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カシオペア中心部

カシオペア中心部

J

    B

    青の出が悪くなったり星にシアンが付いてしまったり、ただでさえ色々と制約の出てしまうLPS-P2使いに場所は複雑で分かりにくく苦手なカシオペアあたり。 そこにもってきてISO3200を使ってしまったのでもう三重苦のようになってしまった今回の60Dに135ミリ画角、もう次の新月期に入ってしまったので急いではいるんですが例に漏れずこの1枚も難しかった(>_<) それでもここ何枚か続けて同じ方向撮ってきたおかげでカブリの方向性などはつかめてきたのでなんとかここまで(^_^;) 今回は6Dに50ミリの広角気味

    コメント35件

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    takuro.n

    の写野と、その中の興味深いところをAPS-Cに135ミリとLPS-P2でちょっと拡大してという趣旨ですのでこの部分もここ数枚の中に写ってる一部分ですが、カシオペア座の中心部も中心部、下側に写ってる青白い明るい星がツィーと呼ばれるカシオペアのWというかMというかの真ん中のγ星です。 このあたりでは上に写ってるパックマン星雲がどう撮っても写りが良くて有名ですが、あまりに写りが良すぎる上にべったり赤ばかりで面白味に欠けるというか、じつは天体写真対象として人気があるのはこのツィー周辺に淡く光ってるIC59と63、まとめてSh2 185というカタログ番号の付いてる星雲だったりします。 正確にはこの写真だとツィーの下側になってる青紫っぽいのがIC59で、その右にあるくの字型のがIC63ですが、こういう画角で見ると二つはつながってる上にそのまま右から上の方へぐるっと回り込んで淡く長い流れがあるようです。 ほんとはもっと強調したいところでしたが、まあISO3200でムラが多く荒れた元画像だったのと、上の写りがいいパックマン星雲がべったり飽和寸前、っというか飽和してしまったので下半分だけを持ち上げるなどというバランスを崩すこともしたくなかったのでこれ以上は諦めました(-_-;) しかし色味からすると赤い輝線星雲だけでなく青白いツィーに照らされた反射星雲部分も入り交じってるようで、やはりこの部分だけ拡大して撮ってみたいところでしょうか。 その時は青を出すためLPS-P2も無しにしたいところですが、そうなるとIC59と63はともかく、その右に淡くつながってる部分を出すためにはやはりまた一段感度を落として相当な枚数撮らなければ綺麗には浮かび上がりにくいかもしれません。 それにしてもほんとここは画角的にも短焦点屈折くらいがちょうど良く、たくさんの人が撮ってて密かに人気のあるところなんですが、日本語の愛称などを聞いたことがありません。 勿論今回もちょっとググってみましたが何も見つからず。 きっと英語圏では何か呼び名があるんやないかとは思いますが、ほんとIC59と63では書きにくいので誰か知ってる人おられたら教えて欲しいです(^_^;) そしてその検索時にショックだったのがここをまったく同じ機材で撮られた写真を見てしまったこと。 私のはF4まで絞っても周辺は見れたものではなく、赤ハロも盛大に出てる上に今回なぜか中心部分あたりに赤い星がたくさんなどという写りになってしまってるんですが、その写真ではF3.5にもかかわらず全面にわたってもっと平坦で綺麗な星像(‥;) 今までも時々は感じながらも気が付かないふりしてきた私のこのレンズは実は外れ玉なんでは疑惑が沸々と(・_・、) ただでさえ肩痛めてカメラレンズでしか撮れない現在、ストレス溜めないためにもここはやはりこれ売り飛ばしてZeiss買いに走るべきか(>_<) スカイメモにEF135F2LとLPS-P2を付けたAstro60Dを載せ、F4に絞って2015/10/13の23時47分からISO3200の4分露出で撮った14枚をRAP2、CameraRaw6、StellaImage7、PhotoshopCS6と通して処理。

    2015年11月16日17時42分

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    nama

    やっぱりNGC281は悩みますよね… 写りはいいけど、どうにも面白味が、ね。 そんな私も、IC63を撮りたくてウズウズしてます。 青ハロ問題で先送りしてましたが、ようやく目処が立ったので、そのうち狙いたいです。 自宅撮影で光害に悩まされるので、L画像だけはLPS-P2使うしかないかな、と思ってますが。

    2015年11月16日18時43分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.nさん、こんばんは。いつもお世話になっています。 キレイですねぇ。ツィーの周りにもこんな星雲があったとは知りませんでした。 私はつい真っ赤なパックマン星雲に目が行ってしまいます。 まだチャレンジしたことがありませんので、是非、チャレンジしてみたいと思います。 でも、FS60-CBにフラットナーを付けて374mm、f:6.2、ISO:1600ですと、相当露光時間が必要となりますね。ちょっと難しいかもしれませんが、試してみます。

    2015年11月16日19時08分

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    takuro.n

    namaさん、ありがとうございます(^^ゞ 正直なところパックマンとモンキーはどうにも食指が動かないです(^◇^;) せめてカリフォルニアくらいに内部にフィラメント構造などあってくれるとその気にもなるんですけどね~(^_^;) IC63は青が肝ですからハロはある程度は諦めて度外視した方が写りは綺麗でしょうが、光害もあるとなると微妙なところですね~(^_^;)

    2015年11月16日20時12分

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    takuro.n

    カイヤン二世さん、ありがとうございます(^^ゞ 何枚か前の写真にもらったコメントで棕櫚の影さんがこの新月期はここを狙おうと思ってるって書かれてましたよ(^。^) でもカイヤン二世さんは焦ってはダメです。 まずは機材の調整をしっかりして、最初は短時間で撮れるものをたくさん撮りながらバランスなどしっかり追い込んで安定したシステムを完成させなければなりません。 いつ持ち出しても確実に結果を残せる機材というのはほんとに安心ですしなにより楽しめます。 長い目で見れば今はこれを優先すべきです。 先日返ってきたばかりの赤道儀で撮った画像を上げられてましたが、あれは実はオートガイドもしてあったとのこと。 だとすると相当微妙かもしれません。 尚更のことちゃんとセッティングしてみることが肝心なわけですが、あの赤道儀は確かサーボモーターですから、極軸合わせも勿論ですが同時にバランスにもすごく気を使った方がいいです。 私はEM200でも釣り用の薄い板鉛の重りを何枚も重ねて調整して必要な部分に貼り付けたりしてます。 カイヤン二世さんの場合はまだ載せる機材は限られてるわけですから、まずはそれで完璧といっていいくらいバランスが合うよう調整してみられるのもお勧めです(^^ゞ

    2015年11月16日20時22分

    Marshall

    Marshall

    こんばんは。 この付近は望遠鏡で撮影すると対象が限られるけど前の画像もそうですけどレンズ撮影だと全体が見えていいですね。今日は今から久しぶりにちょっとだけ行ってみたいけど、何を狙うのか?どんなシステムで?と悩みながらテレビで野球を見てるところです。

    2015年11月16日20時24分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.nさん、いつも的確なアドバイスを下さり、本当にありがとうございます。 憧れの機種EM200でも、そこまで細かな調整をなさっているとは…。私の鏡筒はとても軽いので赤道儀のおもりを一番上まで上げて、ガイド鏡を取り付けてギリギリといった感じです。 やはり私の機材ではかなり長時間露光しないとダメなようですね。 まずは372mmで5~6分のガイドが完璧にできるようになるまでがんばってみます。 またご指導よろしくお願いします。

    2015年11月16日20時34分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ そもそも一番最初、ケンコーの赤道儀も買われた時はカメラレンズでのシステムを作るという話だったんですよね(^○^) それがいつの間にか鏡筒が増えてカメラレンズ用には使われず、そのあと出てくる機材はもうどれも重量級ばかり(^_^;) でも私はずっと思ってるんですが、広角になればなるほど光害の無いところでないと使いにくいのでほんとはMarshallさんのところで晴れた時こそ最高の星野写真が撮れるのにと。 そちらは雲量の問題はあると思いますが、やはりいざというときのためにカメラレンズ用システム、あると気軽に楽しめます。 それも毎回設営から神経使わなければならない弱い小型のポタ赤ではなくカメラ2台くらい載せても気楽に使えるくらいはしっかりしたもの。 そして載せるレンズがある程度決まってたりすると時々StellaNavigator開いた時にちょっとシミュレーションしておけばより気楽に出かけられますよ(^○^) それにこういう写真は次に直焦点で撮るためのファインディングチャートとしても実写なので最も頼れる1枚になり、使いようによっては一石二鳥にもなりますのでそのうち是非(^^ゞ

    2015年11月16日20時58分

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    takuro.n

    カイヤン二世さん、ギリギリといった感じ、ではダメです(^_^;) その状況だと重りをより軽くしたらどうなるかは試せていないわけですよね。 それでは調整したことになってないです(^◇^;) 別に立派なバランスウェイト買い足す必要は無いので、何か代用になるものがないか、例えばやはり形にこだわるならヤフオクなどもあるかもしれませんし、性能さえ満たされればいいなら何か柔らかい鉛板などを巻いて固めてバランスウェイト代わりに固定出来るようにしてみるとか、赤道儀と鏡筒の組み合わせは人それぞれ千差万別ですのでみんながみんな有りものを組み合わせるだけでシステムを完成させれる訳ではなく、やはりどこか工夫しておられる人の方が多いと思います。 八塔寺でもたくさんおられますよ。 私と同じく鉛板の重り使ってる方とか、アルミアングル材で補強されてる方とか。 どう補強していくか考えるのもまた楽しみになってきて、例えばホームセンター覗くのが楽しみになったり、あるいはモノタロウのサイト見るのが楽しみになったり、そういうのもこの趣味の一部ですので少しずつ幅を広げていかれるといいと思います(^。^)

    2015年11月16日21時10分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.nさん、ありがとうございます。 八塔寺で初めてうまくいった時に貸していただいたおもりが1.9kgのものでして、その時も一番上にしてギリギリでした。1kgのと迷ったのですが、もう少し大きな鏡筒(その時はGINJIというのを視野に入れていました)にした場合でも使えるようにと、その場で1.9kgのを注文してしまいました。 1kgのおもりの買い増しは厳しいので、鏡筒側を少し重くする(プレートにネジを付けるなど)工夫を考えてみます。いつもアドバイスありがとうございます。

    2015年11月16日21時31分

    yoshim

    yoshim

    しかし背景が繊細さを保ちつつもノイズも目立たず素晴らしいです。良く見ると星の色も青白い星からオレンジの星など鮮やかですし、パックマンも単独ではないのでおっしゃるほど面白みが無いというわけでも無い気がしました。それにしても、私が思うにツァイスにしても、もしかしたら当たりはずれがあるかも?世間的には開放からいいみたいな話もありますが、私のモノクロだと解放だとさすがに周辺像が悪いです。これはツァイスのせいなのか、モノクロのフランジバックが多少いい加減という可能性もありますが、、。 普通のカメラだと開放で使う事がないので、今度覚えていたら6D開放で撮ってみましょうかね。  そういえばウェイトですが、10キロを根元に置くのと、5キロを端のほうに置くのでどちらでもバランスが取れる場合、軽い5キロの方が安定する気がします。あと、RA方向だけじゃなくてDEC方向というか、鏡筒の前後バランスも取れるよう、つまりクランプフリーで両軸とも動かなくして、後は心持ち東を重くするようにしています。しかし鏡筒の向きによってはバランスが崩れてしまう事もあり、その辺は未だにちょっといい加減になってしまっています。

    2015年11月16日22時41分

    瀬戸の素浪人

    瀬戸の素浪人

    こんばんは。 宇宙は色とりどりの宝石が詰まった宝石箱の宝庫みたいですね! takuro.nさんの画像は、ポタ赤とカメラレンズでも開けることのできる宝石箱をゲットしようという気持ちの後押しになります。 いつも素晴しい画像をありがとうございます。

    2015年11月16日22時48分

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    nama

    takuro.nさん、こんばんは。 いちどY1かました状態でやってみようと思います。 北~北東は光害の影響が大きいので、赤しか写らないかもしれませんが…

    2015年11月16日23時28分

    Marshall

    Marshall

    こんばんは。 実はそうだったんですよね(笑)で、教えていただいたショップが三基さんでいきなりSXPを買っちゃったので鏡筒もと。で、やはりポタセキもと思ったけどSEⅡが安かったので買っちゃって・・・ 結局ポラリエを買い増ししたけど仕様頻度が低いと。でも元々カメラ好きで始まったことなのでこれ以上は増やす予定もないけどレンズ撮影も踏ん張りたいです。体調さえ良ければSXPでカメラ2台は問題ないんだけどブランクもあったりなかなか重い腰が上がりません。 今日は久しぶりにポラリエでレンズ撮影してるところですが星はきれいだけど上空の湿気が多くソフトフィルター状態です。(笑)

    2015年11月17日01時30分

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    takuro.n

    カイヤン二世さん、プレート側にネジなどで重りを付けてみるのも良い案ですね(^。^) いずれにしてもビクセンの赤道儀はクランプフリーにしても少し抵抗があってスルスルツルツルとは動かないようになってますからバランスを見るの難しいです。 しかし極軸合わせと共にバランス合わせも赤道儀使いの基本で、極軸がこのくらいでいいかでは済まないのと同じにバランスも合わせれば合わせるほど非力な赤道儀でも上手く動いてくれるようになるものですし、そしてこういうことこそ実際星空の下でなくても普段昼間でも出来ることですので是非色々試行錯誤してみて下さい(^^ゞ

    2015年11月17日08時30分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ Zeissでも当たり外れって(>_<) まあ工業製品ですからあるのが当たり前かもしれませんが、やはりそこはZeissブランドと思いたいですが最近はフォルクスワーゲン問題などもありましたしね~(^_^;) でも例のレンズに一番期待するのは色収差の少なさなんです。 CANONもここ何年かのレンズはやっと色収差も少なくなってきてますが、この135ミリはやはり相当赤ハロ傾向で、星像が黄色ではなくオレンジになってしまうのはそのせいもあるんです。 仕方なくLabで赤を消しもしてるんですが、こういう淡い赤があるところではそんなに強くも使えず、結果的に黄色っぽい星に赤が残ってオレンジになってしまってるわけです。 それに50ミリArtに比べてまあ向こうはフルサイズに付けててこちらはより望遠というハンデはあるにしても、星像がボッテリしてしまうのはやはりハロ対策にわざと少しピント外してるせいもあり、確かに周辺部もですがまずは色収差少なくジャスピンが使えるレンズに換えてみたいというのがありますので、例のレンズに望むのはその部分なわけですね。 それならおそらく完全な当たりでなくてもCANONの古めのレンズよりは確実に使えるかと(^◇^;) そしてウェイトですが、東を重くするのはバックラッシュ対策ですので例えばモーターがステッピングで応答性が良くてトルクもあるならやった方が確実に良くなりますが、モーターがトルクが弱かったり応答性が良くなかったりする場合は必ずしも良い結果になるとも限らず、なんていうんでしたっけ、ガイドグラフで見ると行ったり来たりの上下のギザギザが大きくなってしまう現象。 あれを起こしやすくなる可能性もあるのでサーボモーターの場合はあまりはっきりと東を重くしない方がいいかもとも思ったりします。 まあそこらへんもやはりそれぞれの機材で試してみるべきことですね(^^ゞ 最後ウェイトの使い方ですが、基本は軽くすることですので三基さんなんかでも延長シャフトなど出してて私も持ってますが、ただ風が強い時は重くなっても伸ばさない方がいいかもと実体験的には思う部分もありますね(^_^;)

    2015年11月17日08時53分

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    takuro.n

    瀬戸の素浪人さん、ありがとうございます(^^ゞ まあ私も元気であればどちらかというと長い焦点距離に走ってしまう方ですが、それでも宇宙の美しさは局所を切り撮るだけではないと、特に天の河周辺なんてどんな焦点距離で撮っても面白いところがたくさんあると思ってますので今までもずっと直焦点撮影と同時にスカイメモも使い続けて来ましたので、こういう事態になってもいったんこれだけで撮りにいってみればそんなに違和感はないですね(^◇^;) ポタ赤だって使い道があるからこそずっと存在してきたわけで、特に最近カメラレンズの性能も良くなってきて使える場面はどんどん増えてきてるんではと思います。 改造カメラとポタ赤と良いレンズ。 これは小型システムの可能性を大きく拓いてくれるもので、それは決して私なんぞの功績ではありませんが、こういう写真が試してみようというきっかけになると言ってもらえるなら嬉しいの一言です(^^ゞ

    2015年11月17日09時03分

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    takuro.n

    namaさん、どちらにお住まいか分かりませんが、北から北東に光害がということは逆に南方向は条件が良いということでしょうか。 だとするとそれはこの趣味では相当羨ましい状況ですが(^◇^;) しかしこの対象を光害方向でYフィルター付けてでは相当厳しそうですが、あのカメラって何bitなんでしょ。 16bitあればその威力で何とかなるかもですが(^_^;)

    2015年11月17日09時07分

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    takuro.n

    Marshallさん、そのシステムでちょうど抜けてるのはご自宅用お気楽カメラレンズシステムではないでしょうか(^○^) 望遠鏡用赤道儀のような重さなどなく、オートガイドも考えない。 かといってポラリエほど弱々しくなくてドンと出して極軸さえ合わせてしまえばあとは赤道儀任せみたいな(^。^) オートガイドしないなら最近ではポタ赤の方がピリオディックエラーが小さかったり性能も良いので中望遠くらいまでならそんな使い方でも十分な結果が残せます。 そしていざとなればもう複数枚撮ってコンポジットなどとも考えずに追尾モードも最近はどれにも付いてる半分の速度の星景モードなど使って星景写真にしてしまう(^。^) 体調悪い時は踏ん張る方向ではなくもう割り切ってしまうのも必要かと(^^ゞ もう私なんて半年でも休んでしまいますし(^◇^;) そちらの空ならどう撮ってもこちらよりも必ず良い部分があると思います。 それをいろんな条件や焦点距離の中で焦らず見つけていくのも長い目で見れば必要なことかと。 なんせ重量級機材群なんてほんとドームでも作らない限りいつかは動かせなくなりますし(^_^;) そうなっても星はやはり頭上にありますし、そちらなら光害も今より一気に酷くなるということもあまりないんではないでしょうか。 疲れてる時も年を取ってからも楽しめる方法。 カメラレンズシステムってそういうのの解かもしれませんしね(^^ゞ

    2015年11月17日09時38分

    婆凡

    婆凡

    いつもいお世話になります。 ご自宅で光害に悩まれていてもここまで写せるんですね。ピントは勿論ですが皆さんのコメントのようにノイズもなく素晴らしい画像だと思います。 私の自宅も郊外の割に街灯などが多く何回か撮影を試みたのですが綺麗に撮れず、フィルターの購入を検討しています。Astor6DのUV/IRカットフィルター仕様に光害カットフィルターをつけて効果があるのかなどといろいろと調べてはいるのですが、どれが適しているのか全く分からず悩んでいる割にはアクションを起こせずにいます。 お時間があるときに、takuro.nさんのご見解を頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

    2015年11月17日10時17分

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    nama

    takuro.nさん、こんにちは。 私は静岡県の藤枝市なんですが、北は藤枝市街地、北東は静岡市の光害があります。 南は工場があるものの、カノープスも余裕の空です。 しかし、最大の障害が航空路。 焼津上空に航空路が密集している関係で、よく飛行機が通るんです。 先日、NGC7293を狙ったところ、5分露出4枚のうち3枚に光跡が写っていたという… miniCAM5Sは12bitのようです。 一度テストでIC63を1枚撮影してみたとき、一応写っていたので何とかなると思います。 青が写るかは、やってみないとわかりませんが。

    2015年11月17日12時36分

    yoshim

    yoshim

    職場からなのでものすごく手短ですが、ハンチングのことですかね。 あれはバランスだけじゃなくて、PHDのmax (dec,RA)durationを小さくしたりmin motionでも変わってくるし結構繊細ですよね。

    2015年11月17日14時23分

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    takuro.n

    婆凡さん、ありがとうございます(^^ゞ でも私の星の写真で自宅で撮ったものはありません(^◇^;) 大阪北部なので光害も相当ですし、何より周り囲まれてて視界がなく、望遠鏡使う余地もないんです(^_^;) ですのでこれは家から2時間ほどの兵庫の真ん中当たりの高原盆地に出かけてかつ光害カットフィルター使ったものです(^^ゞ 一般に光害カットフィルターと呼ばれるものは特に青い光周辺に多い白熱灯やナトリウム灯の光をカットするように作られてますので、効果としてまずは青が写りにくくなる分相対的に赤が分かりやすくなりますし、トータルの露光量が減る分露出時間を延ばすことが出来るようになってカットされる帯域以外の淡いものが写しやすくなるという大きく二つのメリットがあるわけですが、当然青い星雲は写りにくくなりますし、青っぽい星はその青が弱くなってシアンがかってしまうというデメリットもあります。 このメリットデメリット共にカットされる帯域が広くなるほど大きくなるわけですが、それと同時に露出時間を延ばせるというより延ばさなければ光量が足りないなどという事態にもなってきますので、一番強力なフィルターになるとそれこそ付けない時の倍どころか何倍もの露出時間が必要になり、ガイド精度問題やノイズ問題までクローズアップされてきたりもします。 まずAstro6Dはフィルターがついてる仕様のものにされたということですが、これは単純に赤外線域をカットするだけで光害カット効果はありません。 赤外線はある意味熱があれば何処にでもあるので普段の写真でもそれをカットしておかないと赤くかぶることになるのでどんなデジカメでも赤外線カットフィルターは付いてますが、そのカット特性は可視光域の赤の端から赤外線域にかけて徐々にカット率が高まっていき、ちょうどそこに赤い散光星雲の光であるHαの輝線域があるため普通のデジカメでは赤い散光星雲の写りが悪いので、このカット特性を可視光域の赤から赤外線域直前まで全て写るようにし、赤外線域になったとたん、なだらかではなくいきなり切り立つようにカット率を100パーセント近くまで上げるようにしたのが天体用赤外線カットフィルターで、改造機には基本的にこのフィルターが付いてるわけです。 光害カット効果が欲しければプラスしてレンズ前やフォーカサー内部、あるいはミラーボックス内などどこかに光害カットフィルターを入れて使うことになります。 ここで問題はどのフィルターを使うかと、何処に付けるかということになりますが、まず何を使うかについては使う場所の光害の程度や赤以外も写って欲しいかそれとも赤だけ写ればいいかにもよるわけですが、効果の程度は最も弱いのがHEUIB-Ⅱである程度赤のコントラストを強調する効果はありますが光害カット効果はほとんどありません。 次が最も一般的に光害カットフィルターと呼ばれるもので今日本で一番売れてるのがおそらくLPS-D1ですが、これは他にASTRO LPR TYPEⅡと呼ばれるものもおそらく同じものです。 これより効果が強くなるともう青はほとんど通さなくなってしまうので使い勝手も相当悪くなりますが、LPS-V4とか、CLS CCDと呼ばれるものがあります。 ある程度の光害地で初めて使うのであればまず最初はやはり一番平均的なLPS-D1を使ってみると必要なものが分かりやすくなると思います。 ただ、問題は次のそれを何処に付けるかで、CANONのAPS-C機であれば上げた全てのフィルターでミラーボックス内にはめ込んで使うFFフィルターと呼ばれるようなものがあるのでそれならたいていの鏡筒やカメラレンズで使い回し出来るんですが、フルサイズだとそういうタイプは上げた中ではCLS CCDしかなく、これは初めての人にはとても勧められないのでミラーボックス内以外で付けられるところを探すことになりますが、たいていは接眼部のパーツのどれかの内側にフィルターネジが切られてたりします。 今ちょっとビクセンのR200SS用コレクターPHの仕様を見てみると鏡筒側に52ミリのフィルターネジが切ってありますね。 ですのでコレクターPHを付けたR200SSとAstro6Dの組み合わせに使うなら52ミリのLPS-D1フィルターがまずはお勧めということになるでしょうか(^^ゞ

    2015年11月17日18時49分

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    takuro.n

    namaさん、わざわざありがとうございます(^^ゞ しかし飛行機はある程度枚数撮っておけば綺麗に消えるのでそんなに問題ではないとしても、12bitでしたか。 考えてみれば元々はガイダー用ですもんね~ まあ写野が狭いから光害カブリを補正してもある程度は階調残るのかもしれませんが(^_^;)

    2015年11月17日21時36分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、それそれ、ハンチングでした(^_^;) もう長いことそんな話しもしてなかったので言葉が出てこなく_| ̄|○

    2015年11月17日21時37分

    婆凡

    婆凡

    おはようございます。 ご丁寧に早速解説を頂きましてありがとうございます。勘違いしてご自宅で撮られていると思いこんでいました。失礼しました。片道2時間・・・・以前冬でも鏡筒の温度順応を早めるために窓を開けて現地に向かわれるということを思い出しました。私は1時間半程度ですので、まだいいほうですね。 フィルターの件、ありがとうございました。52㎜であればAstro6Dにもドロップインでつけられるので、LPS-D1を手配してみようと思います。 また先日ご指摘いただいたR200SS鏡筒の調整が終わり本日戻ってくる予定です。調整したのは爪のカットと光軸調整とのことです。やはり艶消し塗装は対応不可とのことでした。屈折にしても今回のR200SSにしても自分では写りがおかしいことに全く気付きませんでした。ぜひまた画像でおかしなところがあればどんどんご指摘を頂ければと思います。 今回もご丁寧に解説いただき本当にありがとうございます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    2015年11月18日09時04分

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    takuro.n

    婆凡さん、そか、Astro6Dはセンサーが前に出ててフィルターボックスあるんでしたね(^◇^;) それならとても簡単でケラレもない撮影が出来ますので使いやすいと思います。 ただ、カラーバランスはまた変わってきますし場合によっては星に色が付いてしまうこともあり、後処理で戸惑うことになる部分もあるかもしれません。 これを出来るだけ回避するにはピントを頑張っておくことです。 私はここ数回星がシアンがかってしまうので苦しんでますが、これはLPS-P2では付き物で、これが性能の良い望遠鏡であればピント頑張っておけば恒星中心はしっかり飽和して真っ白になるので周辺に残ったシアンの補正はだいぶ楽になるんですが、今回はちょっと古く赤ハロが出るカメラレンズだったので微かにピントをずらしたため、恒星がいってみれば輝点ではなく円盤状になり、暗い星ほど中心部が飽和せずにべったりシアンになってしまったためにそれを除去するのが大変だったわけです。 これ以外は基本は変わりませんのでカラーバランスさえしっかり合わせてしまえばあとは写りの弱くなった青を惜しみながら写りの良くなった赤を楽しむことが出来ます。 まあ青が写りにくくなる時点で本来は出来るだけ使いたくはないものなんですが、場所によっては光害のために使わざるを得なかったり、あるいは空の良いところであっても淡い対象だとコントラスト上げて写りを良くするために使いたくなったりするものでもありますので、そこら辺の案配が分かるくらい使い込んでみるととても役に立つものだと思えるようになると思います。 実使用に当たっての問題は露出倍数で、付けない場合の1.5~2倍くらいの露出時間が必要になります。 そのためにも明るい光学系で使うのが楽ですが、ちょうど調整終わって返ってくるF4鏡筒があるなら願ったりですね(^^ゞ

    2015年11月18日12時54分

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    nama

    takuro.nさん、こんにちは。最近天気がイマイチですねぇ…ようやく週末に撮影できそうですが、テストが進むかどうか…早くしないと、M31の撮影可能時間が3時間切ってしまうので焦ってます(´・ω・`)自宅の屋根が邪魔になってしまう!(´;ω;`)

    2015年12月03日12時26分

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    takuro.n

    namaさん、先日天気予報で偏西風が強くなってきたって言ってましたから、もう冬型になってきたということでしょうから天気的にはだんだん厳しくなってくるでしょうね(^_^;) それでもそちらは晴天率はそこそこ良い土地なんではないでしょうか(^。^) しかし、確かデータが12bitと言っておられた気がしますから、だとすると確かに出来るだけ枚数撮ってSN比を良くし、階調稼ぎたいところで、ゆとりを持って撮れる方がいいですね(^^ゞ でもご自宅で撮れるのはすごく楽と思いますし、なんと言っても自然相手の趣味ですから、焦らず着実に(^^ゞ

    2015年12月03日15時57分

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    nama

    takuro.nさん、こんばんは。 こちらは冬の晴天率は極めて高く、しかも乾燥するので撮影自体はしやすくなります。 10m近い強風が長時間露出のネックですが、軽量装備のおかげか、5分程度なら全く問題ないようです。 ここまでの結果から、10枚コンポジットではまだ不足のようですが、同じ合計1時間にするにも、5分×12にするか4分×15にするか、悩みはつきません。 あと、自宅撮影の理由の一つが、ノートパソコンのバッテリー問題です。 3時間程度しか持たないのに遠征するメリットあるか? ということで、車載インバータを買って対応しない限り現実的ではないな、と。

    2015年12月03日20時04分

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    takuro.n

    namaさん、冬の晴天率が極めて高いのは関西圏では羨ましい限り(^_^;) 私はふたご群では毎年片道4時間とか5時間の所に出かけないと晴れてません_| ̄|○ 電源は今の天体写真撮影では常に悩みの種ですね(^_^;) 変換器買って車から直接取ると結構ガソリン食うんであとでびっくりしますよ(^◇^;) これから長くやるなら変換器と充電器は必要になりますがバッテリー買うのが一番安上がりかもです(^。^)

    2015年12月04日06時44分

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    nama

    takuro.nさん、こんばんは。 このところテスト撮影を繰り返したことで、運用が固まってきました。 ラインノイズ対策としては、カメラゲインを65%まで下げることで回避できることが分かったので、ダークを全部撮り直す必要はあるものの、これで行くことにします。 青ハロについては、Y1フィルターが片面にしかネジ切りされておらず、内径ピッタリのフードに落とし込んで使用してましたが、やはり平行性に問題が出るため使用をやめます。 代わりに、緑が犠牲になるものの、ミザールμフィルターを使って、緑は露出時間増で対処しよう、と。 てなわけで、これまでに撮った画像は全部捨てようかな、と思ってます。

    2015年12月09日18時40分

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    takuro.n

    namaさん、ゲインを下げてということは実際にノイズが無くなったわけではなくて目立たなくなっただけで、処理で強調すると出てくるということはないでしょうか。 センサーサイズが小さいので周辺減光対策をあまり考えないでいいのかもしれず、その面ではフラットを省いても大丈夫なのかも知れませんが、バイアスノイズ対策はモノクロ冷却CCD全般に必要なはずで、お高いソフトではそういう機能も付いてるようですが、安く、しかも正確にとなればやはりダークも取ったフラットが一番です。 それとフィルターはほんとはハロゲン光以外を通す最新の光害カットフィルターがほんとは使いたいですよね(^_^;) 緑を露出時間でとはいえ、その分光害光が蓄積されるだけでは意味もなく、いろんな意味でまだまだ試行錯誤が続く感じでしょうか(^_^;)

    2015年12月10日04時58分

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    nama

    takuro.nさん、おはようございます。 ゲイン65%で撮影した画像では、強調してもノイズは出ませんでした。 しかし、65%の同露出ダークを使用して補正すると、過補正となり暗い線となって現れます。 そこで、昨夜バイアスフレームを撮影し、ダークから引いた上で処理したところ、バイアスノイズは現れなかったのを確認しました。 これでひとまずバイアス問題は解決ですかね。 μフィルターは特性がCLSフィルターに似ており、Gフィルターと合わせると擬似OIIIになるので、ある程度は大丈夫ではないかと思います。 LとBだけμフィルター付けても良いですが。 しかし、こういう試行錯誤は面倒だけど楽しいですね。 解決の糸口が見えたときの喜びといったら…(≧∇≦)b

    2015年12月10日10時26分

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    takuro.n

    namaさん、CLS、私も持ってますがあれも強烈に青がカットされますからね~(^_^;) アイダスのフィルターで言えばV4と同じですから、いわばHα一歩手前(^◇^;) まあ青い対象を諦めれば逆に赤の写りは良くなるわけですから考えようでしょうが、少しでも青も稼いでおこうと思ったらほんと時間かかりそうで、晴天率の高いところでなければそもそも挑戦も出来ない撮り方、地の利を生かした撮り方と言えるわけでしょうか(^。^)

    2015年12月10日20時11分

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