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魚眼による秋から冬の天の河

魚眼による秋から冬の天の河

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    B

    処理に手間取りましたが、前回秋の天の河の続きの秋から冬にかけての天の河を(^^ゞ 前回はちょっとコントラスト強すぎたかなという反省の元、今回はだいぶ軟調に仕上げてみましたがどうでしょうか(^_^;) 空の状態は魚眼で撮ると一目瞭然で、明け方のこの時間帯でも光害も薄雲もあちこちに散見され、これらが処理に手間取った大きな理由です(^_^;) 中央天の河の中にぎょしゃ座、右上にこの画像では分かりにくいですがカシオペア座があってそこら辺が秋の天の河、左下には分かりやすく冬の大三角、オリオン座があって、こちら

    コメント23件

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    takuro.n

    へんが冬の天の河と、見える時期の長さに応じて単純に呼び分けられているわけで、実際に別々の天の河があるわけではなく、地球から見て取り巻かれるように360度見える天の河の時期によってだいたい真夜中に見える範囲をその季節の天の河と呼び習わしているわけです。 なので、真夜中に日本から天の河の見えなくなる春には、春の天の河という呼ばれ方はありません(^_^;) この写真では左下一番明るいシリウス方向が南になり、その対角が北、左上が東で右下が西になります。 毎回方向が変わって申し訳ないですが、常に天頂にあるわけではなく地球の自転によって傾きの変わっていく天の河を対角に長く入れるために季節や時間によってカメラを向ける方向は変わっていきますので、魚眼に関してはカメラが傾いている方向を下辺としています(^_^;) この写真で注目してもらいたいのはまずは左下、オリオン座周辺の大物の赤い散光星雲達です(^。^) オリオン座の頭に当たる部分の大きく丸い赤い星雲はエンジェルフィッシュ星雲と呼ばれ、そこだけ拡大して写すとほんとにそんな形ですし、その下オリオン座の中を大きくCの字型に蛇行しているのがバーナードループ。 その左に明るい赤丸がバラ星雲、オリオン座の大星雲も勿論写ってますし、その上三ツ星の一番左の星の周りが赤くなっているのが前に上げた馬頭星雲です(^^ゞ 天体写真を撮るためにカメラを改造するなどという話を聞いたことがある人もおられると思いますが、普通のカメラでは赤の感度が弱く、こういう赤い散光星雲が写りにくいため、天体写真を始めてこういう星雲の存在を知ると、どうしても改造したくなってくるわけです(^◇^;) このカメラも勿論改造機ですが、もしこれと同じ写真を無改造機で撮った場合、たとえばエンジェルフィッシュ星雲はほとんど写らないなどということになるわけです(^_^;) そしてもう一つ注目してもらいたい点は、すでにこれはなんなのかと気が付かれた方もおられるかもしれませんが、ディスプレーからちょっと離れて、1メートルは離れて全体を見てみて下さい。 何か左上から天の河方向に向かって光の帯が放射され、全体に天の河とXの字になっているのが分かるでしょうか。 この撮影地は東から南にかけて光害が強いので、これを撮るにはあまり向かないんですが、黄道光です(^^ゞ コウドウコウと読みますが、詳しくはますます長くなるのでググってもらうとして、淡い冬の天の河よりもっと淡いこれはよほど空の綺麗な所でないと見ることも撮ることも出来ませんが、太陽の軌道と同じ所に見えるこれは宇宙空間の塵が太陽の光を反射して光っているもので、見えやすい時期や時間というものはあり、特に秋のこの時期、明け方の太陽が近い時間に一番よく見えますので、もし空の綺麗な所に明け方前に行くことがあったら、是非東の空を見たり撮ったりしてみて下さい(^。^) これに関してはもう一枚撮ってきてありますので、詳しくは次に上げる写真で(^^ゞ スカイメモに冷却改造50DとSIGMA10ミリF2.8対角魚眼を載せ、絞りF4のISO1600で2011/10/28の4時21分から撮った5分露出4枚をRAP2、CameraRaw6、ステライメージ、PhotoshopCS5と通して仕上げ。

    2011年11月09日13時34分

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    tomozo-

    バーナードループが写っているのはすごいなぁと思ったら 改造機だったんですね。 でも黄道光と天の川のクロスが写っていたり、 豪華な写真ですねぇ。 こんな見事な写真撮ってみたいものです。

    2011年11月09日22時37分

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    NEX-5

    こんばんわ>< とてもキレイですね>< 前のもすごくキレイでしたがこちらの方が好きかも>< 同じような写真でも角度とかで全然感じが変わるんですね>< すごく参考になります>< それとたくさんのコメントありがとうございます>< いつもながら分かりやすい説明でとても参考になります><(どこまで活かせてるか???ですごくきょうしくですが><) 自分なりには理解してるつもりなのですが>< リモコンは必要かなと思ったので初めに買いました>< でも一枚ずつしか撮れないのでやはりNEX-5Nは星野撮影向きじゃないんでしょうね>< ただ今はそれしかないのでこれで頑張ります>< 後、三脚はバンガードというメイカーのだったと思います>< ヒーターは代用品を見つけたのでそれで何とかまかなえるかと>< 極軸望遠鏡も付属で付いていました>< でもうまく合わせられるかが不安です><>< とまぁ何とか機材は揃ったのではないかと思いますが後は撮って見てどんな写真が撮れるかですね>< 最初は散々な写真になりそうですね>< どきどきでもあり不安でもあり早く撮りに行きたいですね>< またUPしましたら感想など宜しくお願いいたしますm(uu) 撮りに行き次第すぐに載せたいと思いますので><

    2011年11月09日22時59分

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    takuro.n

    tomozo-さん、ありがとうございます(^^ゞ まったくいろんなものがたくさん写りすぎて、ある意味雑多な一枚になってしまってますね(^_^;) 以前近場で一般の人も結構やってくる場所で、たいてい車を駐めて降りてきた人達は、すげ~、とか、やばい~、とか叫ぶんですが、ある時、きも!っと叫んだ人がいました。 いったい何がと思って聞き耳立ててたら、なんか星が多すぎて気持ち悪いんだそうです(‥;) ほんとに人の感じ方なんてそれぞれやなとつくづく思いました(^_^;) この写真はほんとに多くのものが写ってしまい、知らない人から見たら汚いだけの写真かもしれません(^_^;) でも、逆に知っている人なら多くのメジャー天体や現象が写っていて、きっと楽しんでもらえると思います。 豪華と言ってもらえるとホッとします(^_^;)

    2011年11月09日23時45分

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    takuro.n

    NEX-5さん、いつもありがとうございます(^^ゞ 天の河を対角に入れた魚眼写真は一見どれも同じようですが、天の季節や時間もちゃんと移ろっていて、写っている対象はしっかり変わっていってます(^。^) ついに赤道儀を手に入れられたわけですから、魚眼レンズと良い撮影地さえあれば同じような写真はいつでも撮れますね(^。^) リモコンはやはりあれでしたか(^_^;) インターバル機能も連続撮影機能もやはり無いようですが、考えてみれば昔はみんなそうで、時計片手にやってました(^○^) しかも今のようにモーターでガイドするんではなく、手動でガイドしながらシャッター操作もやってたわけです(^◇^;) それを考えたらなんてことありませんので、とりあえずなんでも5分露出なら5分露出を30秒インターバル開けて5枚撮っておきましょう。 そしてその日の撮影が終わったら最後にレンズキャップをつけてカメラに外から光が一切入らない状態にしてもう5枚同じように撮っておきます。 これでダーク減算と加算平均コンポジットという天体写真の基本操作のための準備が完成です。 5枚撮るのは最初の1枚を捨ててあとの4枚のセンサー温度を出来るだけ同じにするためです。 同じ理由で露出の5分もインターバルの30秒も出来るだけ正確に、っといっても1秒も違ってはいけないということではなく5秒くらいの誤差なら何ら問題はないので気楽にでいいです。 ダーク減算のためのダークフレームは、ISOと露出時間、そしてセンサー温度が星を撮ったファイルであるライトフレームと同じである必要があるので、もしも違う感度や露出時間で撮った写真があるならそれと同じだけ撮っておく必要があります。 違う感度や露出時間のライトフレームに別の感度や露出時間のダークフレームを使い回すことは出来ませんし、外気温によってもセンサー温度は変わりますので、ダークフレームだけ家に帰ってからというわけにはいかないんです。 このライトフレームとダークフレームを最低4枚、出来れば5枚撮っておく習慣をつけるのがいいと思います。 まあそんなことやっているとすぐにStellaImageというソフトが欲しくなるんですが(^_^;)

    2011年11月10日00時10分

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    NEX-5

    こんばんわ>< リモコンはあれでございました>< それしか無理らしくあんなけボタンが付いているのに使えるのはシャッターボタンだけでございます>< 後、ダーク減算と加算平均コンポジットのことをもう少し詳しく教えていただけますでしょうか??? 要は星を撮ったのと同じ条件の真っ黒の写真を撮るということでよいのでしょうか???? それを画像処理の時に使うということなのでしょうか???? またまた?????の嵐です><

    2011年11月10日00時49分

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    takuro.n

    NEX-5さん、まずは試し撮りしてからでもいいかとも思ったんですが、月のある内に処理の練習も出来ると良いかななどと思ってしまったのでちょっと書いてしまいました(^_^;) ダークファイルについてはその理解で正しいです(^^ゞ 星の写真を撮るとノイズがたくさん乗るのが分かると思いますが、そのノイズには大きく分けて条件が同じなら常に同じ所に出る固定ノイズと、いつどこに出るか分からないランダムノイズの二種類あります。 固定ノイズの一つは1000万もあるセンサーの画素の中には普通に故障しているものもあり、それが常に青や赤に点灯したように写っているものがあり、これを欠陥画素によるホットピクセルといって暗いバックグラウンドの中に目立つことがあります。 そしてもう一つ、ノイズはセンサー温度の上昇とその周辺の電気回路からのノイズ漏洩で出てくるわけですが、センサー周辺には多くの集積回路があり、その発熱がしっかり遮蔽されていない場合にセンサーに影響が出てそのあたりに赤紫っぽい色が出てしまうことがあります。 これらはセンサーに光が当たらずとも同じ条件なら常に同じ所に出ますので、この常に同じ所に出るという固定ノイズならではの特長を活かして、真っ暗なファイルで固定ノイズのみ写ったものを撮っておき、あとでパソコン上で星を撮ったファイルから引くことで綺麗に消してしまおうという手法で、ダーク減算といいます。 もう一つのランダムノイズに関しては、常に違うところに出るという特徴を逆手にとって、ガイド撮影ならではの同じ写野を4枚なら4枚を同じ割合、つまり25パーセントずつの輝度で足すことで、本来あるべき星は4枚全てで同じ所に同じ輝度であるので結果的には元の輝度になり、別の所に出ているノイズは輝度が低くなって目立たなくなるという手法、加算平均コンポジットという手法を使って低減させます。 ダーク減算は厳密にはRAW画像に対して行うことで精密にノイズを消せますが、TIFF画像にしてから行ってもある程度の効果が期待出来ますし、加算平均コンポジットは現像後のTIFFファイルでやれるので、お持ちのElementsでやれるわけです。 まあ細かいことは撮ってきてからということで、こういう赤道儀を使った天体写真ならではの技術のためにも処理ソフトを買ったわけですので、是非それが出来るように枚数を撮ってきて下さい(^^ゞ

    2011年11月10日02時01分

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    NEX-5

    takuro.nさんありがとうございます(>_<) まだイマイチ所じゃなくわかってないですがまずは写真を撮ってきてからですね(>_<) 早く いい天気にならないかな(^-^)

    2011年11月10日02時52分

    cityofhoge

    cityofhoge

    こんばんわ、はじめまして 素晴らしいほしぞらだったので、惹かれてお伺いしました。 こんな一言で済ませると申し訳ないですが、 素晴らしいとしか言いようがないです(^^)!

    2011年11月11日00時38分

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    takuro.n

    ハルヨシさん、ありがとうございます(^^ゞ ここでは天体写真をやっている人はほとんどおられないので、私のこのくらいの写真でも珍しく見てもらえます(^◇^;) こういう写真を撮るところまでは道具さえ揃えばきっと誰にでも撮れます(^。^) しかし、この光害の多い日本でこれだけの画角となるとどうしてもそれから逃れられず、淡い部分をあぶり出そうとすると一緒に写っている光害をそのままにしてはとても強調出来ません。 そこでそれなりに光害被りや色カブリを除去するソフトや技術、感覚が必要になるわけですが、昨今性能の高いカメラを買えば昼間の普通の写真であれば何も後処理しなくてもそのままで十分綺麗な写真が撮れるせいか、後処理に詳しくない人が多いようです。 しかし、デジタルになった恩恵の一つがこの後処理で、特にこの分野では後処理が欠かせず、逆にそれさえしっかり出来ればフィルム時代以上に多くのものをあぶり出すことが出来るのに、そこまでされない方が多いのはちょっと勿体ない気がしてます。 私はそこまでやってこそのデジタル時代の天体写真と思ってますので、すごいと言ってもらえてうれしいです(^^ゞ

    2011年11月11日03時38分

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    takuro.n

    cityofhogeさん、ありがとうございます(^^ゞ 今の日本はみんな忙しい上に世界でも有数の光害国で、星を見て癒されたくても星が見えません。 だから天の河を見たことがないなどという人も多くなってきました。 ましてや宇宙はどんな姿や見え方をしているかなど、ほとんど誰も知らないといっていいくらいの寂しい状況です。 私は宇宙にも多くの造形と美しい色味があることを少しでも知ってもらいたくてここに写真を上げてます。 こういう姿を初めて見た人が多くを語れるわけがありません。 素晴らしいの一言は私の次へのモチベーションです(^^ゞ

    2011年11月11日03時44分

    kenz

    kenz

    すばらしい、 Excellent! 私もどちらかというと、前作よりもこちらの作品の方が好きです。 全てを包み込む優しさみたいなモノを感じたんで^^ それと、いつもながら皆さんのコメントに丁寧に返答されている その姿勢に頭が下がります。これからも素敵な作品期待しておりますね!

    2011年11月11日07時38分

    此花

    此花

    やっぱりオリオン周辺は改造機で撮ると華やかで綺麗ですね^^ この前オリオン座を撮ってみたのですが、かろうじてバーナードループが見えているといった感じで、エンゼルフィッシュ星雲は強調してもあるのか気付けない状態でしたorz しかも迂闊にも極望を落としてしまい、ほぼ使えない状態に…orz 50mm程度ならドリフト法で何とかなるとは思いますが…

    2011年11月11日08時08分

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    takuro.n

    kenzさん、ありがとうございます(^^ゞ 確かにこちらの方が華やかな冬の星座達も入ってきたり見所も多いんですが、何より周辺の地上部分のシルエットが丸くなってるところが魚眼っぽいですかね~(^_^;) こればかりはその時の天の河の傾き具合によるので仕方ないんですが、確かに魚眼と表題までつけてる以上、この方がすんなり受け止めやすいということはあるかもしれませんね(^_^;) まあ魚眼といってもこのような対角魚眼と円周魚眼では画角もだいぶ違うわけですが、私は地上風景ではなく星空メインですし、この中に写っている一つ一つの対象もある程度ははっきり見てもらいたいので、このくらいの焦点距離がちょうどよさそうです(^^ゞ 私のコメントはね~(^_^;) 私喋っても書いても長いんです_| ̄|○ たんなるしゃべり好きなだけで、こちらでの返事もあれも書こうこれも書こうと思ってるうちに_| ̄|○ 詩でもデザインでも良いものは出来る限り無駄をそぎ落としたものっていいますが、私のは完全にその反対です_| ̄|○

    2011年11月11日13時52分

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    takuro.n

    此花さん、いつもありがとうございます(^^ゞ 改造機への誘惑は夏と冬、特にオリオン周辺の大きな散光星雲が写った写真を見かけるようになる冬に大きいんです(^◇^;) 撮ってみると分かりますが、オリオンの大星雲は超明るくて無改造機でも写り、馬頭星雲も露出を重ねたり光害カットフィルターを使えばある程度、バーナードループになると相当空の綺麗な所で撮ればうっすらとは、ところがエンジェルフィッシュになるとこれが写らないんです(^_^;) 赤い散光星雲といってもやはりそれぞれ明るさも違うし、微妙に写りやすかったり写りにくかったり波長の違いもあるんでしょうね。 ところが改造機になるとこれがいっぺんに写るようになり、星野の彩りも一気に華やかになります。 そこにあるのが分かっているのに写し出せないというのは結構ストレスで、それが多くの人を改造機に走らせるんだと思います(^_^;) 赤道儀を使い始めた以上、確率的には此花さんもいつかは手にされると思います(^^ゞ それにしても・・・・ 極望落としたって!!!!(>_<)(>_<)(>_<) 極望外付けの機種は常にその危険性があるんですよね(>_<) やってしまった時はすごいショックやったと思います(>_<) まあ標準くらいまでなら簡易的なドリフト法でもあまり問題はないと思いますが、望遠鏡でやるならともかく、どちらにでも向いてしまう自由雲台上のカメラでやるとなると相当の慎重さと手間がかかると思います。 ここは稼働率やモチベーションを落とさないためにも、ちょっとお高いですがやはり極望だけもう一度購入される方が良いんではないでしょうか(>_<)

    2011年11月11日14時16分

    此花

    此花

    ですね…買い換えも考えてはいるのですが年末年始にかけて保険やらスーツやらで余裕が…orz ボーナスはあまりあてにしたくないですし…とりあえずもう一度出かけてみて様子を見ます。

    2011年11月11日19時04分

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    takuro.n

    此花さん、他の箱形ポタ赤のように簡易極望としての穴が空いていれば50ミリくらいまでは何とかなるでしょうが、アストロトラックの場合はそういう穴はなさそうですもんね・・・ しかし逆に言えばあの赤道儀は耐荷重からいっても精度からいっても中望遠どころか200ミリ、300ミリでも極軸さえ決まれば確実にガイド出来るレベルのものと思われ、そうなると極望はいずれにしても必須。 次のレンズを考える時期になる前にはどうしても買わないといけないでしょうね(^_^;)

    2011年11月11日23時52分

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    NEX-5

    こんばんわ>< 今日ヨドバシに行ったらシグマだったと思うのですが20mmF2.8のレンズが安くで売ってたので思わず買ってしまいました>< このレンズはまだいいほうなんですかねぇ>< お店で色々見てみた中では一番よかったのですが実際星空を撮ったわけではないのでポテンシャルがイマイチ分からないのはあるんですが>< 最近忙しいので全然画像処理も出来ず天気が悪いため撮影にも行けずストレスが溜まる一方ですね>< 久しぶりの基本的な質問ですがこの間言っておられたダーク減算と加算平均コンポジットのことですが 今あるソフトでもその処理は出来るということなんですよね>< またよければ教えていただけますでしょうか??? 宜しくお願いいたしますm(uu)m

    2011年11月12日00時58分

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    takuro.n

    NEX-5さん、もしかしてSIGMAのF1.8三兄弟の一つ、20ミリF1.8でしょうか。 確かにスペックだけ見るとまさに星撮りにうってつけですよね。 安くって幾らくらいやったんかな~ 私がしばらく前に書いたお勧めかなと思えるレンズの中には入ってないですよね。 SONYはちょっと前まで星撮りに使う人はあまりいなかったので、SONYのレンズに関しては情報はほとんど無く、私もはっきりいって分かりません。 せいぜいガンレフの性能試験など幾つかの解像度試験を見る程度です。 でも、サードパーティのレンズであればたとえSONY機につけた星の写真はなくてもそれ以外CANONやNikonにつけたものなら幾らでもあり、それらから多くの情報やデータが得られます。 だから、たとえばSIGMAやタムロンやトキナー、そしてSAMYANGなどのレンズに関しては星に対する適正はたいてい分かります。 しかしそういう情報集めを真剣にやるようになったのはやはり失敗してからです。 最近は星以外ほとんど撮らなくなったために、星のためというつもりで買ったのに肥やしになってしまった10万以上するレンズも6万のレンズもあります。 自分で経験するのは一番の勉強になりますね(^_^;) ここまで書けばいいたいことは分かると思いますが、今回買われたレンズはいろんな絞りで試写されるのがいいと思います。 解放F1.8、2.8、4.0、5.6。 絞りを一段絞るごとに感度か露出時間を倍にしなければ同じ明るさには撮れません。 これが星撮りにおいてはガイドの失敗の確率を多くしてしまったり、ノイズがそれだけたくさん乗ってしまったり、そういう基本的なことを自分の感覚で知るのはとても良いことと思います。 出来るだけ早い機会がいいですね(^^ゞ そしてダーク減算と加算平均コンポジットですが、ダーク減算は厳密にはRAW段階でやるのが正しいんですが、日本語対応でこれが出来るソフトは天文専用の二つしかなく、いきなりそれを買っても意味が分からないと思います。 ちょっとなんちゃってではありますが、現像してTIFFやJPEGで保存したものに対して行ってもある程度の効果はありますので、まずはこれでやってみるのが仕組みも分かっていいと思います。 加算平均コンポジットはElementsだけで出来ます。 そのうちには天文専用のStellaImageを買うにしても、意味が分からなければ使いこなしようもありませんし、いずれにしてもノイズ低減後のトーンカーブ調整など細かい調整はElementsで行いますので、とりあえずは現在お持ちのソフトだけで大丈夫です(^。^)

    2011年11月12日22時39分

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    NEX-5

    takuro.nさん いつもありがとうございます>< またまた基本的な質問ですがそのダーク減算と加算平均コンポジットを単純に合成しちゃうっていう捕らえ方でいいのでしょうか???? またそういうのとは意味が全然違うのでしょうか??? 後、レンズについては色んな撮り方を試してみます><

    2011年11月13日21時55分

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    takuro.n

    NEX-5さん、早くチャンスが来て星の写真、つまりライトフレームと、同じ条件で撮ったダークフレーム、それぞれ4枚ずつ、勉強用に撮ってきたいですね(^○^) 厳密なダーク減算のためにはRAW段階で現像前に出来る天文専用ソフトが必要なのでそれは今は置いておいて、ちょっとなんちゃってですが現像後に行う方法を簡単に書いておきます。 ここでは上で書いたようにたとえばオリオン周辺を画角や設定を一切変えずに連続してインターバル撮影した同じ写真4枚と、それと同じ設定のダークフレーム4枚があるとします。 Elementsの場合、これらを一つのフォルダにまとめておいて8枚いっぺんに開きます。 するとCameraRawが立ち上がって左に8枚が縦に並びます。 その中からライトフレームの中で平均的と思われるもの、たいてい2枚目とか3枚目ですが、ここでは2枚目をクリックして選択し、開かれた状態にします。 この画面でレンズ補正やノイズ低減、レベル調整など、普通に現像時にやることを納得いくまでやります。 このくらいかなという現像が出来たら、左の8枚の上にある全てを選択ボタンで8枚全部を選択状態にし、全てに同じ設定を当てはめます。 これで8枚全てにまったく同じ現像がなされたことになります。 これを全選択のまま下の保存ボタンでTIFFに変換して保存します。 場所は8枚のRAWファイルをまとめておいたフォルダと同じが分かりやすいと思います。 次にElementsに戻ってコンポジット作業に移ります。 まず最初に現像してTIFF保存してある4枚のダークフレームを開きます。 この4枚を加算平均コンポジットして1枚のダークファイルを作るわけですが、一気にやる方法もあるんですがそれだと失敗した時ちょっと気が付きにくいですし、やっていることの意味も理解しにくいので、ここではトーナメント方式でやることにします。 専用ソフトでなくElementsで手動でやる場合はこのトーナメント出来る枚数というのが分かりやすくて重要で、ライトフレームもダークフレームも必ず2の倍数の枚数、出来れば精度を同じにするため同じ枚数撮っておくのが基本です。 4枚のうち1枚を選んで全選択してコピーし、それを別の1枚にペーストします。 ダークフレームのコンポジットに位置合わせは不要なので、このまま右下のレイヤー操作を通常のまま不透明度を50パーセントにします。 これでトーナメントの一つが完成で、仮にこのファイルを1とします。 次にまた今使わなかった1枚を全選択してコピーし、まだ使っていない最後の1枚にペーストし、同じように不透明度を50パーセントにします。 これでトーナメント一回戦が出来上がりで、今出来たものを2とします。 次に、1と2両方ともそれぞれレイヤーを統合し、また同じようにどちらか1枚を選んで全選択でコピー、残った方にペーストして不透明度50パーセント。 これも最後にレイヤーを統合して別名でたとえばダークファイルとでもして保存してダークファイルの完成です。 ここまででの注意点は使ったファイルとまだ使っていないファイルを混同してはいけません。 ちゃんと出来ればおわかりのように4枚のダークフレーム全ての輝度を25パーセントずつ使った、つまりそれだけ平均化されたファイルが出来上がったわけです。 この何枚かのファイルを足してその数で割るという作業から加算平均とか平均加算とか呼ばれるわけで、天体写真においては最も基本になるコンポジットです。 次にオリオン周辺を撮ってきた4枚と、今作ったダークファイルの計5枚を開きます。 まずダークファイルを全選択後コピーして、ライトフレームの1枚にペーストします。 この場合も位置合わせは不要なので、レイヤー操作を差の絶対値にします。 これをレイヤー統合してまず1枚のダーク減算が終わりです。 差の絶対値とはコンポジットした2枚のファイルで輝度が同じ部分を打ち消して輝度の違う部分だけにするコンポジットで、考えれば分かるようにダークファイルは真っ暗な中で撮ったノイズだけ写ったファイルなので、この作業でライトフレームの中から固定ノイズだけが消えるわけです。 これをダーク減算といって、天体写真では固定ノイズを除去するための必須作業です。 これを4枚全てに当てはめ繰り返し終わったら、このダーク減算された4枚をダークファイルを作る時と同じ要領でトーナメント方式に加算平均コンポジットします。 この場合は位置合わせが必要になることがあります。 どんなに強固なシステムでも、ガイド撮影で何分も、トータルすれば何十分も露出し続けると微妙にずれてしまうことがあるわけです。 このズレを見つけるためにはライトフレームを2枚コピーアンドペーストで重ねたときにレイヤー操作をまず差の絶対値にしてみるとすぐ分かり

    2011年11月13日22時53分

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    takuro.n

    ます。 もし2枚がまったく同じ位置に同じ対象があるなら、同じ輝度の部分は打ち消し合うわけですから極端にいえば真っ黒な画面になります。 しかし普通はやはりそこまでうまくいくことはなく、ある程度星の輪郭が分かってしまうような画面になるんですが、これも程度問題で、輪郭がうっすら分かる程度なら十分上等、もし星がずれているのがはっきり分かるようなら位置合わせが必要ですが、この操作に関してはPhotoshopかPhotoshop Elementsの攻略本を本屋で探して、この位置合わせについてわかりやすい解説をしているものがあれば一冊買っておくのがいいと思います。 Elementsはものすごく多機能なソフトで、天体写真意外に普段の写真でもなんでも多くのことが出来ますので、そういう本を一冊持っておくのは悪くないと思います。 さてこうやってダーク減算の終わったライトフレーム4枚を位置合わせも含めて加算平均コンポジットし終わって1枚のファイルに出来たらこれをまた別の名前で保存してコンポジット作業終了です。 ここまでやってはじめて、たとえば今までの固定撮影で普通に撮ってきた1枚の写真を同じように扱えるわけです(^◇^;) ここからもまだカブリ補正とか面倒な作業が続くんですが、まずはここまでのコンポジット作業を覚えて下さい。 慣れてしまえば常に同じ作業のルーティンワークですから、ちょっと時間はかかっても大して難しいことではなくなります(^^ゞ ちょっと長くなったのでほんとは段落で行を開けた方がいいかと思いましたが、それだと全体としてますます長くなるので、これをコピーして読みやすいようにして下さい(^_^;)

    2011年11月13日22時54分

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    NEX-5

    takuro.nさん 早速のコメントありがとうございます。 しっかり読んで勉強したいと思います>< また疑問に思ったところはご質問してしまうと思いますが宜しくお願いいたします>< とりあえずは条件の写真をまずは撮らないといけないですね>< 早く撮りに行きたいです><

    2011年11月13日23時38分

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