ここのところ低迷気味だったので、気分を変えてちょっとPOPな皿を作ってみようと試してみた。高台をどうしようか考えてみた。たぶん、高台が無くても歪みなどは生じないと判断し高台よりも、むしろ、しのぎを施した方がいいかと思いついた。ただのしのぎじゃつまらないと思い、レリーフにしてみた。

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きこりん

ネットで検索してみたが、レリーフを皿の裏に施しているものが見つからなかった。 4枚作った内、素焼きの時点で2枚が割れ、2枚にはひびが入っており割れたものは諦め、とりあえず、ひびだけのものを焼いてみた。表となる部分は、草やら、そのへんにあるもので適当に傷をつけマンガンや弁柄を擦り付けて汚してから、何種類かの釉薬を筆塗りし料理を盛る、洗うなど実用できるように全体に透明釉を施した。裏は、彫刻刀で薄く掘り、弁柄を擦り付けて模様を浮かび上がらせてから拭き取った。作陶の方向性は見えたので、更に本格的なレリーフにしてみるべく掘りを深く、数を多くしてみた。表は、今回同様に様々なもので傷をつけ、マンガンなどで汚しカラフルな色合いの施釉をしてみようと考えている。表面についている粒々は草の種で、このまま焼いてしまっても問題は無いので放置している。今回、皿が割れてしまった原因としては ①実験と言うことで安易に考え、土練りが不足していた。 ②素焼きの時点で4枚を重ねた上に他の作品も乗せていたので余分な荷重が加わってしまった。この2点のどちらかだと思われるので、きちんと土練りし、素焼きでは重ねないようにしようと思う。さて、レリーフの方は、木版画や切り絵などを参考に新たなデザインを検討してみようと考えている。浮彫じゃないからレリーフじゃなくて、ただ掘っただけだなｗこの他の作品は下記サイトにて公開しています。 http://blogs.yahoo.co.jp/kikorin_kitanohotaruya

2016年07月20日13時45分

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