takuro.n
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遅れに遅れてしまいましたが先月8日に撮りにいった最後の1枚、はくちょう座の網状星雲です(^^ゞ ここは以前に330ミリに光害カットフィルターを付けて撮ったり、 http://photohito.com/photo/1061116/ 東西の明るさと構造の顕著な部分を1200ミリで撮ったものを上げてます。 http://photohito.com/photo/2076174/ http://photohito.com/photo/2076187/ この星雲はこの東西の明るい部分
ここは200ミリでちょうど全体が入る程大きいのですね。撮った事無いからイメージがありませんでした。 青はたしかに波長が短い分減衰が大きいでしょうが、ちゃんと写っている気もします。むしろ周りの星間ガスが写っている分体感上見えにくくなっているだけのような、、。 あ、さっき書き漏らしましたが、RC考えたのはやはり例の方の作例にびっくりしたのも大きいですが、よくよく読んでみるとやはり当然ながら赤道儀の力が非常に大きそうで、(多分200RCオフアキで、だと思いますが、RMS0.25でだめだったが翌日は0.1くらいになったとかおっしゃっています。)PHDのRMSはRAしか反映していないはずで、いかに精密に追尾できているかがわかります。私なんか500ミリガイド鏡でも0.1とか見た事ありません。
2013年08月08日07時27分
yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 確かにちょっと青以外が写りすぎてるんです(^_^;) ただ私の重視してることの一つが全体のバランスですので、写っているガス雲を落とすわけにもいかず、赤を落とすわけにもいかず、ある意味欲張りすぎです(^◇^;) 重視するものがあるならそれに比重を置いてもいいかもしれませんが、実際写っていると思うと何かを切り捨てるなんて出来ないので仕方ありません(^_^;) 例えばスターシャープをもっと無理矢理強くかければそれだけでも淡いフィラメント構造は出てきますし、トーンカーブを変則的に星雲の明るいところは落とし、逆に暗いところを持ち上げたりしてもそれなりに出てきはします。 でもそういう不自然なことって出来ないんですよね(^_^;) 例えばトーンカーブの使い方で基本は打つポイントは2点です。 これをもっと多く打ってグニャグニャのカーブを作るなんてやりたくないわけです(^_^;) マスクにしても完全に分けて考えられる星マスクは使いますが、星雲のある部分を選択するマスクなどというのも使いたくないんです(^_^;) となると淡い青い部分を持ち上げようとすると必然的に明るい青い部分はもっと持ち上がってしまうわけで、この画像もそのせいでちょっと明るめになってしまってますが、それでもその方が写っているままのバランスが保てていて私的には好ましいと感じるんです(^_^;) まあこういうのも個性というべきでしょうか(^◇^;) 望遠鏡はね~ 現在の写真用鏡筒と認められるようなものは基本的にはそんなおかしなものは無いので、その性能さえしっかり発揮させられれば、光軸やスケアリング、ピントにガイド、全てをしっかり押さえられればまず全ての鏡筒で素晴らしい画像が撮れると思います。 でもそれが言うは安しで難しいんです(^_^;) ほんとにそんなことが出来てるのはそれこそ天文誌常連さんクラスだけでしょうし、その中でもあの方は間違いなくトップクラスのこだわりを持ってやっておられる方なので、たとえRC以外の鏡筒でも使うとなればあのレベルの画像を出してくると思います。 私みたいなとりあえず撮ってみてなどというやり方ではなく、搭載重量は赤道儀の能力の半分くらいまで、ピントは手動なんて論外、バランスも徹底的に煮詰め、スケアリング含め必要と思うパーツの特注も当たり前など、撮る前に手を入れられる部分は一つ残らずやれる限りのことをされるんですよね。 天体写真なんて誰もが同じものを撮るわけで、その中で際だった1枚を出してくるってことはそういうことなんだと思います。 持っている赤道儀に合わせて間違いない鏡筒を買って、実際にはそこからが撮影ではなくシステムを組み上がるためのスタートなわけで、私など逆立ちしても真似出来そうにありません(^◇^;)
2013年08月08日08時36分
おっしゃる通りですね。本来の姿からあまり遠ざかるとほとんど絵になってしまいますしね。いや、青はちゃんと見えているんではないでしょうかといいたかったのです。 あの方は設計図も公開してくださっていますが、あれを見せられても感心するばかりで私なんかそもそも意味が分からないです。しかし私は遠いものが撮りたいので、やはり口径が必要なんですが、25センチニュートンとなると巨大すぎるし、EdgeHDの925は高すぎるし、250RCは重さ以外なら満足なのですが、、。とか考えているうちに重さ、値段、性能の総合的なコストパフォーマンスの高さでやはり200RCかな、、と。あと、世界の望遠鏡店を見ていると、GSO RCというのは本当に世界中で売っていて、それ用のフラットナーとかもあり、しかもTSのGSO RC用フラットナーはバックフォーカスも長く、オフアキも充分出来る仕様になっていたりして、そういうことも魅力に感じました。 まあ病気が治っちゃったらまた変わるかもしれませんが、数ヶ月動けないのでさすがにこういう妄想でもしていないとやってられないという事もあるかもしれません。治った時、以外と物欲がなくなっているのか、それともスパークするのか、、。
2013年08月08日09時32分
takuro.nさん、yoshi-tamさん、こんにちは。 なるほど!45EDⅡだとこのような縦画角でも収まるんですね。 例によって出先でのモバイルなので細かいところまではわかりませんが、十分素晴らしいです。 そしてyoshi-tamさん、お久しぶりです。というか大丈夫ですか? 例のGC200RCは、理屈はかなってるのもわかりますが、普通の方には真似できませんよね。 以前はε-180EDでも似たようなことをやってましたが、どこからお金は湧いてくるんだろう?世の中には凄い人もいるもんだ。という程度で見てる程度です。 あとガイドの精密性はもちろん赤道儀、鏡筒等で決まると思いますが、PHDを使ってる以上は0.1~0.2で収まれば十分かと思ってます。あとはセッティングですね。takuro.nさんの以前から言ってますが、東から天頂付近までは若干筒先を重めに、また天頂を過ぎたらその逆に・・完全フリーが良いと言われますが、バックラッシュの遊びを考えると多少負荷をかけたほうがガイド的には良い感じです。 マダマダ私も勉強したり実践で経験を踏まないと分からないことばかりですが、AXDにしてから大分手を抜いてるのも事実です。AXDはまだ新しいからなのか?赤経方向がフリーにならず重いんです。SXPは完全フリーでウェイトを少しずらしただけでも反応するけど、AXDはウェイトが多少違っててもわかりにくいんです。 ガイドはガイド鏡の焦点距離にも左右されるし、ガイド精度の設定でも変わってくるので一概には難しくPHDの設定がわからない私はもっぱら赤道儀側のオートガイド設定のみでいじってます。 何はともあれ場数を踏みながら勝手に体に覚えさせることが今の私の段階です。 今後も期待してます。
2013年08月08日11時26分
みなさんこんにちは。Marshallさん先日はご心配いただきましてすみません。 今回はなかなか過去に経験がない程炎症がひどく、本気でどうなるかとおもいました。いや、この病気でというより、こんなにつらいのは何か別にあるんじゃないかと本気で疑ってしまいました。現在まだ症状はありますが以前よりは全然ましです。まあでもステロイドやめていくとぶり返す事もあるようなので慎重にいきます。 あの方のレベルまでいくと、もう私には真似をしようという気すら起きないというか、はっきり無理と断言できます(笑)特にスケアリングの追い込みなんて鬼気迫るものがありますね。私は撮れたら楽しい。きれいに撮れたらなお良いというレベルで止まりそうです。 それにしてもPHDのRMSはガイド鏡の焦点距離によっても変わるはずですが、0.1~0.2は結構すごいと思います。もっとも私の頭の中のRMSはadvanced-GT時代で止まっているので、普通はもう少し良いものなのかもしれません。さらに、Marshallさんの場合確かsuperstarだったと思うので、画素がより細かい分少なくともlodestarよりは良い数字を出すためのハードルが高いはずで、それで0.1~0.2ならさすがAXDという事になるのだと思います。手を抜いても大丈夫という事は、もともとPEも小さいとか、バックラッシュも小さいとか、モーターがパワフルで少々のずれは力でねじ伏せられるとか、いろいろあるんだと思います。買って正解でしたねー。
2013年08月08日13時20分
yoshi-tamさん、そうなんですよ、私が200RCに決めたのも一つにはコストパフォーマンスが高そうに一見見えたからなんです(^_^;) しかし、実際にはこれを使うためにすでに鏡筒以上の投資を強いられてますし、まだこれからもあの焦点距離での撮影用途としては役に立たない接眼部をなんとかせねばならず、そういうことも考えるとはたしてほんとにコストパフォーマンスが高かったのかどうか、今となっては非常に疑問に思ってます(^_^;) まあこれは使ってる赤道儀の問題も大きいので人によるということになり、G11を手に入れられたyoshi-tamさんとしては挑戦したいところでしょうね(^^ゞ
2013年08月08日16時08分
Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 強調していったらMarshallさんの撮られた画像のような繊細さはなくなってしまいましたが、ここは結構淡い広がりというか、東西の明るい部分の間に筋状に相当モヤモヤあるところなので、そこまで全部入れたいとなると画角的にはぴったりなんです(^◇^;) まあ天文誌投稿レベルの繊細さを求めれば500ミリ前後にフルサイズの3枚モザイクとか、300ミリ前後にAPS-Cで3枚モザイクとかになるでしょうが、もし将来的にそういう撮り方をする時のためのファインディングチャートとしてもこうやって1枚撮りしておくのは無駄にはならないと思いまして(^^ゞ バックラッシュに関しては最近ではベルト駆動でバックラッシュレスなどというものも出てきてますし、あの方のJP赤道儀は確かK-ASTECさんで改造調整されたものですのでやはりバックラッシュもほとんど無いと思われ、他にも例えばバランスウェイトが正中越え時にも絶対微動だにしないようねじ穴をもう一つ空けて2点止めにしたりと、ほんとに普通考えも付かないところまで手を入れてあるのでバランスを完全に合わせても問題が起こらないのであって、普通はやはり正中越えは控えた方が無難ですし、常に東側を微かに重くというのは一般的には正しいと思います(^◇^;)
2013年08月08日16時23分
takuro.n
がとても有名でたいていの撮影ではこれをメインに撮られるわけですが、じつは南北にも相当な広がりがあることは知っており、そのうちもっと広い写野で撮ってみたいと思ってました。 そして先月8日の夜、射手座あたりを時間をかけて撮れる最後のチャンスかなと二つ前のバンビの横顔の画角が撮りたくて焦点距離228ミリの鏡筒持ち出したのを幸い、射手座あたりがもう西に傾いてそちらの撮影が終わった後薄明までギリギリの時間を使って撮ってみたわけです(^。^) しかし・・・・ 元々赤に比べて青い光は波長が短く障害に弱く、高度が低かったり空の透明度が悪いとてきめんに写らなくなり、天文用フィルター換装改造したカメラで赤はよく写ってもそれに比べて青い星雲というのは結構難しいものがあります。 それは重々分かっていて今回はほぼ天頂過ぎで撮れましたし、色乗りを良くするため露出が長くなるの覚悟でISOも800にしと、それなりに注意はしたつもりだったにもかかわらず、青が出てこない_| ̄|○ 後処理で相当弄ってみましたがバランスが悪くなったり他に影響が出るばかりで、今回はこれくらいでお手上げという感じです(T_T) こういう青を写したい時光害カットフィルターは青の波長によっては逆に写りが悪くなるので使えず、これはもうもっと空の条件の良い時と場所で撮るしかありません(^_^;) これを撮ったところはうちから2時間半ほどの近場で行きやすいので最近よく行くところですが標高は650メートルほど。 里山地帯の中程で靄もかかりやすくやはり山のてっぺんというほどの透明度はありません。 私が行くところの中では片道4時間ほどかかる1000メートルほどのところが条件が良ければ最高で、良い時の透明度は今回の撮影地とは比べものになりません。 次は是非そこでといきたいところですが、まあ他にも撮りたいものや使いたい鏡筒があるのでおそらくもう来年以降ですね(^_^;) 画角的にももう少し下の方まで淡い広がりがあるようなので、次の機会にはそこらへんも加味して撮ってみたいものと(^^ゞ まあ青の写りが悪いとはいっても赤はそれなりに写ってますし、茶色く見える星間ガスの広がりもよく分かります。 どうもここはその星間ガスの隙間からすっぽり丸くこの星雲が覗いてるのかなという感じですが、こういう時ほんといつもいったいここは恒星と星雲と星間ガスがどのように重なって見えてるのかと不思議で仕方ありません(^。^) ここは天の河の中なので普通に処理するともっと微光星だらけでうるさいほどで、星雲の淡い部分もよく分からなくなってしまい、他の写真ではマスク処理で微光星を少し落とすのがそれだけでは追っつかず、久しぶりにちょっと強めにスターシャープという機能を使いましたので、等倍で見れば星像もグダグダでとても見て貰えるようなものではありませんが、まあこの星雲の全体像はよく分かる写真にはなったかと(^◇^;) BORG45EDⅡにマルチレデューサー焦点距離228ミリF5.1とAstro60Dを付け、ISO800で2013/7/9の2時8分から撮った10分露出6枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage7、PhotoshopCS5と通して処理。
2013年08月08日05時21分