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NGC3628

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    B

    三つ子銀河の一番上というか、北側の銀河です。1600ミリだと三つ子が画角に入らないため適当に一つだけ狙ってみました。強風のためRAが流れています。雲が多かったですが、雲が消えると風が強まるという痛しかゆしの状況でした。これもISO3200 8minx5 LPS-P2なので全然露出が足りていません。ダークは一応ちゃんと撮ったものを使用。フラットは使いまわしです。RAP2でダークフラット>camera rawで色合わせ、ノイズ処理、現像>DSSでコンポジット>SI7でデジ現>LRで最終調整、トリミングなど。

    コメント12件

    yoshim

    yoshim

    多分大体2/3くらいにトリミングしています。なかなかすっきり晴れてくれず、気づいたらロストしていることが多かったです。この辺はいずれきちんと晴れたらリベンジするかも?しないかも?

    2014年03月08日15時38分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    yoshi-tam様、1600ミリ(望遠鏡)ですと、カメラレンズとは見える世界がまるで違いますね。 処理に関しても、何段階もされており、天体写真の奥の深さを感じます。 ダークもきちんと管理(使用カメラ、レンズ、ISO、f値、露出時間、気温が同じ)されていれば、以前撮ったものを使うことも可能なのですね。フラットというのはまだ勉強不足で、よくわかりませんが…。

    2014年03月08日23時23分

    yoshim

    yoshim

    カイヤン二世さんありがとうございます。全然晴れてくれませんでしたが久しぶりに星を見る事ができました。 1600ミリという長焦点は、確かに一般的なレンズとは画角も違うと思いますが、例えばこの銀河など、三つそろって撮られる事が多い物でも画角が狭すぎて入りません。逆にもう少し焦点距離の短い鏡筒の方が、余裕を持って画角内に収められると思います。普通の200ミリ程度のカメラレンズでも、充分写るはずです。(以前アストロトレーサーと、35ミリのカメラレンズでここら辺を撮った事があります。こちらにアップしたらどこにあるのかわからなくなってしまいましたが、アップする前は充分確認できました。)  処理についてですが、細かい処理の流れの差異はあるかもしれませんが、上で書いた事は、ほぼ皆さんがやっていると思います。ダークは理屈を考えると、カメラ、ISO、露出時間、温度が同じなら、Fやレンズが違っても大丈夫なはずです。もっとも、「完璧に同じセンサー温度」などはなかなか難しいでしょうから、本来はその場で撮るのが正解です。そして、流用するには最低限「同じカメラ、ISO、露出時間」でなければなりません。さらに温度が同じなら言うことなしですが、ちょっと低い方にずれている分なら問題ないかと思います。 ダークは鏡筒に蓋をすればいいわけですから簡単と言えば簡単ですが、フラットは難しいですよ。 ダークは「引き算」の処理ですが、フラットは「割り算」の処理です。といっても分かりづらいかと思います。  ところで望遠鏡でもレンズでも、普通に写真を撮るとどうなるでしょう。周辺が減光しますね?天体写真というのは物凄く強い強調処理の賜物ですから、ノイズも強調されてしまうのと同時に、このような画面上の光の不均一さも強調されてしまいます。つまり、フラットを使わないで天体写真を撮ると、周辺は真っ暗、中心は真っ白の写真が出来上がります。それだけならSIやLRなどの周辺減光補正などを使う事である程度対処できますが、実際には中央から周辺に至るまで率直に減光してくれる事は少なく、いったん明るくなってまた暗くなって、というような、複雑な減光パターンもあり、カブリ補正、周辺減光補正だけで補正するのはきわめて難しいです。  そこで、鏡筒の先端にトレーシングペーパーなどをつけ、「均一な光源」を撮る事で鏡筒の減光特性のみを写した写真を作っておき、それをライトフレームから割り算するわけです。自分でやってみないとちょっと分かりづらいかもしれませんが、例えば何もない宇宙を撮っていて、中心部はバックグラウンドの光が「50」あり、周辺部は周辺減光によって「30」だったとします。これを、中心部を50で割ってやり、周辺部を30で割ってやる事によって、地ならしをする作業がフラット処理だと思ってください。  コツは、いかにライトフレームのRGBに近づけるかで、これがほとんど同じで作れればまず成功します。でもライトのRGBと同じフラットフレームを作るのは難しい事なんです。私は最近は有機EL板に、A3サイズのカラークリアファイルを各色取り揃え、それをフィルターにして極力同じ色を作るようにしています。今回は以前の使い回しなので出来るだけRGBが似ている物を持ってきましたが、やはりちゃんとやるなら作り直さないといけません。パソコンでDPPを開いておき、カメラとパソコンを直結して、一枚撮影する毎にライトのRGBと見較べ、少しずつフィルターを取り替えながら色を合わせて行きます。  以前はパソコン画面でwindows付属のペイントを開いて、トレーシングペーパーをつけた鏡筒を画面とくっつくくらいまで近づけて、ペイントで色を作りながら試行錯誤していた事もあります。フラットは今でも完璧に決まらない事もあるので難しいと思いますが、色々と試行錯誤してみてください。

    2014年03月09日00時18分

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    takuro.n

    こういう銀河はある程度コントラスト付けて濃淡を表せないと見応えが出てこないのでこの枚数ではちょっと厳しかったかもしれませんね(^_^;) 3200ならほんとは16枚でも欲しいところだったでしょうか(^_^;) この季節は天候もなかなか安定せず難しいですが、私もまた撮れるようになったらやはりもう少し欲張らずにやろうかと(^_^;)

    2014年03月09日00時27分

    yoshim

    yoshim

    takuro.nさんありがとうございます。 いやー16枚ですか。それは2時間以上コースで、雲通過もあり、なかなか、、。むしろM87のほうにも書いたのですが、LPS-P2なしの1600の方が現実的だったかもしれませんね?しかし光害を考えると同じ露出がかけられないとも考えられ、難しい所ではあります。もっと晴れてくれれば色々な条件で実験するのですが、一年で一番目移りするシーズンにこれほど晴れてくれないとなると、どうしてもあれもこれもと焦って撮ってしまいます。

    2014年03月09日00時38分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    yoshi-tam様、詳しい解説をありがとうございます。 ダークフレームのことはよくわかりました。でも、できる限り、その場で撮るように心掛けようと思います。 フラットフレームの方は…周辺減光を改善するためのステップアップであることと、相当難しいということは理解できました。私がチャレンジするのは、ずっと先になりそうです。

    2014年03月09日01時55分

    yoshim

    yoshim

    カイヤン二世さんありがとうございます。 そういえば自分がいつからフラットやり始めたかと思って今このサイトにアップしたのを見返していました。 星関係は最初のアストロトレーサー時代からほぼここに上げていますから、履歴が見られて便利です。 なんかもう随分来てしまった気がしていましたが、アストロトレーサーで撮った第一作が2012年3月になっていましたから、まだ2年ですね。あの地震のほうが記憶が鮮明で、あの地震より後だったかと我ながらびっくりです。  フラットはちょっとどこからかわかりませんでしたが、最初の方は私も敬遠していたのほ覚えています。そろそろフラット頑張りなさいといわれ、渋々はじめたと思います。いつからか、Tiffにした後、つまり現像後にフラット処理するようになり(後からフラットの照度や色合いをいじくれるので、ソフト的に色合わせが出来便利でした)ここでそれはダメだと教えていただいた気がします。いわゆる本格的な、きちんとしたフラット(フラットダークも含めた)を撮るようになったのは、ほんの最近です。去年の秋ー冬頃でしょうか?  photoshopCSの使い方などは、うまい下手の分かれどころになってくると思いますが、「ダークフラットコンポジット」は基礎工事の部分で、皆が似たり寄ったりの処理をしているはずです。逆にここは感性とかの入り様がなく、淡々とやるのみです。基礎工事がダメだと、後で修復できないです。  私も仕方が無いからフラットでもやってみるか、と思ってから、ある程度きちんとできるまで、多分1年以上はかかっている気がします。絶対必要な処理なのでいずれぜひ。  必要なソフトですが、我々(takuro.nさんとかMarshallさんとかも)はRAP2を使っていますが、最初はステライメージで良いと思われますので、もしステライメージを買われたら練習してみる事をお勧めします。

    2014年03月09日09時49分

    Marshall

    Marshall

    こんにちは。 takuro.nさんも書かれてますが、確かに枚数も少ない中で厳しいとは思いますが、ちょっとメリハリにかけた感じでしょうか?でも雰囲気は十分伝わってきますし昨年の物と比べれば鏡筒も違うし赤道儀、etcも良くなってるのでかなりの進歩は感じられます。私もがんばらなくちゃ。と感じるところです。<(_ _)>

    2014年03月09日16時31分

    yoshim

    yoshim

    今回はあまりきちんと撮れず、撮ったあと、「いやー撮った撮った」という感じがありませんでした。やはり枚数不足と、それより露出不足は致命的のようです。今回の収穫は、あえて言えばうちのフラットナーをつけていてもtakuro.nさんと同じセッティング(延長筒短一個長一個)でピントが出ることが確認できたことくらいでしょうか。このセッティングだとほとんどフォーカサーを繰り出さない位置でピントが出るので、スケアリングエラーは少なくなりそうな気がしました。あとは、例によってジェミニのバグが多すぎてアラインやり直したり、色々と泣かされました。

    2014年03月09日17時48分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    yoshi-tam様、ありがとうございます。 天体写真を始められて約2年でこのような写真が撮影できる(処理も含めて)ようになられたとは驚きです。 フラット処理というのは、避けて通れない技術なのですね。また大きな壁が目の前に立ちふさがったような気持ちです。ステライメージ、欲しい(AMAZONの欲しいものリストにずっと前から入れたままです)のですが、高価なのと、youtube等で使い方の動画を見ても難しそうなので躊躇しています。先日、やっと我が家の大蔵省との交渉が成立し、現在X2をスターショップさんに託しているところです。ステキな天体写真を撮るためには、技術的にも経済的にも超えなければならない山がたくさんあるようです。ゆっくりとでも前進したいと思っていますので、「もどかしい」と見放さないで、これからもご指導いただけると嬉しいです。

    2014年03月10日00時04分

    yoshim

    yoshim

    カイヤン二世さんありがとうございます。 おっしゃるとおり、フラット撮影はどうしても避けて通れない、恐らくは天体写真処理最初の難関です。 以前も書いたとおり、ダークフラットコンポジットの3つは「やったほうが良い」というのではなく、「必ずやらないといけない」と思っていたほうがいいかもしれません。ただ、カメラレンズの場合、必ずしもフラット処理をしないこともあるようですが、望遠鏡の場合は必ずやります。そういえば思い出しましたが、DSSでもフラットフレームを放り込んでおくと自動でやってくれるはずです。フラットは色々な撮り方がありますが、有名なのは薄明フラット(明け方のかすかに明るい空に向けて、トレーシングペーパー越しに撮る)とか、曇天フラット(均一な曇り空に向けてトレーシングペーパー越しに撮る)などがあります。 とりあえずここ http://ryutao.main.jp/tips_howto5.html を参考にしてみてください。お互い頑張りましょう。

    2014年03月10日00時43分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    yoshi-tam様、フラット撮影の情報、ありがとうございます。 早速、HPを訪れ、フラットの説明を読んでみました。 頑張ってみます。

    2014年03月10日01時08分

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