ペペロンターノ
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華やいだ作品を続けてきましたが、ここにきて一気にトーンダウン・・・。 夕陽が町を金色に染め上げる時、そこはひと時、「ゴールデン・シャッター通り」に変貌する・・・なんて、ロマンティック過ぎますかね。前方の街灯が十字架のように見えると言えば、こじ付けに聞こえるでしょうか。特別な何かを期待するわけでもなく、それでも未来をあきらめたわけじゃない。目を閉じれば、今も遠くからパレードの音が聞こえてくる・・・。 夕陽が消えて誰もいなくなっても、「せっちゃん」は待っていてくれるのかな?
十字架に見えます。この場所の背負った、これからも背負っていく重さを感じます。 団地のような所に併合して作られたのか、門前町なのか、かつては賑わっていたのではないかと--。八百屋、魚屋etc.、スーパーマーケットなんかもあったかもしれません。 時の流れの無情は沈みゆく夕陽に照らされて--生き残るために決して傲慢ではななかったのだから夜になったら少しぐらい夢を見たっていいじゃないかな。そう聞こえてくる叙情詩のような写真と感じました。
2018年08月10日10時55分
写真に添えられたキャプションを誰かが読み上げているような感覚になりました。 ドキュメンタリー番組のナレーションみたいな、あるいはラジオから流れてくる声のような。 今も営業しているのでしょうか。 「居酒屋 せっちゃん」は。
2018年08月10日13時00分
j-hazime様 早速のご感想、ありがとうございます。ここはですね、大阪の門真団地のエリアです。金岡団地とまではいきませんが、敷地も棟数も結構あり高度成長期の繁栄が想像されます。何より給水塔が3本(本っていうのかな?)あって、私にとってはちょっとした夕陽の名所(ここを名所にする人はいないか?)と言えるかも。因みに「黄昏の給水塔1」、「気配が消えぬ間に・・・」もこのエリアです。
2018年08月10日16時25分
イルピノ様 本当に守られていたら良いんですけどね。「十字架」に例えるのは、ほとんどこじ付けみたいになっちゃっていますが、見れば見るほど十字架に思えてくるからアラ不思議。私、想像力だけは旺盛なんです?? ご感想、ありがとうございました
2018年08月10日16時26分
「さみしさ写真」界の至宝、macmosさんからの一言は心強いです。この手の被写体ならまさに十八番じゃないですか? そう、「手書き」がポイントなんですよ。角度を変えたり近づいたりと色々試してみましたが、私にはこの距離感が一番淋しく感じました。きっと、macmosさんなら、さらに淋しく切ないアプローチをされるのでしょう。お店にまで入ったりして?? 的確なご感想、感謝いたします。
2018年08月10日16時27分
akako様 心のアンテナの感度が鋭いakakoさん。私自身が想像していないところまでイメージしてくださいました。そうですね、写真を撮ってから2年以上・・・、せっちゃんは今も誰かを待っているのかなぁ? 何だか、日本海に消えゆくあの夕陽の写真と重なって見えてきました。辛いことの多い今の時代、せめて、夕陽くらい全ての人々に平等であってほしいものですね。心のこもったお言葉、いつも感謝です。
2018年08月10日16時29分
ち太郎様 先ほど、ここでコメントを返させていただいた(はず)のですが、今見ると見当たりません。貼り直させていただきます。もし、読まれたのと重複していたらすみません。 「抒情詩」という名言、頂きました。日本全国、年々増えてゆくシャッター商店街。私にとっては魅力的な被写体ですが、実際に営んでおられた方々の気持ちはいかほどのものだったのでしょう。商店街がまだ元気だった頃の、朝夕のシャッターの開閉音を懐かしく思う今日この頃・・・。その時感じもしなかったことが、今更ながらに愛しく思えてくること、ありますよね。作品レベル以上のお褒めのお言葉、ありがとうございました。
2018年08月10日20時47分
ありがたいご感想、沢山のお気に入り、感謝です。 確かに・・・、墓標になっていたら悲し過ぎますよね。まだ大丈夫だと信じたい・・・。消え行く庶民達の商店街に深い郷愁の念を抱きつつも、ショッピングモールやコンビニ、そしてネットショッピングで暮らしの大部分を成り立たせてしまっている自分がいる・・・。悲しいかな、これも庶民であることの証なのかもしれません。 何と、給水塔ですか? 早速、旅支度を整えてカメラ片手に(??)見に行かせていただきますね。また、コメントも入れさせていただきますので少々お待ちを。
2018年08月11日18時19分
見た瞬間この場末感、西成?って思いましたが、違ったんですね。 確かに今、一昔前まで賑わっていたどこの商店街もずいぶんシャッター街と 化しましたね~。 流石に場末感好きの私もこの近頃の商店街の荒廃には場末感写真というよりも 廃墟写真になってしまうんじゃないかって心配しているところです。^_^; しかしかくいう自分も商店街で買い物をすることはあまり無いので 反省しています。^_^;
2018年08月11日21時10分
確かに西成の方ならありそうですよね。夕陽の似合う町ですし・・・。場末状態なら、まだ生きた気配を近くに感じられるでしょうが、廃墟になってくると生きた気配はもうありません。それでも残ったモノたちにとっての時間は流れている・・・。それを伝えるのも写真なのでしょう。場末に廃墟、心は痛みつつも、魂を惹き付けて止まない魅力がありますよね。 リアルで切実なご感想、ありがとうございました。
2018年08月11日22時54分
こじ付けみたいに思われないかと少々不安でしたが、そう言っていただけると助かります。作品を見たり聴いたりすると、すぐに想像(連想)してしまう癖がありまして・・・。あいてむさんの写真からも、余計な(意図とは違う?)想像をしてしまったらごめんなさい。 ご感想ありがとうございました。
2018年08月12日20時45分
「せっちゃん」がどんな方かは謎です。ですから、心の中であれこれ想像してしまいます。おばあちゃんかもしれないし、典型的「大阪のオバチャン」かもしれません。意外と若くみずみずしいお姉さんかもしれませんね。さらにもっと突っ込んで想像すると、男性だったりして・・・・?? 撮影から2年以上過ぎていますが、今も営業していることを祈るばかりです。コメント、とても感謝です
2018年08月17日22時53分
j-hazime
大阪のどこでしょうか? 逆光の夕陽がシャッター街を暮色気味に染めている風情、いいですね〜!
2018年08月10日07時14分