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網状星雲東側

網状星雲東側

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    12日の夜、久しぶりにある程度晴れが見込めそうだったので入っていた予定をキャンセルして撮りに行ってきました(^◇^;) 最近はGPVや気象庁発表など幾つかの予報を見比べていてもなぜか晴れる場所や時間帯が違ったり、甚だしい場合は同じ近畿圏内でありながら正反対の予想であったり・・・ 実際に撮りに行った人達の情報を見ていると晴れていることも多いようで、あまり予報に頼りすぎるのも善し悪しですね(^_^;) この日は珍しく幾つもの予報で晴れる場所が一致し、もう居ても立ってもいられず夕方になって予定ドタキャン(

    コメント9件

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    takuro.n

    (^◇^;) 場所は最近比較的晴天率が高いことと道路が楽なので行くことが多くなってきた場所ですが、残念ながら南天以外はあちこち光害があり、特に西に大阪が控えるために沈んでいく星々を撮るのは今までやったことがありませんでした。 しかし、夏の南天も終わり明け方にはもう冬の星座達が昇ってくる時期になってしまい、そろそろはくちょう周辺も撮っておかなくてはと、今回は意を決して天頂から北西方向をカメラレンズで3枚、望遠鏡で3枚撮ってきました。 そして今回最初は以前全体像を上げたことのある網状星雲の顕著な部分を東側と西側の2枚、続けて上げてみます。 前に上げた全体像 http://photohito.com/photo/1061116/ では何を考えたか南北が逆になってしまってますが、今回上げるものが北が上になっており、東と西の区別は北が上になるよう空を見上げたときにどちらにあるかに拠っています。 前回のものを見比べてすぐ気が付くのが青い部分の色味の違いですが、これは私が意図的に処理で色を付けたわけではなく、もうその時の空の状態の違いや光学系の違い、そして光害カットフィルターの有る無しによるものとしか分かりません。 特に前回のものはより空の綺麗な所で状態も良いときに撮ったのに比べ、今回は前述したように光害が残る中でその方向に沈んでいくときに撮ったのと、その場所での空の条件としてもあまりいい透明度ではなかったことを考えると、良い条件で撮った方がエメラルドっぽい色味が出やすいのかなという気はしますが、一番の違いはやはり光害カットフィルターでしょうか。 最近では光害カットフィルターを使うことによって星の色味も出にくくなることを嫌って出来るだけ使いませんし、その分色味としては今回の方がより正確ということかもしれませんが、これはこれで赤と青のまさに網状の星雲が絡み合っているのがよく分かると思います。 GS-200RCレデューサ焦点1200ミリF6にAstro60Dをつけ、ISO1600で2012/9/12の23時48分から撮った6分露出8枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage、PhotoshopCS5と通して処理。

    2012年09月14日08時59分

    船旅

    船旅

    こちらも素敵な一枚ですね^^ この日この時間帯私も、夜景を撮りながら天の川を眺めてました^^ いつの日か素敵な天の川を撮るのが夢です^^

    2012年09月14日09時15分

    Em7

    Em7

    いやー 望遠鏡欲しくなりますね~。 (^_^;) やはり望遠鏡を使った撮影でも、分単位の露出って必要なんですね。 天体望遠鏡を使ってもそうなってしまうのか・・という事であれば やはり分単位の露出は改造機でないと厳しいですね。 先日、SONYからも新型フルサイズが発表されましたが・・・ 好感度は僕のより良くなっている様ですが、評価は様々な様で・・・ そしてまだお返事していませんが、2枚目もアドバイス頂き、有難う御座いました!! とりあえず現状のシステムで、やれるだけ、やれるときにやってみます。(*^_^*) 星空って、撮るのもいいんですけど、その場所で見ているだけでも 凄くワクワクしますね~。

    2012年09月14日09時32分

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    takuro.n

    だいずさん、ありがとうございます(^^ゞ 今日からまた夏のような蒸し暑い天気、水蒸気が多くて不安定な天候になるようですが、この日は珍しく晴れてましたね(^。^) しかし夜景が撮れるならもう天の河、撮れるんではないでしょうか(^^ゞ しかも天の河が見れるところに行けるということであれば、撮ってみるのが一番と思います(^^ゞ 一番肝心なのはやはり空の良い所、光害の出来るだけ少ないところということになりますが、残念ながら今の日本では360度光害がないなどというところは滅多になく、私もそんな撮影地にはお目にかかったこともなく、結局南が撮りたければ南に光害のないところに、北が撮りたければ北に光害のないところに、大阪を中心に天気予報とにらみ合いながら四苦八苦して前もっていろいろ撮影計画立ててます(^_^;) 天気の関係でそのほとんどが比の目を見ないわけですが_| ̄|○ なので、まずはその時天の河の綺麗な方角に光害のないところ、そういう場所さえ知っていれば、あとは撮ってみるのが楽しいです(^^ゞ

    2012年09月14日11時53分

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    takuro.n

    Em7さん、ありがとうございます(^^ゞ 星空は自分の目で見るのが一番、まさにその通りと思います(^。^) 私も昔はそうしてましたし、今でも長時間連続撮影中は何時間でもボケ~っと星空を眺めてるだけで飽きもしません(^◇^;) しかし、今では光害も酷くなり、大都市近郊では3等星さえ見えるかどうか危うく、そういう中でもデジタルなら撮影方法や後処理によってはある程度の星が撮れると分かって5年前にこの世界に復帰するときに写真派に鞍替えしてしまいました(^_^;) そして分かってきたことは、宇宙にはどんなに大きい望遠鏡でも肉眼では見れない天体も沢山あって、そういうものも今のデジタルなら撮ることが出来るということです。 しかし望遠鏡を使ったからといって暗い天体、肉眼では見えない天体が早く撮れるというわけではなく、露出時間はカメラと同じく使う感度と絞りに左右されますので、この絞りの部分、カメラレンズでいうF値は望遠鏡でも一緒で、長焦点になればなるほど口径が必要になり、そうするととてつもない大きさとお値段になってしまうのでアマチュアが持つには限度があり、普通はF6~F10位のものを使うことが多いんです。 つまりカメラレンズの短いものよりだいぶ暗いわけですね(^_^;) それで結局は高感度頼りになるわけですが、ここで一つ重要なことは、現在のデジタルセンサー本来の持つ感度はISO1600くらいが一つの壁になっていて、それ以上の感度でもノイズが少ないといわれるものはおそらくほとんどがセンサーへのオンチップで画像エンジンによるRAWファイル化以前にノイズリダクションを施していると思われます。 これは最近海外の幾つものカメラ評価サイトで感度ごとのラチチュードの変化などを精細に検証した結果やはりそうではないかといわれ始めたわけですが、天体写真の世界では以前からいきなり高感度に強くなったNikon機ではそういうことが行われているだろうと、実際の撮影結果から推測されていたことで、私も1年前くらいまではカカクコムでそういうことを書く度に推測に過ぎないとか、Nikonがそんなことをやるはずがないとか、いろいろ叩かれてきましたが、やっとそれがあり得ること、実は最近のカメラでは普通に使われるようになってきた技術ではないかと認識されるようになってきた感があります。 このノイズリダクションはカメラ側で写っているのが被写体のディティエールなのかノイズなのかを判別して消すもので、ある意味経験の積み重ねであるがためにその積み上げが少なかったときは星などという特殊な対象においては時に微光星が消されてしまったり色が変わってしまったりしたわけですが、最近ではデータ量も増えたせいかそういうこともなくなってきたようです。 このようにこの技術はそのメーカーがどれだけデータを積み上げたかとどの程度どのように効かすかに差が出ますので、やはり老舗でたくさんの写真を扱ってきたメーカーが有利になるわけで、その点でソニーには不利な部分もあったかと思いますが、同じセンサーを使っている以上大きな差がある方が不思議なわけで、追いついてくるのは時間の問題なだけ、もしかすると今回の新製品ラッシュの中にすでに回答があるのかもしれませんね(^。^)

    2012年09月14日12時24分

    todohLX

    todohLX

    美しい! 12日は結構晴れてくれましたね。 自分はグルグル撮ってました。

    2012年09月14日12時32分

    yoshim

    yoshim

    赤と青のコントラストが見事ですね。赤は励起した水素から、、との事ですが、青は どんな元素からなのでしょうね??  天気予報、最近あたりにくいですね。今度の週末は天気が悪いようですが、当たってないだけに 逆に期待しちゃったりして。。

    2012年09月14日15時32分

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    takuro.n

    todohLXさん、ありがとうございます(^^ゞ 天体写真の場合は望遠鏡さえ巨大であれば対象は無限にあるわけですが、アマチュアの持てるサイズで楽しめる対象はそんなに多いわけではなく、一つの対象を幾つもの焦点距離で切り撮ったり同じ写野に幾つも入れたりして変化を付けるわけですね(^^ゞ この星雲もそういう楽しみ方の出来る美しく表情豊かな対象の一つといえます(^。^) それにしても12日、見逃さずに撮りに行かれてましたか(^。^) 今年はほんとに綺麗に晴れ上がる夜というのが少なく、たまのチャンスはほんとに貴重で逃したくないですね(^_^;) 比較明も雲の通った画像が入っていれば最後までそれが残ってしまいますし、ある程度以上晴れてくれないと重ねてみたら雲だらけということになるので、やはり天気に左右される撮影と思います。 比較明の草分け的プロが夜中中、確か12時間くらいにわたって撮り続けた写真はすごかったですが、それもやはりその間雲がほとんど出ない夜というチャンスをものにしたからで、そう考えると比較明も星景とはちょっと違うジャンルかもしれませんね(^^ゞ

    2012年09月14日16時41分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 宇宙空間を漂うガスの多くは水素のようで、それが明るく輝いている部分を人間という宇宙人の都合で散光星雲と呼んでいるわけですが、この散光星雲にも大きく分けて2種類あり、一つは輝線星雲と呼ばれるまさに水素ガスが熱せられて自ら光を、Hα線という近赤外の光を発しているものがカメラで撮ると赤く写り、もう一つ反射星雲と呼ばれるものはそのガス雲そのものは冷たいもののたまたま近くに恒星があり、その光を反射して見えているものになります。 今回の赤と青はおそらくこの二種類が地球から見て重なって見えていると思われ、実際に混じり合い絡み合っているわけではないと思います。 これは超新星残骸と呼ばれる寿命の尽きた星の中でごく僅かなものが起こす大爆発で吹き出されたガスが広がっているもので、実際には平面上を広がっているわけではなく、球形ではないにしても四方八方に噴き出されたガスがあるはずだからです。 それがどちらがどういう具合に重なっているのか、青く見えるところはどの星に照らされているのかなど、ちょっと知っているとこの写真1枚からでも想像は色々膨らませられるわけです(^^ゞ 天気予報はね~(^_^;) 私は最近では主に気象庁発表とGPVそして確か航空機用だったか船舶用だったかの卓越天気という三種類を比較検討してますが、基本はどれも気象庁のデータを使っているはずなのにこれだけ一致しないのはもう予報とも呼べないんではないかと、気象学はいったいどうなっているのかと小一時間・・・(^◇^;)

    2012年09月14日16時52分

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