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ユニテックの社長さんから、「今日はシーイング良いよぉ~」というメールを頂き、月面撮影に初めて真正面から取り組んでみました。 トーン調整、奥が深い… まだスタートラインに立てたかどうか、という画像ですがご容赦ください。 FS-60Q + Nikon 2xテレコン TC-20E III + Nikon1 V1 (フルサイズ換算画角 f=3240mm 相当) SWAT-350 Moonモード追尾
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ISO200 露出1/25秒 にて 600枚余撮影し、うち薄雲が比較的薄く、長時間連写できた 145 枚をRegistax 6 に投入してスタックしました。 Nikon V1 は、Nikon1 レンズ不使用時にピント拡大表示できないのが難点です。 ピントはバーティノフ・マスクを対物レンズの前に置き、木星を導入して、回折光を背面液晶で見ながら電動フォーカサーで追い込みました。 F20 と暗く、被写界深度が深いこともあって、それなりにピントは出せたのではないかと思います。 Nikon1 V1 の画素は 3898x2598 です。 これだけ画素があると、そのまま Registax 6 に投入すると、スタック処理中に Registax がフリーズしてしまいます。 そこでまず、モノクロに変換してスタックを行いました。 次に 50% 縮小リサイズしたものを、カラーでスタックしました。 モノクロのピクセル等倍画像をトーン調整してクレーターや濃淡の調整を行い、これをL画像とし、50%縮小カラー画像を2倍拡大リサイズしたものをRGB画像として、LRGB合成したのがこの写真です。 薄雲が掛かっていたため、月の輪郭の周りにぼんやり明るい部分が残ってしまいましたが、欠け際のトーンを不自然にせずに散乱光を消す手段を思いつかなかったため、そのまま残しました。
2016年03月18日17時16分