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バブル星雲

バブル星雲

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    幾つか前の写真のキャプションで出来るだけ美しく撮るために光害カットフィルターも出来るだけ使いたくないなどと頭でっかちになってたら痛い目にあったという話を書きましたが、それを反省してというわけでもないですが今回12日に撮りに行ったときは望遠鏡撮影では光害カットフィルター付けっぱなしでした(^◇^;) しかしフィルターを使わないときに比べて当然露出時間は増え、新しい鏡筒ではどのくらい増やせばいいかがまだ分かっておらず、久々にたっぷり撮影したいと焦りも加わって結果的には納得のいく撮影は出来ませんでした(^_^

    コメント15件

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    takuro.n

    まあ機材が大きくなるにつれて使いこなしにも時間がかかるのは仕方ないですが、試そうにも練習しようにも機会そのものが多くないのでちょっとしたことが何ヶ月がかりになってしまうのがもどかしいところです(^_^;) 12日の晩は望遠鏡で三対象撮ったんですが、レデューサ焦点F6の鏡筒に露出倍数が1.5倍以上になるフィルター付けて三つも欲張ったのは失敗で、おかげで平均的な適性露出もやっと分かってきました(^_^;) その結果はある程度空の綺麗な所で平均的な明るさの対象を撮るのにISO1600でフィルター無しが約13分、フィルター有りだと約20分というもので、天体写真をやっている方なら分かると思いますがこの間薄雲一つ通らず、風も吹かず、車が通って照らされることもないなどというのは相当難しいことです。 そのうえいかな冷却改造機といえどもこれだけの感度と露出時間になるとノイズは増え、その分コンポジット枚数を増やさなければ滑らかな強調処理は出来ませんが、例えば8枚撮るとなるとフィルター有りだと計2時間40分間雲も風も車もない時間が必要ということで、現実にはそんな夜が年間何回あるか想像すると、長焦点になればなるほど成功率ががた落ちになっていくのがよく分かります(^_^;) 実際には2時間40分ですむわけではなく、ダークフレームも同じだけを温度状態が変わらない暗いうちに撮っておく必要があり、まともにやれば5時間20分(^◇^;) これはもうほとんど現実味がありません(^_^;) こういう時はちょっとのSN比悪化には目をつぶってダークフレーム数を半分にしたりするわけですが、まあそんな面倒を乗り越えてでも撮りたい対象もいっぱいあるわけですね(^◇^;) 結局12の晩に撮った三対象をざっと処理してみたところ一つは完全に露出不足でボツ、一つは少々露出不足ながらなんとか見れるくらいには、もう一つは焦ったのか画角が相当ずれてしまいましたがまあ勉強のためにも処理はしてみるかという感じで、今日はちょっと露出不足だった1枚を(^_^;) ほんとはもう少し長焦点の方が良く、直焦点1600ミリで撮りたいところでしたが、そうなると露出時間は30分以上などとなり、秋の対象なので時間的にもう今シーズンは撮る機会もなく、やるとしても来年ですが、カシオペア座の代表的散光星雲バブル星雲、この焦点距離でも真ん中赤い星雲の中にまるで本物のシャボン玉のような泡が浮かんでいるのが分かるでしょうか(^^ゞ まったくいったいどんなガス雲の重なり方をすればこのように見えるのか見当も付きません(^_^;) まだよく分からずに光害カットフィルターを使ったために露出が足りないのと星の色味がなくなってしまったのが残念ですが、私の機材では今のところこのくらいが精一杯です(^_^;) GS-200RCレデューサ焦点1200ミリF6にAstro60Dと光害カットフィルターLPS-P2をつけ、ISO1600で2012/10/12の23時11分から撮った15分露出6枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage、PhotoshopCS5と通して処理。 途中雲の通過で2枚使えない画像があったり構図も少し外してしまってトリミングしてますので1400ミリ相当の画角と思います(^_^;)

    2012年10月19日00時29分

    chesara

    chesara

    takoro.nさん、おはようございます。 長焦点だと、こんなのまで撮れるんですね。(@.@) 宇宙に漂うシャボン玉!!!、憧れが膨らむばかりです。(^^^o^^^)

    2012年10月19日07時41分

    sory

    sory

    撮影ご苦労様です いつも見てるカシオペア座にこんなに素敵なところがあるなんて 驚きです。近頃秋晴れが数日ありまして 私も楽しんで参りました。(^_^;)

    2012年10月19日12時41分

    yoshim

    yoshim

    いつもtakuro.nさんの精力的な活動に感服しています。 バブル星雲、以前天文雑誌かなにかで写真を見たことはあったものの、それがカシオペア座にあるとは知りませんでした。おっしゃるとおり、いったい何をどうしたらこんなきれいな泡が出来るのでしょうね?また、本当に泡にしか見えませんが、これの正体は何なのか、想像を掻き立てられますね。  星の色味も私から見れば充分出ている気がするのですが、あまり露出時間が長くても、失敗した時の時間のロスが痛すぎますものね。。

    2012年10月19日22時11分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんばんは。 画像を拝見する限り、なんだかんだ言っても長いのを十二分に振り回してる感じに受け取れます。納得のいかない部分はあるかもしれませんが、素人から言わせれば素晴らしいの一言ですよ。 12日の晩は相当頑張りましたね? また処理にも大分苦労しながらのようですが経験が物を言ってよく仕上がってると思います。そんなこと言える立場じゃないですけど、takuro.nさんの解説等をいつも学習本代わりに勉強させてもらってて、いつか自分もこんな写真が撮りたいと日々思ってるところです。 今後もご指導のほどよろしくお願いします。<(_ _)> 帰国後は何とか撮影できる天候に恵まれることを期待しつつ書いてますが、月が邪魔になってくるのかな?

    2012年10月20日07時15分

    y_numajiri

    y_numajiri

    きれいに写っていますね。 このあたりは、周囲に淡い星雲が広がっているので、ついつい短焦点で撮ってしまいますから、はっきりとバブルがわかる写真を撮っていません。 アップで狙ってみるのも良いものですね。

    2012年10月20日18時27分

    moco moco

    moco moco

    takuro.nさん いつも素敵なお写真有難うございます。 自分では絶対撮れないので早速、空とtakuro.nさんお写真重ね合わせながら 楽しませていただきました。

    2012年10月21日23時06分

    untakauntaka

    untakauntaka

    すごくきれいな星雲ですね。 撮ってみたい星雲がひとつ増えました。 たくさんの星雲が見れてすごく参考になります。

    2012年10月21日23時47分

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    takuro.n

    chesaraさん、ありがとうございます(^^ゞ まさにこういうものが撮りたいのもあって長焦点鏡導入したわけです(^^ゞ しかし、長焦点になればなるほど短焦点では問題にならなかった微かなバランスの狂いや微風などまでガイド精度に直結し、難しさは倍などという感覚ではなく歩留まりから見ても乗数的に厳しくなります(^_^;) 新しい鏡筒を使いだしてまだ数ヶ月、まったく使いこなせてません(^_^;) 画像のクオリティも短焦点屈折を使ったものに比べて数段劣るもので、本来ここに上げるのもはばかられるような出来ですが、いつまでもこのままではないと、だんだんうまくなっていくのが分かるような写真になるかと思いたいです(^_^;)

    2012年10月22日00時50分

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    takuro.n

    soryさん、ありがとうございます(^^ゞ ここしばらくやっと綺麗に晴れるようになりましたね(^。^) おかげでいきなり出撃が増え、一気に身体に来て今もまたちょっと寝てしまってました(^_^;) 撮りたいものはたくさんあるんです(^_^;) まだまだ見て欲しいものはたくさんあるんですが、完全に天候に振り回されてます(^_^;) 私もやり出すと凝り性なので、ついつい楽しむ範疇を超えて修行のようになってしまいます(^_^;) 好きな趣味ですのでまた身体をこわしたりしないよう、長く楽しめるように自分で調整出来るといいんですがこれがなかなか(^_^;)

    2012年10月22日00時55分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ バブル星雲周辺も天の河周辺に幾つかある赤い散光星雲の宝庫の一つで、範囲としてはケフェウス座からカシオペア座にかけての一群といった感じ、秋の代表的散光星雲群のあるところです(^。^) ただ、夏や冬に比べて面積的に小さかったり淡いものが多く、夏のアンタレス付近や冬のオリオン大星雲などのようにこの趣味でない人にまで興味を持ってもらえることはなかなか無い場所でもあります。 そのようなわけで撮るにしても長い露出の必要になるものが多く、長焦点かつより長い露出という撮影としても少々難しいものになり、短時間で撮れる夏冬の星雲を撮ったあと、次の段階に進めるかどうか一つの壁になる感じもあるところです。 この壁の乗り越え方はやはり露出を延ばせるかどうかが一つのカギで、たいていはここを乗り越えられずに明るい幾つかの星雲を撮ったらそれ以上撮らなくなってしまう人も多いと思います。 必要な露出をしっかりかけて対象を十分露光出来るかどうか、いろんな意味で敷居の上がってしまう部分ですが、yoshi-tamさんも是非少しずつ露出時間を延ばしていって下さい(^^ゞ

    2012年10月22日01時05分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ でも残念ながらまだまったく使いこなせてないです(^_^;) 先日撮影地でお会いしたトップクラスの方達の撮影を見ていてあまりの完成度の違いに愕然としました(^_^;) その人達の徹底具合は、機材、撮影、処理、どれ一つ取っても私など足元にも及びませんし、それでも短焦点屈折で撮っていた写真はまだその人達にも見て批評してもらえるかなとも思いますが、新しい鏡筒で撮ったものはとてもとても恥ずかしくて見せることさえ出来ません(^_^;) もっと修行して出直してこいといわれること間違い無しです(^◇^;) 今月は12日から相当無理しましたが、あの人達に会えただけでも甲斐があったと思ってます(^^ゞ この新月期の快晴続きも関西ではどうも今夜までのようで、これでやっと撮ってきてほったらかしてある画像の処理に取り組めますが、さて使い物になるのが何割あるか(^_^;) 行かれてるのはフランスでしたっけ。 向こうはアジアのように夜空まで煌々と照らす照明は少ないので、ちょっと郊外にまで行くと空気が乾燥していることと相まって星も結構綺麗に見えますが、夜中の行動はなかなか難しいですね(^_^;)

    2012年10月22日01時16分

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    takuro.n

    y_numajiriさん、ありがとうございます(^^ゞ お久しぶりですがお元気でしょうか(^。^) この星雲は新しい鏡筒買うときに撮ってみたいと思ってた一つで、私も以前もっと短い焦点距離で撮ってバブルが分からないのがもどかしかった口です(^_^;) ほんとはもう少し露出時間延ばした方が良さそうですが、最近冬に向かって偏西風が勢力を強めてきたのか、以前numajiriさんが書いてくれていたとおり、その影響をもろに受けてガイドがよれよれで、8枚セットで撮って使い物になるのは2枚くらい(^_^;) それでも使い始めたばかりで使いたくて懲りずにこればかり持ち出しては画像確認してがっくりすること繰り返してます(^_^;) やはりこの時期は光害だけでなく風の影響も避けられるような撮影地に行ったり、短焦点屈折鏡筒も一緒に持っていって使い分けることが必要ですね(^_^;) つくづく日本という場所そのものが本来この趣味には難しい所なんだと思います(^_^;)

    2012年10月22日01時29分

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    takuro.n

    moco mocoさん、ありがとうございます(^^ゞ 私の写真など完成度としてはたいしたものではないんですが、ここでは天体写真を撮られる方そのものが少ないのでそのように言ってもらえるんですね(^_^;) それでもそんな写真を見て星空の奥にはじつはこんな造形や色味もあるんだとより興味を持ってもらえるならここに上げている甲斐があったというものですし、何がきっかけになるか、何年か後にはどうなっているかは誰にも分かりません。 星空の写真は今では誰にでも撮れますので、moco mocoさんも是非たくさん撮ってください(^^ゞ

    2012年10月22日01時51分

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    takuro.n

    untakauntakaさん、ありがとうございます(^^ゞ 色味的にはちょっと単調ですが、造形としては全天でも有数の不思議な星雲ですね(^。^) untakauntakaさんお使いの鏡筒にフルサイズではちょっと小さくなりますが、CANON機をお使いなら新しいエクステンダー×1.4はこの鏡筒用としても相性が良いらしく、800ミリを1120ミリ相当にして撮っておられる方も結構多いです。 望遠鏡は値段的にも大きさ的にもカメラレンズと違ってそう簡単に本数増やすわけにもいきませんので、鏡筒純正のレデューサーやエクステンダーがない場合はみんなそうやって工夫するわけですが、ガイドが安定して出来るようになったら試してみられると、こういう小さい星雲最寄り迫力を持って撮れるようになると思います(^^ゞ

    2012年10月22日01時58分

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