はな子
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2014/11/30 01:36~ 200mmトリミング ISO3200 F3.5 2分追尾×12 フードの前に糸を十字にはって撮ってみたが、ちょっとキツイ。 もうちょっとソフトにキラメキ感をだしたいなと。 極軸合わせをもっと正確にして、追尾時間を長くしてもっと枚数を重ねたい。
反射鏡筒のような光条を出すためにレンズ前に糸を張るというのは昔からある方法で、完全に好みの問題ですが、使い場所によってはMarshallさん書かれてるようにうるさくなってしまいますね(^_^;) ご自身でもちょっときつく感じられてるようですが、対策としては2方向、使う糸を試行錯誤することと画像処理です。 光条は糸が細く鋭利であるほど細くシャープになります。 つまりナイロン糸のように毛羽が全く無いものの方が凧糸のように毛羽があるものよりシャープになりますし、それが細いほどこれまた細くシャープになるわけです。 勿論透明な糸など使ってはいけませんが、そこらへんをもう少し試行錯誤してみると一段とスッキリする可能性があります。 そして画像処理ですが、今はまだ単純なトーンカーブでのS字だけでやっておられるでしょうか。 この画像では高輝度側の持ち上げが大きく、淡い部分をあまり持ち上げていないのでより輝星と光条が目立ってしまってると思います。 トーンカーブ上で最初にある左下から右上に通っている基準線上でカーブが交差する支点、これは上下には動かさないのでアンカーと呼びますが、これはどこらへんに置いてるでしょうか。 天体写真ではこのアンカーの置き方に一つの基準があります。 ようするにノイズを出来るだけ持ち上げずにそれより少しでも明るいガス雲は持ち上げたいわけですから、その境目ぎりぎりを見極めてアンカーにするのが基本なわけです。 アンカーの位置がこの基本よりだいぶ右側だとこの写真のように高輝度側ばかり強調されて淡い部分はあまり出てこないということになります。 そこでトーンカーブと同時にヒストグラムを見ます。 厳密には調べなければなりませんが、ぎりぎりのポイントはだいたいヒストグラムの山の頂点下あたりにあることが多いです。 そこでまずそこらへんにアンカーを作ります。 次にそれより少し右にもう一つ動かすための支点を作り、それを少しだけ上に持ち上げてみます。 それでノイズが目立つようになるならアンカーを少し右にずらして同じことをしてみます。 これを繰り返して試行錯誤することで、ノイズは出来るだけ抑えたまま淡い部分を持ち上げ、かつ高輝度側はあまり極端に明るくならないような操作をするわけです。 天体写真では輝星は完全に飽和し、これ以上明るくしたくなく、でも淡い部分は持ち上げたいことがほとんどですので、たいていはこういうトーンカーブの作り方で上手くいきますし、その中でも何処にアンカーを置くのが最も適切か、これを見極めるのに何度もの試行錯誤が必要ですね(^^ゞ
2014年12月01日14時18分
Marshallさん アドバイスありがとうございます! 別のところにも書きましたが、徳島県南の片田舎のベランダから撮ってます。 望遠鏡は屈折式を考えてます。高いけどメンテナンスが簡単そうで。(^^; まだ先の話ですけどね。 でも今からいろいろ物色したいと思っております。^^ プレアデス星団はMarshallさんがつい最近アップされてるのみて、うわー私もこんな風に青いのも白い雲もいっぱい出してみたい―と頑張りましたが、現実はこれです。。 おっしゃるとおり、十字の光条ない方がよかったかもと撮ったあと思いました。。 画角を左90度回転ですか。ふむふむなるほど。 赤道儀がぐぃーんと動いたそのままを撮ってそのまま処理しました。ハハハ・・ 今度からは、そういうのもちゃんと考えてから露出始めたいと思います。 takuro.nさん アドバイスありがとうございます! 光条は糸が細いほどシャープだけど透明の釣り糸のようなものは×なのですね。ふむふむ。 この写真の画像処理はトーンカーブとコントラストとコンポジットだけです。 「高輝度側ばかり強調されて淡い部分はあまり出てない」というのは、コントラストをきつくしすぎたからかもです。 ノイズがけっこうあったので、コントラストきつめにしてごまかしました。 トーンカーブはおっしゃるとおり、ほぼ単純なS字です。 アンカーという言葉初めてききましたが、どこら辺に置くとか考えずいつも適当にこんなもんかなぁ~です。(お恥ずかしい アンカーの位置によって、ノイズを出来るだけ出さずガス雲を持ちあげられるのですか。なるほど。 絶妙な位置をみつけられると、コントラストをきつくしてノイズをカバーするといういい加減な画像処理とはおさらばできそうです。(^^; ヒストグラムは、まったくぜんぜんわかりませんです。 左のたちあがり(?)が赤・青・緑がそろうように(?)くらいしか知りません。(これも間違ってるかも・・ 何度もtakuro.nさんのアドバイス読んで、なんとなく理解できました。(すみません理解力なくて。。 次画像処理する時がんばってみます!
2014年12月01日20時47分
いやーこれだけあぶってカブリが全然無い。下のほうのは分子雲か?カブリかもしれませんが、そうだとしてもこのくらいですんでいるのは驚異的です。ベランダでこれとは、素晴らしいです。これほど空が良いということは、それだけ長くシャッターを開けていられるわけで、やはりオートガイドしないのはもったいない気もしますが、そのうち予算と相談の上考えてみてください。せっかくSXPならアドバンスユニットですかね?使った事ありませんが、、。パソコンを使うかどうかは実はやってみるとそんなに大きな問題ではない気もしますが、むしろ大きいのはガイドカメラの感度だと思います。低感度のカメラだと、ガイド星を探すために微動マウントをつけたり、見つからなくて探し回ったり色々面倒があります。
2014年12月01日23時31分
yoshi-tamさん、こんばんは。ありがとうございます! 下の方は分子雲だと信じてるんですけど、、信じたいです。(笑) takuro.nさんさんのアドバイスをもとに、もう一度画像処理しなおしたいと思ってますが、実はこの画像処理に4時間くらいかかっているので、またこのくらいかかるかもと思うとなかなかやる気がでなくて。。(--; これではダメですね。月も大きくなってきたことだし、気合い入れ直します! 赤道儀買う時、なんとなくしか分からなかったオートガイドについて教えてもらっている時に、え?ここにもカメラがいるの?なんでー?なんて天文ショップで思わず声をあげてしまいましたよ。(笑) ガイドカメラの感度がいいのを選びたいと思います!
2014年12月02日02時49分
こんにちは、はじめまして。 ご自宅からこれだけのものがとれるとはうらやましいです! SXP、ややこしいですよね。私も苦労してます…(^^; オートガイドは勿論あれば精度良く追尾してくれますが、しっかり設定すれば、200mm程度ならノータッチでもかなりの精度で撮影できますよ♪ それにしても、ズームでしかも半段絞っただけでこの程度の収差とは素晴らしいですね。 感度を1600辺りでf3.5、5分露光で多枚数撮影できれば全く変わってくると思います!
2014年12月04日17時02分
かづきさん!はじめまして! かづきさんのお写真見て、素敵だな~、同じSXPだ!と思ってこれはご挨拶せねば~と思ってところ、かづきさんから先にコメントいただくとは!とてもありがたいです。 ありがとうございます! はい!200mmで5分追尾すべくいろいろ教えて頂いているところです。 月が小さくなってきたら再挑戦してみます!次こそ5分星を止めたいと思います。 「1600辺りでf3.5、5分露光で多枚数撮影」ですね。メモメモ。 がんばりまーす。^^
2014年12月04日20時19分
私の写真を見て下さってたとは光栄です。まだまだ私も発展途上の序盤ですよ。 徳島の南側にお住まいなんですね~!名前忘れましたが、海沿いの駐車場で有名な所ありますよね。私はそこへは行ったことがないのですが、もう少し南の国道55号線の海岸沿いで昇りかけの天の川を見ましたが、未だにあれを越えるものは見てません。夏の星座も楽しみですね。 ところで、SXPにカメラとレンズだけではバランスが合わないと思うのですが、いかがされてますか?私は敢えて鏡筒2本同架してバランスとれるようにしてます。やはりバランスは重要ですので。 私はカメラレンズでの撮影はGP2に載せてその露出です。よっぽど淡くない限りないほぼそれでスムーズにいきます。そしてとにかく枚数稼ぐことです。 因みに、この写真の下側は、うっすら写っている通り、グレーと青が折り重なったガスガス広がってますが、かなり淡いのでたくさんコンポジットしてください♪
2014年12月04日21時38分
かづきさん、おはようございます。 海沿いの駐車場は、南阿波サンラインの駐車場ですね。たまに行きます。^^ まだSXPを持って行ったことはないですけど。(^^; SXPにカメラとレンズですが、重りはつけず、支柱というんですかね?重りの真ん中にあるやつ。 その支柱の長さを調整してバランスをとってます。 もう一つの方は、カメラプレートをあっちにやったりこっちにやったりしてなんとかかんとかですね。(^^; かづきさんをはじめいろんな方からのアドバイスを元に、再々チャレンジ早くしたいです。^^
2014年12月05日10時58分
Marshall
おはようございます。 好みの問題もありますが、鏡筒の場合単純に言えば屈折か反射か?で分かれます。それ以外もありますが・・ ニュートン反射等の場合光条を出したくなくても出てしまう。屈折の場合はカメラレンズと同じで光条は出ません。しかしカメラレンズでも絞れば絞り環の関係で光条は出ますがこのように十字に出ることはないです。工夫されて十字の光条を出されてることは良いですが、この付近は露出を長くすると反射で撮影しても光条がうるさすぎるような感じで個人的には屈折系が好きです。赤道儀もSXPを導入されてるみたいですので是非露出も長く、また枚数も稼いで撮影されれば素晴らしい作品ができると思います。 空も素晴らしいようですがどちらにお住まいでしょうか? あとこの画角の場合左90度回転させると皆さんがあげられてる構図になると思います。決まりはないと思いますが、北を上に向けてやると良いかもしれません。 今後も期待してます。<(_ _)>
2014年12月01日09時25分