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サルに罪はないけれど
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先日撮ったサルです。 口に何かを咥えてるのがわかるでしょうか？ 左手（前脚）でも同じものを掴んでるんですが 実はこれ、トウホクサンショウウオの卵のうです。 ニホンザルは木の葉や芽、実、花など主に植物質の餌を食べることが多いですが 実は我々と同じ雑食性で、昆虫やカエルなど動物質の餌も食べるんです。 小さな沢の中で、沢水に前脚を突っ込んで探るようにしてたので サワガニかカエルでも捕ってるんだろうか？と思ったら 何とこんなものを食べていたというわけなんです。 コメント欄に続く
トウホクサンショウウオさん、拝見しました。 お目々が可愛くて愛嬌あるお顔でした。 お猿さんとしては、当たり前の行動ですよね。 サンショウウオさんが減っていくのは、 たぶん、ニンゲンに一番の原因がありそう…
2015年04月14日20時01分
poponさん そうですね。 このシーンは、隠れながら撮ってたんですが サルに気づかれた瞬間のショットです。 見逃してくれー、お代官様！ってところかもしれませんね^^
2015年04月14日20時17分
人生いろいろさん 当地では、ニホンザルはどちらかと言うと増えていて トウホクサンショウウオは確実に減って来てます。 そんなわけで複雑な思いではあるんですが、 おっしゃるようにトウホクサンショウウオが減ってる一番の原因は人間の開発のせいですね。 アライグマによる食害も深刻な問題なんですが 飼っていたアライグマを離して野生化させてしまったのも、人間の仕業です。
2015年04月14日20時22分
ゆかにゃんさん このシーンは写真としては大したことありませんが 学術的には結構貴重な画像だと思います。 私も初めて見たシーンです。 人間のせいで食べ物が少なくなったわけではなく サルたちはその時期に手に入れられる食べ物を食べるのに過ぎません。 サンショウウオの卵は、この時期に沢のよどみなどにたくさんあるので 労せずして捕れる貴重な動物性たんぱくなんだと思います。
2015年04月14日20時25分
卵はきっと美味しいんでしょうね～。サンショウウオ、可愛かった！ レッドリストの生物の卵なんて高級な食事ですね。 高級な食事ってのも、確かに猿には全く関係ないんでしょうけどね。
2015年04月14日20時38分
MOGUOさん 成体の方もみていただきありがとうございます^^ １つの卵のうの中に、サンショウウオの卵が数十個入ってるので トウホクサンショウウオにとってはダメージでかそうで、ちょっと心配です。 うまく共存していければいいんですけどね。 生き残った卵から、無事にサンショウウオたちも生まれてくることを期待したいです。
2015年04月14日20時42分
yoc50dさん ニホンザルは、完全な草食動物とは違って 植物の葉っぱなどの消化吸収能力はさほど高くないんです。 暖かくなると結構昆虫なども食べるので、 やはり動物性たんぱくを欲するのかもしれないですね。
2015年04月14日20時44分
vellさん トウホクサンショウウオの卵は 我々の食材でいうとタピオカとかナタデココみたいな雰囲気ですね。 美味しいかどうかはわかりませんが、食感はいいと思います。 確かに超高級食材ですが、サルにとっては高級かどうかなんて関係ないですね。
2015年04月14日20時49分
こぷりさん 私の場合、何せ普段からこんな写真ばかり撮っていますので^^ でも、わからないことや新発見が、まだまだたくさんあります。 だからおもしろいですし、やめられないんだと思います。
2015年04月14日21時06分
そらのぶさん 卵は逃げないので、労せずして捕れる貴重なタンパク源なんでしょうね。 そうですね。 できればカエルや昆虫で動物性タンパクを補ってほしいですね(^_^;
2015年04月14日21時07分
自然界の食物連鎖、やむなしでしょうが、 お猿さんの気持ちになれば、ゼラチン質の食感がたまらん！ってかんじでしょうか（＾＾； 絶滅危惧種にならない程度にしてくれるとありがたいですね。
2015年04月14日21時44分
ロバノパンヤさん 弱肉強食の世界ですからね。 こればっかりはしょうがないことです。 私が普段撮影してるサルたちは、人家や畑などから遠く離れた地に棲むサルなので 農作物を荒らしたりすることはなく、安心感があったんですが まさかこんな問題があるとは！って感じでした。 できればサンショウウオ以外のもので動物性たんぱくを補ってほしいものです。
2015年04月14日22時08分
こぼうしさん おっしゃるように、自然は絶妙なバランスのもと成り立っていますが 中には壊れやすい脆弱な自然というのもありますね。 この後、当地のトウホクサンショウウオの個体群がどうなっていくのか？ 心配ではありますが、見守っていこうと思います。 高山帯や亜高山帯にまで運ばれてきた植物 私もよく見ます。 オオバコとか結構あるんですよね。 フィールドに入る前に、靴底についた土をよく落とすなど 一人一人が注意しないといけませんね！
2015年04月14日22時48分
サンショウウオの卵も食べるんですね。 確かに、よどみにたくさんある卵は簡単に手に入る動物タンパクとしてはいいのでしょうね。 こうやって食べられながらも、これまで生き延びて来た生き物達。 むしろ、こうやって生き延びた生き物達がその土地その土地で暮らしているんですよね。 それを簡単に壊してしまっている人間が、一番の元凶かもしれませんね。 そして、長い年月の後には、この環境を生き延びた物達がまた別の生態系をつくっているのだと思います。
2015年04月14日23時09分
Biwakenさん ニホンザルがこれまでずっとサンショウウオ類の卵を大量に食べ続けてきて、 共に共存してきたなら何も問題は無いのですが 最近になって卵の味を覚えたというなら話が違ってきます。 サルの食性というのは、地域ごとに違いがあり、極端な場合、群れごとに違いがあります。 ある地域のサルはよく食べる餌なのに、別な地域では全く食べないということが実際にあるんです。 群れの中の若い1頭がたまたま試しに食べて、それが群れ全体に広がったとしたなら それがもし、つい最近のことなら、 この地のトウホクサンショウウオに及ぼす影響は少なくありません。 私が懸念してるのは、その部分なんです。 自然に淘汰されるなら仕方ない部分ではありますが 大好きな生き物が、もっと大好きな生き物の命を奪ってるという現実は、 何とも複雑なものです。
2015年04月15日00時14分
erinさん サルに罪は無いですし、 トウホクサンショウウオには、もっと罪がありません。 この場合、人間が悪いわけでもないのです。 自然は絶妙なバランスの中に成り立っていますが 時に非情でもあり、残酷でもあります。 自分には見守っていくことしかできませんが、 とても考えさせられる出来事でした。
2015年04月15日00時23分
其れは貴重な写真を撮られたんですね。 リンク先のサンショウウオくんは覚えてます＾＾ しかし本来なら人間が自然環境を破壊しなければ生物の数のバランスは保たれているはずで 異常気象とかの影響がなければ偏るという事はないと思うのですが。 外来種も人間が持ち込んだ物が多いですしね。困った生き物です。
2015年04月15日01時14分
BIMBOさん そうですね。 本来、食ったり食われたりするのは野生動物の定めなので これは仕方のないことなんだと思いますが 何も、希少で脆弱な生き物である、トウホクサンショウウオの卵を狙わなくても！と思ってしまいます。
2015年04月15日08時16分
成長すると地中生活をするということを教えていただいたサンショウウオですね。 これは悩ましい問題ですね。 でも、サルは昔からそうして来たのでしょうし、仰るようにサルに罪はないと思います。 むしろ生態系を壊し続けている我々人間の方に問題があると思います。
2015年04月15日11時29分
Pleiadesさん 私は長年サルを見ていますが、サンショウウオ類の卵のうを食べているのを見たのは初めてのことです。 ほかに事例がないか調べてみましたが、今のところそういう事例は見つかっていません。 どうすることもできないことなので、とりあえず見守るしかないのですが トウホクサンショウウオたちの行く末が心配ですね。
2015年04月15日12時18分
愛嬌のあるサンショウウオの作品を拝見してあらためて本作を拝見すると 自然界のこととはいえ確かに複雑ですね。 先日の猿の木登りに続きけっこう驚きの作品であります。
2015年04月15日21時05分
asasさん トウホクサンショウウオの写真も見ていただきありがとうございます^^ どっちも大好きな生き物で、 サルの方は数が増えていて、トウホクサンショウウオの方は減少中なんです。 本当に複雑な思いです。 水深の深い場所に産卵した卵は無事だと思うので 絶滅することはないと思いますが、 これ以上減らないようにと願うばかりです。
2015年04月15日21時16分
ほぉ～貴重な一枚なんですね！ まぁ難しい問題ですよね～ 片方だけを守るわけにもいかないし、、、 自然で生き抜くのは厳しいな～ と改めて教えてくれる一枚です！(￣ー￣)
2015年04月15日22時55分
diminishさん ちょっとショックではありましたが 強いものが弱いものを喰らうというのが自然の宿命ですね。 ニホンザルもトウホクサンショウウオも、 どっちも生き続けてほしいと思います。
2015年04月15日23時11分
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きゃんじろ
*tomozo*
るる*
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トウホクサンショウウオは豊かな森に棲む希少な小型サンショウウオの一種です。 当地には割とたくさんいますが 年々数を減らしている地域もあり 環境省のレッドリストにも選ばれています。 外来種のアライグマが、サンショウウオ類の卵を好んで食べるのは良く知られていますが まさか、サルが食べるとは！ 私も初めて見るシーンで、スクープ画像と言えるかもしれません。 ちょっと複雑な思いではありますが、サルに罪はありませんね。 でも、できれば別なもので飢えを満たしてほしいなと思ってしまいました。 トウホクサンショウウオの成体は過去に一度UPしてます。 ちょっとキモカワ系なので苦手な人もいるかもしれませんが、ご参考まで^^ http://photohito.com/photo/3774059/
2015年04月14日19時47分