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- 石田徹也の「回収」~スペイン Tetsuya Ishida-Recalled
企迷羅鼠(kimera)
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スペインのマドリ―のレティーロ公園ベラスケス宮殿内で開催中の「石田徹也展」の「回収(1998)」。2019/6/14 昨日の朝日新聞にスペインのマドリ―で開催中の「早世の画家・石田徹也展」の記事があった。4月上旬開幕から7月末まで約31万3千人来場。 Tetsuya Ishida's "Recalled" exhibited at Palacio de Velázquez in Retiro Park,Madrid,Spain. ☆魂呼ばい 外(と)は六月の 風渡る
頑張れ!てんちゃんさん、早速のコメントありがとうございます。 若者の失業率が高いスペインの社会状況を反映してか、石田作品の絶望感や閉塞感に共感する人が多くて好評を博したようです ご両親にはその作風がまったく理解できなかったが、評価されているのは嬉しい話すと同時に、このような暗い作風が受けることは素直に喜べないとも語っているそうです。
2019年08月23日10時37分
これ、はじめはパロディかと思ったのですが、現代の生きづらさや分断された自身を表現しているのでしょうか。 形骸化され形式にこだわった儀式を批判しているようにも思えます。
2019年08月23日22時38分
想空さん、コメントありがとうございます。 葬儀に業者がやってきて、その遺体を分解し機械のように箱詰めして回収していくという荒唐無稽な作品ですが、笑えませんね。 丁寧に描写したNECのフラット・ブライドロンの段ボール箱や人物など、一つ一つは現実的なのに、全体として非現実的になっているアンバランスが心の内を反映しているのでしょう。
2019年08月23日23時43分
Shuu1さん、コメントありがとうございます。 展示作品の殆どがこのような無表情でした。涙を流したり、怒っているように見えるのはありましたが、笑っているのは1枚もなかったように思います。 横断歩道のような白線と白線の間に、目を閉じた男の首が埋まっている傍で、人足がネコ( 一輪の手押し車)を押している作品もありました。
2019年08月26日09時39分
頑張れ!てんちゃん
日常的シュールで面白いですね。 人の顔や、箱の文字がべったり日本なのに、海外でも注目を浴びたということは素晴らしい。 日本の葬式の儀式を知らないヨーロッパ人が、どのようにメッセージを感じるのだろう。
2019年08月22日22時20分