-;) おそらくこの場所の風の強さが相当堪えてたとしか(>_<) ほんとは6Dに入れられる光害カット系のフィルター買ってカメラレンズでやってみたいところです。 このあいだから笠井さんで扱ってるの何度も見てるんですが、干渉系フィルターなら当然広角域ではムラが出て使い物にならないはずで、フルだとおそらく私の持ってるレンズで使えるのは135ミリと200ミリだけになってしまうなと思うとちょっと踏ん切りつきかねてます(^_^;) でも使い物になる感度とレンズの明るさ考えたらやはりこの組み合わせ面白そうで、そのうちには(^◇^;)

    2014年12月12日00時20分

    Marshall

    Marshall

    こんばんは。 笠井さんのフィルターってフルサイズカメラに入れられるタイプのものですか?私も以前から見てるんですが、鏡筒ならわざわざカメラ内に入れなくてもマウント部に2インチを入れればよいし使い方とすればレンズ以外にないのかなあ?と考えると私の場合レンズと言っても広角以外は70-200しか持ってないし必要ないな。と見て見ぬ振りしてます。今になって思えばFFフィルターも数枚買ってますが、あれも余計だったんだと思ってます。最初は何も知らなかったし、まして普通の撮影なら私のところはフィルター要りませんからね。 あとマルチレデューサーはやはり撮影しながら細かく位置を追い込まないとダメなんですね?説明書通りに組んでるだけので私のは調整不足かもしれません。今度暇なときにいろいろ追い込んでみます。<(_ _)>

    2014年12月12日18時48分

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    takuro.n

    Marshallさん、そうそうそれです(^^ゞ 私の場合は遠征派なので望遠鏡2台というのは無理でせいぜい今使ってる強度アップしたスカイメモを同時に使うのが精一杯なので、焦点距離的にはやはりカメラレンズに頼ることになり、そちらにフルサイズ使い始めてからずっと欲しいなと思ってるんです。 今回上げた写真もほんとは6Dにフィルター入れて200ミリで撮ったら画角的にも露出的にも画質的にも余裕やったやろうなと(^_^;) Marshallさんの場合はまさかここまで一気に鏡筒だらけになるとは思ってもみませんでしたからね~ 当初は望遠鏡1台に晴天率考えて少々雲があってもいい星景狙いでカメラレンズも運用されるかななどと想像してたらいきなり望遠鏡2台並べられたのには驚きました(^◇^;) そうなると分かってたらゴースト考えてもフォーカサーに入れられる2インチをお勧めしたんですが(^_^;) あとマルチレデューサーは以前350やっけな、のラインが全部見えるか半分見えるかみたいなところを試し撮りして決めてあったんですが、まさかもう触ることはないと思って印など何もしてなかったんです。 いったいどちらだったかまったく記憶もなく、一応ぎりぎり全部見えるところでやってみたんですが、やはり現地での試写確認では強調度合いがまったく違い、処理してみれば今までになくハロが出てしまっててガックリしました。 そんなには使わないですがやはりいざというときのためにちゃんと合わせておくのは必要と思います(^_^;)

    2014年12月12日22時34分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.nさん、こんばんは。 ぎょしゃ座にこんなにキレイな星雲があったのですね。 星雲の間の輝星、ドクロとアリクイの間、アリクイの鼻先(?)が特にキレイだと思います。 星雲の名前ですが、私も最初、「なんでペリカン?」って思っていましたが、徐々にそう見えるようになってきました。見えなきゃいけないと自分に言い聞かせていたのかもしれません(笑) そんなこんなで、勾玉はもちろん、ドクロとアリクイも、「言われてみれば…」のレベルですが、なんとなくそう見えるようになりました。性格が素直になってきたのでしょうか(笑)

    2014年12月13日01時43分

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    takuro.n

    カイヤン二世さん、ありがとうございます(^^ゞ オリオン周辺やサソリから射手周辺だけでなく、天の河周辺にはあちこちに綺麗な所あるんです(^。^) それはほぼ全て肉眼では見れず、こうやって写真にとって初めて分かるものですので、知ってる方はよほど好きでない限りほとんどおられないんではと思います(^_^;) ある意味改造カメラと赤道儀持ってる人だけが自力で楽しめる世界でもあるんですよ(^。^) そして星雲が通称のように見えるかどうかですが、これは写真処理の方向性にもよるんです。 私は赤だけでなく写ってるもの全て出したい方ですのでノイズが浮いても薄茶色や薄いグレーのモヤモヤまで出そうとして結果的にコントラストが弱くなる傾向があります。 しかしネット上でいろんな赤い散光星雲写真見て貰えれば分かるように、赤い散光星雲撮るならその赤が大事といった感じで淡い部分は落としてしまい、暗いバックグラウンドの上にコントラスト良く赤い星雲の形がはっきり浮かんでるといった雰囲気に処理された写真もたくさんあります。 そういうものを見るとより形がはっきり分かり、なるほど確かに、と納得いくことも多いんではと思います。 まあいったんそう見えてしまえばあとはどんな処理で仕上げられたものでもこれはあの星雲と分かるようになりますので、ようは性格と慣れでしょうか(^◇^;)

    2014年12月13日02時46分

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