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今回の星雲は愛称が無く、ケフェウス座にあるIC 1396散光星雲と常にカタログ番号で呼ばれています。 というのはこの星雲、今まで幾つか上げてきた望遠鏡シリーズの星雲よりはるかに淡く、星雲そのものより上の方に写っている一番明るくガーネットに輝く星の方がその色味の美しさで有名で、他の星雲と同じくらいの露出で撮ってもこの星雲はほとんど写らず星だけが輝いてるわけです。
soryさん、いつもありがとうございます(^^ゞ 天体写真などと言うとなんか大げさですが、人間の目では見えない、カメラで撮るしかないこういう対象も、やはり宇宙の一つの姿ですので、それに興味を持ってもらえるのはこれを趣味にしているものとしてうれしい限りです(^。^) とはいえ、年間どんなにがんばっても15対象も撮れませんし、有名どころはもうだいたい上げてしまったので、これからはだんだん貧弱になっていくかもしれませんが、上げれるような写真が仕上がったときは上げますので、今後ともよろしくお願いします(^^ゞ
2011年03月05日00時20分
takuro.n
今まで少し光害が残る場所などで1時間くらいの露出で何度か撮ってみてもここまで写し出すことが出来ず、この写真は空の綺麗なところで8分露出16枚、計2時間8分の露出をかけてやっとここまで仕上げることが出来ました。 こうして見ると何とも不思議なガスの入り組み方で、宇宙の姿は人間の感覚でははかりしれませんが、名付けるならカブトガニ星雲とでも呼びたい感じでしょうか。 FSQ-85EDレデューサ焦点330ミリF3.9に冷却改造50Dと光害カットフィルターを付け、ISO1600の8分露出16枚をRAP2、CameraRaw6、ステライメージ、フォトショップCS5と通して処理。
2011年03月04日21時40分