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アンドロメダ大銀河

アンドロメダ大銀河

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    B

    前の写真と同じ夜、PM2.5予報で透明度もあまりよくなさそうだし明け方にはもしかしたら彗星もと思って久しぶりに短焦点屈折持ち出したわけですが、この日行った撮影地は真ん中に池のある高原盆地で状況によっては霧もよく発生するし基本的に湿度の高いところ。 実際どうなるかは行ってみなければ分からないわけですが、フードの威力写真などでも書いたようにこの夜の湿度は久々にすごいものでした(^_^;) 時折通る車のライトの拡散具合を見ても微かに霧も出てるかなという感じで、これはもう天頂付近にある明るい対象しか撮れないな

    コメント19件

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    takuro.n

    とまず一つ目に撮ったのが久しぶりのこれ(^^ゞ もう最初から淡い部分まであぶり出すのは無理だなと思ってましたが、さて処理しようとよく見るとなんかスケアリングエラーで周辺星像が変_| ̄|○ もう処理するモチベーションも一気に下がってしばらくほっておいたんですが、満月期撮影に行けない時に弄る画像が無いのも寂しく、まあこれは練習のつもりでやってみるかなと(^◇^;) しかし始めてみればやはりPM2.5と薄い霧などの影響はあったのかバックグラウンドのカブリムラが激しく、二つのソフトを行ったり来たりでこんなにカブリ補正何重にもやったことないぞってくらい手間がかかってしまいました(^_^;) そして案の定淡い部分やコントラストは上手く出せませんでしたが、なぜか色だけはそこそこ出てくれたのでこれはこれでありなのかなと(^^ゞ フォギーフィルター使った一連の写真でも色味がすごく出てくれます。 もしかしたら薄い霧のせいで色味だけは出てくれたのかもしれません。 まったく何が幸いして何が災いするか、空の具合はその時その場によって常にコンディションが違うので同じ対象でも処理は毎回違ったものになってしまい、どこまでいっても試行錯誤の連続です(^_^;) FSQ-85EDレデューサ焦点330ミリF3.9にAstro60Dを付け、ISO800で2013/11/1の22時35分から撮った8分露出8枚、4分露出4枚、2分露出4枚の計16枚を、RAP2、CameraRaw7、StellaImage7、PhotoshopCS6と通して処理。 天体写真としては本来北である右を上に持って来て縦構図になるんですが、この対象はなぜかこのように横構図で紹介されることが多く、実際その方が見慣れた感もありますので、私もこれだけはいつも横構図にしてます(^_^;)

    2013年11月19日22時26分

    todohLX

    todohLX

    失礼かもしれませんが、素人目には十分キレイです。 色味、浮遊感、立体感、最高です。

    2013年11月19日22時53分

    chesara

    chesara

    takuro.nさん、こんばんは。 これは、ハッ!とするくらい綺麗な色合いのアンドロメダですね。@@.@@ ジュエリーアンドロメダ!!!。 カブリ補正・・・カブリ現象そのものがまだ解っていないレベルですが(-.-;)、重要な要素なんでしょうね。 その補正が出来だせは写真もこのようにスッキリするんだろうなと~~・・・修行します。m(_ _)m

    2013年11月19日22時55分

    yoshimpc

    yoshimpc

    すばらしく美しいアンドロメダですね。スケアリングエラーも等倍で見ればわかりますが、普通に見る分には全然気になりません。でもそれがあっても等倍で見るとさらに美しいです。左下の方の、少しピンクになっているのは散光星雲??結構ちゃんと見えるので、これは心眼ではないと思いますが、どうでしょう。カブリ補正もそんなにかけているとは言われなければ全くわからず、さすがだと思います。先日のものよりこちらのものの方が、中心部がなだらかに明るくなっていて、正しくはどちらが正解なのかわかりませんが、個人的にはこちらの方が好きです。というか、自分がやるとこういう風にどうしてもならないんです。青は微妙に気になりますが、これは霧のせいかもしれませんね。  スケアリングは、画面右が放射状に、左が同心円状になっているところを見ると、左側が少しだけバックフォーカスが長くなってしまったのでしょうか??

    2013年11月19日23時30分

    mochy2005

    mochy2005

    同じ対象でも、ここまで違ってしまうのかと溜息がでます。 しかも、こんなにカラフルなんですね。

    2013年11月19日23時58分

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    takuro.n

    todohLXさん、ありがとうございます(^^ゞ 失礼なんてこと全然無いです(^○^) 綺麗と言って貰えるのは嬉しいに決まってますので(^◇^;) 特に立体感や浮遊感に言及して貰えたりするとがんばってみてよかったと(^^ゞ 勿論私なりの空や元画像の基準はあり、今回はどちらもそのレベルに達してなかったので言い訳タラタラなわけですが、でもそれを何とかするために私の知る限りの技術で救済してるわけですので(^。^) それでもそういう無理のある元画像と処理であることは等倍で見ればすぐ分かってしまうのが星の写真では顕著で、今までは等倍で見れないのをいいことに結構無茶してましたが、これからは常にこのくらい緊張感持ってやらないとなと(^_^;)

    2013年11月20日07時32分

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    takuro.n

    chesaraさん、ありがとうございます(^^ゞ ほんとは中央部あたりはもっと黄色っぽく仕上げたかったんですが、カブリ補正の過程で消えてしまいました_| ̄|○ カブリ補正は大事です。 毎度書いてますが天体写真処理の中で最も時間のかかる、腕が試されるところです。 それさえうまくいけばあとのコントラストや彩度の強調などのレタッチ作業は好きなように出来ます。 でもそのカブリ補正も最後のレタッチで強調して見なければ分からないところもあり、もう少しで完成というところでもっと補正しなければならないところが見つかるのが普通で、そこから追加で補正するとたいていうまくいかないのでまた最初からというのが何度も繰り返されるんです(^_^;) 今回は何度も失敗して最終的にはStellaImageで3~4回補正し、そのあとPhotoshopでレイヤー6枚くらい重ねてと、カブリ補正だけでここまでやったことないかもなどという良い練習になってしまいました(^◇^;)

    2013年11月20日07時40分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 今回はバックグラウンドの赤、黄色、緑のムラがいつもより複雑に出てしまい、それを処理する過程でだいぶ色が消えてしまったんですが、確かに等倍で見るとポツポツと赤っぽいところありますね~ これはノイズではないのでおそらく良い条件で撮れば、LPS-P2でも使って撮れば出てくると思います(^。^) まあそうなると青が出るかどうかという問題もあり、やるなら最近話題になってる新しい光害カットフィルター手に入れてってことになるでしょうか(^○^) 先日の拡大画像のははっきりいって完全に露出不足で自由がまったく利かなかったんです(^_^;) 今回は露出だけは足りてたので上手くデジ現かけれたわけですが、しかしこの対象は写りやすいけどどう表現していいか毎度悩まされる難しさがありますね(^_^;) スケアリングはね~ この鏡筒使うと以前から右が伸びる傾向があり、やはりどこかが傾いてる、おそらくいわれるとおり左がちょっと長くなってるのかなと思います。 当初はシムかませたりして色々試行錯誤してたんですが、レデューサー付けたり外したりする度に変わってしまって再現性も無いので諦めました(^_^;) まあ投稿でもするんなら一度メーカー送って調整が正しいでしょうが(^◇^;)

    2013年11月20日07時49分

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    takuro.n

    mochy2005さん、ありがとうございます(^^ゞ 星の写真ではまず第一はやはり空の良さなんです(^_^;) でも誰もが常に最高の空の下で撮れるわけでもなく、それなりに元画像のクオリティが決まってしまう中で、それぞれがその画像の持つポテンシャルをどこまで引き出せるかに工夫を凝らしてるわけで、だから天体写真では撮影と後処理は両輪というわけですし、後処理まで楽しめるようになってくるとある意味普通の写真の撮影より倍楽しめるということにもなろうかと思います(^○^) 処理技術も奥が深いですし私だってトップクラスの方の話など何を言ってるのかも分からん時も(^◇^;) mochy2005さんにはmochy2005さんなりの撮り方や処理があると思います。 まだまだこれから先が長いですよ(^○^)

    2013年11月20日07時56分

    hiropon_n

    hiropon_n

    美しいアンドロメダです! これで失敗なんですか…orz 処理が上手すぎで感動してますよ(笑)

    2013年11月20日09時29分

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    takuro.n

    hiropon_nさん、ありがとうございます(^^ゞ まあ失敗というか・・・ 普段に比べて相当コンディションの悪い空で撮ったのと、気が付かなかった機材不調のせいで私にとっての平均的なクオリティの元画像が得られなかったということですね(^_^;) どの程度を持って良しとするかは人それぞれですし、これはこれで処理に関してはしっかりがんばりましたので、まあ完全な失敗というわけではないかもしれませんし、ほんとに何も見るべきものが無い、上げても誰の参考にさえもならないと思ったらしっかりボツにしてました(^◇^;) ただ、勿論ディスプレーいっぱいくらいで見た時の印象はとても大事なんですが、それと同時にやはり星の撮影というのが一番小さい輝点を撮る作業でもある以上、やはりそういうミクロ的な部分も大事にしたいわけです(^_^;) トップクラスの方達の写真ともなれば等倍で見ても最周辺までなんの破綻も見られず、バックグラウンドはツルツルスベスベ。 それでこそディスプレーいっぱいで見た時も透明感や輝き感が一段と素晴らしいものになるというもので、私も一応最終的にはそこを目指したいわけです(^_^;) でも現在の私はまだ欲と手抜きまみれで、そういう境地には程遠いことを感じさせられる画像を処理してると失敗というよりがっくりくると言ったほうが正しいでしょうか(^_^;)

    2013年11月20日11時53分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんばんは。 色々ありましたが、無事戻ってこれました。(笑) 移動中で見る暇がなかったのと、戻ってきてからも机の上は書類の山でやっとこの時間帯に見ることができましたが、素晴らしいですね~! 以前の物も何度か拝見してましたが、銀河周辺の表現力には圧倒されます。やはり枚数が物を言うんですかね? ちょっとビックリは、いつの間にどこで撮ったんだろう?が最初の印象でしたが、未処理のものがまだ残ってたんですね。 今後もこのような画像をお手本にしながら処理に取り組みたいと思います。 今後も素晴らしい画像を期待してます。m(__)m

    2013年11月21日01時58分

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    takuro.n

    Marshallさん、お帰りなさい(^^ゞ せっかく作ったポラリエシステムが稼働出来なかったのは残念でしたが、まあ家族旅行では(^○^) オリオン大星雲の一番明るい中にじつはトラペジウムという興味深い対象があるんだけどそれを出そうとすると淡い部分がというのと同じように、明るいけど淡い部分もある対象というのは写真表現としてバランスをどこに取るかがすごく難しいですよね(^_^;) 多くの系外銀河には実際星が集まっている領域の外に放出してるのか引きずってるのか分かりませんがハローと呼ばれるガスなどの淡い部分があり、それはたいていすごく淡くて写真に撮ることそのものも無理な対象も多いんですが、ここの場合はある程度時間をかければ微かに写ってきます。 しかしその淡さは銀河本体渦巻き部分の暗黒帯ガスより暗いくらいで、渦巻き部分のコントラストをよくしようと思うとちょうど消えてしまうくらいなわけです。 またそういう淡い部分というのはシャープ処理で微光星が浮かび上がりすぎたりノイズまで浮かせてしまっても一気に分かりにくくなります。 つまり特にコントラストやシャープさを出したい系外銀河写真では相反する部分、バランス的にどちらを取るか人それぞれ好みが現れる部分でもあるわけです。 ここの処理ではその部分に誰しも悩むわけですが、私は淡い部分まで出すの好きですのでこのような表現になったというだけで、コントラスト重視の処理にすればやはり淡い部分はある程度犠牲になってしまいます(^◇^;)

    2013年11月21日07時22分

    AYATSU

    AYATSU

    俺もこんなの撮りたぁい! ま、無理ですけど(笑) そのかわり、takuro.nさんの見て我慢します(*^^*)

    2013年11月21日21時31分

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    takuro.n

    AYATSUさん、ありがとうございます(^^ゞ さすがにこのくらい撮ろうと思うとそれなりの機材も必要になりますが、見てるだけで我慢してるよりなんとか長期計画で(^○^) 赤道儀使い始めたら次は改造機、そのあとは望遠鏡とはまり込んでいく人も多いです(^◇^;)

    2013年11月22日00時03分

    AYATSU

    AYATSU

    改造機って、カメラのですか? ってか、ここまで撮れる様になるまで何百万かかるんだろ(。´Д⊂)

    2013年11月22日00時17分

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    takuro.n

    AYATSUさん、そうそう、改造カメラです(^^ゞ まあこのアンドロメダや他にプレアデス、オリオンの大星雲など明るく写りやすい幾つかは普通のカメラでも十分ですが、その他ほとんど、私の写真の中でも赤い星雲のほとんどは改造機でないとここまでは写りません(^_^;) 赤道儀使うようになって天の河など撮ってもこの赤が写らないと何となく物足りなくなってくるんですよね(^◇^;) そして機材ですが、この写真くらいであればそんな桁が一つ多いような金額はかからないと思います(^◇^;) 確かに実際撮るとなれば望遠鏡とカメラだけでは済まず、バッテリーやガイドシステム、それにソフトなどかかる費用は思った以上にどんどん膨らみますが、それでも1000ミリなどの長焦点を望まなければなんとか一桁低いところで収まるんではないかと思います(^^ゞ まあそれでも一気に揃えられるような金額ではありませんね(^_^;)

    2013年11月22日01時07分

    さいおと

    さいおと

    これは凄いですね。 私もいつか撮ってみたいです。 まだ色々と勉強中ですが、EOS60Dを持ち込み改造するか、改造されたものを買った方がいいのか少し悩み始めました^^ 改造機も色々あるみたいですが、Astro60Dというのも凄いですね。

    2013年12月03日01時31分

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    takuro.n

    さいおとさん、ありがとうございます(^^ゞ ついに(^○^) でも改造は主に赤い散光星雲が写るようにするわけで、少なくともこの対象ではあまり必要ではなく、無改造機でも同じように撮れますよ(^。^) しかし赤い散光星雲はほとんどは天の河周辺にありますので、星景や星野で天の河を絡めて撮る場合に改造機だとより色味が豊富な写真が撮れるのも確かです。 ただ、そのためには後処理も必要で、そのためのソフトもなどとなるといったん踏み込むとあるところまでやりこまないとなかなか結果が出ないかもです(^_^;) まあなんでも同じでしょうが上には上がというか、深みには深みがというか(^◇^;) 何がきっかけでその深みに踏み込んでいくかですが、改造カメラというのもなかなか良い響きで迷わされますね(^○^)

    2013年12月03日17時17分

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