大山の砂防は、国土交通省直轄で築造、運営 されていて、一の沢、ニの沢、三の沢という 大規模土砂災害を頻繁に起こす場所に 砂防堰堤や床固工が無数に設置されてます。 その一の沢砂防群の下流側末端にこの砂防堰堤が あります。 紅葉の山間に突然真っ黒の壁があって 強烈な印象でした！

コメント4件

westhisa

こんばんは。Iron Johnnyさまのおかげで、鳥取島根方面の砂防・河川に興味津々になって参りました。 このダムはHBBO型と呼ばれる旧式の堰堤で絶滅危惧種です＾＾； 上流側にかすかに横ビーム（鋼管）が見えます。一度土石流を受けた後、この横ビームだけを交換するということで、初期の工事コストが段違いで安くなるのが売りのタイプです。 理は適っているのですが、一旦土石流のパワーを受けると横ビームの交換が困難になる事案が出てきて、最近は採用されないタイプです。火山砂防の最下流にこのようなスリット式を採用されているのは、ちょっと。。。 レアですね＾＾。 鳥取は大山や蒜山といった（活火山ではないとされていますが、）火山性の地質ですので河川ダムよりも砂防の方が主のよう感じます。県管轄でも他県より補助金が5%（大山、蒜山絡み）が多いようです。 お邪魔しました<(_ _)>

2017年10月19日23時47分

Iron Johnny

westhisaさん コメントありがとうございます！ ＨＢＢＯ型ですね！_φ(･_･カキカキ 旧式とは意外でしたσ(^_^;) 県道のすぐ近くにあるため鳥取県が設置した砂防かも しれないですね・・・ じつはアップする前に鳥取県に問い合わせましたが、 確たる資料が出てこなかったことと、 Googleマップの航空写真で結構鮮明に見えるので 沢の筋を辿って、一の沢の砂防群と判断したのです。 初期費用を節約する考えを国交省が持ってるかなぁ(^_^;) 再度調べてみますね！ 補助金の件は全く知りませんでした！ 地質的な背景は確かにあるとは思ってましたが （鳥取県にはアーチ式ダムが無いんです） ５％多いとは∑(ﾟДﾟ) 財源の県民人口が全国１位の少なさですしね〜σ(^_^;) westhisaさんのお陰で色んなことが解ってきます！ これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m ご訪問ありがとうございました！

2017年10月20日05時14分

westhisa

連投失礼します。 ご担当の官公庁技術職が、技術重視派か銭重視派で、だいぶ変わることが多いです。中国地整は瀬戸内の広島や山口の方へも予算を割く理由もあって、経済性重視になったのかもしれませんね。 個人的な私見では大山・蒜山は+5%にとどまらず、国直轄のALL100%国持ちでも良いように思います。東北、関東、北陸、中部などで関わりましたが、国家予算の比率が東高西低に感じます。 5%の出典は鳥取県公式サイトからです http://db.pref.tottori.jp/yosan/23Yosan_Koukai.nsf/7c3b4a640e79370a4925748100374257/ae127e881fd4e8724925782a00322ec8?OpenDocument （H23ですが、滞りなく進捗していれば、そろそろ完成の事業だと思います） このお写真の堰堤は、鋼製砂防堰堤という渓流を遮断しないタイプで、形式は日進月歩です。 随分古いのと竣工済みで守秘義務も消失かなぁと思い、少し設計に関わったものをアップしておりました。もしかすると今ホットなメーカーの資材を使っていますので、削除するかもしれません。B型鋼製堰堤と呼ばれる旧式です。建設会社ではありませんので、工事完了の連絡があり、見に行くとまさかの砂防ダム下流に石ころを捨てていたとは・・・(関わったメンバー苦笑いでした） http://photohito.com/photo/6832454/

2017年10月21日21時28分

Iron Johnny

westhisaさん コメントありがとうございます！ 携わってたからこその内容にかなり刺激を受けてます。 自分の手元にある砂防の写真、アップが楽しみになりました(^^) ご訪問、ありがとうございました！

2017年10月21日23時43分

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