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冬の星座が昇る、夏の夜明け前。
ヒヤデス界隈の星が太っている原因、大きく3つありそうです。 ①非点収差・コマ収差 ②コンポジットずれ ③日周運動による微ズレ 原寸大ですと、こちらにuploadしたコンポジット済みのものはこんな感じです。 http://photozou.jp/photo/photo_only/177665/185445462 一方、流星コマだけを現像し、ノイズ除去処理は一切行っていないものが、こちらになります。 http://photozou.jp/photo/photo_only/177665/185467355 元の1コマ分のデータを見ると、周辺部のある程度明るい星で非点収差・コマ収差がどうしても出ていますが、微光星は案外四隅までシャープです。なので、像面湾曲の影響は案外少ないのではないでしょうか? 1コマ分ですと上記①③だけが要因ですが、コンポジットすると②が微光星を含め出てきます。 重ね合わせの中心である写野中央を中心として、放射状の流れが目立ち始めます。 この影響が結構デカいので、この辺が固定撮影コンポジットの限界かな~とも思います。 コンポジットの中心をヒヤデスに持ってくる手もありますが、そうすると画面左上の暗い領域の星の伸びがスゴイことになりそうです。(^^; コンポジットによる伸びが目立つところをガッツリ切り落としてトリミングしたとしても、①の影響は以前大きく、ヒヤデス界隈の星像の太りは避けられそうにありません。 う~ん、難しい… と、考え込んでるときが一番、愉しかったり?(笑)
2013年08月22日21時10分
takuro.n
CANONの24LⅡは開放で使うと周辺星像もっと酷いですが、これでもやはりせっかく流星の流れたヒアデス星団が目立たなくなるほどの星像肥大がなんとも惜しく感じますね(^_^;) ピント位置を中心からずらすことである程度の改善が出来ればいいですが(^_^;)
2013年08月22日02時27分