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今年の夏は、全く、全く、晴れませんでしたね… 機材テストすらままなりませんでした。。。 写真は f=200mm級程度までの望遠撮影ができる、超軽量級お気楽ポタ赤システムです。 やっと一瞬だけ星が見え、テストできました。 200mm 露出4分程度までなら、なんとか撮れました。 http://simhuq.sytes.net/astro./autoguide/2014-09-07_21-04-12_XE1.jpg 輝星はアルタイル。画面左が南。右半分黄色いのは、ベランダの庇です。
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使用しているポタ赤は、(株)輝星の PanHead EQ(PH-1s)。(SKYBIRD http://www2u.biglobe.ne.jp/~sky-bird/ 販売) カメラは天文改造済みX-E1、レンズは便利望遠ズームの XF55-200mmF3.5-4.8R。 カメラ+レンズで1.1kgです。インターバルタイマー付レリーズは、STOKから販売されている、無線式のワイヤレスです。 ポタ赤の上には、アルカスイスプレートを組み合わせた簡易片持ちジンバル雲台と、K-ASTEC製レボルビング装置を介して、カメラを固定しています。 赤経体の上の重量は、カメラ/レンズ別・オートガイダー込みで1.4kg。 PanHead EQ の積載重量制限は 3kg なので、カメラボディ/レンズ合わせて約1.5kgの重量物まで載せられます。 レボルビング装置が680g程度なので、これを外せば2.2kg程度の撮影機材まで載せることが可能です。 三脚は GITZO GT1541T。耐荷重4.5kgに対して、三脚上重量は 4.2kg。 脚を1段しか伸ばさないようにすることで、なんとか剛性保ててます。 持ち運びトータル重量は、バッテリ込み・カメラ/レンズ別で、5.7kgです。 極軸調整は、オートガイダーの画面を見ながらドリフト法で行います。 高度調整は、北側の脚の下の三脚アジャスターで微調整。 方位調整は、テーパーキャッチャーを緩めて粗動調整のみです。 粗動のみで微調整するには、機材全体の重心が、テーパーキャッチャーの中心を通っている必要があります。 このため、PH-1s の台座にはアルカスイス型のクランプを付け、プレート上を滑らせて南北方向の重心を調整できるようになっています。 テーパーキャッチャーの固定ねじにぶら下がっているのは、USB温度ロガーです。 ガイド用PCは、Win8.1タブレットの Lenovo miix 2 8。わずか350gの軽量タブレットです。 電力は全て、1個の大容量リチウムイオンバッテリで賄っています。 レンズ・ガイダー両方に夜露ヒーターを繋いでも、バッテリ1個で15時間程度は保ちます。 Winタブレットも、OTGケーブルを介することで QHY-5L II とUSBで繋いだまま、外部電力供給できています。
2014年09月11日07時53分