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I Girasoli 1 ~挽歌~

I Girasoli 1 ~挽歌~

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    B

    桜の花なら散り際までインスタ映えするのでしょうけれど、末期の向日葵たちに目を向ける人はほとんどいません。この向日葵畑にいるのは、私と虫取りをしている親子だけ・・・。そう言う私とて、カメラを持っていなければ、ここまでマジマジと見つめることもなかったでしょう。蚊に刺されながら服を汚しながら、寝っ転がって下から覗き込むと、向日葵たちの声が聞こえてくるような気がしました。 「I Girasoli」(i girasoliとは向日葵のイタリア語で複数形)、間を空けながら何枚か続けますね。

    コメント21件

    華都

    華都

    確かに、写真を撮らなければ観ることもなかった情景って沢山ありますね。 私なんか、まだ一杯見逃してると思います(>_<) 先日、誰も訪れる人のないアジサイ園に足を向けました。虫に喰われて可哀想な姿になってました。 でも、それも自然の姿の一部なんですよね。 数枚撮っただけで、藪蚊の猛襲にカンカンダンスを踊りながら退散しちゃった(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ 修行が足らないですねぇ〜〜(*´ω`*)

    2018年08月18日13時55分

    イルピノ

    イルピノ

    枯れてもなおその姿を残して、後世に命を繋いでいるのですね。 セピア色の切り撮りがよりその囲気を醸し出していますね(^^ゞ

    2018年08月18日14時57分

    akako

    akako

    哀愁を帯びつつも力強さを感じます。 哀愁は色から 力強さは構図から 印象に残る素敵な一枚ですね。

    2018年08月18日15時10分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    tadamiy様 本当に「ありがとう」と言ってくれているような気分になりましたよ。 命を繋げるために枯れるのだから、本質的なところでは一番美しい時期とも言える気がします。 話は飛躍しますが、死ぬ瞬間に「今が一番幸せだ」と思える人生こそ、最高なのかもしれません。 重いシリーズですがまた投稿しますので、是非お付き合いくださいね。 元気になれるお言葉、ありがとうございました。

    2018年08月18日16時35分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    イルピノ様 コメント、どうもありがとうございます。そう、セピアに見えますよね。実はカラーなのですが、RAW現像で若干暖色系にしてセピアっぽく仕上げてみました。あと「顔」の表情を完全に消すためにハイコンで黒潰れに。薄曇りとは言え、逆光なので露出補正に苦労しました。 テーマを表現するって、難しいですね。

    2018年08月18日16時36分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    akako様 「哀愁は色から 力強さは構図から」 なるほど・・・。 流石はakako先生、すばらしい格言頂戴しました。 う~む、カメラを構える時の座右の銘にしなければなりませんぞ。 いつも自信になる素敵な言葉、とても感謝しています。

    2018年08月18日16時39分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    華都様 な、な、な、なんと! カンカンダンスを!? これはスクープですぞ! Youtubeにアップしたら再生回数が大変なことに!! ・・・オホン、冗談はさて置き? 明るく華やいだ印象の華都さん。 ですが、私なんかよりずっと人生経験を積んでおられるでしょうから(年齢は私の方が少し上のようですが)、花の気持ち、すごく分かるんだろうと思いますよ。 楽しいカンカン・・・もとい、㊙エピソード、ありがとうございました。

    2018年08月18日16時40分

    ち太郎

    ち太郎

    末期のものを撮るのには覚悟が要ります。昆虫等は特にそう思います。蝶さんやトンボ君なんかは最盛期では動きが速くて難しいのですが、末期近くになりますと停滞してしまいます。ところがそれを撮ろうとしても悲しくてシャッターを押せません。 羽がボロボロになった蝶、5秒も飛べないトンボ、死に場所を探しているものたちの姿はファインダーを覗くこともできません。 土から出て土に帰る植物--その場所に体を付けて撮影は勇気ある証拠です。天に向かって生えて、その天と一緒に撮ってあげる。意味深い写真だと感じました。

    2018年08月18日19時30分

    masamasa

    masamasa

    青空に黄色い向日葵ではなくこの表現はとても迫力あり新鮮ですね!  ぺペロンターノさんの独特の視点は勉強になります。  

    2018年08月18日21時09分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    ち太郎様 生への慈しみあふれるコメント、ありがとうございます。 スイッチが入ると結構のめり込むタイプなので、汚れようが濡れようが頑張ってしまいます。そう言えば、昆虫の末期ってあまり考えなかったかもしれません。羽根がボロボロになっても飛び続ける蝶の写真を見ないのは、単に撮る人がいないからか? 撮る人がいない理由は見た目美しくないからか? それともあまりにも痛々しいからファインダーから目をそらしてしまうのか? そんなことを少しでも考えることが、次第に「覚悟」に繋がってゆくのかな、とも感じました。動物も植物も昆虫も皆同じですね。 「意味深い」と言っていただけたのは、思いもよらない褒め言葉です。

    2018年08月19日00時08分

    記録係

    記録係

    シルエットだけになった向日葵も印象的ですがその向日葵の気持ちを表したような空がいいなと思いました。もし晴れわたった空だったら向日葵の気持ちもまた違ったように見えたかもしれませんね。

    2018年08月19日00時12分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    masamasa様 これでも色味は迷ったんですよ。初めはモノクロのイメージから始まって、寒色系寄りもいいかな?とも思いました。今回は私には珍しく、同じシーンで三、四枚投稿しようかと思っておりまして、次のバランスも考えてやや暖色系にしてみました。終幕間近の向日葵を熱心に撮っているのは私だけでしたし、通りかかった人の目には奇妙な人に映ったかもしれませんね。 お褒めのお言葉、ありがとうございました。

    2018年08月19日00時19分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    記録係様 確かに空の表情って大切ですね。この日は薄曇りで時折弱い陽射しが照らす程度。おまけに風が強めに吹いていて、やや荒れ模様の空でした。全体的にマイナス感情に覆われていましたが、晴れていればそれはそれで対比が強くなって、悲しみが強調されることになったかもしれませんね。 「記録」しておきたくなるコメント、感謝です。

    2018年08月19日00時29分

    iketoyo

    iketoyo

    これはインパクトのある作品ですね。自己反省の時間を作らなくてはいけません。

    2018年08月19日12時03分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    コメント感謝いたします。 この写真は、まず「テーマありき」で撮影したものですが、インパクトを感じていただけるのは大変嬉しいです。私には、このサイトに投稿されているようなきらめく宝石のような花を撮る技術はないかもしれません。何とかそれらの素晴らしい作品群に対抗すべく(?)、視点を変えて頑張ってみようかと・・・。続きが少しありますので、またご覧くださいね。

    2018年08月19日22時59分

    真理

    真理

    この作品には、何かしら深い哀傷の響きがこもっているような印象を受けました。 写真から何を伝えたかったのか、まさにペペロンターノさんが描いていたテーマに相応しい構図と色合いだと思います。なかなか思い切ってこんな風には撮れませんが、続きの作品も楽しみにしています。

    2018年08月20日22時06分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    ご自身の作品のようなあたたかいお言葉、感謝いたします。 撮影をしながら、植物の命はどこからが始まりでどこが終わりなのか、ふと考えてしまいました。 写真も絵も音楽も、結局は自分自身の心の投影なのでしょうね。 道端の石ころの何気ないスナップでさえも、全ては生きていることのメッセージ。 真理さんのおっしゃる「哀傷」と共に、「自分自身をあきらめない」っていう思いも投影したかったのかなと思います。 もしかすると、自分自身への励ましであるのかもしれません。 ・・・ちょっとカッコつけてしまったでしょうか?

    2018年08月20日23時48分

    kareid@☛

    kareid@☛

    わおー、ハードボイルドに仕上げましたね。^^ 佐用町使ってくれますかね??(笑)

    2018年08月22日21時01分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    「ハードボイルド」っていう表現が私の心を掴みました。そういう見方もあるのかって思いましたよ。あと「無頼」とかね。さらに「レ・ミゼラブル」っていう表現もありますが、これだと希望が全くなくなってしまいそうです。一歩間違えれば、「喜劇」になってしまうかもしれません。悲劇と喜劇は紙一重ですからね。 そう言えば、これを撮りながら、kareid@☝さんの重圧感のあるあの向日葵を思い出しました。そんでもって、来年の佐用町のパンフレットにとアピールしたのですが、却下されました。二枚とも(笑)。 「魔界」からの(?)嬉しいコメントありがとうございました。

    2018年08月23日00時10分

    こなゆきん

    こなゆきん

    こんばんは(*^-^*) 『ひまわり』のテーマこそがイタリアンポップスだったのですね。 どこまでも広がるひまわり畑を、あんなに悲しい気持ちで見たことはなかったかもしれません。 打ちひしがれながらも、しっかりと足元を見つめるソフィアローレンの姿がダブります。

    2018年11月24日20時58分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    タイムマシンで遥々(・・・でもないか)見てきてくださったんですね。(笑 感謝感謝です。 今、あの曲を聴きながら打っております。本当ですよ。 確か中高生位の時、どんな映画かも知らないまま、ラジカセから流れてくる憂いに満ちた旋律に胸を締め付けられた記憶があります。後半、転調してからの盛り上がりが最高です。個人的にピアノとストリングスの絡みが大好きなので、巨匠ヘンリー・マンシー二のあのアレンジはシンプルながらも勉強になりますね。 向日葵のイメージが明るく前向きなイメージだから、いっそうストーリーの悲しみ色の度合いが強く感じられるのでしょう。 これは四部作の一枚目です。ラストの四枚目もそのうちアップするのでご覧くださいね。

    2018年11月24日22時32分

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