韓国の古都慶州の南山の麓、三陵は手入れが行き届いている。饅頭型の陵が三つ、一直線上に並んでいる。晩秋の西日を浴びて美しい。208/10/20 Three royal tombs of the Silla Dynasty in Gyeongju,South Korea. 　　　　　　　☆深秋の陵（みささぎ）の陰に霊（たま）宿る 　　　　　　　☆三陵に松の影置く秋日かな 　　　　　　　☆影面（かげとも）の芝枯れそめし御陵かな

コメント8件

裕 369

滑らかな三陵光の描写素晴らしいですね。

2018年12月06日15時37分

企迷羅鼠(kimera)

裕 369さん、早速のコメントありがとうございます。 松林の中に柵を巡らして立ち入れないようになっています。訪れる人もまばらで静謐です。 時は10月半ば過ぎ、穏やかな西日が聖域に差していました。

2018年12月06日16時02分

想空

明暗の取り入れ方、遠近感、構図が三陵の美しさを際立たせています。 会心の作ではありませんか!

2018年12月06日17時48分

企迷羅鼠(kimera)

想空さん、コメントありがとうございます。 セレクト入りした御方から過分のお褒めの言葉を頂戴して嬉しいやら照れくさいやら、久しぶりに味わう気持ちです。 冷静になって考えてみると、これはひょっとすると「褒め殺し」のたぐいかも(笑)

2018年12月07日10時12分

旅鈴

これが他の方のお写真であれば、企迷羅鼠(kimera)様がコメントなさるだろう内容を考えると、 ふふふ、と忍び笑いします。 でも陵とのことですので、不謹慎なことは考えますまい。 光芒が綺麗ですね。西日とのことですが、朝陽みたいに清々しい感じです。

2018年12月08日15時40分

企迷羅鼠(kimera)

旅鈴さん、コメントありがとうございます。 10月ともなると日差しが衰えて、行く秋を惜しむ気持がそこはかとなく湧いてきます。 大きな土饅頭が三つあるだけですが、慶州に行くと立ち寄って見たい場所の一つです。 忍び笑いの真意を測りかねています(笑)

2018年12月08日15時54分

頑張れ!てんちゃん

慶州は新羅の拠点ですね。ソウルと釜山近辺にはかつて仕事も含めてよく行ったのですが、ここには行ったことがありません。ウォンの現金をある程度もっているのですがほぼカード決済になってしまったようですね。是非行きたいところです。 やわらかな光と松の緑にかこまれて、なだらかな陵の影はもう陰影でもいいのかと思いましたが、最近の状況を見るに陰翳という状態が続いていくのでしょうね。

2018年12月09日12時56分

企迷羅鼠(kimera)

頑張れ!てんちゃんさん、コメントありがとうございます。 ここは日本人旅行者にはマイナーな場所です。 現金はまだまだ流通しています。私はすべて現金払いでした。 ただし、バスなどはカードのほうが少し安く料金設定されています。 「陰翳礼讃」という語が頭の隅にあって、陰翳を使いました。 漢字を簡素化している流れがありましたが、インターネットの普及によって流れが押しとどめられ逆流しているような節もあるように思います。手書きしなくなると簡略にする必要がなくなってきます。

2018年12月09日19時57分

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