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6th Avenueにある狭い間口のレストラン。 店の前に白いクロスのテーブルが一つ。 そのテーブルに熟年のカップル向かい合って座っている。 P1.「ねえ、ボス。来月一杯で事務所を辞めさせてもらってもいいですか?」 「ん? 別の自事務所から声でもかかっているのか?」 P2. 「ねえ、私たち、この辺にしない? 「どうした? 別の男でもできたのか?」 *だめだ。おんなじパターンだ。時差ぼけで頭が回らない。 P3.「 」 *写友の皆さん、パターン3を考えてみませんか?
「ジェインが結婚するの。あなたに出席してほしいんだって。」 「ビルはどう言ってるんだ、花嫁の義父として。」 「ジェインがそうしたいなら、って言ってくれてるわ。」 「そりゃあ俺だってジェインをバージンロードでエスコートしたいよ。 でも、ジェインをここまで育てたのはお前とビルだからなあ。」 「ジェインにとってはあなたはいつまでも父親なのよ。 たとえ、一緒に暮らしていなくても。 あの子、あなたの写真をお財布に入れてるのよ。 もう十年も前の物なのに。」 「そうか、ビルになんだか悪いなあ。 でもジェインがそう望むなら、考えてみようか。」 「そうしてあげて。」
2019年06月01日00時36分
今田三六さん おや? これは? ああ、逆かあ。 幸せな男だ、・・と思ったが、終わりにしたいのには訳があるんですね。 さすが女は、・・超越しているなあ。
2019年06月01日00時38分
旅鈴さん、待ってましたよ。 洗練されましたねえ。文に無駄がない。 これは・・、ありそうな話しですねえ。実話題材かな。 でも旅鈴さんのことだから、創作なのでしょう。 夫婦は別れても、こうしてまた緩やかな繫がりに戻れたらいいなあ。 確かに、子はかすがいになりうるかも知れませんね。 なんだかほっとしましたよ。 心に残る掌編です。
2019年06月01日01時30分
旅鈴さん メリル・ストリープですか。なるほど、そんな感じです。 フレーミングを彼らだけにしてもよかったのですが、街角の一光景として描きたかったので、あえて両端の二人を入れました。いまからでも両端をトリミングすれば、彼女の映画の一シーンになりますね。
2019年06月02日00時33分
ジョニー森永
ニューヨークの喧騒の中 お洒落しての食事光景 素敵です。「あなたが大統領になったら私はファーストレディ。ホワイトハウスの私の部屋のカーテン どんな風にしようかなぁ」「ふふふ そんな現実的な話はやめて夢をみようよ」・・・
2019年05月31日18時21分