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デネブ近郊―名古屋近郊より

デネブ近郊―名古屋近郊より

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    光害ニモメゲズ。育児ニモメゲズ。 晴れた晩、子等の寝静まった深夜過ぎに、自宅のマンションのベランダからひたすら撮り続ける。 IR/UVカットフィルタ除去加工したX-E1に、光害カットフィルタ(LPS-P2)を仕込んだマウントアダプタ Rayqual NFG-FX.T付け、TOAST Pro にて追尾。ISO3200 80sec を25枚コンポジット。 9月宮古島旅行の本番を控えて、機材動作確認のためのテストショットだけれども、名古屋の光害が燦々と煌めいて見える自宅からでもここまで写るんだなぁ、と感心。

    コメント4件

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    takuro.n

    なんと!! デネブ周辺の写真をどのように撮られたのかと拝見しに来てみれば、X-E1の赤外カットフィルター除去って、そんな改造してくれるところあるんですか(‥;) SONY機の一部を改造してくれるところは知ってましたが、まさか富士のカメラが改造出来るとは知らず、これは驚きました(‥;) デジタル初期に改造しなくても結構赤が写るのでPro2というのがものすごく人気があったことは知ってますが、それとて改造するわけではなく、それ以降富士のカメラで改造するという話も聞かず、この世界では完全に盲点になってましたが、いったいどこがそんな改造始められたんでしょ(‥;) そして天体用フィルタをボディ内ではなくマウントアダプタ内に仕込めるということは出来るだけセンサーから離した方が輝星へのゴーストが出にくいので天体仕様としては理に適っており、これは非常に気になるところです(^◇^;) ところでそのマウントアダプタ内のフィルターは交換出来るんでしょうか。 名古屋市内からの撮影ではLPS-P2必須でしょうが、宮古島で撮る機会があるということならLPS-P2ではなくUIBARというタイプを使ってみることもお勧めです。 これは天体用の赤外域カットフィルターで、光害カット効果はあまりありませんが、CANON機やNikon機を普通に改造した場合は外した赤外カットフィルターの代わりに入れることでピントが変わらず出たり、赤外線によるカブリを防いだりします。 LPS-P2は光害をカットすることでバックグラウンドの夜空を暗くし、相対的に赤い散光星雲がコントラスト良く浮かび上がる効果と、青系統の光をある程度カットするためレンズ由来の軸上色収差によって出るハロやフリンジを低減してくれる効果がありますが、逆にそのために青系統の星の色が緑がかったり、青い星雲の写りは弱くなったり、そして露出倍数が1.5倍以上あるので撮影時間がそれだけかかってしまうという短所もあります。 UIBARは光害カット効果はほとんど無いため赤い星雲はよく写るんですがバックグラウンドが暗くならないためにLPS-P2のようにコントラスト良くはなりませんし、ハロやフリンジも低減されませんが、その代わり色再現性が良く青い星雲や青い星の色味も美しく写りますし露出時間も改造前と変わりません。 なので光害の無いところならこれを使ってみるのもより色味豊かな星空を撮るにはお勧めなわけですね。 それと、せっかくTOASTのような精度の良い赤道儀をお使いなら是非極軸合わせに慣れて数分単位の露出を試すこともお勧めします。 高感度短時間多枚数は長時間露出出来ない機材の場合に感度を上げてもノイズを低減させる効果はありますが、デジタルの高感度は低感度のゲインアップにすぎない以上ノイズ低減過程でそれに埋もれて一緒に失われてしまうデータもあり、例えばこれをISO800の320秒露出6枚にした方がノイズも少なくなりますし色乗りも良くなります。 9月までに是非色々試行錯誤されてください(^^ゞ

    2013年08月05日06時56分

    HUQ

    HUQ

    そーなんです。 改造を請け負ってくれたのは、元誠報社のスターショップさんでした。 形式としてはIR/UVカットフィルタの代わりにクリアフィルタを挿入して光路長を調整する「旧改造」のタイプですが、ご覧のように完全に実用になります。 しかも、改造後にダスト除去依頼を出したところ、当初はクリアフィルタと映像素子の間にダストが入りやすい構造になっていたとのことで、こちらにもしっかり対策を打っていただけたようです。 大サイズ:http://photozou.jp/photo/photo_only/177665/184057104 X-E1のrawの調整代はかなり広いようで、天文改造済みのまま昼間の一般撮影をしても、ギリギリでこの程度までは調整することができます。 http://photohito.com/user/gallery/29083/25839/ とはいえやはり一般撮影では何らかのIR/UVカットフィルタを挿入した方が現像がやりやすく(AWBも使えるようになりますし)、今はレンズキットについてきた18-55mm F2.8~4 を一般撮影専用レンズと定め、後玉の後ろにセラテックジャパンのIRカットフィルタ2(http://www.crtj.co.jp/bis/coating/ircatalog2.html)をガラス切りでカットして、両面テープで後玉保持枠に貼り付けています。 光害フィルタはマウントアダプタ内に37mm保護リングをエポキシ系接着剤で固定し、ここにねじ込んであります。交換可能かと言えば一応可能ですが、交換するにはマウントアダプタボディ側の小さなネジ5本を精密ドライバーで外す必要があるため、基本的には交換はせず、フィルタ毎にマウントアダプタを用意することにしました。 現在 LPS-P2、UIBAR-Ⅲ、VLC 用に3つ、同じ作りのものを用意しました。 こちら(http://photohito.com/photo/2694369/)は VLC を仕込んだもので撮りましたが、本来フィルタが使えないこのレンズでも普通にフィルタを使うことが出来、周辺の色かぶりも殆ど無く、自然に使えます。 また RayqualのマウントアダプタはニコンGレンズでも絞りを約1段毎に固定することができるため、実用的です。 実は先日から TOAST Pro の極望の調子が悪く、キッチリ視野内3星導入をやっても、2分も露出すると南北方向にズレが発生するようになってしまっています。どうも極望固定プレートに微妙な曲がりが出来てしまっているのではないかと疑い、現在メーカーに問い合わせ中です。 この写真、その確認を目的として撮っていたのですが、僅か80秒露出のコンポジットであまりに綺麗に散光星雲を炙り出せたので、アップロードしました。(^^ 本来はISO1600×4分ぐらいで撮りたかったのですが… X-Trans は高感度でもかなり高いダイナミックレンジを維持してくれるので、通常より高感度で短い露出とし、ノータッチガイドでも焦点距離を伸ばせる期待がもてます。 しかし通常ベイヤーよりデモザイクで多数の色ピクセルを使うため、色ノイズが平準化されて輝度ノイズに変換されやすい(一般的には「高感度での色抜け」と表現されているようです)特性があります。なのでやはり、あまり極端に感度を上げるのは避けた方が賢明です。 20年ぶりの天文復帰となりますが、星雲星団用/月直焦点/撮影中の惑星観望用に現在、車を持たない私でも楽々持ち運べる、FS-60CB/Q を物色中です。FS-60 と TOAST Pro でどこまで撮れるか、楽しみです。

    2013年08月05日09時29分

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    takuro.n

    HUQさんも復帰組でしたか(^。^) 私も6年ほど前に30年近くぶりに(^◇^;) この世界では多いですね(^○^) それにしてもすでに複数フィルタ用にそれぞれマウントアダプタを用意とは恐れ入りました(^_^;) 独自センサーのカメラにレンズも他メーカーまで使えとは面白いシステムですね~ しかし改造カメラまでお持ちでもなかなか遠征が出来ないというのは辛いところでしょうが、いっそのことHαフィルターでの撮影も考えられてはどうでしょうか。 透過するバンド幅によって露出倍数もノーマル機の3倍からそれ以上にはなってしまいますが、2~3時間以上放置撮影出来る環境で、かつモノクロ画像でよければ都市部からでも素晴らしいガス雲写真が撮れ、高感度に強いセンサーの特徴も活かせる気がします。 いずれにしても極軸合わせの調整待ちにはなってしまいますが(^_^;)

    2013年08月06日09時03分

    HUQ

    HUQ

    まだ色欲(?)を捨てきれず、赤外領域に特化はしきれずにいる自分がいます。(^^; ナローバンドで本気で撮ろうと思うと、やはり運搬を度外視した赤道儀が欲しくなってきますね。 そうでなくとも、せめてオートガイドできるヤツが欲しいですね~

    2013年08月06日13時48分

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