えこはち
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昔から使われている土壁、風雨を防ぎ外部の熱を防ぐために考え出された工法です。竹を割って、(今で言う鉄筋の代わり)十文字に縄で縛り、その上に土と藁を3~5㎝程度に切り一緒に練り、組んだ竹に中外から塗っていました、これが下塗り、下塗りの土が乾くまで乾燥させます。次は中塗り、同じように土を練って塗っていきます、今度は丁寧に塗っていきます、下地の出来が悪いと仕上げの高価な材料が沢山いることになります。この時、ひび割れがある所(抜き板)には今度は藁を切断しない長さのままで土壁の中に埋め込みます。
那由他さん、こんばんは。 コメントもありがとう御座います、。 この工法だと、今の金額でするのであれば、2倍弱位掛かるのでは。 積水ハウスと同じくらいになるんではないかな。 積水ハウスは坪80万位はすると思います。 真壁工法になりますので、柱も檜節ありで十分だと思います。 柔らかい感じにするなら杉材ですね、多分半分位の金額になると思いますよ。 木材も大きな材料を割って作る柱だったら芯がある柱に比べたら垂直荷重に弱いですね、節があり真ん中の芯がある方が安心ですよ。 床板も杉材の無垢の節有りがお勧め、冬場は裸足で暖かいです、フローリングは冷たいです。
2020年06月08日20時11分
えこはち
記入したかった説明です。 昔から使われている土壁、風雨を防ぎ外部の熱を防ぐ(隣との延焼を防ぐため、うだつも考え出されています。)ために考え出された工法です。 竹を割って、(今で言う鉄筋の代わり)十文字に縄で縛り、その上に土と藁を3~5㎝程度に切り一緒に練り、組んだ竹に中外から塗っていました、これが下塗り 、下塗りの土が乾くまで乾燥させます。 次は中塗り、同じように土を練って塗っていきます、今度は丁寧に塗っていきます、下地の出来が悪いと仕上げの高価な材料が沢山いることになります。 この時、ひび割れがある所(抜き板)には今度は藁を切断しない長さのままで土壁の中に埋め込みます。(所によって色々やり方があります、シュロを入れる場合etc) 今回の写真は中塗りで終わっています、上塗りの予算がなかったのかも。 上塗りは本漆喰、今は漆喰が沢山出ていますので昔のやり方は本漆喰と言われています。 材料は、消石灰+スサ+海苔(海藻を煮込んで海苔状にドロドロ)=この材料をトロ箱で捏ねて本漆喰の出来上がりです。 この出来上がった材料(白色ですが色を付けている地方もあります)を薄~く何回も塗っていきます、多分0.5mm位かな乾かして塗って5回くらいは塗っていると思います。 これは乾燥したらカチカチ、海苔を使っているので防水効果もあると思います。 下塗り中塗りよりは時間もかかるし、職人さんでなければ先ず薄くフラットには仕上げが出来ないと思います。
2020年06月03日17時46分