展示室を出ると３つ目の大窓がある。 あえて縦を取らずに横広がりの窓にしているのは、明らかにフレーミングを意識している。 しかもここは出窓。ここがベストだ。 しかし展望は立木によって制限されている。 この窓はむしろ、この空間自体を味わうためのものかもしれない。 そう思って見ると、窓の真ん中に座ってずっと動かない人がいるのもうなづける。 その隣のシートには女性らしき影も。 きっと彼らはそれぞれに、ここにいる自分を味わっているのだろう。絵画鑑賞の余韻とともに。 ここでは自分もアートの一部なのだ。

コメント4件

Sr. にっしゃん

独り占めかと思いきや、影なる女がいるとは。 お主やるな～

2023年12月03日11時30分

yoshi.s

Sr.にっしゃん 私は、他人と見ました。 しかし、悪くない図ではあります。

2023年12月03日18時00分

楓花

迫力のある絵を見た後はここに座って興奮を冷ます。 ただ自然の中に身を置いて…それもいいですね。

2023年12月04日18時49分

yoshi.s

楓花さん まさにそのためのスペースだと思います。 とても良くできた美術館です。 私は大好きです。

2023年12月04日19時06分

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