写真共有サイトPHOTOHITO人と写真をつなぐ場所

Usericon_default_small takuro.n ファン登録

しし座のトリオ銀河

しし座のトリオ銀河

J

    B

    昨晩は夜半前から綺麗に晴れました。 そうなることは種々天気予報や雲の感じから想像出来たんですが、先月末から新システムの試験など、思ったより晴れが多かったせいもあって出撃が続き疲れ果ててしまい、また新しいレデューサーのフラットを撮るためにピントを合わせたまま持ち帰ったままになってるのを何とかしてしまわないとという思いもあって自重しました_| ̄|○ 思った以上に綺麗に晴れてしまったんですが(・_・、) まあその分がんばってやったMarshallさんが捜し出してこられたカラーフォルダを使ってのフラット撮影

    コメント5件

    Usericon_default_small

    takuro.n

    は思った以上に簡単に進み、一応カメラを正立させた構図、左90度、右90度の3種類とも使い回し出来そうなレベルのフラットを得ることが出来、やっと10日の日に撮ってきた画像の処理が出来るようになったので、撮影行けばよかったという後悔と戦いながらとりあえず一つ処理してました(>_<) しかし系外銀河の処理はまだあまりやったことが無く、散光星雲と違ってStellaImageメインの処理になり、まだまだ試行錯誤段階で時間かかってしかたありません(^_^;) それにこの日は断続的に風があってガイドエラーも多く、8枚撮った中で使えたのは4枚。 露出的にはちょうどかなと思いますが、4枚ではやはりバックグラウンドはザラザラムラムラでマスク処理でやり過ぎない程度に滑らかにしてますが、そのあとのシャープ処理はほどほどにしかかけられませんでした。 そしてなにより系外銀河の場合のデジタル現像の程度がまださっぱり分かりません(^◇^;) しかしこの鏡筒買った理由の一つが散光星雲を撮れなくなるこの季節に系外銀河を撮るためでしたので、ここはあと幾つか撮ってきてあるものを処理する過程でなんとかこのシーズンのうちに自分なりのルーチンを見つけたいものと(^^ゞ 今回の写真はしし座にある上がNGC3628、下右がM65、下左がM66というカタログ番号が付いた三つの銀河が固まって見える有名なところで、これはまったく違う距離にあるものが見かけ上そばに見えているのではなく、実際近距離にあってM66銀河群という集団を形成しており、トリオ銀河以外に三つ子銀河と呼ばれることもあります。 それぞれの距離は50万光年くらいということですから地球のある天の河銀河系とアンドロメダ大銀河間が240万光年くらいあることを考えると相当近く、この三つのどれかの銀河の中に住んでて夜空を見上げたら壮観でしょうね~(*_*) GS-200RCレデューサ焦点1280ミリF6.4にAstro60Dを付け、2013/3/10の22時59分からISO1600の12分露出で撮った4枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage6.5、CS5と通して処理。

    2013年03月15日12時38分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんにちは。 フラット撮影の効果のほども満足できたみたいで良かったです。 しかし画像は素晴らしいですね~! この時期となると私も知らないことばかりですが、遠いものに向けたくなる気持ちも十分わかりますし、半年ががりで200RCの調整のほうもある程度できて間に合ってよかったですね。 私も当初は眼視目的だったんですが、欲は自然とわいてきて撮影してみたいと言う思いが強くなり挑戦してますが、短焦点でも処理も含めてまともにできない状況で無謀すぎるとは十分承知してますが何はともあれやってみないことには先に進めず挑戦してます。 しかし天候だけはどうすることもできず、書かれてる昨晩の良い天気に我慢してフラットを撮り画像処理まで済ませるとは気が気じゃなかったでしょうね!気持ちは分かります。 こちらは、相変わらず雲が撮れませんね~。今朝も天気がよさそうなのでバッテリー充電等準備はしてるんですが怪しい気配です。ガイド設定の確認だけでもやりたいんですが、無理そうです。 今後も素晴らしい作品を期待してます。<(_ _)>

    2013年03月15日16時25分

    yoshim

    yoshim

    さすがにM65と66の色の違いもよくわかり、銀河内の構造もはっきりわかり、素晴らしいと思います。 バックのざらざらも目立たず、充分ではないでしょうか。フラットも撮影を我慢した甲斐がありましたね。私もそろそろELパネル買おうかなあ。。いい加減PCでは限界を感じつつあります。屈折だと大丈夫なんですが、以前おっしゃっていたように口径が大きいと上下の輝度ムラが出てしまいます。  ところでいつも散光星雲を撮られる時よりもこういう銀河のほうが露出は短いんですね。12分というのは参考になります。ありがとうございます。まだ他にも銀河があるとのことでうれしい限りです。期待してお待ちしております。

    2013年03月15日20時17分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 例のカラーフォルダ、色の薄さ加減が絶妙ですね(^○^) 以前カラーセロファンでやった時はあまりに色が変わりすぎて使い物にならなかったので、じつは今回もどうなることかと思いながらでしたが、あっけなくいい色になってくれて拍子抜けするくらいでした(^◇^;) これで今まで何十枚ものトレペを出したり入れたりしてた手間が何分の一かになっただけでも大助かりでした(^^ゞ 200RCも細かいこといえばやはり光軸調整が必要なようで、これで撮った画像はやはり微かながら色ズレがあり、コンポジット終わった段階で全ていったんRGB分解してズレを直しながら再度合成するという一手間かけてます(^_^;) これは光軸そのものも傾いてるということですから、厳密には星像も歪んでるはずで、これが天文誌投稿クラスなら許されない、何はともあれまずは光軸調整となるところでしょうが、まあ私はお気楽に撮って好きに調整してここに上げるくらいですので、このまま1年くらいは色々撮ってみてそれから考えようかと(^◇^;) 昔なんでも星図とファインダー首っ引きで自力で入れてたので、この時期もどこに何があるかはよく知ってるんですが、今までそれを撮ったことがなかったのでやはり今は色々数撮りたい盛りですね(^◇^;) しかし昔の望遠鏡は赤道儀といえどもモーターもなければ極望もなく、基本的には眼視で使うようなものでしたが、今の赤道儀はモーターも極望も、果てはガイド端子まで(^◇^;) 買ったら撮影しなさいといわんばかりですから、最近では眼視からではなく撮影から入るような方も多いんではないでしょうか(^_^;) そしてその中から眼視に目覚めた人が大口径ドブソニアンに移行していくと行った流れもあるように思います。 これも40センチクラスともなれば写真とは別の意味で迫力満点ですので、特に空の暗いそちらではそれもまた魅力ある選択肢ではあるでしょうね(^。^)

    2013年03月15日22時54分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 系外銀河の撮影では構造をどれだけあぶり出せるかが一つのカギですからね~ 全体に私好みに甘い描写のようで、じつは解像すべきところはしっかり解像しているといった雰囲気を狙ってみました(^◇^;) まあそれだけならガイドエラーのない画像だけ選別して画面いっぱいの対象なら画像復元とマルチバンド、今回のようなバックグラウンドの面積比が多い画像の場合は画像復元は省いてマルチバンドで何とかなるんですが、いかんせんコントラストが(^_^;) StellaImageのデジ現画面で色彩強調マスクは好きに使えばいいわけですが、肝心のガンマ調整とレベル調整の関係や案配が分からず、この画像でも一番明るい星がなんか飽和しきらずのっぺりしてしまいました_| ̄|○ 写真は対象だけでなく画像全体で見てなんぼですから、こういう所がイマイチで全体にコントラストのメリハリのない画像になってしまってるのがなんとも残念なんです(>_<) 露出は散光星雲と違って輝度が高く飛びやすい銀河中心部のことを考えて少なめにしてますが、そのせいで全体の露出は不足気味で強調するとザラザラになってしまう一因になってます。 ほんとはもっと露出かけてデジ現で何とかするべきなのかもしれませんが、そこらへんもまだ分かってない状況ですので、これを参考になどと思わないよう注意して下さい(^_^;) ELパネル、最近では多くの人が使ってる無機ELパネルなら安いですよ(^^ゞ 15センチ用となるとやはりA4サイズではちょっと不安でA3をということになると思いますが、それでも1万ちょっとだったかと思います。 しかしこれやりだすとパソコンディスプレーのようにそれ自体で色を調整するわけにいかず、いろんなもの挟んでやりくりすることになるのが手間といえば大いに手間ですが(^◇^;)

    2013年03月15日23時12分

    新規登録ログインしてコメントを書き込む

    同じタグが設定されたtakuro.nさんの作品

    • アンタレス付近
    • 魚眼による冬の天の河と黄道光
    • 光害も薄雲も地球の影も越えて
    • こんなにたくさん
    • 秋の天の河を彩る散光星雲たち
    • 冬のダイヤモンドを流れ落ちる天の河

    最近お気に入り登録したユーザー

    写真を削除しようとしています。

    本当に写真を削除しますか?

    こちらのレビューを他のユーザーに公開します。

    レビューを公開しますか?

    コメントを削除しようとしています。

    選択したコメントを削除しますか?

    エラーが発生しました

    エラー内容

    PAGE TOP