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ペガススのソンブレロ(オートガイダーのテスト2)

ペガススのソンブレロ(オートガイダーのテスト2)

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    ようやく同焦点アイピース作りに成功したっぽいです。確かに明るい星があるかないかで 全く成功率が違うという事を身を以て体験しました。本当はどうしてもNGC7331が撮りたかったのですが、ガイド星がみつからず断念。雲も多く、キャリブレーションが終わったと思うと次の雲がきてしまう、というわけで近くに明るい星のあるこちらに向けました。青ハロは、ピント合わせの時点ですでにわかるくらい盛大に発生しており、ハロが出なくなるところまで回すと明らかに星像が肥大してしまい、どうしても取り除けませんでした。少しだけ

    コメント7件

    yoshim

    yoshim

    lightroomのフリンジ軽減をかけています。トリミング&強調処理のせいもあるのかノイズもひどいです。 1分9枚、2分1枚 計11分をコンポジット、ISO3200です。

    2012年09月10日12時25分

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    takuro.n

    系外銀河の場合は段階露出する必要はあまりありませんので、ノイズ低減効果を高めるためにも全て同じ露出で撮って加算平均合成するのが良いです。 その方が銀河の淡い部分も出やすくなります。 そしてせっかくオートガイド化されたわけですし、その調整のためにも悪いところが分かった方が良く、またノイズも長時間露出よりも高感度にする方が多くなりますので、次は是非ISO1600の4分露出4枚くらいで試してみたいところでしょうか。 それと、青ハロに関してどうも気になるのでちょっと見てみたところ、もしかして付属していたのは1.4倍のテレコンバーターではなく2.2倍のエクステンダーではないでしょうか。 http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/borg-exmetal-4603.html 一部のタカハシの鏡筒のような最初からフォトビジュアル機とうたっているものを除いて、ほぼ全ての屈折鏡筒はたとえアポクロマート仕様であってもその基準は眼視用で、これだと現在のデジカメで撮ると青ハロはたいてい出るんです。 それを補正するために現在出ているほとんどのフラットナーやレデューサー、エクステンダー、テレコンバーターなどはデジタル対応と称してこの青ハロ低減補正能力も持たされています。 しかしそれ以前、まだフィルムの方が多かった時代に出たものはその能力が無く、周辺星像の肥大などは補正出来ても色ズレまでは補正出来ないんです。 そこでデジタル初期には多くの人は青ハロ低減のためにフィルターを使ってました。 光害カットフィルターと呼ばれるものやL41という品番のものなどです。 しかし、これらを使うと少しは青ハロも低減されますが、同時に星雲の淡い青も写りにくくなってしまうため、メーカー側も急いで色収差補正能力を持たせた設計のデジタル対応補正レンズを出したという経緯があります。 なので、もしかするとお使いのものはそれ以前のものではないかと思うわけです。 まずはこれを確認してみて下さい。

    2012年09月11日08時05分

    yoshim

    yoshim

    takuro.nさんいつもコメントありがとうございます。とても勉強になります。 今回は、段階露出を考えてというより、あまりにも雲が多く、一つやり過ごすと大急ぎでシャッターをきり、 次が来そうになると閉じる、ということを繰り返した結果、2分開けたのが一枚だけという情けない事になってしまいました。本来そんなときに撮影するなというレベルだと思います。ただ、週に一回のみの撮影のチャンスで、しかも一応晴れ間もあるとなると、とてもじっとしているわけにもいかず、そそくさと撮影にいそしんだわけです。これが完全に曇りか雨ならあきらめもつくのですが、、。次回、雲が少なければぜひ長時間露出を試してみたいと思います。  テレコンバーターの件は、1.4xの方だと思います。私もあまりにもハロが多く、(ライブビューの時点で確認できるくらいです)以前教えていただいたように、ピントがずれているせいと考え、極わずかずつ動かしてみたのですが、ハロが消える瞬間で止めると星が明らかに肥大していました。その後「77ed ハロ」とかで検索すると結構たくさん出てきまして、おっしゃるようなL41必須と書いておられる方もいるくらいでした。例の高いほうのレデューサーはさすがに良いようですが、マルチレデューサーはこれまたハロがひどい。返品レベルという書き込みも見られるようで、やはりどうしてもハロをなくしたければ高いほうのレデューサーしかないのか?という気もします。1.4xについてはメーカーはハロ対策を謳っているようですが、実際どうなのかという情報は確認できていません。ただ、素の77EDⅡよりはましかも、という印象ではあります。今後あの高額レデューサーを購入するよりは、もう少し焦点距離の長い(例えばカサイのalter-5など)鏡筒も考えようか、などとちょっと考えたりしています。焦点距離が長くなると、一気に難しくなりそうなのと、ガイド鏡もバローとやらを足さないといけないのか、赤道儀は重さ的にいけるのか?など、課題は山積ではあります。でも遠方の銀河、きれいに写したいなあと見果てぬ夢をみています。  今回はもう一つ、やはりガイド鏡の微動装置をファインダー脚に頼るのはいかがなものかという問題にも直面しており、(天頂方向をねらっていると、下手をするとすっぽ抜けて落ちてきます)これはショップで相談しようと思います。  本当にいろいろいつもありがとうございます。

    2012年09月11日18時29分

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    takuro.n

    なるほど、そういうことでしたか。 やはりBORG鏡筒を使って撮られている方のほとんどが高い方のレデューサーを使っているのは意味のあることだったんですね。 しかし1.4倍のテレコンバーターでもこれだけ青ハロが残るとなるとちょっと大変で、その上確かに撮られている対象を見ても結構小さいものが多いので、ここはもっと長焦点鏡が欲しくなるのは分かる気がします。 赤道儀そのものはADVANCED-GTは結構しっかりしたもので、耐加重約10キロとなってますが写真用途と考えた場合その7~8割、つまりバランスウェイト含めない搭載重量が8キロ以内までであまり長い鏡筒でなければ十分使えると思います。 ちなみにケンコーで扱っているSKY EXPLORER2という赤道儀はOEM品で、外見は違いますが中身や性能はほぼ一緒です。 問題はやはり極軸精度とオートガイダーで確実にガイド星が捉えられるかどうかです。 主鏡が1000ミリ前後であればあのガイド鏡そのままでも焦点距離的にはそんなに問題はないと思います。 私自身、主鏡1600ミリでもそのまま使ってます。 しかし極軸が相当正確に合わせられていないと、主鏡とガイド鏡が平行ならあまり問題はないんですが、ガイド星を入れるためにガイド鏡をだいぶ傾けた場合は写野が回転してしまうなどの問題が起こることがあります。 なので逆にガイド鏡は出来るだけ明るく使うためにもバローレンズなどを入れて焦点距離を伸ばさない方がいいと思います。 また、焦点距離が長くなるほどちょっとしたガタや緩みにも敏感になりますので、やはりガイド鏡の微動をファインダー脚のネジで調整するのはよくないと思います。 そこはやはり微動マウントを使うべきでしょうか。 そしてメインの軽い長焦点鏡、1000ミリ前後は欲しいとなるとこれは結構難しいですね~ 現状ではお考えのALTER-5やセレストロンのC6、私もこのくらいしか思い浮かびませんが、C6のほうがレデューサーがあって945ミリF6.3でも使えるようなので扱いやすいかもしれません。 いずれにしてもどちらもちょっと特殊な光学系でもあり、敷居は相当高くなってしまいますが、系外銀河など遠く小さい対象を撮りたいとなるとその敷居の高さも仕方ないでしょうか。

    2012年09月11日23時36分

    yoshim

    yoshim

    takuro.nさんお返事ありがとうございます。 確かにborgを使用している人はほぼ間違いなくあのレデューサーを併用しておられますね。何であんな高いものをみんな使っているのだと思いましたが、やはり高くても多用されるだけの意味があるようです。  sky explorer2は同じものなのですか。知りませんでした。結構皆さんお使いのようで、評判もよい様なので、それを伺って信頼度がアップした気がします。advanced-GTは何しろ安いので、それだけで不安になっていました。それと、takuro.nさんが1600mmでそのままガイド鏡を使用されているというのも貴重な情報です。1600mmでいけるのなら1000mm前後なら大丈夫ですね。もちろん焦点距離の長い鏡筒を購入するとしても先の話で、今は700mmである程度さくさく撮影できるようになるのが先決ですね。まだまだオートガイダーにも慣れないといけません。nexguideを使用している方のブログなどでは、最大ズームにして星像が最も小さくなるようにピントを微調整してからキャリブレーションに入ると書いてあるのですが、アイピースの照明装置がないもので、ガイド星を真ん中に導入するのに一苦労しており、最大ズームに持っていけない状態です。ここも次に克服するべき問題点の一つです。  微動装置は当初の予定ではプレートの上に共栄の低重心ガイドマウントをのせて、、と思っていたのですが、やはりそれに類する方法をショップで相談してみます。あと、ボーグのファインダーもどかしてしまっているので、ガイド鏡がファインダー兼用ということもあり、微動させるとせっかく昼間にあわせた光軸がずれてしまい、極めて不便でもあります。  オートガイドを導入してから一気に世界が広がったというか、やるべきことが大量に出てきて、まだできてないにもかかわらず可能性が広がった感じがして、実はこれがまた結構楽しかったりしています。おかげさまでずいぶん楽しめる範囲が広がってきて感謝しております。

    2012年09月12日00時48分

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    takuro.n

    ちなみに私はすでにここに多く写真を上げてある85ED鏡筒を買ってからある程度コンスタントに結果を残せるようになるまで半年かかりました。 最近導入した反射鏡筒もじつは購入してからすでに半年になりますが、これはいまだにまともに撮れてはいません。 この世界はマイナーすぎていろいろなパーツも規格が統一されているわけでもなく、何かを変えたり調整したりしようとするとその度に試行錯誤が必要で、ほんとに根気のいる、手間暇かかる趣味と思います。 逆にそういう部分も楽しめるくらいにならないととても続かないかもしれませんので、焦らず進めてください(^^ゞ

    2012年09月12日08時38分

    yoshim

    yoshim

    おっしゃる通り、根気がいる趣味ですね。マイナーすぎて周りにわかってくれる人がいないところもつらいところですね。しかし問題山積である分、次にああやってみよう、こうやってみようなどと考える事がたくさんあり、嬉しい部分でもあります。

    2012年09月12日12時20分

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