こう月
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タイトルは、アガサ・クリスティーの著作より拝借しました。 とてもよい作品だったので、自分なりの解釈をコメント欄に記述いたします。
旅行の時の写真でしょうか。浴衣姿の奥様、素敵ですね。 人生って、人と人の関わりで、どうにでも変わってしまうものなのでしょうね。 順調に生きることができればいちばんいいのでしょうけれども、もしうまくいかなくても、それでも一生懸命相手を理解しようとしてもがきながら生きていく、それもまた意味のある人生なのかもしれないですね。
2020年03月31日18時53分
こう月さん 人の心を鍵と鍵穴に例えるとはあまりに素敵でロマンティックですね。上さんとの出会いから結婚、出産、育児(学校生活/クラブ活動/就職/結婚)、私の海外駐在、ざっと30年を振り返ると 常に鍵を持っていたのは上さんの様な気がしてます。鍵は時に形をいびつに変え、私が其れに合わせタイムリーに鍵穴を作り直す。そんな感じでしょうか(笑)、、、。私の今だ元気な母は姑の婆ちゃんと良い関係を築いていた秘訣があります。『所詮嫁姑はアカの他人、言ってはいけない事/してはならない事がある。それを理解し行動するだけで互いに幸せになれる』これが私に深く染み込んでいるのかも知れませんね。徳をしてるのかどうかは分かりませんが(笑)。やがて歳をとり命を全うする時、概ね良い人生だったな〜 と感じられれば良いかなと思う今日この頃です。 2020/04/12 ぼるび
2020年04月12日13時47分
hiro.nさん、こんにちは。 その通りです。夫婦旅行の時の写真です。 拙い文章をよく理解していただいてありがとうございます。 順調な人生も、もちろん意味のある人生だと思うのですが、挫折して変わっていく人生もまた良い人生だと思います。 そんな中で、変わるきっかけを作るのもまた人であるということでしょうか。 自分の子供や親しい人には順調な人生を歩んで欲しいと思うのだけど、自分の理解を超えたところにその人の幸せがあるのもしれないという可能性は残しておくべきかもしれません。
2020年09月19日11時12分
volbyさん、こんにちは。 こちらこそ、返事にお時間をいただいてしまって申し訳ありません。 30年の結婚生活はそれだけで重い歴史のあるものだと思います。 大変貴重なお言葉をありがとうございます。 家族との距離の取り方は今、私が一番の悩みどころでもあります。 そのヒントになりました。 鍵に合わせて鍵穴を変えていくことも大切ですね。 鍵が折れない為にも。 私の父は人生はどこかで帳尻が合うと言っています。 人生の最後にはそれが実感できるということでしょうか。 そうなればいいと、ほんとうに思います。
2020年09月19日11時22分
こう月
〜春にして君を離れ〜 まずは、あなたの前に立つ人を理解しようとする。 すると複雑で、輪郭がどんどんぼやけていってしまう。 その人が歩む人生もまた予測不能に思えてしまう。 そこで、人の型を抽象的にイメージしてみる。 そうすると、まっくら闇の中に、大きくていびつな記号のような“鍵”が見える。 その鍵は適切な扉の鍵穴にはピタリとはまり、スムーズに開くことができる。 その場合、鍵はいつまでもすり減ることや、錆びる(人間でいえば老ける)こともない。 しかし、ひとたび不適切な扉の鍵穴に入ると、鍵はガチャガチャと音をたててすり減りはじめ、無理に力を入れると折れてしまうことさえある。 そしてまた、ふとした時に自らの鍵のいびつさ気付いてしまうこともある。 そのいびつな鍵で開いた扉によって、まわりの人や自分自身を不幸にしていることに気付いてしまう。 そうなったとき、人は驚き、慌てて神やまわりの人間に許しをこおうとする。 しかし、そうなっては今までスムーズに開いていた扉を開けることは出来ない。 すでに鍵の型(記号)が変わってしまっているのである。 それは不幸なことなのだろうか? 人生とはスムーズに扉を開け続けることが良いように思える。 しかし、鍵の形を変えたり、鍵をボロボロにしながらも苦労して、今までとはちがった扉をこじ開けていくことも、勇気がある良い人生といえるのではないだろうか。
2020年03月29日16時02分