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棚から牡丹餅 3

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    きこりん

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    棚から牡丹餅 昨日の焼成にて、約1230℃と思っていたのが、約1250℃前後まで上がっていたミス。 自分の勘だけが頼りの焼成温度なので何ともアバウトだが 私の中には神経質と大雑把が同居しているため、こんなことは普段でもよくある。 そして、大雑把がいい結果を齎すことも稀にある。 まだ電動ろくろと電気窯の調子のいい時・・・ 裏山から掘り出してきて熟成しておいた三笠の土に 二酸化マンガンやら、酸化コバルトやら、福島長石やらを無理やり黒土を作り (黒顔料を使えば容易く黒土ができるが、それでは納得できない笑) 色んな茶碗を作っては素焼きだけして保存しておいた。 昨日は、そんな中から、目をつぶって取り出した一つに 福島長石、平津長石、合成土灰、珊瑚灰、貝殻灰で作った長石釉を施し 口縁に、先日来のお気に入り赤鉄を巻いて焼成した。 ところが・・・ 予定では、1230℃で焼き上がるはずだったのが、1250℃前後まで温度が上がっていたようで 釉薬全体が縮れて「梅花皮(かいらぎ)」状になっていた。 施釉することに気を取られて、焼き上がるまで気が付かなかったことだが 真上から撮影してみると、我ながら綺麗な真円になっている。 見た目は「鮫肌」っぽいが、手触りも、ざらざらではなく、コロコロとした感じで気持ちいい^^ 一応、形としては「井戸茶碗」で、高台も、意図的ではあるが筍高台にしてあるw 1250℃の酸化焼成 「災い転じて福となす」なのか?「瓢箪から駒」なのか? 「棚から牡丹餅」なのか? いずれにしても、嬉しい誤算であることは間違いない。 窯は直したからいいとして ろくろも直さないと、丸い器が引けないが 何度分解してみても、何が原因なのかがわからない。 小さなぐい吞みを引いても、回転盤が微妙に上下に揺らぎ 口縁部に高低差ができてしまう>< 何とか口縁部を水平にしても、高台を削る際には、やはり高低差が出てしまう>< 手ろくろのような精巧さがあれば、あっという間に50キロの土を使い切ってしまうほど 毎日毎日ろくろを引いてしまいそうで、それはそれで怖いが・・・w そうそう なぜ釉薬がこのようになるかというと ①焼成温度と釉薬の設定温度のズレ。 ②使用する材料に珊瑚灰や貝殻灰が入っていること。 ③使っている土が自然採取により不純物が釉薬を弾いている可能性。 ④釉薬と土の収縮率が大きく異なる。 ⑤単なる偶然w。 今回は、素焼きをした素地への施釉なので③④の可能性よりも ①②の可能性の方が高そうだ。 いつものことだが、⑤が一番正しい気もするがwww

    2020年12月13日18時42分

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