takuro.n
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昨晩送別会があって結構晴れてくれてハードだったこの新月期のとどめのように疲れ果て、今日はもう一日ぐだぐだ寝ていて夕方くらいにやっと起き出し、それでもまだボーッとしながらそろそろ処理しないとなと10日に撮ってきたものの一つを弄ってました(^_^;) 前のしし座トリオよりもこういう対象を撮った場合にやるべき処理の方向性は見えてきた気がしますが、しかしその程度がまだまったく分からずやり直しまくってるうちにこんな時間に(^_^;) 飯も食べずにいつの間にか6時間もやってる(^◇^;) まあ毎度のことではあり
takuro.nさん、こんばんは。 やはり長焦点は慣れてないと言いつつも素晴らしいですね。 今も撮影現場からスマホで書いてますが風が出てきて戻ろうかどうしようか迷ってます。 直焦だと少しの風でもガイドはきついです。まだ詰める部分はあるかと思いますが勉強してみます。 レデューサー使えば少しは何とかなりそうですが対象が小さすぎて直焦にこだわってますが、まだまともに撮れた試しがなくフラットも撮影してない状況です。 次回の作品も期待してます。<(_ _)>
2013年03月18日00時18分
Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 系外銀河の難しさはヒストグラム的にいうと階調幅の狭さですね(^_^;) 中心部は明るいのでそれを飛ばさないよう散光星雲に比べて露出を短めにしたくなりますが、そうすると結果的に銀河の腕部分に当たる輝度の階調は狭く露出不足気味になり、それを散光星雲処理と同じ感覚で階調広げようとすると知らないうちにやりすぎてノイズが盛大に浮いてしまうということを繰り返してます_| ̄|○ これを回避するには中央部の飽和に目をつぶって枚数倍撮るか、それとももう段階露出するかで、いずれにしてもこのように1枚1時間半程度の露出ではスタートラインにも立てない感じです(^_^;) となると問題はガイドで、そちらのように風の中にあるような環境では長焦点はほんと厳しそうです(^_^;) むやみに精度を求めてガイド鏡を長焦点化したりオフアキ化したりでは敷居が高くなるばかりではないでしょうか。 まずはPHDの諸設定を丁寧に追い込んで赤道儀の癖を正しく覚え込ませ、そのうえで風にシビアになりすぎない程度の焦点距離のガイド鏡でハンチングを無くすよう積極性を追い込むのが手順と思います。 結果的にはこれがもっとも綺麗にガイド出来る可能性が高いと思いますが、それ以上となるともうガイダー側ではなく一回り大きい赤道儀に行くのが効果的ということになってしまうと思います。 まあ最近ではほんとにEM-400運んでる人も珍しくなく、私だって出来れば欲しいですが、技術で補える部分はがんばって追い込みたい気がしますね(^_^;)
2013年03月18日01時17分
M81,82の間にtakuro.nさんにしては珍しく背景ムラが?と思ったら、むらではなくて淡いガスですか。 お互い影響を及ぼしているくらいですから、やはりいくらかのガスは引っ張られたりもするのでしょうか? 今回私もガイドカメラ変更をして、テストしてみましたが、ガイド精度がかなり上がっています。 一方スケアリングの問題か、もしかしたらピント合わせの後でずれないように締めるねじを締めすぎて鏡筒を圧迫してしまったのか、周辺像の悪化を招いてしまいました。すべてを完璧にするのは難しいですね。
2013年03月18日08時28分
ちーくんさん、ありがとうございます(^^ゞ ウルトラの星のあるM78星雲はこちらの写真 http://photohito.com/photo/2237218/ この右上から左下に流れる赤い散光星雲の真ん中すぐ下にある白い星雲になります(^。^) これは私たちの住む天の河銀河系内にある星雲ですので、距離的には今回のM81とM82より桁違いに近く、ウルトラ一族の宇宙空間飛行能力がどのくらいかはちょっと分かりませんが、もし天の河銀河系を飛びだし、はるか離れた別の系外銀河まで行くのは時間的にも相当厳しいと思われます(^◇^;) でも宇宙空間のイメージは普通はM78のような散光星雲ではなく今回のような系外銀河ですよね(^。^) おそらくウルトラマンの作者も当時よく分からずに番号振ってしまったんでしょうね(^_^;)
2013年03月18日12時05分
yoshi-tamさん、ここは難しいです(^_^;) ムラもあると思います(^_^;) 使い回しフラットの場合ちょっと暗めが合わせやすいんですが、前のしし座トリオは光害カブリもあってちょっと明るかったのが今回は北天高くでバックグラウンドが暗く、ヒストグラム切り詰めると前回ほどには合ってません(^_^;) まあこれは使い勝手も分かったのでまたそのうち撮り直そうと思ってますが、それ以外にもここはM81のハローなのか薄い渦巻きの広がりが結構あるようですし、天文誌やブログ等でもよく取り上げられるように分子雲が広がってるところでもあり、それを正確に切り分け、表現するためには相当正確なフラットが必要、使い回しではなくほんとにこれだけのために撮ったフラットが必要です(^_^;) まあ今回は定番画角でM81とM82を撮ったということで(^◇^;) そちらもついにパソコン使ったオートガイド化されましたか(^。^) 長焦点鏡使ってればいずれはそうなるところで、これからしばらくはまた調整に追われるでしょうが、せっかく大口径で明るいガイド鏡お使いですからいざとなればバローレンズ付けて焦点距離長くして使うことも出来、試せる可能性はまた広がったので楽しみですね(^^ゞ 光軸にかかわる部分の締め込みをどのくらいにするかはもう感覚的なものとしか言い様が無く、私も長焦点鏡の接眼部パーツ取り付けはねじ込みではなく2インチ差し込みになるので常に気を使います(^_^;) まあこの趣味はどんなにがんばっても宇宙空間から撮る写真には敵わず、その絶対届かない理想、夢を追うような部分もロマンの一部ですから、その時その時焦りや迷いの中でも最善を尽くすつもりで撮るしかありませんね(^^ゞ
2013年03月18日12時19分
ここまで高解像しているとは殆どパーフェクトですね。 ↑のウルトラマンのネタでM78星雲についてですが原案ではおとめ座銀河団の中心銀河M87星雲だったそうです。 なんと!ただの誤植でM78の方の散光星雲になったとのこと。 M87の方は恒星密度の高い銀河ですから「♪光の国から僕らのために」の曲にぴったりで、そっちのほうが 設定リアルでしたね~残念!
2013年03月19日01時49分
freelance01さん、ありがとうございます(^^ゞ まあ天体写真においてパーフェクトというのはなかなか難しいですし、撮影だけでなく後処理も必須、車の両輪である面があることからどうしても人手が入ることになり、そこはやはり物作りの作業と同じでどこまでやっても納得がいくには程遠いのが現状です(^_^;) 解像感に関しては撮影もですが主に処理技術ですね(^◇^;) シンチレーションや風の影響によるガイド精度、そしてノイズ対策などで失われていく口径本来の解像感をどこまで取り戻せるか、しかもシャープネスを上げましたという安直感を感じさせずに処理するにはやはりソフトの使いこなしと感覚は必要になり、私もまだまだ試行錯誤の真っ最中です(^_^;) それにしてもウルトラの星のある星雲の設定は78⇔87ですか(*_*) 私も勿論白黒の初代ウルトラマン、うろ覚えながらそれ以前のウルトラQから見てた記憶がある口ですが、それは知りませんでした(‥;) 確かに一般に馴染みのない反射星雲からというよりは天の河銀河系を遠く離れた系外銀河からという方がはるかに宇宙スペクタクルっぽかったですね(^◇^;)
2013年03月19日06時43分
takuro.nさん、こんばんは。 M82って・・・スゴ~ック魅力的ですね。(^o^) 春は、系外銀河が狙い目なんですか? 北向きにイロイロ居るみたいですが、北向きなら地上で向かえそうです。 89EDで銀河狙えるんでしょうか? 子持ち銀河撮ってみたいなぁ~・・・と、思ったりしています。(~.~)
2013年03月20日23時29分
chesaraさん、この二つは大きく見えるせいもありますが、それぞれとても特徴的で綺麗な銀河ですよね(^^ゞ 春は銀河が狙い目というか、地球の傾きの関係で天の河が夜中に南中しないので、天の河周辺、つまり天の河銀河系内にある散光星雲などが時間をかけて撮れず、逆に天の河に邪魔されずにはるか遠くの系外銀河がたくさん見えるので、天体写真的にはどうしても系外銀河を狙うことになってしまうんです(^◇^;) ちなみに天の河は地球のある銀河系の円盤そのものですので、当然地球から見て周りを一周しているわけですが、その中で日本から見た場合に真夜中くらいに南中するあたりをその季節の天の河と呼び習わしており、サソリから射手あたりは夏の夜中に南中するので夏の天の河、オリオンの左から冬の大三角の中を流れる部分は冬の夜中に南中するので冬の天の河、またまれに秋の夜中に天頂あたりで南中するはくちょうからカシオペアにかけてあたりを秋の天の河と呼ぶこともあるわけですが、春は夜中に南中する部分が無く、日が沈んで暗くなった時には西に冬の天の河が傾き、夜明け前には東に夏の天の河が昇ってきているとはいえ、1枚数十秒で撮れる星景写真ならもう十分被写体になりますが、1枚1時間以上かけて撮る天体写真ではとても対象にならず、これもこの時期系外銀河を撮ることになる理由です(^_^;) しかし天の河銀河系内にある散光星雲など近い対象と違って系外銀河は大きいとはいえ距離があまりに遠く、相対的にすごく小さい対象がほとんどなので短焦点屈折ではなかなか狙えるものがないのが苦しく、私も長焦点鏡買ったのはこの時期でも撮りたかったからなわけですが、89ED600ミリだとどうでしょうね~ トリミング無しでは苦しいかもしれませんが、レデューサー無しでも中心部画質が大丈夫ならトリミング前提で撮るとそれなりに楽しめるものはあると思いますし、子持ち銀河などは大きさ的にもその代表のようなものですので、試してみる価値は十分あると思われますね(^^ゞ
2013年03月21日01時02分
takuro.n
ますが、だいぶ疲れて集中力もなくなって違いが分からなくなってきたのでまあ今回はこのへんかなということで(^_^;) 上がM82、下がM81というそれぞれ大きく色味や姿が美しい銀河ですが、次の機会にはそれぞれ直焦点単体でもっと大きく撮ってみたいものと(^^ゞ この対象はなぜかガイドエラーがほとんど無く8枚撮った全てが使えたので強調処理もやりやすく、やはり系外銀河撮影でも必要なのは枚数だなと。 そしてこういう対象も広がりがどこかでぷつっと途切れているわけではなく、実際は写真に撮ることも難しい淡いハローと呼ばれる広がりがあることを考えると、その淡い部分をどこまで出すか、バックグラウンドのノイズとの兼ね合いもあってほんと微妙で、最後は個人の決断になるわけですが、ここ何回か上げた系外銀河写真はどうもそこら辺が優柔不断でバックグラウンドが明るくてメリハリに欠けたかなという反省もあったので、今回はちょっとバックを落としてみましたが、やはりこのくらいの方がインパクトはありますね(^^ゞ しかしここはじつは周囲に分子雲が広がっているところでもあり、結局は何を重視して撮るか、処理するかを明確にしないと良い仕上がりにはならないという、考えてみればごく普通の結論に_| ̄|○ 分子雲といえばこの夜は天文誌への分子雲写真投稿で結構有名な方とご一緒したんですが、新しい機材のスケアリング調整をしておられ、私が20時くらいに着いた時はすでに始めておられたのが本番撮影始められたのがもう夜中過ぎ。 やはり本格派はそういうところに見えない労を惜しまないですね(^_^;) GS-200RCレデューサ焦点1280ミリF6.4にAstro60Dを付け、2013/3/11の0時25分からISO1600の12分露出で撮った8枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage6.5、CS5と通して処理。
2013年03月17日22時44分