「流電」の愛称で親しまれたクモハ52は、もともと京阪神間の急行用車輌として1936～7年に製造され、活躍しました。1957年に飯田線へ５輌全車が転属してきた後は、長くこの「旧国王国」で余生を送りました。左側の上り列車は流電指定の臨時奥三河号(9622M)、下り1225Mの運用にタイミング良く流電が入れば、三河東郷駅でこうした流電同士の交換風景が見られました。 左：クモハ52003（9622M：奥三河）と 右：クモハ52002（1225M） フィルム：ILFORD HP4

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