現在の三島市は、江戸時代から、三嶋大社の門前町として、また東海道の宿場町として大いに 栄えた町です。旅人にとっては、箱根峠越えはそれこそ命がけだったでしょうし、箱根を越える 旅人にとっても、箱根を越えて来た旅人にとっても、三島宿は一息つける町だったのかも 知れません。江戸時代から、この旧東海道に面した古刹で、座して時の流れをご覧になって来た 石仏様。背中のお傷は廃仏毀釈の跡なのかも？冨士のお山は高層マンションで今は遮られ しまったけれど、時の過ぎゆくままに、変わりゆく町を見続けて来られたのかも。

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