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色々あった仕様変更後初稼働の夜

色々あった仕様変更後初稼働の夜

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    B

    この鏡筒を導入してもう1年以上。 ずっと原因不明の星像肥大に悩まされてきました。 考えられるのはピント不良と光学系不良、そしてガイド精度不足と機材のブレ。 ピントに関してはこの焦点距離の機材にしては接眼部がひ弱なのでどうしてもギリギリまで追い込むことが出来ず、そのうち別のものに付け替えようと思いながらなかなか適当なものが無くてまだそのまま。 光学系は星像良化のための補正光学系としてフラットナーという手がありますが、これはいつでも何とかなるとこれまたそのまま。 ガイド精度向上に関しては対象によって

    コメント9件

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    takuro.n

    難しいオフアキ化やますます風に弱くなりそうなガイド鏡の長焦点化はどうも踏ん切れなくて結局焦点距離は同じままガイド鏡を小型化。 一番疑ってたのが風などによるブレ。 自分の架台の能力以上に鏡筒部を強化して重くなってしまった分、揺れの減衰も遅く、風が強い日などガイドグラフ見てても悲しいほどだったのでまずはこれをどうにかしたいと思っており、今回ついにシステム大改装に踏み切りました(^◇^;) 写真は撮影終了直後にさっと撮ったので細かいところは分かりにくいですが、三脚をピラーに換え、重い鏡筒バンドをやめてアリガタに戻し、その分バランスウェイトも減りました。 アリガタアリミゾのサイズを変えたためにプレートも特注し、フードもこれまでより5センチほど短くしてとにかく風に少しでも強くなることを考えてあります。 これも前々から考えながら今まで躊躇してた理由はピラーの重さ。 純正は22キロって_| ̄|○ サードパーティのものでもっと軽いものも幾つもあるんですが、風対策には捻れ剛性だけでなく重さもやはり必要かなと、最後は思い切りましたが、実際持ってみると大きく持ちやすいせいかそこまでには感じず、まあ15キロという感じでしょうか(^_^;) ここまで準備してからもこの夏はどうも水蒸気が多いようで晴れても空が白く濁った日が続いたんですが、ここ数日やっと夏らしい空になってきたようで、11日の夜やっと初稼働できたわけです(^^ゞ まずこの日は夏休みや連休突入のところもあるでしょうし、ペルセ群直前とあって晴れが見込めそうで決めた行き先は広い駐車場があるわけでもなく人がいっぱいで設営できない不安に駆られながら行ったら・・・・ 人っ子一人いない_| ̄|○ 何でやろと逆に不安になりながら準備してるとなんか霧が(‥;) まさかみんなこれを見越して来てないなんてことは(‥;) それでも天頂付近は試験撮影なら何とかなりそうだし、ついでにポタ赤でペルセも狙いながらと試し撮りしてたらなんか変(‥;) 望遠鏡に付けてるカメラの画像に変な影が(‥;) 焦って諸所調べたらなんとセンサーに結露_| ̄|○ どうも冷却改造でセンサーが結露するのを防ぐためにペルチェで出した熱の一部をセンサー周りに回すチャンバーに穴が空いたような(>_<) おかげで結果的には翌日極大予報の夜より明るいものが多く流れてたのにペルセ群撮影は無し_| ̄|○ 気を取り直して今夜は試験撮影のために来たんやからとカメラを交換してまずは霧の薄そうな天頂付近から撮り始めてたら車が1台近くに(‥;) 話してみると翌晩のペルセ群撮影の下見に初めて来たとのこと(^。^) それからその方も一応お試し撮影されてる合間に色々喋って2時半頃帰って行かれました(^^ゞ こちらもその頃にはもう追い込みにかかってたわけですが、しばらくするとなぜか今度は歩いて人が(‥;) ハテ車も1台も来てないはずとちょっとビビって挨拶してみると先ほどの方・・・ 帰りにちょっと下でもう一度場所をよく確認しようとUターンしたところ側溝に気づかず後輪が落ちて動けなくなったとのこと(‥;) こちらはガイド中で手空きでもあり、即一緒に行って後ろを押したりタイヤの方向を指示したりしたところ程無く脱出(^◇^;) 今度こそほんとにお別れして私はとぼとぼ真っ暗な中を一人望遠鏡の元に(^_^;) もうその時間には撮影も終わって後はダークを撮って撤収したわけですが、肝心の試験撮影の星像はというと・・・・ あんまり効果が認められない_| ̄|○ 確かにブレの幅やその収束時間はそれこそ1/5くらいになったなとピント合わせ時などに実感してたんですが、一番の問題はどうもここではなくガイド精度か補正光学系が必要みたい_| ̄|○ ピラーまで買ったのに(T_T) ガイド精度を上げるためにはもうガイドカメラを買い換えるしかなく、補正光学系もフラットナーを買ってみるしかなく、いったいこの望遠鏡、性能を発揮させるのにどんだけつぎ込めばいいんでしょうか(T_T) そんなこんなで疲れ果て、翌ペルセ群の夜はもうふらふらになりながら遠征強行したようなわけでした_| ̄|○ すみません、今回は完全に日記になってしまいましたm(__)m

    2013年08月18日04時30分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、おはようございます。 ピラー買ったとは聞いてましたが、ちょうどピラーにしようか?と言ってた頃にヤフオクで3万円であったんですよね。黙ってましたけど・・ タカハシの赤道儀は使ったことはないけど、何度も見てはいるんですが、三脚もVixen等に比べるとはるかに剛性もありそうで、果たしてピラーの効果はどうなんだろう?と、気にはなってたんです。 高さは純正でしょうか?純正だと三脚に比べて高くないですか?もし高かったらその分多少は影響も出てきそうに思えます。 それにしてもこれを現場で組み立てるわけでしょうか? 関係ない話ですが、AXDを買った後、マジマジとEM-400を見たんですが、AXDにしておいてよかったと思った点があるんですが、それが高さなんです。もちろんタカハシのものは足の太さも太いし重さも重いのでガッチリ感はダントツでしょうけど、一人で重い鏡筒を乗せられるか?それが心配というかAXDにしてよかったと思ったことです。 VIXENの作りは元々重心が下なのでウェイトも軽くて済むんですが、鏡筒の取り付け、外しも簡単です。たぶんEM-200と同じくらいの高さだと思います。 何度か使ってみた感想は、やはり風には弱いというかこればかりは避けられないな?が率直な感想です。でもSXPとは比べ物になりませんけど、グラフを見てるから余計気になってるような感じです。 今のところPHDで0.1~0.2で収まってるので十分でしょう。 VIXENだとP-PEC等色々調整のしようもありますが、タカハシはわからないので、何とかうまくいくことを願ってます。m(__)m 追伸、ふと画像を見て思ったんですが、ケーブル類はいつもこんな感じでしょうか? 長焦点だとケーブルの重さとかバランス的なもので私の場合はてきめんに結果に響きます。すべてまとめて赤道儀に負荷がかからないように心掛けてますが、参考になれば。m(__)m

    2013年08月18日06時12分

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    takuro.n

    Marshallさん、撮影帰りのお疲れのところありがとうございます(^^ゞ タカハシのピラーは用途別に高さが何種類もあるんです(^。^) EM-11とEM-200用のものは反射眼視と撮影用の一番短いものと屈折撮影用の中くらい、そして屈折やシュミカセ系での眼視用の一番高いものとあり、私のは当然一番短いもので、高さ的には今までのメタル三脚を伸ばさず使ってきたのとほぼ同じです(^^ゞ これで仕様書には重さ22キロと書いてありますからまあタカハシらしいです(^◇^;) EM-400以上の場合は高さは2種類ですね。 狭い店内にぎっしり展示する場合は高く出来るものは高くしないとというようなこともあるんではないでしょうか(^_^;) ピラーにした効果はピント合わせ時などてきめんに分かるくらい違うんですが、これはガイド精度と直接の関係はありませんので、威力が発揮されるのは冬場などもっと風の強い時でしょうか(^_^;) まあ結構大がかりなことをやってやっと原因の切り分けが一つ終わったという感じですね(^◇^;) ガイドに関しては以前笠井の8センチGuideFinderに2倍バロー付けて子持ち銀河撮影時に試そうとしたところガイド星が捉まらなかったんです。 ほとんど天の河周辺にある散光星雲ならいざ知らず、この焦点距離なら撮りたい系外銀河となるとやはりオフアキは難しいものがあると思います。 いずれにしてもここまで来たらもうフラットナーもガイドカメラも順番に買っていくしかありませんありません(^_^;) ケーブルはMarshallさんには指摘されると思いました(^◇^;) 普段はプレートのいい位置の穴にマジックテープ入れて輪っかを作ってまとめてるんですが、今回はまだバランスもよく分からず、マジックテープそのものも持って行くの忘れてたんです(^_^;) なんせうちで組み立てることが無く、試験も何もかも出かけてですのでなかなか効率が悪いです(^_^;)

    2013年08月18日07時29分

    yoshimpc

    yoshimpc

    皆さん今日は。 この話題、復帰参戦したらぜひとも実践で参加したいですね。今の所、偶然のご縁で手に入った中古の200RC(まだ届いていません)→ムーンライト(これもまだ届いていない)→RCフラット→OAG9(倒れる直前に購入していました)で考えています。そもそもlodestarでならいけるのかどうか。例の方はいけると書いてありましたが、しかし「どこでも」いけるとは書いてなかったですよね??その辺も含めてテストしてみたいです。  RCはコマはないらしいですが、像面湾曲かなにかが強いらしいので、フラットナーは必要そうですね。投資額からいっても、RCの特性から言ってもまずここからテストでしょうか。RCフラットか、例の方と同じく2.5インチフラットナーか、一瞬迷いましたが、自分は2インチしか使う気がないのと、2.5インチ用はそもそもRC用ではないし、推奨バックフォーカスが口径によって大分違ったりするので結局RC用にしました。takuro.nさんの場合、2.5インチフォーカサー考えておられるなら悩みどころかもしれませんね。  それにしても、あのピラー22キロもあるんですか。MarshallさんのAXDもそうですが、重量は良い写真を撮るために絶対有利とわかってはいても、体力が追いつきません。しかしどうやら重いもの持つにもコツがあるようですね。そう言えば大分前一時オーディオに凝った事があるのですが、そこの店主が言っていました。その人曰く、40−50キロくらいなら余裕とか。その時は何とも思いませんでしたが今考えてみると羨ましい事です。

    2013年08月18日10時38分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、早く治して参戦して下さい(^◇^;) 情報量なんて多い方がいいですが、なぜかこの鏡筒って結構売れてると思うのにあまり出てこないんですよね(^_^;) そしてこの焦点距離になればオフアキはloadStarでも無理な時は無理と思います。 というのは天体写真の世界の方が使ってるデュアルセンサー冷却CCDのガイドセンサー感度はloadStarより良いくらいとのことなんですが、それでも系外銀河の場合はどうしてもガイド星が捉まらずに諦めることもあるそうなんです。 天の河周辺になる銀河面と垂直方向では星の数も密集度もまったく違いますので、これは必ず起こることと思います。 たとえオフアキが出来るシステムに組んだとしても、いざというときはガイド鏡仕様に出来る対応策は必ず必要と思います。 フォーカサー2.5インチというのはフェザータッチでラック&ピニオンがそれより大きいものしかないからそういう話になったんです(^◇^;) なぜか2インチはクレイフォードしかないんですよ(^_^;) なのでしっかりしたラック&ピニオンならインチでも問題なしです(^◇^;) 個人的にはせっかくこの焦点距離使うのにフルサイズフォーマットは考えてませんので、とにかくしっかりしたものなら(^_^;) 最後に重量物ですが、小さく持ちにくいほど重く感じますので、ピラーの場合は両端が封鎖されてない筒状態ですし、持ちやすいのはすごく持ちやすいんです(^○^) 赤道儀の15キロやバッテリーの20キロに比べれば格段に持ちやすく、っというか赤道儀もバッテリーも片手で持つことになるのに対しピラーは両手で持てるせいもあってか22キロには全然感じないですね(^◇^;)

    2013年08月18日17時37分

    chesara

    chesara

    takuro.nさん、こんばんは。 ピラー脚での撮影風景・・・迫力あります。@.@ それより、私には左にさりげなく写っているスカイメモが気になります。 私はポラりエ持っているのですが、バランスウエイトの安定性が格段違うような??? 太陽・月・惑星・星野などにはスカイメモの方が、セッテイングを含め断然安定感があるように思えますが???-.-??? ご指導ください。m(_ _)m

    2013年08月18日18時56分

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    takuro.n

    chesaraさん、ありがとうございます(^^ゞ この時はすでにカメラ下ろして放置状態だったスカイメモに目を付けられるとは(^○^) 確かに極軸望遠鏡が赤経軸内に仕込まれていることと、このようなドイツ式赤偉体がオプションとしてあることがスカイメモの大きなアドバンテージでした。 勿論今でもこれは小さい箱形全盛のポタ赤の中では特筆すべき美点なんですが、逆に大きさ重さ的には最近出てくるものが全て小型で平均がどんどん小さく軽くなっていってる中ではすでにもうポータブルとは呼べないものになってしまってることと、致命的なのは数年前に生産を完全に中国に移行してからのものは個体差がとても大きいとのことで、中には100ミリでさえまともに数分追尾してくれないようなものまであると、実際使ってる著名な方からつい最近聞いたところで、それまでは私もことあるごとにスカイメモも推奨する機材の一つだったんですが、それ以来逆にもう駄目と書くことになってしまいました_| ̄|○ あまり重く長いレンズを使うのでなければポラリエにもサードパーティーから http://telesco-factory.ocnk.net/product/245 このような物もって久しぶりに見たらもうソールドアウトになってますね(‥;) これ以外だと最初からこのようなオプションが揃っててかつ精度や耐風性なども考えると今では http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/98952/873222/list.html こちらあたりが最も使い勝手良さそうに思ってます(^^ゞ

    2013年08月18日20時56分

    yoshimpc

    yoshimpc

    確かに国際光器でもジズコでも2インチはクレイフォードばかりですね。製品としては2インチラック&ピニオンもちゃんと存在しているので何故輸入しないのか謎です。  星見屋さんの個人輸入サポートって、扱う品が決まっているのでしょうかね??一度相談してみてもいいかもしれませんね。何故か今ならフェザータッチの2インチラック&ピニオン、通常545ドルから500ドルに値下げしているみたいですが、、、。まあそれでもやはり高いですね。あと、やはりオフアキが無理な場合、確かに困ります。blancaガイド鏡とかでお茶を濁すかもしれません。

    2013年08月18日21時16分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、私も使う補正レンズ類なども全部2インチなので2インチラック&ピニオンの良い物さえあれば、かつモーターが付けばもうとりあえずは何も考えずにそれにするんです(^_^;) 望遠鏡メーカーの鏡筒に付いてる接眼部はデフォルトではほとんどラック&ピニオンですよ(^_^;) ほんとなんか意味がよく分かりませんね(^_^;) そしてオフアキですが、最近でこそ系外銀河を撮る方達もフルサイズとまではいかなくてもAPS-Cくらいのものを使われることが多くなってきましたが、以前は少しでも拡大率を稼ぐために小さいセンサーのカメラを使うことが多く、それでオフアキもある程度融通が利いたという面もあると思います。 それに比べるとデジ1を使う場合はやはりケラレなくプリズムを差し込める寸法は短くなってほんとに有効画角の際周辺部しか使えないでしょうから、特に遠い物好きな方にとっては問題は大きいと思います(^_^;)

    2013年08月19日07時11分

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