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青い馬星雲2013

青い馬星雲2013

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    この星雲は以前にもここに上げてます。 しかしその時は使った焦点距離の関係で馬の顔部分だけで画面いっぱいになってしまい、首あたりの暗黒帯がほとんど入れられなかったのが心残りで、そのうちもう少し短い鏡筒を手に入れたら是非撮ってみたいと思ってました。 そしてそのチャンスが来たのがこの前に上げたアンタレス周辺の写真を撮った夜なわけですが、一晩のうちにこの2画角を撮りたかったために南天低い対象でただでさえかけられない時間を二分割する事になり、結果としてはどちらも枚数の足りない中途半端なものになってしまいました。

    コメント13件

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    takuro.n

    ここはアンタレス周辺よりもう一段淡いのでより多くの枚数、それこそ最低20枚以上は撮りたかったところですが、まあこの鏡筒を初めて撮影に持ち出して出来るだけ使いたかったのと、ここしばらく風の強い季節に長焦点鏡使って枚数稼げなかった事で感覚が鈍ってたようです(^_^;) F5.1とちょっと暗い事もあり、やはりこの鏡筒使う時は基本的には一晩1対象が最も良い結果を得られそうです(^_^;) しかし写りはこちらも満足すべきもので、これはもっと枚数撮ればより淡い青い部分も暗い分子雲ももっと浮かび上がってくるなという手応えを感じさせてくれる1枚になりました(^^ゞ ところでこの星雲、海外ではBlueHorseNebula、あるいはBlueHorseHeadNebulaと呼ばれているようなのでやはり青い馬星雲が一般的、そして時にオリオン座の馬頭星雲に対して青い馬頭星雲と呼ぶこともあるようですが、ネットを色々見てると日本では他に昇り龍、あるいはなんとぬりかべなどという人も(^◇^;) ぬりかべというのはさすがにどういうふうに見ればそう見えるのかよく分かりませんが、しかし昇り龍というのは個人的になるほどととても納得してしまいました。 馬の顔に見るためには上下逆さまに見るとまさにそのように見えるわけですが、逆さまではなく右を上にして、つまり顔を右に90度傾けて見てみて下さい。 とりあえず暗黒星雲は無視して青い部分だけ見てみると、確かに角を生やしたドラゴンが昇っていくように見えないでしょうか。 その雰囲気を出すためにも顔が画角いっぱいではなくもう少し余裕のあるこのくらいの焦点距離でも撮ってみたかったわけですね(^^ゞ それにしても青が美しい、このくらい広がりのある星雲としてはプレアデス周辺に次いで美しい星雲と思います(^。^) BORG45EDⅡにマルチレデューサー焦点距離228ミリF5.1とseo60Dを付け、ISO1600で2013/5/5の23時1分から撮った7分露出15枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage7、PhotoshopCS5と通して処理。

    2013年05月16日05時24分

    Marshall

    Marshall

    takuro,nさん、こんにちは。 同じ時間帯にぶつかる撮影対象とはこれだったんですね。 以前のサイトを見てこれだとは思ってましたが撮影してたんですね。 今東京でスマホで見てますがこれも素晴らしいですね~! 今日は用事も済んで夕方には戻る予定ですが、自宅に戻ってから大きいモニターでじっくり見させてもらって勉強します。 次回の作品も期待してます。<(_ _)>

    2013年05月16日13時19分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 夏の最初には必ずサソリ頭部あたりを徹底的に撮りたくなってしまうんです(^◇^;) このあたりは時期的に梅雨明けではもう遅い感じで、早い人は3月にはもう撮り始めるくらいで、南天低いというのはチャンスも限られてきますし、ここはすぐあとにいて座の散光星雲群も上がってくるので先に撮っておきたいわけです。 天気の気まぐれさはMarshallさんもいやというほどご存じでしょうが、チャンスはほんとにいつあるか、有るのか無いのか、次はあるのか、まったく分からないですから、このあたりを撮る時はどうしても気が急いてしまいます(^_^;) そして処理する段になって毎回同じことを、もっと落ち着いて枚数撮っておくんだったと思うんですよね_| ̄|○ 天体写真においてはもう枚数は多ければ多いほど良いです。 私は色を出したいのでその重要性もよく分かってるつもりではいるんですが、まだまだ未熟です_| ̄|○

    2013年05月16日14時47分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんばんは。 いや~・・大きいモニターで見ると全然きれいですね。 ところで前のページにも書いてましたが、今回の撮影ではSEOさんの冷却を使ったということですが、センサー改造の作りはやはり違うと思いますがSEOさんのほうが粗くなっても色の出が良いとか感じるところはあるんでしょうか? 今ではSEOさんも冷却の部品が入手できなくて冷却はやってないという話も聞きますが、改造方法でも大分違うんでしょうね。 以前から何度も聞かされてますが、最終的にはやはり枚数ですね。肝に銘じてやってるつもりですが、浮気心が強すぎと、じっくり撮らせてくれない天候でどうしても少なくなってしまってます。 一晩1対象でもいいのでじっくり撮影したいところです。 今後も期待してます。m(__)m

    2013年05月16日22時02分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ こういう青い星雲ってすごく透明感を感じさせられますし、アマチュアの対象になるような大きなものも数少ないのでとても貴重に思います(^。^) Leeさんのカメラとseoさんのカメラの違いですが、 作りそのものとしてはセンサーの結露対策の方法と、センサーとマウントとの水平出しの方法が一番の違いでしょうか。 それそのものが原因とは思えませんが、元々センサーそのものの個体差から来るのかそれとも改造によるフィルターの使い方の違いから来るのか私の2台の場合なぜか実効感度がAstroの方が高く、半段とまでは言いませんがはっきり分かるくらいは高いのと、冷却温度の違いが大きな差ですね。 これによって同じ設定で撮ってもAstroの方が一見明るく、よって彩度的には逆に薄いような感じがしますが、この差は処理でどうにでもなる範囲です。 逆に冷却温度の差でAstroの方が少しではあっても強めに処理出来るので、結果的にはAstroの方が彩度も調整幅が広いという気はします。 なので普段メインになる望遠鏡にはAstroを付けてるわけですが、ゴーストの出具合はさすがにはっきり差があります。 seoさんのはそれ以前に使ってた2台の改造カメラでゴーストにがっかりしてたので買ったわけですから、まあ必要な時だけ付け替えるという事でそれぞれの能力には満足してます。 ゴーストが気になる画角というのはアンタレス付近や馬頭星雲、クラゲ星雲など数えられるほどで、そんなにしょっちゅう付け替えが必要になるわけではありませんので(^^ゞ それに2台でピントはだいぶ違いますので、そんなにしょっちゅう付け替えてたらフラットが大変です(^◇^;)

    2013年05月17日04時36分

    此花

    此花

    何か今年撮り忘れてると思っていたのですがここでした^^ この辺りも綺麗で良いですね~ 今度フルサイズ600mmで試写でもしてみようと思います。

    2013年05月17日10時18分

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    takuro.n

    此花さん、ありがとうございます(^^ゞ こういう透明感のある青い星雲は他にほとんど無く、綺麗な上に無改造機でも撮れる貴重な存在ですね(^。^) しかしいかにフルサイズとはいえさすがに600ミリ直焦でははみ出すと思いますが(^◇^;) 散光星雲を画面いっぱいで撮って何が困るってバックグラウンドという基準がなくなってカブリ補正が客観的に出来なくなる事です(^_^;) 私も系外銀河から久しぶりに散光星雲撮ってここしばらくはもうカブリ補正で四苦八苦してます(^◇^;) そういう時はもうもっと広角で撮ってちゃんと周辺のバックグラウンドでカブリ補正した画像を参考にするしかなく、まず先に200ミリで撮っておくのがお勧めです(^^ゞ

    2013年05月17日15時51分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんにちは。 ところでこの45EDⅡの直焦325mm?で撮影されたことありますか? 45EDⅡは直焦で撮影すると周辺像が流れると聞きましたがレデューサーを使って初めて威力を発揮するといった鏡筒なんですかね? ちょっと気になったので教えていただければありがたいです。m(__)m

    2013年05月18日12時40分

    y_numajiri

    y_numajiri

    IC4592ですか。 透明感のある良い色に写っていますね。 私が昨年撮ってみた画像は http://numajiri.image.coocan.jp/nebula/ic4592_d7000_45ed2.html で、同じ光学系ですから構図はほとんど一緒ですが、この色は出せていません。 カメラの違いもあるでしょうが、総露出時間の差が大きそうですね。 この星雲、色々な愛称が付けられていますが、知り合いが「ウマヅラハギ星雲」と名付けていたのが、妙に説得力があり、気に入っています。

    2013年05月18日19時26分

    yoshimpc

    yoshimpc

    なるほど。角度によっては馬の頭に見えますね。目の部分に明るい星があるのが印象的です。 しかもここは全く存在すら知りませんでした。有名なんですね。勉強になりました。  それにしても、目の部分の星の光による?反射星雲の部分と、首の辺りの分子雲のコントラストが 美しいですね。

    2013年05月18日21時30分

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    takuro.n

    Marshallさん、残念ながらこの鏡筒の直焦点で撮影する予定はありません(^_^;) BabyQとかぶるのと明るさの問題ですね(^_^;) しかしこれの直焦では周辺は流れるでしょうし青ハロも出るのではと思います。 現在の2枚玉アポクロマート単体では十分な補正は難しいようで、以前タカハシの蛍石を使った2枚玉アポクロマート機であるSky90を使ってる方がレデューサー無しでは周辺が流れて使う気にならないと言われてるのを聞いた事がありますが、蛍石を使ってさえそうですから、やはり3枚玉アポクロマートや補正光学系組み込みのペッツバールタイプでないとそのまま写真に使うのはなかなか苦しいのではと思います。 少なくともこの鏡筒はレデューサー込みで使うべきなのではと思ってます(^_^;)

    2013年05月19日01時21分

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    takuro.n

    y_numajiriさん、ありがとうございます(^^ゞ こういう青の透明感を見ると星景などでバックグラウンドを青くしてしまう人の気持ちも分かるような気もします(^_^;) 色のでの違いはいろんな要因が絡んでるでしょうが、一つには現像ソフトの癖というか特徴も大きいと思ってます。 現在RAPを使ってまでCameraRawで現像する人が多いのはやはりデフォルトでも彩度高く表現される部分も多いと思われ、StellaImage、DPPのデフォルトでカラーバランスのみ合わせ込んだ場合はCameraRawとDPPはよく似た色味に出てくるのに対し、StellaImageでは彩度は極薄く、ここからは自分で色彩強調など使って調整しなさいというように出てくると思います。 私は結構散光星雲の色味重視ですので、結局はCameraRawを使うのが一番簡単に色が出せるように感じてます。 そしてウマヅラハギ星雲、忘れてましたがありましたね~(^◇^;) まああまりメジャーではないのでまだまだ固定された愛称はないのかもしれませんね(^_^;)

    2013年05月19日01時28分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ ここはそんなに有名というほどでもないです(^◇^;) とにかく結構淡いので、ちょっと撮ったくらいではカブリがどうなってるのかも分かりにくく結構難しいところなんです(^_^;) でもキャプションに書いたようにとても貴重な大きく青い星雲ですし、この透明感というか涼しげな色合いはこれから夏が来る季節にはぴったりという感じもします(^。^) この写真ではまだまだ枚数が足りずに星雲内部の濃淡までうまく描写し切れてませんが、目の後ろに耳のような造形まであるのがなんとも憎い、宇宙の造形の不思議さを感じさせられるところです(^^ゞ

    2013年05月19日01時32分

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