takuro.n
ファン登録
J
B
元旦から2日にかけての夜は前の彗星写真のキャプションで書いたように終始薄雲の波状攻撃で長時間露出での撮影はとても出来ない状況だったんですが、ふと気が付いて以前から一度やってみたいと思ってたオリオンの大星雲の輝度の高い部分のみの撮影をやってみたりしてました(^◇^;) この場所そのものの天体写真的適正露出は回りの淡いガス雲の広がりにも引っぱられてはるかに長いものになりがちですし、処理もその広がりをあぶり出そうとついつい輝度の高い部分は飛ばしてしまうことになります。 輝度の高い部分が暗い部分より落ち込むよ
takuro.nさん、こんにちは。 やはりオリオン大星雲の全体をわからせながらと言うことでレデューサー使用になったんでしょうが、周辺も考えるとある程度の露出も必要になり表現的には頭では分かってても中心が明るすぎるだけに難しいところだと思いますが、綺麗に写し出されてますね。 周辺の恒星が青っぽく感じますが、会社のノートPCのモニターのせいかな?と言うか、青い星ですね。 ここは何度でも撮りたくなる場所ですので今度トラぺジウム狙いで挑戦してみたいです。 次回の作品も期待してます。<(_ _)>
2014年01月08日11時44分
こんにちは。 ここは初心者の友であると同時にあれもこれもいろいろな表現が出来て、かえって遠方銀河みたいな、長時間露出一択の撮り方よりも奥が深いのかもしれませんね。私は普段が出来ていないので、つい「ガス雲を出せたら勝ち」みたいな所があり、以前トラペジウム狙いで撮った時も http://photohito.com/photo/2958352/ みたいにしてしまい、中途半端と指摘されてしまう傾向があります。 輝度差が激しい所だからあれもこれもは無理とわかっていても、ある意味潔さというか、そういうのに欠けるのかもしれませんね。トラペジウムも出て、ガス雲も出て、あそこもここもとなってしまいます。やはり撮る前にこうしたいという計画性がないから仕方ないのかも。 ところで上でMarshallさんが指摘されている青い星は、私も気になります。こちらも職場でノートPCなので微妙ですが、恒星そのものというより青ハロっぽく見えます。鏡筒にはハロは無いと思うので、レデューサでしょうか??ところでMarshallさんが本気でチャレンジされるなら、以前どこかで言った、星雲内の恒星風でガスが吹き飛ばされている所とか、ミューロンでも無理でしょうかね??? 自分はどうも、「どうせ写りっこ無い」と聞くと本当に写らないのか試したくなる性があり、ミューロンの調整が出来たら試してもらいたい気もします。
2014年01月08日13時00分
Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ トラペジウムだけなら1600ミリでしたが、まさに誰にでも分かるようにと思って1280にしたらちょっと小さかったですね(^_^;) 星の色味はやはり目には見えなかった薄雲か靄の通過で滲み分が増えてるのと、少しでも星雲のコントラスト感出したくて色味でも補おうと色彩強調を強くしたせいですが、まあ色収差ではなく星本来の色味が強調されすぎたかなということでしょうか(^_^;) まあその効果がどの程度あったかは微妙で、やはりこれを表現するのは難しいですね(^_^;)
2014年01月09日06時44分
yoshi-tamさん、ほんとはここはもっと長焦点でトラペジウム周辺だけに絞ればもっと表現のしようはあるんでしょうが、これだけ広く撮ってしまうとやはりコントラスト落とすしかやりようがないのでハッとするような美しい描写にはならないですね(^_^;) これでもだいぶ星雲の広がりは犠牲にしたんですが(^_^;) 青い星が目立つのは上のMarshallさんへのコメントで書いたとおりですが、それに加えて今回は超短時間露出のために星の飽和部分が小さく、いつも以上に周りの色味の残る滲み部分が多かったということもあると思います。 ここはそもそもこのくらいの中間星より星雲自体の飽和が激しいところで、それをここまで落とす以上恒星の飽和部分はより小さくなるのが自然なわけで、それがなんかコントラスト感の無い、輝き感の無い仕上がりになってしまう一因かもしれません。 たまに全然違う撮り方や表現してみるとなんか不思議な感じになってしまいますね(^◇^;) 星雲内の恒星風でガスが吹き飛ばされている所というのはちょっと記憶が定かではありませんが、銀河同士が衝突したりいろいろな原因でジェットを噴き出してる銀河は幾つもあり、ミューロンの直焦点ならそれらの幾つかは相当大きく撮れるとは思います。 ただ、それなりの露出時間が必要になりますし、Marshallさんのところでそれを積み重ねて枚数撮るのはそれこそ数晩がかりになってしまうかもですね(^_^;)
2014年01月09日07時01分
カイヤン二世さん、ありがとうございます(^^ゞ まあ今回はこういう表現が美しいかどうか微妙な感じですが、何をどう表現するか目的が違うとこんなにも撮り方も仕上げも違ってくるということで(^_^;) トラペジウムってなんなのか知らずに見るとたんに薄くしか撮れてない失敗写真にさえ見えるかもです(^◇^;)
2014年01月09日07時03分
takuro.nさんおはようございます。 「ガスが吹き飛ばされている」はちょっと誤解を招く表現になってしまいましたが、言い方を変えれば「吹き付けてくるガスが、恒星風とぶつかって衝撃波面を作っている」ということです。以前Marshallさんとのやりとりでどの画像を張ったか忘れましたが今ちょこっと検索してみるととりあえずこういう感じのイメージです http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/images/hs-2006-01-i-print.jpg もちろんいくらなんでもハッブルの画像ですからこんなきれいなのが撮れると思っているわけではありませんよ。 フィルターワークも特殊だと思いますし。要するにこういう衝撃波面みたいなの、写らないものかな?と思っただけです。
2014年01月09日08時08分
yoshi-tamさん、なるほどこれってしばらく前に何かで見たことありますね(‥;) 解像度的には何とかなりそうでもあり、しかし輝度的にはこの場所は露出延ばせばいいわけでもなく、確かにフィルターですね~ こういう時モノクロ冷却CCDなら何十時間かかっても正しいフィルター使えば写せる可能性あるわけですが、ハッブルカラーのフィルターワークは一色撮るにもとんでもない時間かかるようで、Marshallさんのところの晴天率考えるとあまり現実的ではないかもです(^_^;) 逆にそういうフィルターワークはどれも強い光害カット効果もあるわけで、もしかするとyoshi-tamさんのところのほうが面白いかもですね(^○^)
2014年01月09日13時23分
tyottohobbyさん、ありがとうございます(^^ゞ 写真では、特に今のデジタルではすぐ飛んでしまうのでまず見かけることはなくなりましたが、今でも眼視派の方達にとっては大星雲といえばこちらですね(^。^) 撮影地でたまにドブソニアンによる眼視派の方とご一緒することありますが、大星雲入れるとたいてい今日は幾つ見えるかが話題になり、私も昔ながらの姿を楽しませてもらってます(^^ゞ
2014年01月10日04時02分
takuro.nさん、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます! タグで八塔寺って書いてあってびっくりです。 行かれておられたんですね^^ 僕は3日の夜、薄雲のなか、そこに出没していました♪ 赤い散光星雲はやっぱり憧れの美しさです♪ M42・・・リベンジしたいです♪ 今年もどうぞ宜しくお願い致します<(_ _)>
2014年01月10日11時03分
ONe*23さん、あけましておめでとうございます(^^ゞ 八塔寺は冬型の気圧配置になると関西圏もどこも快晴は望めずおまけに高いところは雪があったり風が強かったりする中、なんとかある程度の晴天率があり、雪の心配もほとんどなくかつ風も弱めという岡山ならではの珍しい撮影地ですので、個人的にはほとんどこの季節限定で行くところですが、ONe*23さんもまさか3日の夜から動いておられるとは思いもしませんでした(‥;) ということはしぶんぎ群狙いだったでしょうか(^。^) 私もその夜はだいぶ迷ったんです(^_^;) もう前日からずっとGPVとかメッシュ予報とか見まくってたんですが、どうも薄曇りか雲の通過は相当ありそうと見て連続撮影には向かないなと諦めましたがやはりそういう天気でしたか(^_^;) まあ1日の夜もずっと雲の通過に悩まされて結局こういう撮影しか出来ませんでしたが、この季節ほんとに撮ろうと思ったら熊野灘沿岸部まで行かねばならず、しかし以前あった撮影地が林道崩落で行けなくなくなったりする中、八塔寺は唯一気楽に行けるところでもありますので、これからまだ2ヶ月くらいの間は機会があれば行くと思います(^^ゞ そろそろオリオンもじっくり時間をかけるには撮り納めの時期になり、そのあとはカメラレンズでは寂しい春の星空になってしまいますが、あと一ヶ月もすれば今度は夏の対象を明け方撮る時期になり、じつは6日の夜も別の撮影地に行ってたんですが、想定してなくて適切なレンズを持って行ってなかったので撮れませんでしたが明け方黄道光の中を昇ってくるさそり座アンタレスというすばらしい光景を見ることが出来ました。 まあそこは奈良県最東部でちょっと遠いですが、まだ八塔寺にも行かれるならこの冬の間にお会いする機会もあるかもしれませんね(^。^) こちらこそ本年もよろしくお願いしますm(__)m
2014年01月11日02時05分
今晩は! 明けましておめでとうございます。 価格の板では、何時もアドバイスに乗って頂き有難うございます。 おお~。 私なんぞが撮るものと比べるのも申し訳ないくらいの、美しい作品ですねー。 これからも、美しい作品がアップされるのを楽しみにしています。
2014年01月11日20時51分
ドッペルギャンガーさん、あけましておめでとうございます(^^ゞ えと、価格の方でってこのハンドルではないですよね(^_^;) 何かあればこちらで聞いてもらっても私の分かる限りはいつでも(^。^) そしてアマチュアの写真ははっきりいって自己満足と思ってます(^○^) 私もそうですし、ドッペルギャンガーさんも撮影と後処理を思いっきり楽しめる写真が撮れればそれは他の誰の写真よりも大事なものと思います(^^ゞ 是非たくさん撮ってたくさん処理されてください(^。^)
2014年01月13日20時41分
takuro.n
うな処理は不自然ですからそれは仕方ないことですが、じつはその輝度の高い部分にも大事なものが隠されてたりします(^○^) トラペジウムって聞いたことあるでしょうか(^。^) こういう赤い散光星雲は星間ガスが長い年月かけてその微かな重力によって引かれあい集まり凝集し、そのうち密度が高くなって熱を持ち、それが輝線として発光することで赤く写るようになるわけですが、それは新しい星が生まれる過程でもあります。 ここ、オリオンの大星雲の中でも長久の年月をかけてたくさんの新しい星が生まれ、その多くはこのガス雲中心部の明るいガス雲の向こうに隠れてます。 それは青白く明るい星の集団と思われますが、そのごく一部、数個の星がガスの隙間からのぞいているのがトラペジウムと呼ばれるほんの数個の星が密集した姿です。 輝度差があまりないので分かりにくいですが、この写真の星雲中心部、ちょっと青白い一番明るい部分の真ん中に3~4個の白い星がくっつくようにあるのが分かるでしょうか(^^ゞ 今回は短時間しか撮れないのを逆手にとって超短時間露出をメインにした段階露出でここの表現を試してみたわけですね(^○^) まあ星雲を撮るにはあまりに短時間ですし、おそらく目には見えなくてもごく淡い雲の通過はあったとも思われ、その上いつものノイズ低減のための加算平均コンポジットではなく段階露出のために加算コンポジットにしたことなど、幾つもの理由が重なって画像そのものは相当ノイジーで、この鏡筒なりの星像の甘さも相まってあまりコントラスト強調も出来ず、トラペジウムそのものもちょっと分かりにくくなってしまいましたが、たいていのオリオンの大星雲の写真では真っ白に飛んでしまってる中心部の中にはこういうものが隠されてるわけですね(^^ゞ GS-200RCレデューサ焦点1280ミリF6.4にAstro60Dをつけ、ISO1600で2014/1/2の1時50分から撮った10秒露出8枚、20秒露出4枚、40秒露出4枚、80秒露出4枚の計20枚を、RAP2、CameraRaw7、StellaImage7、CS6と通して処理。 なお、この夜長焦点を諦めてカメラレンズで一つだけ放置撮影していたものはモチベーション低下のためか構図も失敗してるしやはり雲の通過でカブリ補正もままならないことが分かりましたので没とし、この夜の撮影分は以上です(^_^;)
2014年01月08日05時23分