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影の中の月

影の中の月

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    B

    まったく何度やり直しても思うようにはなりません(>_<) ここのところの写真ほぼ全てはRAW現像をCameraRaw6で、その後の調整もほとんどCS5でやり、最終的な見え具合はそれ以外にDPPと他の画像整理ソフトで見て確認してきたんですが、今回同じ事を何度やり直しても最終的な他のソフトでの見え具合が違い、納得いかずに現像をDPPでやってみるとその方が良かったり_| ̄|○ 他にもあまりに輝度差のある見せ方をしようとしているためか薄暗いところのノイズがどうしても残ってしまったり_| ̄|○ あげくにそれぞ

    コメント26件

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    takuro.n

    れの位置調整はStellaNavigator8というソフトでそれぞれの撮影時間に応じた位置を割り出してそれに合わせてコンポジットしたんですが、どうもその機能そのものがちとアバウトなような・・・・ このソフトはじつはすでにもう一つ新しいバージョンが出ていて、それだときれいに合わせられるような宣伝があったんで、まあ一つ古いくらいなら大丈夫かと使ったわけですが、やはりバージョンアップしておけば良かったかな~(・_・、) そんなこんなで完全に想定外に時間がかかり、っというかどこまでやってもまだ納得いかないわけですが、これ以上やってもまた酷くなるだけかなと、頭も煮詰まってしまったし目ももう疲れ果ててしまったので、今回はこれで完成とします(>_<) しかしこれがまた上げてみるとどう見えるか・・・・ あまりしげしげと見られると粗がそこここになどとなってしまうかと思うと躊躇する部分もありますが、まあ今回の月食で撮ったのがこれが最後なので一応区切りとして(^_^;) この手法そのものはフィルム時代にもラボを使える人達の間では緻密な覆い焼きで試されることもあったものですが、デジタルになっていろいろなコンポジットが簡単に出来るようになってから今ではやってみる人も多くなり、今回使っているのはスクリーンというコンポジット法で、ここでもすでにStarryzobiさんという方がやっておられます(^^ゞ 月食では地球の影にも本影と半影があり、本影とは地球本体の影、半影とは地球の大気によって微かに影になっている状態で、これはほんとに微かなものなので肉眼では分からず、写真に撮って初めて分かる程度のものですが、今回は本影がどんな感じなのかを出来るだけクッキリ表現したく、そこらへんでコントラストを付けたのが処理が難しくなってしまった一因です(^_^;) おかげで地球本体の影がある程度はっきり分かる出来になったと思いますが、こうして見ると地球の影のど真ん中ではなく結構ぎりぎり、もう少し月の軌道が下だったら皆既月食にはならなかったかもしれないのがよく分かると思います。 しかしこうして見るとなんか指輪のデザインみたいですね~(^◇^;) FSQ-85ED直焦点450ミリF5.3に冷却改造60Dをつけ、5分のインターバルで露出設定を変えながらブラケット撮影したうち、2011/12/10の21時56分から2011/12/11の01時11分の間に写した中から9枚をDPP、CS5と通して処理。

    2011年12月14日17時05分

    船旅

    船旅

    凄いです!! これ地球の影ですよね w(゚o゚)w オオー! まじまじと見つめてしまいました^^ ほんと指輪みたいですね、私にはSunset Moon見たいに見えます^^

    2011年12月14日18時16分

    sory

    sory

    望遠鏡版 インターバル撮影ですね。前回とはまた違う魅力がありますね。こうして見ると地球の位置がよくわかります。皆既月食で下の方がなぜ明るかったか謎が解けました。とにかく凄いですね。

    2011年12月14日18時25分

    BUGSY

    BUGSY

    さすが師匠!見せ方が違いますね! 日食、月食はこんな風に見せてくれないと ただの赤い月ですよね! このサイトでもやたらとアップされてますが 全く感動もありませんでしたが、この作品はプレゼンとしても 素晴らしいと思います。 撮影メモもいつもとても勉強になります。

    2011年12月14日21時11分

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    takuro.n

    だいずさん、ありがとうございます(^^ゞ その通り、地球の影です(^^ゞ まあこの処理の仕方はここ数年デジタルでの月食の見せ方のある意味流行でしょうか(^_^;) 天体写真をやる人は普段から結構時間も正確に計画立てて撮ってたりしますし、画像処理ソフトも使い慣れてますので、こういう時にそれが活きてくるわけです(^◇^;) それでなければさすがにちょっと難しいかもしれない写真ですね(^_^;) サンセットムーンとは私は知らなかったのでちょっとググってみましたが、ようするに太陽が一番低くなって目にも赤い円盤が分かる付近に細い月がいる光景ということでしょうか。 だとするとそれはほとんど撮影不可能かとも思えるすごい情景でしょうね(‥;) いったいどんな気象条件が揃えば見られるのか、ただ晴れているだけでは絶対無理なはずですし、たとえば海辺で水平線近くだけすごい湿度が高くて靄っていて、そのすぐ上からは空が黒く感じるほど透明度が高いとか、そういうロケーションでのみ見られそうな、撮れそうな光景ですね~ そんなすごいものと比べられては(^◇^;)

    2011年12月15日03時17分

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    takuro.n

    soryさん、ありがとうございます(^^ゞ まさに望遠鏡版インターバル撮影です(^○^) 今回の月食は非常に条件が良く、高い高度で撮影出来ましたので、こういう写真にすればバックが暗く抜けのいい、地球の影がとても表現しやすい条件だと思った時からずっとこうしようと決めてました(^^ゞ そして確かにこうすると今回月が地球の影のどのあたりを通ったかが一目瞭然ですね(^。^) 肉眼では皆既中の月面の明るさの違いはほとんど分からなかったと思いますが、写真に撮ればそれはよく分かり、皆既中なのになぜ明るい部分があるのか不審に思った方は多かったと思いますが、まさにこういうわけです(^_^;) やはり端の方は地球の大気圏で拡散乱反射した光がなにほどかはとどいてしまってるということでしょうね(^_^;)

    2011年12月15日03時23分

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    takuro.n

    BUGSYさん、ありがとうございます(^^ゞ しかし師匠は勘弁を(^_^;) 確かに今回の月食は晴れたところも多かったようで投稿数がすごいですね~ 私は普段は出来るだけ数日おきくらいには星とかで検索して見せてもらいにまわったり、勝手にコメント残させてもらったりもしてるんですが、今回もう10日の晩に月で検索した時点で10ページ以上にもわたって月食写真が投稿されているのには正直びっくりしました(^◇^;) その時点で自分の写真処理もまだだったので、見せてもらうのは後にしようとそのままです(^_^;) こういう写真はやはり比較対象があってこそ何がすごいのかとか、いつもと何が違うのか、どんなイベントなのかが分かるわけで、それを一枚の中で表現しようとするとフィルムの時代はほぼ組写真でした。 しかし今はデジタルでいろんな合成も出来ますので、普段から処理ソフトを使っている天体写真をやっている人達はたいていこういう写真にしてると思います。 しかし、さすがにこういう時だけソフトを使いこなそうとしてもちょっと厳しいでしょうし、何より撮影時にそれを想定した撮り方をしていないと無理なので、やはり普通は1枚撮りになってしまうのは仕方ないでしょうね(^_^;)

    2011年12月15日03時33分

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    takuro.n

    かなぱぱさん、ありがとうございます(^^ゞ 私は星、宇宙の姿そのものが美しいと思い、それを出来る限りそのままに写し撮りたいとじたばたしてきましたし、ある程度はそれが形になってきたかなと思ってからは、普通はそういう宇宙の姿をほとんど知らない人達にもその美しさの一端なりと見て欲しいと思ってここに写真を上げ続けてます。 何年か前までは宇宙の姿を撮るというのはそれなりに大変なことで、カメラを持っているだけではやはり無理だったわけです。 しかし、デジタルの高感度が飛躍的に使い物になってきた昨今、星を撮ってみる方がすごい勢いで増えてきました。 しかし、やはり今でもちょっと特殊な撮影になることは変わりなく、ある程度の情報はなければわけが分からず、あまりにうまくいかなければせっかく持ってもらった興味も薄れかねません。 そういう時に何かの参考になればと思って最近ではここの写真にも出来るだけ細かく撮影や処理の情報も書くようにしてます。 でも、一番最初に大事なのはやはり写真を見てくれた人がこういう美しいものがあるのかと思ってくれることです。 そういう意味で、コメントをもらえただけでも私がここに写真を上げている一番大事な目的を叶えてもらえたわけで、それだけですでに十分ありがたいんです(^^ゞ

    2011年12月15日03時54分

    月影

    月影

    地球の影がよく分かりますね。 娘たちへの説明に使わせてもらいます。^^

    2011年12月15日05時53分

    todohLX

    todohLX

    月影さん同様、地球の影が、リアルな見せ方、 さすがですね。 結果のシンメトリーな構図もアーテスティックでかっこよく、 また、神秘的な面も感じます。 あげていただきありがとうございます。

    2011年12月15日08時23分

    此花

    此花

    月が地球の影の中を通過するようすがよくわかる一枚ですね^^ これなら誰が見ても皆既月食というものがわかりますね(笑) それにしてもかなりぎりぎりのところを通過してますね…

    2011年12月15日09時37分

    shun_photo

    shun_photo

    ついに直焦点のほうの写真もきましたか~ これが地球の影なんだというのがわかる写真でいいですね^^ 皆既直前に光が斜め下にあるなあと思っていましたが、その理由が判りました。 一枚一枚の月も丁寧に現像されていて模様がしっかり見えてて印象的です。

    2011年12月15日10時56分

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    takuro.n

    月影さん、ありがとうございます(^^ゞ 天体写真というのはどうしても図鑑的写真になってしまいますが、それもまた必要なものだと思いますし、同じ図鑑的写真でも絶対限度を超えない中で出来る限り美しく印象的に仕上げたいとは常に思ってますので、お嬢さん方への説明、是非使ってやって下さい(^^ゞ

    2011年12月15日19時47分

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    takuro.n

    todohLXさん、ありがとうございます(^^ゞ インターバル撮影ですので基本的にシンメトリーっぽくはなるはずなんですが、準備に手間取ったりで皆既のど真ん中が撮影時になるようには残念ながら合わせきれず、少々ずれてはいます(^_^;) また、皆既日食にしろ月食にしろ、古来から人間にとって神秘そのものであったわけで、写真として綺麗に見せるには皆既中の月を明るめに、赤銅色が目立つようにした方が良さそうですし、逆に神秘的な雰囲気を残そうとするなら暗いめが良さそうだしと、じつはそこらへんもだいぶ悩みました(^_^;) 結果、印象点40、神秘性60、といった折衷案的仕上げになってしまいました(^_^;)

    2011年12月15日19時53分

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    takuro.n

    此花さん、ありがとうございます(^^ゞ まあ実際の部分月食の進行は皆既中を中心に左右反対になるわけですが、今回は地球の本影を出来るだけはっきり浮かび上がらせるというのを主目的にしましたので、このような組み合わせ方になりました(^_^;) しかしこうして見るとほんとに結構ぎりぎりですね~ ど真ん中を通っていれば月全面が赤銅色に染まる写真が撮れたんでしょうが、これだと現像や調整によってはもっと色味が変わる可能性もあり、難しいところだったと思います(^_^;) ちなみに、この写真では部分月食は太陽光、皆既月食は確か日陰で現像してあります(^^ゞ

    2011年12月15日19時59分

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    takuro.n

    shun_gさん、ありがとうございます(^^ゞ 実は私も最初にざっと写真に目を通した時、あれ、全面赤いのがない、皆既部分が撮れてない!?っと、ちと焦りました(^◇^;) それもそのはず、今回はこんなに端の方を通ってたというのは、私も処理を始めてやっと実感として分かった次第です(^_^;) しかし処理で言えば実際の部分食と皆既中の輝度差はこれよりはるかに、具体的には2.5の5乗倍くらいあるはずですので、それをそのまま表現は無理で、どの程度の輝度にするか、だいぶ試行錯誤しましたが、部分食には輝き感が、皆既食には影の感じが少しは出てるでしょうか(^_^;)

    2011年12月15日20時06分

    三重のN局

    三重のN局

    指輪を真上から見たのデザイン画の様な感じがしました。 真ん中にこんな素敵な石があったら素敵でしょうね。 こういった素晴らしい編集は流石です。フィルム時代とは違って、 ずいぶんやりやすくは成りましたが、あの時代のワクワク感も良かったです。 素敵な作品、とても参考になりました。お見事です!

    2011年12月16日10時33分

    Em7

    Em7

    これも面白いですね~。 僕の撮ったのとは、月の向き?というか、模様の位置が違うなぁ。

    2011年12月16日14時08分

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    takuro.n

    三重のN局さん、ありがとうございます(^^ゞ そうそう、やはり指輪を上から見たように見えますよね~ それを意識すると真ん中の皆既中の一枚ももっと輝度を高くして、ルビーのようにといったことも考え、その場合は前の写真の表題と関連づけてルビーの指輪みたいな題名まで考えてたんですが、それではやはり普段の私の趣旨に反すると、最後の最後で思いとどまりました(^_^;) 昔々フィルムで撮ってた時代、カラーまではやりませんでしたが、私も白黒はトライXやネオパンSSSで撮った拙い日周運動写真を自分で現像焼き付けやったことがあります(^^ゞ 今のパソコン作業もそれなりに楽しいですが、確かにあの暗室作業も非常に男心をくすぐられるようなものがありましたね(^○^)

    2011年12月16日19時03分

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    takuro.n

    Em7さん、ありがとうございます(^^ゞ この写真では前の写真と比べてもらえば分かりますが、真ん中の皆既中の物を挟んで左右が実際とは入れ替わってます。 しかし基本的に東西南北は左右下上とほぼ一致してます。 これは赤道儀で追尾撮影する場合大事なことで、正確に合わせておかないとあとのコンポジット作業が面倒なことになるんです。 経緯台と同じ仕組みである3ウェイ雲台で月を追いながら撮った場合、普通は時間の経過と共に写野内の月は回転しています。 なので、それをそのまま並べてコンポジットすると月が回転して模様もだんだん回っていく写真になってしまうわけです。 撮ってきた写真の中で出来るだけ皆既ど真ん中の写真、11時半くらいの写真の月の模様をこの写真の皆既中のものと合わせ、それ以外も全てそれに合わせるよう回転させると、組写真にしてみても違和感なくできると思います(^^ゞ

    2011年12月16日19時10分

    よぅ

    よぅ

    地球の影の形がわかる写真ですね~ にしても、月はなんて大きな衛星なんでしょうね。

    2011年12月18日02時29分

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    takuro.n

    よぅさん、ありがとうございます(^^ゞ 改めてなるほどと気が付かせてもらいましたが、確かに大きさが反映されてるはずですね(‥;) 距離を考えると太陽からの光はもう平行光と考えていいはずで、となるとここに現れている地球の影も月の大きさも、確かに同じ平面上の比率と考えていいはず。 だとするとまさに地球と月の大きさが比べられるわけで、慌ててちょっと調べてみたら月の直径は地球のそれの約1/3.7。 確かにそんな感じに見えますし、そういう目で見ると確かに月って結構大きいですね~(‥;)

    2011年12月18日07時19分

    sky blue

    sky blue

    takuro.nさんコメントありがとうございました。 takuro.nさんの素敵な写真は以前から拝見しておりました~! 技術、機材ともに素晴らしいですね~! これからも色々と参考にさせて頂きます~^^

    2011年12月28日03時14分

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    takuro.n

    sky blueさん、ありがとうございます(^^ゞ ここでも最近星の写真を撮る人はすごい勢いで増え、ポ-タブル赤道儀を導入する人も何人もおられますが、望遠鏡までとなるとまだまだ少ない中、冷却改造機を導入されたのは初めて拝見しました(^。^) ネット上では機材は揃えたものの、その後どうしていいか分からず、だんだん疎遠になる人も多く見かけますが、その多くは後処理が分からなかったということだと思います。 アンドロメダ大銀河、オリオン大星雲、プレアデス星団、この三つの超明るい直焦点の良い対象、これらは逆にあまり過度な処理をしない方がいいくらいですが、その後が難しいんですよね(^_^;) なぜか一気に暗く、三つに比べれば写真写りの悪いものばかりになり、それらを三つ並みに描き出そうとすると、ダーク減算やフラット補正、加算平均コンポジットの基本3処理は勿論、デジタル現像にLRGBやマスク処理等、それなりに使いこなせないとせっかくの機材のポテンシャルを活かせないことになってしまいます(^_^;) 私自身まだまだ自分の機材を生かし切れてはいませんが、それなりに勉強研究を続けて蓄積してきたものはありますので、そんなものでよければ何なりと参考にして下さい(^^ゞ

    2011年12月28日20時09分

    Kyub

    Kyub

    これは綺麗で面白いです∑(´д`) 知的探究心を刺激されます(///▽///) しかし撮るとなると大変なんだなぁと 思いました(´゚ω゚`)

    2012年03月30日10時13分

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    takuro.n

    Kyubさん、大変遅くなり、申し訳ありませんm(__)m 私は普段は星雲写真専門で、月や惑星は撮らないんですが、このときはさすがに撮りました(^◇^;) その上で天体写真的撮り方をしようと計画を練ったわけですが、天候に恵まれ思ったような写真に仕上げることが出来、このときはとてもラッキーでした(^^ゞ 天体写真で何が一番大変かといって、それは撮影そのものや後処理より何より、完全に自然状況に左右されてしまう撮影チャンスそのものだと思います(^_^;)

    2012年05月25日09時54分

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