ご隠居鳥
ファン登録
J
B
今日のお散歩カメラはLumix G5、レンズはSIGMA SUPER-WIDE Ⅱ 24mm f=2.8 で、中国製のEOS-M43 Mount Adapterを使用しました。このレンズの旧型で楽しんでいましたので、Canon Eos用のⅡ型を入手してみました。ところが、フイルムカメラ用なので、シャッターは切れても画像が保存出来ませんでした。仕方なく、手動絞り付きのMount AdapterでG5に装着してみました。(画像をご参照ください。右上:開放、右中:F=8相当:右下:最小。)
昔の大判・中版カメラ用レンズのプリセット式絞りでは、真円に近づけるためにこの枚数は普通だった気がします。それが、135カメラが出現して、オート絞りになって行く過程で枚数が減少して行ったのはご存じの通りです。 ボケ味も並行して汚くなって、六角形の絞り跡がくっきり見えたりして。 コンパクトカメラでは絞り羽2枚と言うのを見たことがあります。 ただし、このアダプターの絞りの位置では、羽根の枚数を増やしても真円のボケは出せませんので6から8枚あれば十分ではないでしょうか。 如何せん中国式の「なんちゃって絞り」ですから^^。 開放時の適正露出のシャッタースピードに対する光量の減衰値で大まかな絞り値を推測しながらの撮影でした。絞り過ぎれば四隅がケラレるし。 余程、惚れたレンズの救済でなければ、この方式は「頭の体操」過ぎて大変です。 ヤシカ・コンタックスのGシリーズ用のプラナーレンズにも惚れ込んでおり、デジカメで 使うために、これと同じ方式のマウントアダプターを購入しましたが、使いきれていません。 いまだに沼の底から這いあがれません。
2020年06月29日22時38分
ご隠居鳥 さん 大判・中版は普通だったんですか、知りませんでした。 絞り切った状態の羽の形綺麗ですね、この曲線がたまりません。 絞りの位置がレンズの意図したところにないということは、絞り込んでピントを合わせないといけないんですよね?絞り値でフォーカスシフトが生じる気がします。一眼レフでは難しいでしょう
2020年06月30日06時02分
めいめい様 絞り羽は、絞った際に円形をしている方が背景のボケが奇麗に写るのはご存じの通りです。真円に近づけるためには枚数を極力多くして、角を無くすことが必要で、そのためにレンズ径の大きい大判・中版カメラ用のレンズは、目視で数えると途中で何枚だったか判らなくなるほど羽根の数が多かったようです。技術の進歩とともに絞りの自動化が必須となり、特に開放測光には常に絞り開放の状況が必要となり、絞りはほんの小さなバネの力だけで瞬時に開放状態に戻るような構造になりました。小さなバネの機械的な力だけで絞り羽を動かすためには、絞り羽どおしの摩擦を防ぐためにも枚数は極限まで数を少なくする必要があり、6-8枚がSLRでは基準になってしまいました。これでは、開放絞りでもない限り、点光源から発する光は真円ではなく絞り羽の枚数を反映した多角形になってしまいます。半世紀前には、「135サイズフイルム用のカメラで撮った写真はバックのボケが汚い。」と散々揶揄されましたが、今ではそれが常識になってしいました。 いずれ、手持ちの絞り羽の多いプリセットレンズでも試写して、アップして見たいと思います。 釈迦に説法で、大変に失礼致しました。 ご隠居鳥 拝 追伸:「絞り値でフォーカスシフトが生じる気がします。」との御コメントですが、それは 出来の悪いズームレンズではしょっちゅうです^^。試写の際に絞り値を変えて、ズーム比を変えて何枚も撮影しますが、開放で合わせたフォーカスが絞りを8や16にするとズレちゃう。あれ?絞り込めば被写界深度は深くなるんじゃなかったっけ? それとも目がわるくなった?オートを外して昔のように全てマニュアルで撮影するのは、老化やボケ防止のために効果があるように思います。
2020年06月30日18時16分
めいめい
絞り羽 14枚もあるんですか、
2020年06月29日22時00分