takuro.n
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前回の写真で次は黄道光をと書いてから遅くなってしまいました(^_^;) 実は魚眼で地表から撮った場合の光害被り補正をどうしていいか分からず、ここ数日試しては破棄し、試しては破棄しを繰り返してました(^_^;) 星景写真なら光害もある程度残したままにしますが、今回は夏の天の河に比べて半分くらいの輝度の冬の天の河と、それよりもまだ淡い黄道光を対象としたため、東から南にかけて光害の残る撮影地からの写真ではそのままでは対象が半分も分からず、何とかカブリだけ低減させようとしたわけですが、普通の広角レンズなら光害
此花さん、いつもありがとうございます(^^ゞ こうして写真に撮ってみると天の河に負けない明るさに感じますが、天の河はまさに銀河系そのもので星の集まりなのに対し、黄道光は宇宙空間の塵に太陽光が微かに反射しているだけの光芒ですので、ちょっとでも空の状態が悪いと黄道光の方が先に見えなくなってしまいます(^_^;) ただの光芒なので確かに暗黒帯も何もないのっぺりした印象ですが、これが空の綺麗な所で見るとまるで遠くにパラボラアンテナみたいな巨大サーチライトでもあるのかと思うくらいはっきり見えて、初めて見ると結構驚きます(^◇^;) 淡いといっても光なので肉眼ではよく分からないときでも写真に撮ってみると写っていることはあると思います。 一年を通じてこの時期が一番見やすいので、もし東に光害の無い場所に撮りに行かれて明け方まで粘るときがあったら是非撮ってみて下さい(^^ゞ
2011年11月14日20時04分
こんばんわ>< すごいですね>< こういうのもあるんですね>< 宇宙ってやはり神秘的ですね>< それにしてもやはりtakuro.nさんの天の川はすごくきれいですね>< ついつい見とれてしまいます><
2011年11月14日23時08分
NEX-5さん、いつもありがとうございます(^^ゞ こういうのもあるんです(^。^) 最近は天の河を見たことがない人も多いようですが、黄道光はそれ以上に淡いので、実際目で見たことがある人はあまりおられないと思います。 天の河が普通に見える田舎に行けば季節によっては当然見えるんですが、見える時間帯が明け方前や暗くなってすぐで、明け方前は当然寝てるでしょうし、暗くなってすぐは人間の活動も盛んで光害も多いので見えにくいかもしれず、なおかつそういうものがそこにあると知らなければ見逃してしまうくらい淡いわけです(^_^;) 一番見やすいのが一般的に秋から冬にかけての明け方で、ちょうど冬の天の河と天頂付近に来ているふたご座あたりでクロスする光景はほんとに荘厳なものがあります。 そしてこういう天の河の写真、赤道儀が来たNEX-5さんにもすでに撮れますよ(^○^) この写真はちょうど東向きで、この方角に光害の残るところで撮ったのでそのカブリを強く補正したために天の河の下の方がモヤモヤと薄くなってしまってますが、それなりのところで赤道儀を使って正しく撮ってそのあとも処理も丁寧にすれば、このくらいはすぐに撮れるようになります(^。^) しかしそのためにも新月期になって慌てないよう、月のあるうちに十分な試し撮りをしたいところですね(^^ゞ 月があるならそんなに遠くの最高に空の綺麗な所に出かける必要もなく、ある程度のところで十分ですので、1~2回はそういう機会があるといいですが(^。^)
2011年11月14日23時54分
こりゃ凄いですね!黄道光というんですか・・・初めて見ました。 本当に天の川なみに美しいですね。 私は星についての知識が全くないので ただただ感動するばかりです。
2011年11月15日22時17分
BUGSYさん、ありがとうございます(^^ゞ コウドウコウと読みますが、黄道十二宮なら聞いたことがあるでしょうか(^^ゞ つまり、太陽の動いていく軌道のことで、その軌道上に光が伸びるのでこのように呼ばれます(^。^) 見やすい季節と時間が決まってますので、それさえ逃さなければ空の綺麗な東に光害の無いところなら実はたいてい見えると思います。 BUGSYさんお住まいの環境であれば、月の無い晴れ渡った明け方、薄明前に、目をよく暗闇に慣らして東の空を見てみると、あれっ??なんじゃありゃ???みたいなことになるかもです(^○^) 普通は固定撮影で撮ることはちょっと厳しい気がしますが、昨今の超高感度が使い物になるカメラと明るいレンズがあれば何とかなりそうですし、何よりこの時期冬の天の河と天頂付近でクロスするその壮大さは目で見てこその雄大さですので、機会があれば是非(^^ゞ
2011年11月15日23時14分
以前私の野辺山の写真で触れていらっしゃった黄道光ですね あれからちょこっと調べてみたんですが、ピンとくる画像が中々なく・・・・ どんなものなのかは頭では理解できたんですが、なるほどこういう画になるんですね しかし冬の大三角の間を流れる天の川といい黄道光といい・・・ 唸るばかりです^^
2011年11月17日19時36分
mimiclaraさん、ありがとうございます(^^ゞ これは野辺山に比べて標高もないところで、低空に残る光害をだいぶ強く補正しましたので、影響されて天の河と黄道光の一番下の部分も弱くなってしまいましたが、一番明るく見える薄明直前には、天の河と比べて遜色ない明るさ、まさにこんな感じに見えてすごいです。 しかし、光そのものは元が恒星のような、実体としてある光ではなく、太陽光が宇宙空間に浮かぶ塵に反射しているものなので、光害地ではほぼ見ることも撮ることも出来ません。 それが固定撮影で撮れたというのは、最近だいぶ明るくなったとは聞くものの、まだまださすが野辺山という部分と、何よりも丁寧に撮られているのが活きましたね。 私のはガイド撮影ですので、チャンスさえあれば撮れて当たり前なんです(^_^;) あの写真はもう少し前、薄明が始まる前に撮っていたらきっと素晴らしい一枚になったと思いますが、黄道光そのものが天文をやっている人以外にはほとんど知られていないので仕方なかったですね(^_^;)
2011年11月17日21時19分
y@suさん、ありがとうございます(^^ゞ 私の写真などまだまだ突き詰めるなどという域にはほど遠いですが、ここでは星景写真をやる人は多くても星に特化して撮っている人はほとんどおられないので、このくらいの写真でも見てもらうことが出来てます(^_^;) 星の写真を撮る場合は天候の影響が大きく、長時間撮影になる星だけの写真と限らず、時期限定の季節ものの星景写真でもチャンスをものにすることが難しい中、フットワークの軽さ、チャンスと見たら動ける行動力は撮影の第一歩ですね(^^ゞ
2011年11月19日01時44分
ショウさん、ありがとうございます(^^ゞ 私の場合は今では赤道儀を使って天体写真をとして撮ってますので、固定撮影と単純には比べられませんが、最初からそのように撮っていたわけではなく、当然多くの人と同じように固定撮影から始めて少しでも綺麗に撮りたい、あるがままの姿を写し止めたいと思ってるうちにこのようなことになってしまいました(^_^;) 私は最初はデジタルはコンデジで撮ってましたので、それと今の写真は比較になりませんが、それに比べると昨今のデジ1の高感度は素晴らしく、固定撮影でも撮影地などの工夫次第で美しい星野星景写真を撮っておられる方は大勢おられます(^^ゞ 星の場合はまずは月の無い夜、天気のいい日を見定めて空の綺麗な所まで出かけるという、撮影以前が肝心で、それが夜中のことでもあり、この部分に相当な気力体力が必要で、逆に言えばこれが出来ればすでに綺麗な星空を半分は撮れたようなものです(^。^) これをやるようになると、せっかくのそのチャンスを大事に丁寧に撮ろうという気持ちにも自然につながっていくと思いますので、がんばってみて下さい(^^ゞ
2011年11月30日04時23分
takuro.n
による明るさの傾斜は一方方向なのでその方向さえ正確に掴めばすぐ綺麗に出来るのが、魚眼だとあっちからもこっちからもと輝度の傾斜が複雑になり、単純には補正出来なかったためです。 この写真も輝度に関してはだいたい正確に落とせてると思いますが、さすがに色カブリまでは思うようにはいかず、低空に微かに赤いようなカブリが残ってしまってますが、元々光害の中で撮った写真としてはこのくらいが限度のようです。 おかげで冬の天の河も黄道光もほぼ地表近くまで浮かび上がらせることが出来ましたが、正直無理をした感は否めません(^_^;) 本来は東に光害の無いところで撮りたいわけですが、実は数年前、そういう場所で空の透明度も抜群だった夜に素晴らしい黄道光を見たことがあります。 それはちょうどこの時期、おそらく2時過ぎくらいに黄道光が見えていることに気が付き、太陽が地平線に近づくにつれて明るくなるため薄明直前の4時過ぎには冬の天の河にも勝るかと思うような明るさになり、綺麗な空の下、南東から立ち上る冬の天の河とそれに向かって東から斜めに放射されたような黄道光がまるで巨大なサーチライトのように天頂に向かって伸び、ふたご座あたりで交わるそのあまりに壮大な空間は、もう何をするのも忘れて呆然と立ち尽くし、首が痛くなるのも気が付かずに上を見上げているしかない光景でした。 それ以来機会があれば写真にと思い、APS-Cに10ミリ超広角でも画角的にはギリギリのためにちょうど出たばかりだったSIGMAの8-16超広角レンズを買い、去年一度だけであったチャンスにそれで撮ってみたんですが、撮ってみると肉眼では気が付かなかった薄雲が張りだしていてそれに遠くの光害が反射してしまって納得のいく一枚にはならず、東の綺麗な所で魚眼ではなく超広角で最高の黄道光をというのは、私の撮りたいものリストの中でも今だ一番上の方にあります。 星野星景写真では使いにくいことがはっきりしてしまって今ではほとんど肥やしと化しているSIGMA8-16をドナドナせずに持ち続けているのも、ひとえに年一度あるかないかのその写真を撮りたいがためです(^◇^;) 今回は光害地でしかも魚眼で撮ったためにその迫力は分かりにくくなってしまいましたが、画面右に縦に冬の大三角を貫いて立ち上がる冬の天の河と、左しし座が昇ってきているところから中央上に縦に並んだふたご座カストルとポルックス方向に向けて斜めに伸びる黄道光が分かるでしょうか。 淡くて分かりにくい場合はよく見ようとせずに、逆にちょっと離れて画面全体を見てもらえると分かりやすいと思いますが、この写真では一番上がほぼ天頂だといえばその広大さも少しは感じてもらえるでしょうか(^_^;) スカイメモに冷却改造50DとSIGMA10ミリF2.8対角魚眼を載せ、絞りF4のISO1600で2011/10/28の4時37分から撮った5分露出3枚をRAP2、CameraRaw6、ステライメージ、PhotoshopCS5と通して仕上げ。
2011年11月14日13時23分