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晩秋は光と影の季節だ。 樹の影をすり抜けた斜めの光が、地面に、あるいは何かの壁に、刷毛模様のように映じているのを見つけると、もうそこは私の美術館だ。 木の枝葉がわずかな風に動くたびに、その影と光もちらちらと揺らぐ。 私は光と影の狭間に吸い込まれ、いつしかここからいなくなってしまうのだ。
斜めの光が、太陽の低さを思わせる。 季節は確かに移っている。 うちのドアに、もう虹は出来ない。 太陽は、ドアのガラスに、もう射さない。 ある時期だけの現象をとらえることが出来た よろこび、 ここにも一期一会があった、と気付く。
2018年11月15日07時42分
ninjin
冷たい北風が首筋を撫ぜる季節 光と影を強く意識するようになる 陰に潜んで寒さに震えている私 雲間が晴れて一筋の光が射し込むと氷が融ける ように指が動く 肩が動く 脳が動く 光が動くと影も動く 其れが美しい、、、
2018年11月14日15時25分