達磨忌や先は見えねど歩を進む 達磨は印度僧。1,500年の昔、魏国洛陽に渡来し、後世、禅宗の祖となる。 印度香至国第三王子が、風雪雷雨三年の日月をかけて、はるばる中国に来たるは何故か。 ただ偏に正しき仏陀の法を伝えるためならずや。 正しき仏法とは何か。 曰く。空なり。 達磨は河南省嵩山少林寺に住した。 ＊空とは、一人で成り立つものは何もなく、すべての現象は互いに支え合って成り立っていること。 俺が俺がと威張っても、人、もの、時、ところ、多くの条件に支えられて、その俺がある。

コメント6件

頑張れ!てんちゃん

人間はこんな狭い道しか歩けないんだとばかりに、柵の向こうに動物が並んでいたら面白い。

2018年12月05日09時09分

yoshi.s

頑張れ！てんちゃんさん 想像してみました。たしかに面白い。 そんなことを考える頑張れ！てんちゃんさんも面白い。 ところで、動物も道を作ります。獣道です。 私は家業が山林業なものですから山林を歩きます。 そのとき、人の作った山道の他に、獣道を歩くことがあります。ただの薮を歩くよりは、はるかに歩き安いのです。もっとも普通の人には分からないでしょうね。 獣にとっても道があると、歩きやすいのです。

2018年12月05日15時00分

谷口タカヲ

柵の影の主張がいいですねー。

2018年12月05日20時55分

yoshi.s

谷口タカヲさん ええ、私も影に惹かれました。

2018年12月05日22時05分

ジョニー森永

そうですね。　支えられているんですね。一歩　歩くことも。

2018年12月05日22時38分

yoshi.s

ジョニー森永さん はい。おっしゃる通り。ただの一歩ですらも。 素敵な写真も、被写体があってのことですものね。

2018年12月06日10時40分

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