二月二日よりこの猫たちの主人であり、一番可愛がってくれた真ん中の娘が結婚して東京で暮らすことになりました。十年間付き合っていた相手と晴れて結婚したわけですから喜ばしいことに違いないのですが、そんなことは分からない金治郎、銀治郎にとっては、もう会こともそれほどないでしょうし、淋しいのだろうなぁと思います。そんな二匹を見ていると、歳をとるといけませんね～、涙腺が緩くなって・・・自然目頭が熱くなってきます。つづく↓

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Pleiades

三人姉妹の上、下の娘たちは、学業を終えるとさっさと親元から離れ、アパート暮らしをしていましたから、上の娘が南信の飯田市へ嫁いだ時には、随分遠くへ行ってしまうなあとは思いましたけれども、さほど淋しさを感じませんでした。ところが、真ん中の娘は職場にも家から通い、家から離れたことがないのです。子供の頃は引っ込み思案のおとなしい子でしたが、社会人になってからは性格がすっかり明るくなって、家の中を賑やかに明るくしていてくれました。その娘がいなくなって、我が家は火が消えたようです。淋しいものですね。

2017年02月08日20時25分