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先日の続き 最後は阿蘇山での星の撮影となります。自作の赤道儀改良版でテストを兼ね星空を撮りました。薄曇りのある天候で月が出るまで時間が無いので iso3200F2.8 20秒8枚撮影 コンポジ処理しました これは30mmレンズです。今回改良の甲斐があって 30mmレンズでも星が点像に近くなりました。いつもながらtakuro.nさんのアドバイスに救われています。感謝<(_ _)>
takuro.nさん コメントありがとうございます いろいろ アドバイスいただき 感謝します。(^^) これからは 私にとって詰めの作業領域になりますので 出来るだけコンディションのいい状態で望むようにしたいです。でも、上をみればきりがないですね。(^^;)
2012年11月07日21時51分
takuro.n
相当改善しましたね~(^。^) そのおかげで色々細かい注意部分もまた見えてきてます(^○^) まず、ピントはちょっと甘かったようですが、全体を見ると以前に比べて中心部は流れもないのに周辺が4隅とも同じように少し回転しているように感じられないでしょうか。 これはおそらくレンズの収差ではないかと思います。 このレンズは元々ポートレートに向いた設計になっているようで、中心部に比べて周辺部に収差が残って甘くなるようです。 回転しているような星像の伸びはその中でもコマ収差と呼ばれるものが出てしまってるかなという気がします。 これが以前のような赤道儀の回転精度から来る写野回転なのか、それともレンズのコマ収差なのかはもう少し絞ってみるとはっきりします。 絞って改善されればコマ収差ですし、改善されなければまだ少し赤道儀の回転が歪んでしまってるということになりますので、また機会があったら今度は3.5くらいまで絞って撮ってみてはどうでしょうか。 そしてピントが甘く見えるのに関しては、もしかするとそれに加えてネジを回転させるときにそのスムースさが足りずにビビリが出てしまってるかもしれません。 ヒンジやねじ山部分、そしてネジと台になる板が接する部分など、回転部や接点になる部分にほんの少しグリスを塗ってやることで改善されるかもしれません。 このグリスは別に上等なものでなくてもかまわないと思いますが、流れてくるようでは困るのでちょっと粘度の高いものをほんの少しだけ塗ってやるのも試す価値があると思います。 また、この写野では夏の大三角のアルタイルだけが切れてしまってますが、右にあるデネブ周辺は赤い散光星雲がたくさんあるところで、この写真でもデネブのすぐ右上に北アメリカ星雲と呼ばれる著名な明るい星雲がしっかり写ってるんですが、カラーバランスが赤っぽく崩れているために分かりにくくなってしまってるのが勿体ないです(^_^;) ここまで仔細に写せるようになってきたら、コンポジット枚数が増えれば正しく後処理してやることで赤い散光星雲や天の河の中の茶色っぽい暗黒帯部分も色味としてちゃんと表現出来るようになりますので、またそこらへんも試してみて下さい(^^ゞ
2012年11月07日12時53分