ティレニア海側のナポリと、アドリア海側のバーリのちょうど中間に、美しい中世の城郭都市メルフィがある。 11世紀には北方ゲルマンのノルマン人（ヴァイキング）が地中海にまで進出し、シチリア島を支配してシチリア王国を築いた。やがて彼らは南イタリアにまで進出し、このメルフィを本拠地とした。城壁で囲まれたこの街は、中世の姿をそのまま今に残している。城もそのまま建っている。日本の山城と同様、敵が攻めづらい丘の上に築かれた城郭街だ。

コメント6件

ジョニー森永

イターリアの街　最高です。

2018年07月18日08時29分

☆white

イタリア旅日記いつ見てもとってもワクワクさせられます(#^.^#)

2018年07月18日08時48分

yoshi.s

ジョニー森永さんイターリア、ですよね。最高です、はうれしいご高評です。

2018年07月18日11時29分

yoshi.s

☆whiteさんイタリア旅日記、いつも見てくれているのですか。嬉しいですねえ。ワクワクしてくれているのならなおさらです。

2018年07月18日11時59分

ninjin

ノルマン人は、ここまで来たのですか！おうしゅうは、モンゴルやトルコに蹂躙されただけでなく、北のノルマンにも支配されたのですね。日本では世界史の授業でノルマンを取り上げませんが、想像以上にノルマンの影響は大きいのですね。

2018年07月18日19時10分

yoshi.s

ninjinさんノルマン人もゲルマン人の一派です。ゲルマン人は陸から、ノルマン人は海からやって来てヨーロッパを支配したのです。ヨーロッパは、もともとローマ帝国と、北はガリア人（ケルト人）の住む土地でした。おっしゃる通り、スラブ人や、モンゴル人、トルコ人たちがやって来て侵略した歴史があります。しかしやはり、北からやって来たゲルマン人が征服し、そこにいた人たちと混交して打ち立てたフランク王国（後のフランス）と、やがて分裂した神聖ローマ帝国（後のドイツ）が、現在のヨーロッパの中心になったのには違いないでしょうね。

2018年07月24日00時06分

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