写真共有サイトPHOTOHITO人と写真をつなぐ場所

Usericon_default_small takuro.n ファン登録

天の河デネブ周辺

天の河デネブ周辺

J

    B

    6月末に撮りに行って以来、また撮れない日が続き、最近早めに梅雨が明けたとはいえちょうど満月期。 次の機会は月末までお預けということで、その間また期間が空いてしまうので何か上げれるものがないか探してたらこんなものが(^_^;) 昨秋撮ったもので画角としてはこれから撮る散光星雲のためのファインディングチャート的に撮ったのでその時点で上げるつもりはありませんでしたし、その時ざっと処理してみて色味の決定がだいぶ難しい画角だったのでそのまま放置してありました(^_^;) 今回探していて幾つかを丁寧に処理し直し

    コメント26件

    Usericon_default_small

    takuro.n

    てみたところ、この写真が結構面白いかなと思ったのと、以前夏の大三角の中を流れる天の河の写真を上げたときに、デネブ周辺の赤い部分はこれからまた上げるなどと書いてそのままになってるのも気になってましたので、今回はその赤い部分を50ミリレンズで撮ったデネブ周辺の天の河の写真を(^^ゞ この間はいて座の天の河の中の面白い造形の部分を上げましたので、天の河といってもいろんな造形や色を含んでいることがおわかりいただけると思いますが、はくちょう座のこの部分もこうして撮ってみると非常に複雑な表情をしています。 天の河を対角に長く入れるため東西南北は無視してますが、左側一番明るい青白い星がデネブ、その右上赤い部分の中にある星がはくちょう座の十字の真ん中にあるサドルという星で、天の河はこのまま右上の方はわし座からいて座にかけて続いていき、左下はカシオペア座にかけて続いていきます。 黒や薄茶色に見えているのは星間ガスが濃くて地球から見てその向こうの星達の光を遮っているところや、ガスが薄くて向こう側の星が透けて見えているところです。 そして派手に見える赤い部分が天体写真をやる人がカメラを改造してまで写したい赤い散光星雲で、無改造のカメラだとこの半分も赤い色が出ないので寂しくなり、ついつい改造機に手を出してしまうわけですね(^_^;) その赤い散光星雲が多く集まっている点ではこの場所は冬のオリオン座と双璧で、デネブの下には北アメリカ星雲やペリカン星雲、サドル下にはバタフライ星雲、そして右下の方に()のように薄く写っているのがすでにここにも望遠鏡写真を上げてある網状星雲です。 http://photohito.com/photo/1061116/ そうやって部分部分を拡大して見ても美しいですが、この画角の写真をちょっと離れて見てみるとまるで天の河の中で大昔に大爆発が起こった後のようでもあり、実際網状星雲は星が爆発した後の姿ですし、デネブ周辺もデネブの右側あたりで新星爆発があってその名残のガスが大きく広がっているのかもなどと考えると、宇宙は固定したものではなく、時間空間共に壮大なスケールの中で生まれたり終焉を迎えたり変化し続けていることが想像出来ます(^^ゞ スカイメモに赤外カットフィルター除去改造X3とシグマ50ミリF1.4を載せ、F4に絞ってISO800の8分露出8枚をRAP2、CameraRAW6、ステライメージ、フォトショップCS5と通して処理。

    2011年07月15日00時11分

    Em7

    Em7

    星雲や星は、どうして光るのだろう。。。。と、子供の頃から不思議に思っています。 月や、太陽系の星が光るのは、太陽の光を反射してるって事で間違いないと思うのですが そもそも太陽とは何なのか?星というからには、燃えてる部分の中心には、何かあるのか・・・・ なんて、考えてしまいます。 遠い宇宙の星、勿論、現在は存在するかどうか解らない光ですが、なぜ光るんだろう?? 色も違いますしね~。 いつもロマンを感じる写真、有難う御座います。(^^)

    2011年07月15日00時26分

    Sliceofbeing

    Sliceofbeing

    とても美しい!

    2011年07月15日04時46分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    Em7さん、いつも早々にありがとうございます(^^ゞ こちらが追いつきません(^◇^;) 星が生まれ、光り、そして終焉を迎えるのはロマンを壊すこと覚悟でいえば重力です。 誤解を恐れず超簡単に書くと、宇宙の始まりには重い元素はなく、水素など軽く小さい分子ばかりだったと考えられています。 その小さく軽い分子でも質量がある以上小さいながら重力があり、長い長い年月をかけて引っ張り合い結びつき合って少しずつ重力も大きくなり、それがまた他の分子を吸い付けてガス雲になり、ますます重力が増して塊となり、ついには内部の圧力によって熱が高まって核融合が起こって光り輝く。 その内部の高圧によって分子同士がくっついてより重い元素になっていく。 燃えるものが無くなったり圧力に耐えられなくなると爆発して最初の宇宙には無かった重い元素を含んだガスを放出する。 そのガスから最初から重い元素を含んだ新しい星が生まれる。 そうやって世代を重ねて含まれる元素が違うことによって星の色も違うものになる(勿論厳密には大きさや年齢によっても)。 我々の太陽は最初から重い元素も含んでいたと考えられるので、宇宙の始まりにあった軽い元素のガスから生まれた最初の世代ではなく、はるか遠い過去にこの位置空間に生まれた星が爆発してまき散らしたガスから生まれた、宇宙の中では第二世代第三世代の恒星ということになる。 こう考えていくと、逆にますます壮大で想像が膨らむかもしれませんね(^^ゞ

    2011年07月15日05時53分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    Sliceofbeingさん、ありがとうございます(^^ゞ こういう天の河の姿はおそらくほとんどの人が見たことがないと思われ、人は慣れ親しんだものに親近感を覚えるという法則からすれば、美しいと感じるかどうかは相当個人差があると思います。 私は当然美しいと、それを少しでも多くの人に見てもらいたいと思って上げてますので、ストレートにそう言ってもらえるのもとてもうれしいです(^。^)

    2011年07月15日05時56分

    三重のN局

    三重のN局

    デネブ周辺素晴らしい色合いに仕上がりましたね‼ もちろんIR改造ありの冷却装置付きでしょうか? 素晴らしい作品に見とれてしまいました(*^o^*) お見事です(^_^)☆☆☆

    2011年07月15日11時42分

    此花

    此花

    色合いがとても綺麗ですね~ このようなのを見ると私も改造したくなります^^

    2011年07月15日12時07分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    三重のN局さん、ありがとうございます(^^ゞ 分かってもらえましたか(^。^) 実はこれ、結構自信作です(^^ゞ 勿論IR改造機ですが、冷却機は1台しかなくてそれは望遠鏡の方に付けてしまうので、このカメラレンズで撮る方は非冷却です(^_^;) なのでやはりここまで星間物質や淡い赤い部分のうねりを出そうとすると黄色や緑のノイズは浮いてきてしまい、それを何とか押さえ込みながらよくここまで出せたと、この画角で網状星雲の色味も出し、それだけの強調をしながら星の色味も残ったしと。 自分的にはとても満足のいく仕上がりになりました(^^ゞ まだまだ勉強中ですので、これを撮った昨秋の時点ではここまでの処理は出来ませんでした。 見た目派手ではないけれども、今だから赤や星間物質を抽出しきれたためにまるで爆発の跡のようなインパクトのある一枚になったと思います。 この画角は結構珍しいと思いますが、分かってもらえて報われる思いです(^^ゞ

    2011年07月15日20時20分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    此花さん、ありがとうございます(^^ゞ でしょ~(^○^) 多くの方は宇宙の色としてこういう赤い色は想定外でしょうから、それを綺麗と見るかエグイと見るか、結構分かれるんではないかと思ってます。 しかしこの写真が美しく見えたり迫力を持って見えたりするとすれば、それはやはり赤が写っているからと思います。 最初から爆発跡のように見えるインパクトを求めて処理し始めたわけではありませんし、逆に赤い散光星雲の中にあまり輝度差のないところでもあるので、下手するとのっぺりした一枚になってしまうかななどと心配しながら進めましたが、やっていくうちに思った以上に淡い部分が浮かび上がってきたので自然に深い表情のある写真になり、結果として綺麗だけではない、ちょっと離れて見れば迫力さえ感じる一枚になったと自分でもこれは相当満足してます(^^ゞ 赤道儀を持てば今度は改造機というのは天体写真をやっていけば当然通る道で、やはりこれでしか写すことの出来ない世界はありますので、此花さんもそのうちに是非(^。^)

    2011年07月15日20時37分

    Don'tTryMan

    Don'tTryMan

    凄すぎる天体写真作品、堪能させていただきました!! ここまでの写真を撮るには強靭な意思と覚悟がいるのですね!! お金が貯まったらチャレンジしてみようかな★

    2011年07月19日23時19分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    Don'tTryManさん、ありがとうございます(^^ゞ 私に強靱な意志があるとも思えませんし、覚悟を決めてと言ってもらえるほどでもなく、3年たってやっとというか、好きこそもののではないですが今から思えば楽しい時間です(^。^) ただより美しく撮りたい、仕上げたいとそれしか考えずにやってきたので、確かにすごい勉強もしましたが、これに関しては時間の経つのは早かった気がします(^◇^;) おかげで昼間の生活が疲れてしまって普通の撮影に出かけるモチベーションが低下してしまったという弊害もありますが、逆に言えばそれだけ好きなものに出会えたというのは幸せです(^^ゞ Don'tTryManさんは非常にマメに精力的に撮影されておられるようですので、そのうち気がついたらより空の暗いところとか出かけてるんではないでしょうか(^^ゞ

    2011年07月20日00時10分

    stirling

    stirling

    素晴らしい写真ですね!! コンデジしか無いですが天の河の撮影にチャレンジしてみたくなりました

    2011年07月20日02時26分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    stirlingさん、ありがとうございます(^^ゞ 私も最初はコンデジからでしたし、価格ドットコムを見ていても結構たくさんの人がコンデジで星を撮れないか試しておられます(^。^) 勿論向き不向きはあって、最近の小さいセンサーに画素数が軽く1000万越えなどというものではちょっと苦しいですが、逆に何年か前までの画素数600~800万くらいのものであればまだまだ可能性はあります。 ただし、勿論それなりの工夫や勉強は必要です。 しかし、コンデジでは滅多に撮れない天の河が浮かび上がってきた時の達成感は相当なもので、また逆に限界に気がつくところでもあり、私はそこらへんから一気に今のような状態に(^◇^;) レンズ沼などという言葉もありますが、何でもはまるというのは恐ろしいもんです(^_^;) 画像処理についてはまたそちらにも書きもませてもらいますね(^^ゞ

    2011年07月20日05時47分

    odyssey8518

    odyssey8518

    こんな写真が個人でも撮れるんですね。天文台の巨大望遠鏡でもないと難しいかと思ってました。 とは言え、手が込んでいるですね。すごすぎます。

    2011年07月23日21時52分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    odyssey8518さん、ありがとうございます(^^ゞ フィルムの時代は難しかったんですが、デジタルになって条件が揃うとここまで浮かび上がらせることが出来るようになりました(^。^) まずは空の良いところに何時間かけてでも、たとえ何回曇られても懲りずに行くことが前提ですが、機材的にはこの写真に限ってはカメラを赤外カットフィルター除去改造してあるだけでレンズは普通にシグマの50ミリです(^^ゞ ただ、写し込まれたデータ全てをあぶり出すためには確かにそれなりの処理が必要で、細かくいえば五つのソフトを使って10段階ではとても足りない過程を経てやっとここまでたどり着きますので、こうしてそういうことまで書いてしまうと敷居高く感じてしまいますね(^_^;) でも美しい星をそのままに写し取りたいと思うのはみんな同じと思います(^^ゞ そういう点で北海道は空の美しいところに恵まれていて羨ましいです(^_^;) これからも機会があれば是非撮り続けて、美しい一枚を見せて下さい(^^ゞ

    2011年07月23日22時12分

    sky-wind

    sky-wind

    凄い綺麗です!! 私も明るいレンズが欲しいなと感じていたところです^^ 美しい一枚の為に要検討ですね(笑)

    2011年08月01日20時37分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    sky-windさん、ありがとうございます(^^ゞ 私はほとんど全てのレンズを周辺画質のためにF4まで絞って使ってますが、これは赤道儀を使ったガイド撮影だから出来ることで、ガイドの利かない星景写真の場合は星の動きを止めるためにも、また感度を下げてノイズを減らすためにも明るいレンズの恩恵ははかりしれませんね。 かくいう私が明るいレンズを揃えているのは、いざとなったら、つまり流星群撮影の時など周辺画質以前に流星をどれだけ多く捉えられるかが大事な時にはやはりレンズの明るさが全てになってしまうためと、あとは明るくて高いレンズを絞った方が画質がいいんではないかという思い込みですね(^◇^;)

    2011年08月02日00時11分

    嘉楽亭

    嘉楽亭

    ご訪問いただきありがとうございました すばらしい作品ですね!! 参りましたm(__)mって感じです 勉強させていただきますね(^^)

    2011年08月05日10時08分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    嘉楽亭さん、ありがとうございます(^^ゞ 実はそろそろ夏の南天も終わって白鳥からカシオペアあたりを撮るシーズンなので北に光害の無い撮影地として丹後半島あたりも地図眺めてるところでした(^◇^;) しかし以前も舞鶴市よりちょっと南東の君尾山というところに偵察に行ったところ、キャンプ場脇に熊注意の看板が(>_<) 結局そこには怖くて行けてないんですが、丹後半島あたりも熊出ますよね(;_;)

    2011年08月05日20時27分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    スパークスさん、ありがとうございます(^^ゞ 私の撮ってるのは赤道儀使った天体写真がほとんどですので、星景写真にどこまで参考になるかは微妙なところですが、九州は空の綺麗な所も星景のための地上風景としても雄大な所もたくさんあると思われ、撮り出せばいくらでもチャンスがありそうですね(^。^) まだしばらくは南天の濃い天の河も撮れますので、たくさん試行錯誤してまた綺麗な一枚を見せて下さい(^^ゞ

    2011年08月05日20時47分

    trclub

    trclub

    コメント頂いたお返しに来たら凄い写真ばかり!お見事です。 また今度、高校生の頃使ってた赤道儀を引っ張り出してみたくなりました^^

    2011年08月05日20時59分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    kvivioさん、ありがとうございます(^^ゞ なんと望遠鏡使っていたことおありでしたか! 自然に恵まれて光害も少なそうなところにお住まいのようで、星の写真も灯台の方は真ん中にデネブを捉えていたりと、分かっておられる方かなと感じてましたがその通りでしたか(^^ゞ 赤道儀は一生もの。 望遠鏡載せなくたってポータブル赤道儀としてだっていつまででも十分使えると思います。 機会があれば是非(^。^)

    2011年08月06日03時31分

    たんね

    たんね

    先ほど書き込みに対して返信させていただきましたが、 まさかこのような素晴らしい写真を撮られている方とは。。。 驚きました! 最近は望遠少し揃いだしたので、単焦点レンズは眠りつつありますが、 星空を撮れる機会があるときは是非持ってゆきたいと思います。 感動しました~~ メガスターよりすごいですね!

    2011年08月13日03時01分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    たんねさん、ありがとうございます(^^ゞ 星の写真を撮るのに細かい画質等を気にし出せばきりがなくて短焦点崇拝に陥りがちですが、APS-Cだと超広角域に魚眼以外単焦点レンズそのものが無く、必ずしもズームが駄目なわけではないです(^。^) ただ、私もシグマの8-16は持ってますが、基本の明るさが暗いとピント合わせも構図決めもほんと難しいですよね(^_^;) 今まで何度か使ってピント的に満足出来た試しがなく、当面10ミリ魚眼で凌ぐしかないかなと思ってるところでしたので、このレンズで星撮りに挑戦しておられるのを見て思わずコメントさせてもらいました(^^ゞ 最近プラネタリウムも見てないので評判のメガスターも見に行ったことはありませんが、何より一番美しいのは星空そのもの(^。^) それを何とか再現したいと思うのは、写真撮りもプラネタリウム作る人も同じでしょうね(^^ゞ

    2011年08月13日06時58分

    チョコリボン2

    チョコリボン2

    コメントありがとうございました。 次回はなんとか20秒露光でチャレンジしてみたいと思います。 今回はピントは展望台のハシゴに合わせてみましたが一体どこに合わせたらいいのか悩んでおります。 本当はRAWで行きたいのですが、NEX-C3はまだCAMERA RAWに対応してなくJPEGでの加工になります。 この日は本当にガスってて雲の合間の撮影に集中って感じでなかなか上手く行かず加工の際天の川が見えるようにとコントラストを上げ上げ状態です。 これからもいろいろ勉強して参りますのでご指導をお願いいたします。 ありがとうございました。

    2011年08月19日21時06分

    Usericon_default_small

    takuro.n

    チョコリボン2さん、ありがとうございます(^^ゞ 見たら一気にお気に入り登録してもらったようで、一瞬何が起こったのか分からず面食らいましたが、気を使っていただかなくても大丈夫ですよ(^。^) 個人的にはこういう具体的なコメントのやりとりの方が好きだったりしますので(^◇^;) 返事は相当具体的になりますのでそちらの写真へのコメントとして書こうかとも思いましたが、今回は一応こちらに書き込んでもらったコメントへの返事という形で書かせてもらいます(^^ゞ NEX-C3がまだCameraRAWの方で対応していないというのは知りませんでした。 あのようにミラーレスでただでさえライブビューを多用して熱を持ちやすく、その上筐体も小さくてその熱がこもりやすいであろうカメラのファイルをCameraRAWのノイズリダクションで対応出来ないのは結構痛いですね。 CameraRAW6からのノイズリダクション機能は天体写真の世界から見ても非常に優秀です。 そうなるとノイズ対策としては出来るだけカメラを冷やしながら、ピント合わせや構図決定でライブビューを使ったり、一枚撮影したあとにも30秒ほどは時間を空けて少しでも冷ますような感じで使うとそれだけでも何割かは違うと思います。 また、ピントに関してですが、あの写真の主題がハシゴであるならそこにピントを合わせるのはごく自然なことと思います。 ただ、私は星がメインなのでつい星も綺麗に撮って欲しいと思ってしまいますが、星は本来完全な点光源なので、ちょっとのピントのズレで写っている明るい星もぼやけ、暗い星は写らなくなってしまいます。 たとえば最後にアンシャープを使って全体をくっきりさせようと思っても、ハシゴのピントが少々ずれていてもディティエールは写っているので一見シャープに見せることは出来ますが、写っていない星をシャープにすることは出来ず、せっかく星空や天の河をバックにしても弱々しいものになってしまうと思います。 もっと高感度ノイズ耐性の強いカメラであれば感度をもう一つ上げてその分絞りを一つ絞ることで被写界深度を少しでも深くできるでしょうし、CameraRAWが対応してくれればRAW現像時のノイズリダクションである程度抑えることも出来るでしょうが、現状ではなかなか悩ましい問題ですね。 ただ、点光源である星はピントが合えば集光して小さくとも輝度は増しますので、トーンカーブの効果も出やすくなるのは確かです。 もっと広角を使って被写界深度を深くして、最終的にトリミングするとかの方法もあると思います。 機材も撮影方法もこうやっていろいろ試行錯誤している時が楽しいですし、フィルムと違って何枚でも試せるというのもデジタルならではの良さですので、是非いろいろ試しまくって下さい(^^ゞ なお、当然されているかもしれませんが、現状まだ対応していなくてもいずれは対応してくれるでしょうから、その時に備えてやはりRAWとJPEG両方で保存しておくのがいいと思います(^。^)

    2011年08月19日23時26分

    新規登録ログインしてコメントを書き込む

    同じタグが設定されたtakuro.nさんの作品

    • バブル星雲
    • オリオン流星群の夜、夜明け前黄道光の立ちのぼる中で
    • 冬のダイヤモンドを流れ落ちる天の河
    • ふたご群、暗黒帯絡む天の河の下を翔去るものたち
    • 12月5日未明のラブジョイ彗星
    • デネブからガーネットスター

    最近お気に入り登録したユーザー

    写真を削除しようとしています。

    本当に写真を削除しますか?

    こちらのレビューを他のユーザーに公開します。

    レビューを公開しますか?
    講評の公開設定については必ずこちらをお読みください。

    コメントを削除しようとしています。

    選択したコメントを削除しますか?

    エラーが発生しました

    エラー内容

    PAGE TOP