takuro.n
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5月5日の夜は初めて実戦投入した鏡筒で何枚もの写真を撮ったんですが、その後出撃続きで疲れすぎてそれ用のフラット画像という補正用画像を撮っていなくて処理出来なかったのを、昨晩やっと作ってみたので取り急ぎまずはちょうど今話題のものを(^_^;) そのやっと撮ってみたフラットがまだイマイチ合ってないようで画像処理としては相当やっつけですが、これはいわば生ものであまり遅くなっても話題性もなくなるので、今回は粗いところには目をつぶって上げてみます(^_^;) 夕暮れ西の空に日本からも見え出す頃はだいぶニュースに
こんな感じになりましたか。 眼視では随分ショボい見え方になってしまいましたが、写真写りは良い彗星ですね。 前の晩に、同じ光学系で撮ったところ、 http://www.geocities.jp/numajiri_comet/2011l4-ngc7822_20130504_45ed2.html http://ganref.jp/m/y_numajiri/portfolios/photo_detail/64147df833fcde3521b3a36ff40bbad9 のようになりました。 明け方には、レモン彗星の方を撮っていたので、こちらは早めの時間帯の撮影です。 以前よりは撮りやすい位置になりましたが、高度は北極星より下なので、天頂近くで撮れればもっと写るのにと思ってしまいますね。
2013年05月11日07時47分
takuro.nさん、おはようございます。 もしかして45EDのデビュー作でしょうか? 評判通りの素晴らしい写りですね。先日上京したときに気になってたんですが、60EDは在庫限りで3本格安で置いてましたが、45EDⅡは置いてなかったのであえて店員にも聞かないで戻ってきました。 パンスターズは暗くなってきたからと諦めてたんですが、きれいに写ってますね~! また出撃前の入念な計画にも脱帽されます。この時間はちょうど私が帰り支度をしてる時間帯でした。 まだまだ星座も星雲も名前も位置も知らないものばかり多いですが、少しずつサイトでも見ながら勉強して色々チャレンジしていきたいところです。 他の2枚もどうしよう?じゃなくて、是非拝見させてください。期待してます。m(__)m numajiriさんの画像も毎度のこと素晴らしいの一言に付きます。たまにサイトのほうも拝見させていただいてます。m(__)m
2013年05月11日10時10分
takuro,nさん、こんばんは。 すっかり気が抜けていましたが・・・パンスターズ、夜中見える位置にいたんですよね。 Borg45EDⅡにマルチレデューサの組み合わせでこんなの取れるのですね。(@.@) パンスターズが、Borgで。まだまだこんなにキレイに撮れるのか!!!と、感動モノです!。 ステラナビで確認したら、たしかにケフェウス座付近に8等星くらいの明るさで居ました。 ちょうど今時期、月がイイあんばいなので、狙ってみたい気分です。m(_ _)m
2013年05月11日19時15分
y_numajiriさん、さすが撮っておられますね(^^ゞ しばらく前のM31との接近時といい、節目節目をしっかり押さえておられるのはもうさすがとしか(^_^;) そのうえすでにレモン彗星までとは(‥;) HPの方拝見するともう撮れるんですね~(‥;) 私はてっきりまだ少し早いかと思い込んでて今回は撮り逃したようです(>_<) ここらへんはやはり専門と年期の違いがはっきりと(^_^;) それにしてもほんとパンスターズはやっと撮りやすいところまで上がってきたっていう感じですね(^^ゞ 最近ではポタ赤持ってる方も増えましたし、そういう人達にこそ狙って貰えるとこれから星の写真への興味もより増すのではないかと思われ、ニュースでも西の空に見え始めた頃くらい取り上げて貰えればななどと思ってます(^◇^;)
2013年05月11日21時58分
Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 実際にはこの夜先にサソリ頭部を2枚撮って最後夜明け前にこれを撮りましたし、直焦点でガイド鏡としてはすでに2回ほど使ってましたので初めて使ったとはいえませんが、撮ったものをお披露目するのは初めてですのでそういう意味ではデビュー作ですね(^◇^;) この鏡筒に関しては以前から書いてたようにシャープさは素晴らしいと評価の高いもので、それを知ってたからガイド鏡だけでなく撮影鏡筒としても使えないかと密かに用意してたわけですが、同時に少し青ハロが出る事も聞きかじってましたので、今回初めてそこらへんの具合も確認する事が出来ました。 使ってるレデューサーは位置調整する事で幾つもの焦点距離の鏡筒に対応出来る可変タイプの汎用性のあるものですが、その固定位置やピントによってもハロの出具合は微妙に変わるようで、今回も元画像見る限りでも三つ撮った対象によってハロの出具合は微かに違うような気がします。 ここらへんはやはりシャープな鏡筒だけに微妙なピントなどの違いに敏感な気がしますので、使いこなしはこれからですね(^_^;) しかし前々から200ミリをLレンズで撮ってきてその派手な光条がどうもしっくり来ず、かつ赤ハロが出やすくやはり望遠鏡で撮るのに比べればシャープさにも欠ける事にいつもがっかりしてきましたので、これは是非使いこなせるようになりたいと思ってます(^^ゞ あとの2枚ですが、フラットをもう一度撮り直してから近々にも処理してみます(^_^;)
2013年05月11日22時10分
chesaraさん、もう夏の星座や天の河もだいぶ昇ってきた、というよりさそり座など明け方にはもう西に傾いてしまいますから落ち着いてる場合ではないです(^◇^;) このあたりこそBORGの焦点距離が活きてくる対象だらけですし、明るく大きいものも多いのでレデューサー付けて短時間で撮れ、BORG鏡筒たくさん持っておられる方にとってはまさに出番です(^○^) パンスターズはそれでもやはり出来るだけ高く昇ってくる明け方に撮るのが良いと思いますが、夜半前にはもうアンタレスあたりも南中しますし、そのくらいの時間になれば場所によっては射手座あたりも撮影を始められ、梅雨に入る前のこの時期は天体写真撮る人にとってはまさにかき入れ時。 是非いろんな所に鏡筒向けてみて下さい(^^ゞ
2013年05月11日22時17分
おはようござます。パンスターズ彗星の拡散した白い尾と真っ赤な散光星雲のコントラストが絶妙ですね。光学系の素晴らしさ、構図の良さに加え画像処理のご苦労もあっての秀作ですね。小生もただいま画像処理に苦戦中で、PCのメモリー不足や手際の悪さで時間ばかり費やしています。従前から1枚のショットでのニコン専用ソフト処理のみでしたが、満足いかずにコンポジットに挑戦中です。ダークフレームは何とかできるのですが、フラットフレームの作り方がまだ理解しきれてなくて、この処理だけとばして加工しています。もしよろしければ、takuro.nさんのカメラレンズによるフラットフレームの作り方をご教授いただけませんか。
2013年05月12日06時53分
toshi_kさん、ありがとうございます(^^ゞ これは性質上元々の露出そのものが少ないので無理な強調も出来ず、逆の意味で処理技術が試されるような写真かもしれませんが、そんなに言って貰えるほどうまくいってるわけでもありません(^_^;) ほんとはもっとじっくり時間をかけたいところでしたが、こういうのはその時のものでもありますので今回はこのへんで上げてみました(^_^;) フラットですが、これは焦点距離により、私も望遠鏡以外カメラレンズでも200ミリの場合はフラットを撮りますが、それ以下の焦点距離では撮らずにStellaImageの周辺減光補正でやってます。 というのは、薄明や曇天を利用したスカイフラットならもしかするとうまくいくのかもしれませんが、ELパネルを使った平坦な光源の場合はやはり広角になればなるほど入射角による光路長の違いが大きくなって過補正やRGBごとのピントのずれも生じ、かえって色ムラの原因になったりもするためで、では撮影後にすぐ薄明フラットを撮ってくればといっても個人的に家業の始まる時間前に帰らなければならないという事情もあってなかなか出来ないわけです(^_^;) というわけで現在は200ミリ以上の長焦点のみELパネルを使って撮ってるわけですが、最初は太陽の位置が分からないくらいの平坦な曇天でじっくり撮ってみられるのがいいと思います。 一番大事なのは光学系の状態が星の撮影時とまったく同じである事で、感度も絞りもピントもフィルターを使ってるならそれも全て同じ状態のまま撮ります。 次に大事なのはムラのない拡散光である事で、一番簡単なのはレンズの前にトレーシングペーパーを何枚か、枚数調整しながら被せられるようにしておきます。 最後にフラットには周辺減光補正だけでなくバイアスノイズ除去作用もありますので、カメラのバックモニターで輝度ヒストグラムが確認出来るようにしておき、星の撮影時と同じ感度で撮った時にだいたい同じか気持ち暗い目の輝度ヒストグラムになるよう、そしてその時に数秒単位の露出になるようトレーシングペーパーの枚数を調整します。 私はだいたい2秒くらいになるよう調整する事が多いですが、薄明や曇天で撮るとやはりトレペの枚数は数枚ではなく何十枚になる事もありますので、この時にトレペが浮いてしまったりめくれたりしないよう注意が必要です。 フラットはなぜか枚数撮って滑らかに作った方が合いやすいので、出来るだけ枚数が多い方がよく、かついらないノイズを入れないためにダーク減算も必要で、このダーク減算をしておく事でバイアスノイズ除去も出来るようになります。 つまり、例えば星の撮影をISO1600でやっているとすると、フラットもISO1600で、そしてそのフラット用のダークも同じくISO1600でSN比を同じにするためにフラットと同じ枚数撮るわけです。 私は普段望遠鏡ではISO1600に統一してますので、フラットもISO1600で32枚、フラット用ダークもフラットとまったく同じ設定のまま32枚撮ります。 そしてパソコンでまずはフラット用ダーク32枚を加算平均してフラット用ダークファイルを作り、次にフラット32枚をそれでダーク減算して開いてまた加算平均する事でフラットファイルを作り上げます。 パソコンの性能的に厳しいなら最初はこれを16枚とかで作ってもかまわないと思います。 厳密な事をいわなければ同じ光学系の状態であればフラットは使い回し出来、一度うまく合うものを作ってしまえば散光星雲処理もだいぶ楽になりますので、是非試してみて下さい(^^ゞ
2013年05月12日16時11分
takuro.nさん,詳しいご指導ありがとうございます。トレーシングペーパーの枚数調整はtakuro.nさんが実際に経験なさった、わかりやすい経験上のレクチャーですね。露光時間やトレーシングペーパーの枚数などのノウハウを参考にさせていただき、来週の休日でもトライします。 どうもありがとうございました。
2013年05月13日01時11分
toshi_kさん、いえいえとんでもない(^◇^;) こういうノウハウは私の手柄なんかではないです(^◇^;) 私がデジタルでこの趣味に復帰した6年ほど前は、確かにまだ情報量は少なかったですしごく一部コアな人達が部分的によりコアに追求した情報をネット上に細切れに上げられてるくらいで、1からの解説ページのようなものは数えるほどしか無く、漁った情報をどのように繋げて使えるようにするのか試行錯誤する事も大変でした。 しかしここ数年状況は激変し、天体写真をやる人達の間ではブログを立ち上げて交流や情報交換を計るのがごく普通になっており、今なら基本的な事であってもいろんなノウハウを探すのはそんなに大変ではないと思います。 まあ私がフラットを試行錯誤し始めた頃はまだここまで情報が溢れてはおらず、思い返してみても二つか三つのページから情報をつなぎ合わせて試行錯誤し、とりあえず今のスタイルに落ち着いたわけで、元々のノウハウそのものはあくまで当時すでにそういう情報をネット上に上げてくれていた人達のおかげで知り得たものです(^。^) 今ではネットで情報発信するのも当たり前になりましたが、そういう事も難しかった時代からノウハウを公開してくれていた先人方にはほんと感謝してますし、今度は私が少しでも人の役に立てればとは思ってますが、自分がほんとに正しく最先端の方法をものにしているかどうかまでの保証はちょっと出来かねますし、環境は人によって千差万別でもあり、あくまで一つの情報、ヒントとして、試行錯誤のとっかかりとしてでも扱って貰えれば(^^ゞ
2013年05月12日20時35分
freelance01さん、ほんとに最近のパンスターズ、一般社会ではもうニュースにもなりませんね~(‥;) 西の空に見え始める頃はあんなに話題になってみんな撮ろうと待ち構えてたのに(^_^;) しかしじつは撮影のしやすさとまだ広がってる尾の具合のバランスでいえば今が一番良い時、ある意味最後のチャンスの時期だったりします。 最近はポタ赤お持ちの方も多いですし、こんな時こそちょっとがんばって100ミリくらいの中望遠で何分か撮ってみられると思った以上の写りですごく楽しめるのにと私もついつい思ってしまいます(^_^;) まあ今年はまだこれから本命が待ってますので、今回はその時のための練習でもあるでしょうか(^_^;)
2013年05月16日05時41分
ジャイさん、ありがとうございます(^^ゞ ほんとはもう少し広角で明るい200ミリのカメラレンズの方が撮りやすかったんですが、この光学系初投入ということと、やはりカメラレンズとは比べものにならないシャープさに期待してこれで撮ってしまいました(^_^;) 流星群もですが、こういうイベント的な天文現象は個人と天気の都合で必ずしもものには出来ないところが悔しいところですね(^_^;) そういえばアイソンもそろそろ明け方撮れる頃になってきました。 こちらは明るさ大きさにも期待大ですね(^。^)
2013年09月23日20時37分
takuro.n
もなってたのが、なぜか最近はあまり聞かなくなってしまいましたが、じつは撮りやすさからいえば今が一番良い時で、じつは私も今回撮ってみるまでまだこんなに尾が広がり伸びてるとは思わず、ちょうど実戦投入したかった鏡筒の228ミリという焦点距離はちょうどいいななどとのんきに構えてたんですが、処理してみればなんの事はない、どうも尾の広がりは上の方が少し切れてしまってるかもしれません_| ̄|○ 今回の撮影地は大阪から南に相当離れた山の中ではありますが、北にはやはり北極星くらいまでは明るく大阪の光害が分かり、出来るだけ高いところまで昇ってくるのを待って薄明開始直前に撮ったのと、太陽に近いところに来ている彗星は地球との位置関係によって見かけの移動速度が結構速く、このくらいの焦点距離でも数分露出すると動いて写ってしまうので、普通に星雲などを撮る時は6~7分で8枚くらい撮ってゆとりを持って強調処理するところを、今回は短めに3分の4枚から処理したのでなかなか綺麗には強調出来ず、バックグラウンドはザラザラですし星雲の色味も美しくはあぶり出せませんでしたが、彗星の姿そのものは結構よく写ってるなと思います(^^ゞ それにしてもこの鏡筒、レデューサーと組み合わせると評判に違わず素晴らしい解像度と平坦性ですが、ただ一つ少し青ハロが出るのだけが残念で、ここらへんはまだしばらくマルチレデューサーの位置調整など試行錯誤が必要そうです(^_^;) この日はあと2枚この鏡筒で撮ってあるんですがどうしよ(^_^;) なお、下の赤い散光星雲は以前ここに上げた http://photohito.com/photo/1394131/ これになり、今は明け方昇ってくるカシオペア座の北極星側に三角形を作るような位置にあります(^。^) BORG45EDⅡにマルチレデューサー焦点距離228ミリF5.1とseo60Dを付け、ISO1600で2013/5/6の2時38分から撮った3分露出4枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage6.5、PhotoshopCS5と通して処理。 この日は関西では素晴らしい天気の上にゴールデンウィーク中でもあり、きっとたくさんの人が撮った事でしょうね~(^○^)
2013年05月11日06時51分