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迫る雲・降り往く天の川

迫る雲・降り往く天の川

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    B

    7/2 1:34~1:41 同じく南アルプスにて。 AF-S 24mm f/1.4G + HEUIB-II + 改造α7S SWAT-mini (Music EQ II ユニテック版)にて追尾。 F2~2.2程度相当、ISO6400 30sec ×10枚コンポジット

    コメント8件

    HUQ

    HUQ

    先の投稿と時間が前後しますが、夏の大三角が天頂を過ぎて見える直前に撮った、いて座方面の天の川です。 低空の雲が消えなかったので、ゼンマイ1巻ぶんの10枚で諦めました。 さそり座付近の美味しいところは雲の中。残念。 ISO6400 だと、もう少しコンポジット枚数を稼ぎたい感じがします。

    2016年07月04日22時36分

    tohike

    tohike

    素晴らしい濃い天の川ですね!一つ質問があるのですが、改造α7Sで天体写真を撮られる際、露光時間が最長30秒で複数枚撮られている理由は、やはり問題視されているバルブ撮影時の圧縮RAWによる、微恒星の消失への対策なのでしょうかー

    2016年07月17日18時01分

    HUQ

    HUQ

    そうです。 と同時に、α7Sで過度の露出をすると、 http://photohito.com/photo/5356812/ のようにGとBが飽和して赤と白ばかりの写真になってしまうことが判りました。 ヒストグラムのピークが中央付近か、やや低輝度側にあるぐらいの露出に留めると、GとBがしっかり出てきます。 α7SはISO1万以下の低感度(?)において非常にノイズが少ないため、アンダーな露出でも淡い部分をしっかり炙り出すことができます。 この写真では ISO6400 ですが、F2~2.8前後で露出30秒を16枚もコンポジットすれば、淡いモノが十分炙り出せていると思います。 標高が高く、空が暗いので ISO6400 まで上げることができていますが、低地では ISO800~1600 が限度です。 ということは F4 ぐらいでも ISO6400 30秒で十分な露出ができるわけです。 「アンダーめに露出して、大量コンポジットする」という方向性だと、星溶けによる露出30秒制限が、あまり致命的な制限ではなくなってきました。

    2016年07月17日22時27分

    tohike

    tohike

    ご回答ありがとうございます! このG、Bの飽和現象とその対策は、α7Rなどの高画素機種にも及ぶものなのでしょうか? 確かに7Rでも、露光を欲張ってヒストグラムが中央を越えると、白くつぶれ易くなりますー ただ、あまり「星溶け」を意識した事が無く。。

    2016年07月18日08時56分

    HUQ

    HUQ

    判らないです。 1ピクセル8.4umもあるα7Sと、徹底的に高画素化に振ったα7R等ではセンサの素性自体が違うと思うので、α7Sの結果をそのまま適用出来るかどうか判りません。 しかし一概に言ってソニーのセンサーはノイズが少なく暗部のダイナミックレンジが広く、明部側はそれほど白飛びしにくいという印象は無いので、露出は控え気味にして、残るノイズはダーク減算やコンポジット、ディザリング等で補ったほうが良いと思います。 星溶けはα7S,α7R2等では聞きますが、それ以外の機種でどうかは不明です。

    2016年07月18日11時47分

    tohike

    tohike

    再びご回答いただき、誠にありがとうございます。m(_ _)m ご存知であれば是非ともお教えいただきたかったもので、つい。。 しかし、7Rよりも更に高画素な7RIIで星溶けするとなると、7Rも精査する必要がありますね。 今度比べてみたいと思います。

    2016年07月18日19時52分

    HUQ

    HUQ

    一時期星溶けの原因は「RAWに不可逆性の圧縮が掛かっているからだ」と噂されていたこともありますが、ファームウェアのアップデートで可逆圧縮が可能になったα7R2、α7S2 でも、星溶けは根本改善はされてないようです。 今年のCP+でSonyのブースへ行って、暗所撮影体験室で技術担当の方に訪ねたところ、 ・所謂「星溶け」と呼ばれる現象がユーザーから報告されていることは把握している ・その原因はまだ不明 ・α7R2,S2 で可逆圧縮ができるようにはなったが、露出30秒まではRawが14bitデータで保存されるのに対し、BULBでは12bitデータで保存される、という点は変わりない ・この問題は、今後の製品での課題と考えている という見解?を戴きました。 更にまた最近、Facebook の天体写真関連グループにおいて、α7R2 は強烈な炙り出し処理を行うと、画面横長方向の中央にラインが入る(2枚の映像素子の長辺を継ぎ合わせて1枚の映像素子としたような格好)という報告がありました。 メーカーや StellaImage のアストロアーツとやり取りをした結果、Stella Image 側には問題が無く、根本的な問題はカメラ側にあることが判ったそうです。

    2016年07月18日21時27分

    tohike

    tohike

    毎度大変勉強になります!一連の情報までお聞かせいただき、本当にありがとうございました。

    2016年07月18日21時56分

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