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望遠鏡シリーズ第2弾はアンドロメダ大銀河を。 普段自分で楽しむ以外はミクシの小さい画像で上げるだけで、あまり気を遣わないでもそれなりに見えてしまうわけですが、ここの大きい画像ではそうはいかず、上げる前にもう一度処理し直しで時間かかってます(^_^;) なんせ天体写真、特に淡い星雲を撮る場合、その輝度レベルはノイズと同じ域。 ほんの少しの手抜きで見るに堪えない画像になってしまいますので、複数のソフトを行ったり来たり、途中これはまずいと思ったらやり直しで、一つを仕上げるのに何日もかかってしまいます。
作品を一通り拝見致しました。 手間ひまかけていらっしゃる内容がすごすぎて感動いたしました。 天体には昔から興味がありましたが とてもまねの出来ないことです。 作品は見る側に回って 今後とも楽しみにしています。
2011年02月20日15時37分
月影さん、ありがとうございます(^^ゞ この写真は出来るだけナチュラルに仕上げるよう、色味も抑えてありますし、コントラスト強調やシャープ処理もほとんどしていません。 その中で出来るだけ銀河の構造が分かるよう、ハイライトが飛んでしまわないように段階露出してあります。 使っている望遠鏡は口径8.5センチです。 月や木星など明るい対象だと解像度重視でもっと大口径長焦点鏡を使うんですが、私は星雲専門なので明るさ重視でなおかつ色収差など諸収差がカメラレンズでは不可能なほど押さえ込まれた写真鏡筒です(^。^)
2011年02月20日20時56分
soryさん、ありがとうございます(^^ゞ 天体写真には一つの回答があります。 それは宇宙空間で撮った天体の写真です。 地球上、特に残念ながら偏西風の真下にある日本では光害や雲は言うに及ばず、大気の揺らぎや湿気の多さも乗り越えて撮らなければならず、この趣味の人たちは誰しも手間を惜しまずチャンスを窺わざるを得ず、中には晴れる保証はなくてもちょっとのチャンスに賭けて100キロもの機材を運ぶ人もいますので、私などかわいいもんなんです(^_^;)
2011年02月20日21時03分
謙ちゃんさん、ありがとうございます(^^ゞ 教科書やNHKで公開されるような写真はものすごい機材で撮られたもので、一見アマチュアではとうてい太刀打ち出来ないよう思われますが、実は分厚い大気を通して長時間露出する天体写真では良い条件に恵まれた方が良い写真が撮れることもままあり、また昨今のデジタル化で古い写真より最先端の機材で撮った方が良く撮れるようなこともあるので、それに賭けて無謀な挑戦を続けてると言えるかもしれません(^_^;)
2011年02月20日21時09分
初めまして、じーっと見ているとアンドロメダの中心に引き込まれていきそうです(*^^)v アンドロメダ是非撮ってみたい星雲ですね!! キャプションを読んでいるとかなり大変そうですね^_^;
2011年02月20日21時48分
だいずさん、初めまして(^^ゞ あまり星に興味のない人でもアンドロメダや前に上げたプレアデスなどは知っているでしょうし、カメラやる人なら当然撮ってみたくもなると思います(^。^) そして撮るのそのものは思ったより簡単なんです。 ただし赤道儀という機材さえあればなんですが(^_^;) この写真はAPS-Cに450ミリの焦点距離で撮ってますが、以前上げたように200ミリくらいのレンズがあればそれがキットレンズであっても後の処理を丁寧にやることで十分インパクトのある写真になるんですよ。 ましてやそれが何百万年も前にその星雲を発した光を自分が捉えたと思えば、やりがいは思った以上かと(^^ゞ
2011年02月20日23時05分
hako****さん、こちらにもありがとうございます(^^ゞ 赤道儀という機材さえあれば誰にでも撮れます(^。^) ただ、クオリティーを上げるためにはなんでもそうですがこの世界も上を見ればきりがありません(^_^;) かくいう私も3年前にコンデジで星を撮りだした時はそれこそ星座の形分くらいの星の数写ってればそれだけでテンション上がってました(^◇^;) そして填ってしまって気がついたらハードもソフトも、そしてそれを使いこなすために費やした時間や労力もえらいことに(^_^;) 誰でもそうやって進んでいくんですよね(^^ゞ
2011年02月21日00時23分
コメントもあわせて読ませていただきました。 3年間でここまでやってこられたのですね。好きこそ・・・と言ってしまえばそれまでですが ここまで仕上げる、技術、労力、そしてなによりもチャンスを狙うガッツに感服します。 さらには写真そのもののクオリティの高さには圧倒されます。 職業柄 こういった写真をよく目にするのですが 見劣りどころか 書籍の資料以上の質だと思います。 素晴らしい物をありがとうございます。
2011年02月22日22時12分
森のくまさんさん、丁寧にありがとうございます(^^ゞ 実は私、10代の頃何年間か望遠鏡を使った眼視観測をやっていて、それ以降ウン十年離れてましたが、星や光学系の基本は変わらず、その時の知識のおかげでやってこられたと思います。 ただ問題は今度は写真でと思った時に撮影機材も方法もまったく別物になってしまっていたことと、自宅周辺の光害が思った以上に酷くなっており、1対象に1時間以上露出をかけられる空を求めて新月期に晴れる可能性さえあれば平日の夜でも片道2時間以上かけて出かけるようになってしまったことで、それでもまともに撮れるのは2~3回に1回、どんなにがんばっても年間通じて10~15夜くらいしか撮れない効率の悪い趣味になってしまったことで、まさに好きこそというわけですので、そのように言ってもらえるととてもありがたいです(^^ゞ
2011年02月22日22時38分
shikisan2さん、ありがとうございます(^^ゞ こういう写真を撮るには幾つか道具がいるのが敷居の高さに感じられるのか、天体写真というジャンルを始める人は少ないようですが、最初は固定撮影から始めればたいていの人が持っている機材で十分ですし、いざとなれば地域の公開天文台などで写真を撮らせてくれるところもありますので、そのうち是非チャレンジしてみてください(^。^)
2011年02月23日21時45分
アンドロメダ☆綺麗でやさしい仕上がりのすばらしい写真ですv こんなふうに撮れたらなぁといつも思いますが赤道儀の設定でいつもトラブル で露光でずれてしまい残念な写真に...いつかtakuro.nさんのような写真に仕上げてみたいな~。 勉強になりますv
2011年04月05日10時53分
ひろかぜ。さん、こちらにもありがとうございます(^^ゞ 大台に行かれるくらいですからやはりいろいろ試されてるようですね(^。^) 私はアンシャープをかけ過ぎたりギンギンの仕上がりはあまり好きではなく、透明感があって優しい雰囲気の仕上げを意識してますが、それはそれでやはり納得いくにはほど遠いものがあり、同じ対象でも毎年撮り直してはがっかりの繰り返しです(^_^;) ひろかぜ。さんもいつか必ず(^。^)
2011年04月05日21時06分
peco7さん、ありがとうございます(^^ゞ 黄砂の季節になったかと思うまもなく梅雨入りしてしまい、当分撮りにも行けないため更新もままなりませんが、梅雨が明けて夏の天の河が美しい季節になったら、また集中的に季節の星空を撮ってきたいと思ってます(^_^;) 星の写真そのものはデジタルの進化である意味簡単になりましたが、天体写真となるとまずは赤道儀など道具立てを整えねばならず、一般には敷居が高くて縁遠い世界などと思われてるような気がしますが、小さなポータブル赤道儀とカメラレンズで撮り始めてみれば、いつの間にやら望遠鏡などもなどというのはレンズ沼と何ら変わらないような気もします(^◇^;) いきなり望遠鏡だとちょっと難しいですが、いつの間にかこのくらいは普通に撮れるくらいの機材が手元に、なんてなるといいですね(^。^)
2011年05月29日19時41分
ほかにも作品拝見させていただきましたが、どれも吸い込まれそうで見ていて飽きが来ません。 コメントも拝見しましたが、撮影から編集まで情熱を感じます。 ・・・すばらしいです。
2011年06月13日21時49分
Photoxinさん、ありがとうございます(^^ゞ どこかに行ったときに撮るではなく、普段腰が重く旅行もしないのに撮るために晴れたら片道3時間かけて出かけるというスタンスですので、情熱というか確かにモチベーションの維持が大変です(^_^;) Photoxinさんはいろんなところに行かれてますね~ 私からすればびっくりの行動力(^_^;) 波照間も晴天率はそんなに高くないようですが、出かけていったときに南十字星まで見えるなんて、まさに行動力の賜。 写真を撮るモチベーションってそういうことでも高められるんでしょうね(^^ゞ
2011年06月14日02時39分
先日は、色々と教えて頂き、有難う御座いました!! お邪魔させて頂きます! ・・・んでもって、まずは強烈なインパクトです!!!!!! いやぁ、僕の写真、恥ずかしいです。(・・;) ロマンですね。僕も元々星は好きな方なので、こういう作品はツボにはまります。 いや、この前もトイザらスに行ったら、天体望遠鏡が売ってたのですが 欲しくなりましてね。我慢しましたが。 ああいう所に売ってる望遠鏡でも、結構見えるもんなんでしょうか?
2011年06月17日17時05分
HARMONICS-1さん、たくさんありがとうございます(^^ゞ この黄砂から梅雨にかけての季節、新しい写真をまったく上げていないので来てくれる方も少なかったところにいきなり怒濤のコメント(‥;) 何事かとびっくりしました(^◇^;) トイザラスで望遠鏡とのことですが、こういうあまり売れないものの場合安くて良いものというのは基本的にはありません(^_^;) トイザラスに行ってみたことはないんですが、おそらく月を見るくらいしかできないんではないでしょうか。 それより空の良いところに双眼鏡を持っていった方が最初ははるかに楽しめると思います(^^ゞ ちなみに、私の撮っているような星雲は、肉眼では色はほとんど分からず、見ることそのものも相当空の綺麗なところで30センチ以上の大口径望遠鏡で初めて白っぽく見えてくるといった感じです(^_^;) このような対象はカメラならではの楽しみであり、望遠鏡で見えると思い込んで小さいものを買うとあまりの見えなさにがっくり来ますので、何か購入される場合は慎重な検討をされますように(^_^;)
2011年06月17日22時19分
ばんぴさん、ありがとうございます(^^ゞ この写真は望遠鏡で撮ったものですが、他にカメラレンズで撮った星野写真も上げてあります。 そしてどちらが難しいかというと、確かに望遠鏡による撮影の方が前もって揃える機材やその使いこなしに関するスキルなど、一見敷居高く思えます。 ところが、撮る段階ではそうでも、撮ってきた後の処理は星野写真の方が難しいくらいなんです。 というのは、写野が広くなると光害や低空での大気減光など、同じ写野の中でも空の状態が変わり、星景写真ならそれも見たままでいいでしょうが、天体写真となると出来るだけ画面全体を均一な状態で見せたく、その処理がとても難しいことなんです。 これは光害の酷いところで撮るほど当然難しくなりますので、天体写真をやる人はみんな出来るだけ光害から逃れられる撮影地を探して四苦八苦してます。 かくいう私も夕方3時間車を走らせて、一晩中撮ってから明け方交通量の少ない時間に2時間半走って帰ってくるなどという、生活も体もガタガタになるような無茶をしながら撮ってます(^_^;) なので、天体写真をやる人にとって光害の少ない地というのは、それだけでもう羨ましいとしかいえない環境なわけですね(^_^;) 星の写真の撮り方は幾つもあります。 三脚固定でも日周運動写真など、設定さえより良い条件を探し出しさえすれば星の色味が美しく残ったすばらしい写真が撮れます。 それも光害の少ない場所ならでは。 是非これからもチャンスがあれば星もいろんな設定で撮ってやって下さい(^^ゞ
2011年06月22日00時36分
初めまして。こんなにも美しい写真、はじめて観ました。 一つの芸術作品ですね。自分もいつの日かこのような作品を作ってみたいです。良い刺激とエネルギーをいただきました。ありがとうございます。
2011年06月28日23時53分
ぎょくろんさん、ありがとうございます(^^ゞ 普段見えなく、写真に撮ることも難しいだけに知らない人も多いと思いますが、宇宙にも多くの美しい造形や色があります。 少しでも多くの人にそれを知ってもらい、興味を持ってもらえればと思ってここに写真を上げてます。 芸術といっても私が作ったものではなく、宇宙そのもののあちこちに元々こういう美しい姿があるわけですね。 一般の写真に比べて確かに入り口の敷居は高いですが、是非いつかこのような美しい姿を切り撮ってみて下さい(^。^)
2011年06月29日16時37分
zenjiroさん、ありがとうございます(^^ゞ とても空の綺麗な所にお住まいのようで、夜は光害も少なそうですので、居ながらにして存分に星を撮れるというのは羨ましい限りです。 私も最初からこんな写真が撮れたわけではなく、コンデジ固定で星座写真を撮るところから3年でやっとここまで撮れるようになりました。 それにつれて星の綺麗なところに片道3時間かけて通うようになり、撮れる機会そのものがめっきり減ってしまったのが辛いところで、空が綺麗なところに住んでおられるだけでも大きなアドバンテージと思います。 是非これからも機会があれば続けてみて下さい(^^ゞ
2011年08月05日20時54分
takuro.n様 はじめまして、おじゃまします。 他の方にコメントされているのを知り、初めてお邪魔しました。 個人の機材と技術で、ここまで鮮明にアンドロメダ大星雲を撮られるとは感銘いたしました。 何回拝見しても、とても一般人の方とは思えない技術の高さに驚いています。 これからも、ゆっくり作品を拝見させていただきます。 ありがとうございます、取り急ぎお礼まで。
2011年08月15日17時43分
eum88さん、ありがとうございます(^^ゞ ここでは天体写真をやっておられる方そのものがほとんどいませんので、私程度の写真でもそれなりに見えてしまいますが、専門誌やコンテストに本格的に投稿されているような人達から見れば私なんてまだまだ初級なんです(^_^;) それでもデジタルになってそれなりの機材やソフトを揃え、それらを使いこなしさえすればこういう写真も撮れるようになりました。 勿論労力も時間もお金もそれなりにつぎ込んでますが、アマチュアがこれだけ宇宙の造形や色を写し撮ることが出来るようになったのは喜ばしいことで、それを出来るだけ多くの人に知ってもらいたくて、初級の写真ながらこうやって上げて見てもらってます。 そしてあわよくば一人でも多くの人に星をただの点々ではなく、天の河や星雲、星団など、自分で撮ってみたいと思ってもらえればと(^^ゞ そのための第一歩は見てもらい、興味を持ってもらうことなので、見に来てくれる人達にお礼を言いたいのは私の方です(^^ゞ
2011年08月16日02時47分
@リンリンさん、ありがとうございます(^^ゞ ここでは星の写真を撮っておられる方は大勢おられますが、天体写真として撮っている方はほとんどおらず、こういう写真を上げるとそれがごく平均的なものであってもすごいと言ってもらえてありがたいです(^_^;) 望遠鏡を使ったものまではともかく、星の写真そのものはチャンスに恵まれれば誰でも撮れます(^。^) @リンリンさんは十分な機材をお持ちですし、北海道で撮る機会もあるとは逆に羨ましいくらいです(^_^;) これからもいろんなところでその地ならではの星の写真を撮って見せて下さい(^^ゞ
2011年08月30日14時48分
NEX-5さん、ありがとうございます(^^ゞ アンドロメダは毎年いろんな焦点距離で撮りたくなる対象です(^。^) この写真は450ミリで画面いっぱい淡い部分まで拡がりを出来るだけ浮かび上がらせようと意図して撮ってみました(^^ゞ 今年は330ミリで今度は色味重視で撮ってみたいと思ってるんですが、夏からどうも天気が(--;) こればかりは思うようにならず、最近では星の写真以外撮らなくなってしまったので、ここに上げられる写真も他の人達に比べれば微々たるものです(>_<)
2011年10月03日13時27分
はじめまして… ざっとお写真をいろいろ拝見致しました。 どれも美しいものばかり、機材や撮影方法も全く分かりません。 しかし、気持ちを込めて丹精に撮影している努力は理解できました。 力作ぞろい、敬服します^^
2012年09月17日23時02分
hirotieさん、ありがとうございます(^^ゞ ただただ宇宙を綺麗に撮りたい一心で道具を揃え、撮影に出かけ、後処理を勉強してきましたが、最近では総重量80キロ以上にもなる機材を積んでいっての撮影もだいぶ大変になってきました(^_^;) それを支えてくれているものの一つはやはりここで見てくれる人がいるということです。 もう光害だらけで天の河さえ見たことのない人も多くなってきた日本で、宇宙にはこんな綺麗な造形や色味があるんだと一人でも多くの人に見てもらいたい。 そういう思いが時に疲れた身体を押してくれます(^^ゞ
2012年09月18日11時32分
アンドロメダ大銀河の写真すごいですね。 ヒストグラムがすごくきれいなのが写真からもなんとなくわかります。 いつかこんなアンドロメダ大銀河を撮ってみたいです。
2012年10月08日21時01分
untakauntakaさん、ありがとうございます(^^ゞ この写真は段階露出やデジタル現像といった手を使ってありますので、ヒストグラムは低~中輝度部分を十分広げた形になっており、単純に撮った星野写真のそれとはだいぶ違うものになってます(^^ゞ 渦巻き構造を出すような方向性ならそこまで広げず逆にコントラストを付けやすいものにするんですが、この時はとにかく外縁部まで淡いところを出来るだけ出したいという感じで処理してましたので、そうやってヒストグラム自体を膨らませるような方向になってしまったわけですが、しかしそのせいでノイズも結構浮き上がってしまい、ノイズリダクションを結構強くかけた仕上げになってしまったのが今でもちょっと残念な一枚なんです(^_^;) 今だったらきっとまた違う仕上げにすると思いますが、天体写真の場合ヒストグラムでいえばごく狭い範囲にしか写っていない被写体の輝度をいわば強引に広げて処理するためにちょっとした手加減で仕上がりがまったく違うものになってしまうのが難しくも面白いところではありますね(^^ゞ
2012年10月09日08時41分
takuro.n
今日やっとアンドロメダがある程度納得いくところまで仕上がりました(^^ゞ FSQ-85ED450ミリ直焦点F5.3に冷却改造Astro50DでISO1600の10分露出8枚、5分露出4枚、1分露出4枚の計16枚をRAP2、CameraRaw6、ステライメージ、フォトショップCS5と通して処理。
2011年02月20日00時20分