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- ☆傘さして時雨を急ぐ猫背かな~ヒンドゥー彫刻 Pillar basrelief
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ほんとはもっとふくらみのある「せむし」という語が相応しいと思ったが、差別用語に指定されているので「猫背」にした。 南インドのハンピのアチュタラーヤ寺院の傘さす翁の浮彫。2017/02/08 Ancient basrelief on carved stone pillar at Achyutaraya Temple in Hampi,India.
想空さん、早速のコメントありがとうございます。 寺院の石柱に掘られた浅浮彫(basrelief)です。珍しいモチーフを見つけて嬉しくて写真に残しました。 昔の仕事はすべて人手に頼った過酷なものでした。作男などに地面を舐めるほど腰が曲がった老人がいました。
2017年07月15日21時11分
長い髯が生えているから、翁ですね。右手に持っているのは何でしょう。もしかして物乞い? 傘の柄が太いですね。当時こうもり傘はまだなかったでしょうし、番傘にしては丸いし。布製のがあったのでしょうか。 それにしても、日本は言論表現が難しくなりましたね。めくらめっぽう、めくらへびにおじず、つんぼ桟敷、などどう表現しているのですか。ノートルダムのは猫背男ですか?
2017年07月16日01時01分
旅鈴さん、コメントありがとうございます。 傘も傘を差している意味も分かりません。右手部分には欠損があるように見えます。 差別用語が山ほど指定されています。差別用語なるものを見聞きすることがなくなった一方で、胸が悪くなる差別的な発言がネットにあふれていると聞きます。単なる用語の問題ではありません。本質に切り込まないかぎりどうにもなりません。 3例の表現も、差別用語にあたるとし使用を控える~禁止する傾向にあります。 在職中、差別用語使用禁止の通達があり、その中に「盲穴」があって、「貫通しない穴」という言い換えになっていましたが、簡潔さがありません。
2017年07月16日09時36分
差別用語は誰が何の基準で決めるのでしょうね。こちらでは身体障害者もどんどん社会へ出ていますし、車椅子を見かけるのは珍しくありません。日本で言う差別用語も、今まで通り使われています。例えば,blinder Passagier は密航者、Blindekuh(子供の遊びのひとつ)、 Blindschleiche(足なしとかげ)、Blinddarm(盲腸)、Taubnessel(n)(花の名前)等々。 今までそう呼んで来たから、いまさら変える必要もないのでしょう。
2017年07月17日00時45分
旅鈴さん、再コメントありがとうございます。 明確な基準があるわけではない上、差別的ととられかねない言葉をマスコミや出版社が広めに差別用語とみなして使用を自粛する場合も多く、ここから一般に浸透しているようです。 1962年に日本民間放送連盟が『放送用語』「避けたいことば」を作成したのが、体系化の始まりのように思われます。 差別用語を使わなくなったからと言って差別がなくなるわけではありません。こういう表面的なことでお茶を濁しているのです。建前と本音を使い分ける欺瞞の匂いがプンプンします。 ドイツ人との対応の違いは、大陸的と島国的ということでしょうか。些末なことに拘泥すると、大局をを見失います。
2017年07月17日08時02分
想空
寺院のあまり目立たない場所などにさり気なく掘られたものでしょうか。 腰の曲がり具合はどの時代もどこの国も同じですね。 現代の日本ではここまで腰の曲がった高齢者はほとんど見かけなくなりましたが、この時代は年老いた者が尊敬される時代だったのではと往時に思いを馳せます。
2017年07月15日15時10分