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写真エッセイ:豊饒のゆりの木:B&W28

写真エッセイ:豊饒のゆりの木:B&W28

J

    B

    前掲写真、手前の枝がゆりの木。 そのゆりの木の本体がこれだ。 いまや天を衝く大木。 夏に半纏の形の大きな葉を繁らせた姿は、まさに勇姿だった。 いま、冬になって、葉を落とした姿を見て驚いた。すべての枝一面に雀の群れが止まっているようにも見える。 しかしよく見るとそうではなく、枝という枝にびっしりと種の実が生っているのだ。なんという豊饒。 その種たちは間もなく羽根のようにくるくると大地に舞い落ちる。 ゆりの木は、新たないのちを紡ぐ季節を迎えたようだ。

    コメント10件

    裕 369

    裕 369

    モノクロームの解像感も素晴らしい作品と思います。

    2019年12月15日13時00分

    michy

    michy

    やはり遠くから見ると雀の大群ですよね。 一斉に飛び立つのではないかと思ってしまいます。 この花殻の状態や種がくるくると舞い落ちるのを 見たことがありません。一度見たいと思っています。 折りを見て神代植物園に行きます。

    2019年12月15日17時59分

    yoshi.s

    yoshi.s

    裕 360さん そうですか。シルエットで撮ってみたいと思っていました。 葉のないいまがチャンスでした。

    2019年12月15日18時22分

    yoshi.s

    yoshi.s

    michyさん まさに雀の大群ですね。 じつは私もくるくると落ちるのを見たことはないのです。 この冬はぜひ見たいと思っています。

    2019年12月15日18時24分

    はなてふ

    はなてふ

    そぅそぅ この木に初めて出会ったのはこの姿の頃でした たくさんの実を仰ぎ見た覚えがあります 春と秋と、ふたシーズン咲くのですね 会いに行きたくなりました(^^)

    2019年12月15日19時57分

    yoshi.s

    yoshi.s

    はなてふさん ゆりの木は、葉のころは、この大木が緑の大きな半纏の形の葉で覆われ、それはそれは勇壮です。 チューリップ・ツリーの名の基のチューリップのような花は隠れて目立ちません。 秋には一面の葉が黄や赤に染まり、地面に落ちた葉も含めて、絵画を見るようです。 秋も終わりを迎えると、葉がすべて落ち、この画のように枝一面に実が生っているのに気づくのです。やがて、実を形作っている1枚1枚の羽根のような種が地上に落ちます。 ゆりの木は、ドラマの樹ですね。いや、よく見れば、どの樹も草もドラマチックなのですね。 ただ、人がそれに気づくかどうかだけのことです。

    2019年12月15日22時42分

    YD3

    YD3

    樹木はどの季節でも魅力的ですよね。^^

    2019年12月17日22時40分

    yoshi.s

    yoshi.s

    YD3さん よく眺めれば、樹は季節それぞれに趣があります。 それに気づく目を持ちたいですね。

    2019年12月18日10時34分

    ジョニー森永

    ジョニー森永

    なるほど・・・豊饒ですね。

    2019年12月18日19時34分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ジョニー森永さん はい。 花がしおれ、葉が落ちるのは、豊穣の時を迎えたということです。

    2019年12月25日10時14分

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